たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

クワガタ採集ポイントは壊滅的に…

2019年06月04日 | 夏の森で虫さがし
 5月31日(金)は「初夏の森で虫さがし」の事前調査のあと、お昼はプラザウエストのカフェテリアにて。午後は、所沢方面のクワガタ採集ポイントの下見にも行ってきました。



 この木は例年通りいい感じです。近くに何本かある木のほうの樹液はまだでしたね。車1台分の駐車スペースしかない知る人ぞ知るポイントですが、もう少しすれば何本か見て回れるようにはなるかな。



 何だか剽軽な虫かも!?
 樹液が出ている場所にはアシナガヤセバエが多かったですね。



 上から翅をよく見てこないと、ホシアシナガヤセバエかモンキアシナガヤセバエかはわかりません…。



 サトキマダラヒカゲです。
 他にも気になっている場所があったので車で細い道へ入ってみたら、Uターンするのに一苦労…。夜は無理だなぁ…。



 そのまま車で次のポイントへ移動すると…。昨年かなりの数のノコギリクワガタを集めてくれた木だったのですが…。遊歩道に近い場所なので、樹液に集まるスズメバチ対策なのかもしれません。



 某霊園の真向かいにある次のポイントでも…。
「クワガタ?」
 ちょうど外でタバコを吸っていた霊園の方が声をかけてくれました。「去年の台風で倒れちゃったよ。(樹液が)よく出ていたほうだったけど。」と、教えてくれましたね。
 手前の木はまだ使えそうですが、今年はどうかなぁ…。



 さらに、一番楽しみにしていたポイントは壊滅的に…。



 昨年8月になってからようやく見つけた、とてもいい状態の木が5本もあったポイントです。当日の夜にはノコギリクワガタの♂4頭、翌日の夜には同10頭をキープできたポイントで、今年は6月から夜遊びに来る予定でいたのですが…。樹液が出ていなかった木も含めて、7本の木が伐られておりました…。



 この木なんか、昆虫老年には夢のような光景が見られたのになぁ…。



 ヒオドシチョウも途方に暮れておりました!?
 どの程度楽しませてもらえるかわからないけれども近くで新しい木も見つけたので、とりあえず今年も3本はいけそうかな? でも、早めに新しいポイントを探しておかないと、「夜のクワガタさがし」の際の子どもたちへのお土産がキープできないかもねぇ…。午前中はミドリシジミに会えなかったし、午後は大ショックだったし、何だかついていない1日だったなぁ…。

 6月1日(土)・2日(日)・3日(月)のワンダースクールに関しては、これから写真の整理をしながらボチボチとアップ予定でおります。

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「初夏の森で虫さがし」事前調査

2019年06月03日 | 夏の森で虫さがし
 5月31日(金)は「初夏の森で虫さがし」の事前調査へ。残念ながら、ミドリシジミはまだ見つかりませんでした。到着早々に出会ったきれいなヒオドシチョウにも、すぐ飛び去られてしまいましたねぇ…。



 出ていたのはミドリシジミではなく、アカボシゴマダラの夏型です…。きれいなチョウなのですが、「特定外来生物」に指定されました。これからあちこちで目にするようになりますね。



 まだ春型も生き残っています。



 これはコヒルガオのほうだったかな。



 ヒメジャノメも増えてきましたね。



 ダイミョウセセリです。







 下草の上には、ミズイロオナガシジミが何頭か。



 ヒメジョオンにはスジグロシロチョウやルリシジミ。



 ヒメトラハナムグリも来ていました。



 こちらは常連さんのコアオハナムグリです。





 ホオズキの花も咲いていましたね。



 ヤブキリの幼虫も大きくなりました。



 ロウ物質を身にまとったミツクリハバチ属の幼虫たちは、食草がゴマギだとババシロアシマルハバチということになるようです。



 かわいいお顔をしているでしょ!?



 アオイトトンボです。
 コシアキトンボも出ていましたね。



 駐車場の近くのオキザリス・トライアングリラス。



 樹液のほうはまだ、スズメバチぶんぶんのこの木ぐらいかなぁ…。開けた場所の木じゃないと、スズメバチの女王蜂を捕まえて参加者の方たちに見てもらうことができません…。



 クワの葉にはクサギカメムシ。



 これは別の木ですが、今年はどこも不作のクワの実も摘んでもらえそうです。



 ミゾカクシも咲いておりました。

 本日のワンダーキッズはザリガニ釣りに変更しましたが、9日(日)の親子でワンダーまでにはもう少しいい状況になってくれているといいですね。

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ヒラタクワガタがお目覚めです

2019年05月03日 | 夏の森で虫さがし


 5月1日(水)、車の荷物を「川の生きものさがし」用に入れ替えていたら、物置の中で越冬させていたヒラタクワガタ♂が目覚めておりました。昨年の所沢産ですね。



 今年は嫁さんを探してあげないと…。



 さいたま産のオオクワガタ♀のほうは、ケース内がカビだらけになっていたので心配しましたが無事でした。とりあえず小さなケースにお引越しですね。菌糸ボトルの子どもたちも大丈夫そうかな? 新しい旦那さんは買うしかないかぁ…。
 
