少し足を延ばして姫路に向かいます。
国宝であり世界文化遺産でもある姫路城をやはり見ておきたい。
大改修が終わったばかりだらしく、今まで見てきたどのお城よりも白基調で美しい。
姫路ではスイーツを頂きます。
4車線もある一方通行って初めて走ったなあ。復路も4車線なのかな?
反対車線が無いから通り過ぎてからのUターン戻りってのも出来ないんですね。
「御座候(ござそうろう)マックスバリュー太子店」に到着。姫路のソウルフード「回転焼き」の赤あんと白あんを3個ずつ購入。
小腹が空いていたので買ってすぐに赤あんの方からパクリ。結構甘い。白あんの方は…もっと甘い(^^;
3個も食べたら結構な満腹感になりました。残りは道中のおやつにしよう。
それにしても1個85円ってのは安い。学校帰りに買い食いしたくなるようなお手頃さが良いですね(^^
「斑鳩(いかるが)」と言ったら奈良の地名と思いがちですがこちら兵庫県にも「太子町鵤(いかるが)」と言う地名が有りました。606年に聖徳太子が移住してきてこちらに「斑鳩寺」を建てたのだそうで。
歴史ある寺院ですし永禄8年(1565)に再建された三重塔など国の重要文化財も多数あるらしいのですが、
観光客が自分しか居なくて(^^;ちょっと心配。
「摩尼車(まにぐるま)」って初めて見た。
「一回まわすと般若心境を一巻読んだのと同じ功徳頂けます。」って本当すか。
じゃあ坊さん要らなくなりますね(笑)
合理的だけど宗教にそぐわない気がするなあ。
姫路を堪能した後は高速道「鳥取道」(無料)を一気に北上。
人生初の鳥取へ向かいます。
「鳥取県はよく島根と間違えられる。島根じゃない 島根じゃない~♪」などど幼少のみぎりによく口ずさんでいた歌を道連れに…
鳥取県のうた ラジアメの名曲を後世に - ニコニコ動画:GINZA
砂丘センターからリフトを降りれば、そこは視界いっぱいの鳥取砂丘。
自然の作り出すダイナミックな曲線美に目を奪われます。最大高低差は90mも有るらしい。
強風注意報が出そうな天候の中ですが流石に観光客が沢山いますね。ラクダは…いないのか。
砂が顔にピチピチと当たりまくってて辛いのでお土産屋を覗きつつそそくさと退散。
砂丘見学の後は市内の日帰り温泉「鳥取ぽかぽか温泉」にて源泉かけ流し露天風呂を満喫。
髪にこびりついた砂を洗い流して服を着替えてさっぱり。
旅の疲れも癒されますね。
夕飯は鳥取市内でラーメンを。
鳥取のラーメンと言えば牛骨ベースの牛骨ラーメンがご当地ラーメンとして有名ですが、
全国のラーメンフリークをも唸らせる!鳥取牛骨ラーメン4選 - メシコレ
これって倉吉市や琴浦町など県西部の文化なんだそうです。鳥取市内にはほとんど牛骨の店は無くて有っても定休日だったり昼のみ営業だったりでありつけず。
それならばと今回は鳥取市内の人気ラーメン店の中から「ももちゃんラーメン」へ伺います。夜2時まで開いている飲み屋街の近くのラーメン屋というスタンスの店舗との事。
数量限定メニュー「牛すじラーメン」850円(写真上)
「中盛」100円、「味玉」50円、「ギョウザ」350円を追加トッピング。
あっさりガラベースの醤油スープに煮込まれた牛すじが特有の牛肉の甘さをもたらしています。牛脂が溶け込んで醤油の軽い酸味を上手に旨味に持ち上げてきていますね。
チャッツネに近い揚げネギの甘さも加わりスープにコクと甘さと芳ばしさが感じられます。
麺は僅かに縮らせた中加水率の細麺が合せられます。しっかりスープと絡んでマッチングも良好。
オーソドックスな懐かしいスタイルの醤油スープながら複数の工夫が織り込んであって、シンプルのみでは終わらないなかなかの仕上がりです。
味玉50円は、安いと思ったらハーフなんですね…。そりゃないぜ。と思ったけどまぁ値段相応か。
ギョウザは「塩・タレ・チーズ」から何をかけるか聞かれます。今回塩でオーダーしたところミルに入った岩塩が提供されました。
飲み屋街近くのラーメン屋なので「こういうのは”塩”で食べるのが一番美味しいんだよ」とか通ぶってしらざあ言って食べたりするんでしょうね(^^;
でも実際、肉味たっぷりめの餡にジューシーな餃子で、塩で十分イケる美味しさ。
あーこういうのって飲んだ後に食べたくなるヤツかもしれない。っていうか酒飲みたいわー。
メニュー写真通りの、いやそれ以上の肉、肉、肉の嵐。肉が食べたい時はこちらですね。
醤油ダレはやや濃いめで酸味を伴い旨味が強いスープ仕上がり。「牛すじラーメン」のスープとはベースが同じっぽいながら趣向が変わります。
スープにはデフォルトで白胡椒が効いていて大量のチャーシューに負けないスパイスの強さが有ります。
チャーシューは豚バラ部位で適度な柔らか仕上げ。スープに浸して頂くと美味しさアップ。量も多くて迫力十分。
チャーシューの下にモヤシが敷き詰められていて食べごたえを充足させてくれます。
お店には仕事帰りの常連客がチラホラ来店されていて店員さんと世間話をされていました。年末も正月もカレンダー通りの休みしか無いよ~とか不平不満?を明るく楽しげに語るお客さんたち。
「鳥取県には暗いイメージがある。ホントは明るい ホントは明るい♪」
六百デザインの「嘘六百」: 18年後に果たされた「ラジアメ」の約束のコト
”裏日本”とかいう言葉がイメージを捻じ曲げてしまったのでしょうけれども、お客さんの会話一つ聞いてても鳥取市に暗い要素なんて皆無です。普通に地方都市的な印象しかないな。
まあたった数時間滞在してるだけで言うのも何ですけれども。
ただ味玉ハーフならハーフだって書いておいて欲しかったってのは有るかな(←まだ言ってる、笑)
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