国道161号線を琵琶湖沿いに南下して大津市で国道1号線に合流し京都へ向かいます。
大動脈・国道1号線に合流する直前、場所にして大津京町郵便局前で路面電車の線路のような個所を発見。
路面電車?京都市電はとっくに廃止されてる筈…とか思ってたんですが、後から調べたら「京阪京津線(けいしんせん)」というのが「浜大津駅近辺」周辺のみ路面を走ってるらしい。
家や商店が並ぶ合間からにゅーっと電車が走り出てくるシーンとかさぞかし異物感があるでしょうねえ。
【京阪】久々に京津線をはしる600形特急色を撮影: ピンぼけブログ館
残念ながら電車自体は見かけませんでしたが、路面電車としては日本最長の4両編成車両も走るらしい。
大津いいことブログ: 大津では見慣れた光景、4両編成の路面電車
とくに鉄ちゃんではないですが路面電車ってなんかロマンを感じますね。今度行った時には実際に乗車してみたい。
ようやく京都に入りますと、
国道1号「五条大橋」交差点に「牛若丸と弁慶像」のモニュメントを発見。
ここが有名な逸話の場所なんですね。でも・・・
ハロヲタ的には「チョトマテクダサイ!(by.スマイレージ)」してる風に見えてしまいます…。
スマイレージ 「チョトマテクダサイ!」 2012 WINTER [HD 1080p] - YouTube
しかも、おお・・・
金閣寺なんて修学旅行以来です。名古屋城もそうでしたが外国人観光客がやたらめったら多い。
なんか寺よりも家族連れで一生懸命写真撮影に集中する観光客ばかり眺めてしまいました。
国が違っても写真の撮り方ってあんま変わらないっすね。
# お、めっちゃオリエンタル美少女発見。JKT48の子じゃね?(ヲイ)
その後急いで嵐山に行きましたがもう真っ暗。駐車料金も激高なのね。お土産屋のみ眺めて退散。
夕飯は京都のラーメン聖地に初訪です。
今や”こってりラーメン”の代名詞的存在になった天下一品の総本山は京都にありました。
創業は1971年。京都で一人の男が京都でラーメンの屋台を引き始めたことがきっかけだらしい。
それが今や全国に支店を構える一大人気店にまでなり、仙台にも支店が複数ありますね(過去記事「天下一品 明石台店(3)」)
# 10/1にはいつもお世話になっております
そして店舗を構えた1号店が今回の「天下一品 総本店」となりますので、歴史的にもラヲタ的にも貴重な店舗です。
そんな由緒あるラーメンの聖地なのに店裏に十数台分の駐車場を完備している姿勢が有り難い。伺った時は満車状態で少し待ちました。さすが人気店。
パッと見メニューが仙台よりも多い。「スタミナ中華そば」「牛すじラーメン」あるいは「辛コクラーメン」にも惹かれましたが、まずは定番のコチラをオーダー。
麺は”普通麺・細麺”から普通麺をチョイス。
やっぱ初訪ですし”こってり”を食べなきゃ嘘になりますよね(^^
という事で早速の本家こってりスープですが、鶏ガラベースにタマネギ主体&香味野菜と根菜類を煮込み澱粉系を溶かし込んだベースは間違いようがない”天下一品”のそれ。
比類なきトロっとしたコッテリ感を形作ります。鶏油ががっちりと効いて少し甘く味醂系の風味をプラスした味わい。
「仙台の天一は他の天一と違う」と言う評判をよく聞きますが、スープはほぼ仙台天一と同じ印象です。逆に仙台の方が少し澱粉のトロミが強いかもしれないですね。鶏油も本店の方が気持ち弱めかな。
麺はだいぶ異なります。今回頼んだ”普通麺”は中細でモチっとした柔らか食感のもの。仙台ちどりやのデロッとした低加水麺よりは若干加水率を上げてありますがそれでも柔らかい。
言葉が乱暴ですが”普通の柔らかめな中華麺”と言った印象ですね。ただし最初に麺の”かため・やわらかめ”をオーダー出来るのでその辺はお好みで。
「天下一品 屋台の味(並)」700円
こちらは「昭和48年当時の屋台時代にこってりをつくる過程で生まれた味。こってりとあっさりの中間スープでこってりの前身のスープ。」との事。
通常の”こってり”との違いを見たくて注文してみましたが見た目はもう”こってり”と同じ。どこが違うんだろう!?
早速のスープですが、ベースは共通でこってりよりほんの少しトロミを抑えてあります。(それでも一般のラーメン店のスープよりゲル度が高いです。)
相対的なのかどうなのか?醤油ダレがこってりよりも前に出て来てますね。こってりより少しだけカドが有り塩気が感じられます。
天一と言う食べ物から少しだけラーメンに戻してあるようなイメージですね(分かりづらい)
って事は(今回そこまで手が回りませんでしたが)”あっさり”ってのはもっとラーメンに戻ってるんだろうか。いつかあっさりも食べておきたい。
辛みそも仙台のと若干違いました。仙台のが唐辛子のフレッシュなダイレクト感がやたら強くて辛さが強いのに対し、総本店のそれは味噌の熟成感が比較的出ていてマイルド感が有ります。
京都の物の方が多く入れても辛さが然程ではない感じです。
基本は同じものなのでは?とも思ったのですが食べてみると味が違いますね。開封して置いての期間が異なるからですかね。
国際化が進み観光地として外国人を多く招き入れている京都ですが、こちらの「天下一品 総本店」には流石に外国人客は居なかったですね。外国の方にももっともっと食べてみて欲しい天一の一杯。ごちそうさまでした。
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