 まあ、平成が令和になったところでたか爺としては何も変わりませんが、とりあえず令和になって初めて撮った写真は越冬させていたクワちゃんたちだったということで…。そろそろまずは昼間に、所沢あたりのフィールド開拓かな。暑くてかゆくて1人だとちょっと怖い、「夜遊び」の季節ももうすぐでございます!?

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ヤマユリとオオバギボウシ

2018年07月09日 | 夏の森で虫さがし
 何だかタイトルとカテゴリーが合いませんが…。
 7月6日(金)は雨の中、寄道しながら「夜のクワガタさがし」で使う予定の公園まで事前調査へ。熱中症で行き倒れになるよりは、雨に濡れるほうがいいかぁということで!?



 堀兼・上赤坂公園では、思いがけずヤマユリに出会えてラッキー!
 早く菅谷館跡へも見にいかないと…。



 オオバギボウシはいつもの公園で。



 ヤブミョウガも咲きはじめていました。



 ノコギリクワガタ♀です。
 でも、今年の「夜のクワガタさがし」は、樹液が出ている木が例年より激減していて厳しそうだなぁ…。



 カナブンとオニベニシタバ、ヨツボシオオキスイなど。



 ヤブキリ♀も。



 マイマイガ♀は雨宿り中!?



 堀兼・上赤坂公園の近くでは、面白い注意書きも見つけました!?
 まあ、ミドリシジミ用の長竿でなければ大丈夫だと思いますけれどもね…。

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梅雨の晴間のクワガタさがし~ワンダーキッズ~

2018年07月05日 | 夏の森で虫さがし


 「ピョンピョン虫」のアオバハゴロモの幼虫たちと遊んでいるところです。
 7月2日(月)のワンダーキッズは「梅雨の晴間のクワガタさがし」。今年はもう梅雨明けしちゃいましたけれどもねぇ…。



 ミドリシジミです。
「捕まえてごらん。」
 写真を撮らせてもらってから、子どもたちに捕まえてみてもらおうかと思ったのですが…。
「どこ?」
 なんて、聞かれてもなぁ…。まあ、とまっているチョウを捕まえられる子がいてよかったです!? 翅を開いてみたら、メスのB型でしたね。



 はずれだったクワちゃんポイントから脱出中!?



 キタテハ狙いでしたが空振りです…。



 ショウリョウバッタの幼虫なら、手でも捕まえられますよね。



 これが一番大きかったかな。



 たか爺が撮った褐色型の幼虫です!?



 キタテハが10頭以上乱舞していましたが、捕まえられたのは1人だけでした…。



 モミジバフウの「木の実のトゲディ」で遊んでいるところですね。



 何か見つけたかな?



 ニホンアマガエルでした。
 空梅雨で、カエルたちも大変だったんだろうなぁ…。



 これは別の個体です。



 すでにボロボロだったミズイロオナガシジミ。
 上のほうにはミドリシジミもおりました。



 ヒメウラナミジャノメも。



 カシワマイマイはメスのほうです。



 虫さがしよりも秘密基地作りがお気に入り!?



 この子たちも合流して。



 最後は大騒ぎでしたね。



 ブレブレですが、コクワガタのメスです。
 同じ木の上のほうにいたコクワガタには、すぐめくれの中にもぐりこまれてしまいました…。



 小さすぎて、採るのには苦労していましたね。
 樹名板の裏に隠れていたコクワガタのペアは、メスのみキープ。オスはポロリと地面に落ちて見つからず…。
 


 残念ながらこの木では、オオスズメバチたちが残業中です!?
 交替勤務のクワちゃんたちは、まだ出勤しておりませんでした…。



 このサルノコシカケは胞子を放出中!
 こんな写真ではわかりませんけれどもねぇ…。



 子どもたちには見てもらえたので、まあいいかぁ~。
 たか爺は「夜の森探検隊」の際に何度か見たことがあります。でも、普通はなかなか見られないシーンだと思いますよ。setohimeさんのYouTubeをリンクしておきますね。

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ホソオチョウの産卵

2018年06月30日 | 夏の森で虫さがし

 オスのホソオチョウです。
 何ヶ所か見ておきたい場所があって、6月28日(木)は午後からときがわ町へ。まずは嵐山町の菅谷館跡へ立ち寄りました。さすがにヤマユリはまだでしたが、ホソオチョウは今年もけっこう出ていましたねぇ~。


