(前回の続き)サービス満点の格安ネットカフェで爆睡しましたらついに旅も残り2日間となりました。朝一番のホテルの送迎車で小倉駅まで送って頂きまして青春18きっぷにて今旅の目的地である広島方面へ向かいます。
ハトが構内まで入り込んでますね…。
山陽本線は所々海沿いを走るので景色が良いですね。出勤時間帯こそ少し経ちましたが概ね座ることが出来てノンビリと過ごします。
古めの車両なのかな。窓開けるところがなんかちょっとレトロです。
広島県に入ったら宮島口駅にて下車。こちらは駅名の通り宮島へ行くフェリー乗り場が有る駅でしてなんと青春18キップで宮島行きフェリーにも無料で乗船可能となっております。(10/1より宮島訪問税100円が別途必要)
宮島行ってシカ煎餅を大人買いし鹿まみれになってみたかったんですが今回はパス。
広島電鉄の広電宮島口駅から広島駅までこちらの市電で向かいます。青春18きっぷは使えませんが一度広島市電に乗ってみたかったんですよね。
車両もカッコいい。市街地は専用軌道を走り市内に入ると併用軌道になる辺りちょっと富山や宇都宮のLRTに近いですよね。
市内に入ると車両が増えてきましてすぐ後ろに後続車両が迫って来ました。これぞ広島電鉄名物ピストン輸送ってやつですね。
さて広島駅では総菜屋などを回りまして本日の昼食を物色。さば押し寿司やら”がんす”等ご当地グルメを購入します。広島お好み焼きのテイクアウトも欲しかったんですがこのコーナーには見つからず。食べてみたかったんですが残念。
ホームベンチの形状がなんだかユニークで。シートの向きも進行方向を向いてたりして、さっき他の駅でも見かけたんですがいろんなところが宮城と違ってたりしますね。
さていよいよこの旅行の本来の目的地「スカイレール」に乗車するため瀬野駅と繋がっているスカイレール「みどり口駅」に向かいます。
こちら無人駅かなと思うほどに駅員さんが見当たらないですね。そしてスカイレール自体も無人で動いてまして、定刻になったら放送が流れて自動でドアが閉まり出発する完全オートマティックなシステムになっててビックリ。これだけ省力化されてても赤字なのか…。
最初空いててガラガラでラッキーと思ってたら出発直前に学生さんたちがわちゃっと乗ってきてちょっとした通学ラッシュっぽくなってしまいましたが、やはり廃止は勿体ないですね。バスに切り替えたところで人件費が嵩んで経費も減らなそうな気しますけどどうなんですかね?
そんなことを考えているうちに住宅街の中ほどにあるスカイレールの終着「みどり中央駅」に到着です。
到着した車両は客を降ろした後、バックヤードでぐるりとUターンして乗り口から再び客を乗せて帰るという実に良く考えられた自動システムが凄い。
スカイレール廃止って経費以上に何か技術大国日本にとってもっと大事なものを失うような気がして本当勿体ないと思います。
さて今旅の目的を果たせましたので後はひたすら帰仙するのみ。引き続き普通列車に乗りまして大阪方面に移動。
瀬野駅を出たのが16時頃で帰宅ラッシュに巻き込まれて座れない箇所がちょいちょい出てきました。座れても4人掛けBOX席に3~4人座る形でかなり窮屈な姿勢のままだったりしてちょっと普通列車にも疲れてきました。
ちなみに広島から仙台までは普通列車だと2日はかかる計算なのでどこかでもう一泊しないといけません。大阪界隈は安い宿が多いけど最終日仙台まで遠すぎ。焼津まで行ければ駅前に安い健康ランド的施設が在るんですが普通列車だと間に合わない。野宿…なんて出来そうな場所も無し。
ってなことでこの日は大阪発23:30→07:26新宿着の夜行高速バスの予約を取っておりました。2F建て車両のグランドリームの3列シート2F席でして9,000円強の出費は痛かったですが、一回2階建て高速バスに乗ってみたかったんですよねー。
って事で途中サービスエリアでの休憩タイムで朝日を眺めたりしながら約8時間の長旅を満喫。
初のJR車両グランドリームのシートでしたがリクライニングも深く倒せてゆっくり出来ましたし乗り心地も上質でかなり良かったです。寝ている間に距離も稼げて一挙両得でしたね(?)
ってことで旅の4日目は朝の新宿から常磐線そして磐越東線を通り帰仙しましたがラーメンを頂くチャンスが無かったので旅行記事はここまで。長の駄文お付き合い有難うございました。(次回は旅の感想)
瀬野駅から大阪駅に向かう途中の姫路駅で途中下車しまして夕飯がてらラーメンを頂いておりました。最初は和菓子の「御座候」で何故か担々麺を出しているという話を聞き行ってみたのですが営業時間終了しておりありつけず。
ビエラ姫路に移動しまして「大衆麺食堂きんとら JR姫路駅東口本店」に行ってみたら開いてました。助かった。
こちら基本的には豚骨ラーメンのお店のようで豚骨・関西出汁系の金虎スープと、豚骨・鶏・野菜のドロッとポタージュ系の裏虎スープの大きく2種類があり他にはつけ麺、味噌豚骨というラインナップ。
濃厚そうなベジポタ系にも惹かれますが今回は狙っていたメニューが有りましてこちらをオーダーです。
ってことで早速のスープですが豚骨ガラベースはかなり濃厚に取られており口当たりもトロっとしています。
豚脂も強めでクサミこそ有りませんが野趣味が結構ありなかなか本格的な豚骨ベースになってます。
醤油ダレは配合薄めで塩気も控えめ。昆布系の出汁が仄かに香る中にトマトスープがブレンドされて新感覚な芳香と味わいを醸し出してくれています。
トッピングとしても小さめのカットトマトが乗っかり爽やかな酸味をプラス。やや酸味が立ってくるところを白髪ネギやカイワレを合わせる事でトータルで上手く纏めてくれてますね。
麺は加水率中~高程度で緩い縮れの入った中太麺が合わせられます。
無料の高菜バーが有り難い。高菜バーは「焙煎高菜」「辛味もやし」「紅しょうが」の3種から小皿で食べ放題となっております。食べ過ぎには注意しましょう。
とはいえこんなこと書いてるくらいですし、ガバーッと取らせて頂きましょうか。(ライス頼んでないけどw)
さて「大衆麺食堂きんとら JR姫路駅東口本店」ですが店内この時間は帰宅途中のサラリーマンが主客層でかなり賑わっておりました。駅中という事でお酒を頼む客も多い中オペレーティングの人が手慣れていて席への誘導とか感心して見入ってしまってました。姫路に来たら高菜バー食べにまた来てみよう。
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