 別の個体です。オスばかり10頭以上はいたかな。
 放蝶によって分布を広げたと言われている「要注意外来生物」ですが、食草のウマノスズクサをめぐる競争が懸念されている在来種のジャコウアゲハよりも、さらにゆっくりと優雅に飛ぶ感じです。


 嫌いな人には申し訳ないけれども、幼虫もおりました。


 ようやく見つけたメスは、ウマノスズクサに産卵中。


 反対側から撮らせてもらったら、卵も見えましたねぇ~。


 高い場所なのでコンデジのズームで…。
 大昔(30年以上前?)からの樹液ポイントの木に飛んできたオオムラサキです。バタバタと3頭飛んできましたが、樹液に落ち着いたのはこの1頭のみでしたね。

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クワガタやカブトムシの季節ですね

2018年06月24日 | 夏の森で虫さがし
 6月20日と21日の2日間は、ワンダーバード3号の1年点検&リコール作業。走行距離は16.288㎞でした。
 まあ、今度は確実に車よりもたか爺のほうが先に壊れるとは思います!? それ以前に、今のところ定期的なリハビリでどうにかなっている頸椎と腰椎のW椎間板ヘルニアが悪化して右手や右足がしびれるようになったら、車の運転はもうできませんからねぇ…。とりあえずそうなったらそうなったで、あとは成りゆきまかせでこざいます!?



 2月22日の「冬のクワガタさがし」の際に持ち帰ったクワガタの幼虫たちです。



 写真はピンボケですが、無事に羽化しておりました。これはコクワガタのオスでしたね。
 そろそろ「夜のクワガタさがし」の事前調査を始めないといけないので、6月22日(金)はとりあえず昼間の状況を見にいってこようかと思っていましたが、暑すぎてやめておきました…。物置に保管してあるクワガタの幼虫たちをチェックしたり、成虫の飼育セットの準備をしたり、今は何も入っていない玄関の水槽を洗ったりしてのんびりと!?



 これもピンボケ…。
 試しに1ビンに2頭入れてみた幼虫たちも無事に羽化しておりました。いずれもコクワガタのオスでしたね。



 6月23日(土)は嵐山町。午前中は今週も里山体験プログラム「どろんこ田植え体験」です。午後はオオムラサキの森活動センターでお弁当でしたが、残念ながらオオムラサキの羽化は見られず…。近くの樹液にもカナブンとカブトムシしか来ていませんでした。



 これは昔からのポイントの木。
 コクワガタたちとノコギリクワガタのメスです。



 交尾中だったノコギリクワガタですね。

 「どろんこ田植え体験」は写真の整理に時間がかかるので、例によってまた番外編からになっちゃうかなぁ…。24日も「ジャガイモの収穫とビーフカレー作り」だし、そのあと寄り道もしてくる予定だし…。

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初夏の森で虫さがし~キッズ&ファミリー~

2018年06月12日 | 夏の森で虫さがし
 6月9日(土)は、キッズ&ファミリーの「初夏の森で虫さがし」でした。
 練馬の区立小学校は午前授業がある日だったので、14時半から16時半の午後開催です。


photo by masapapa

 まずは、命に関わることもある危ない生きものたちの写真を見てもらいながら、注意事項の徹底を。別名「スズメバチの森探検」ですからね!? これから夏休みにかけてご家族で出かける機会も増えると思うので、出会った際の対応方法も覚えておいてください。
 全国で、毎年毒ヘビに噛まれて命を落とす人は10人前後、ハチに刺されて命を落とす人は20人前後と言われています。でも、実はもっと危ない生きものがいるんです! 人間ですよねぇ…。2013年のデータでは殺人による死者342人、交通事故による死者4.373人となっております…。悲しいことに、自ら命を絶たれた方も27.283人…。街中よりは自然の中のほうが、むしろ安全なのかもしれませんね。 


photo by masapapa

 イノコヅチカメノコハムシを見てもらっているところかな。



 「ぴょんぴょん虫」のアオバハゴロモの幼虫たちを見てもらっていたら、さっそくナナフシモドキの幼虫を見つけてくれた子がいました。



 この子も。
 虫が大好きな子どもたちは、やっぱり目もいいですよねぇ~。 


photo by masapapa

 いよいよスズメバチぶんぶんの危険地帯へ突入!?
 子どもたちはすぐに、樹液の匂いに気づいてくれました。


photo by masapapa

 少し離れて、樹液に来ているスズメバチたちを観察中です。まだ女王蜂が中心なのであまり心配ありませんが、樹液をめぐる他種他巣の女王蜂同士のバトルも起こるので、注意しておいたとおりの行動をしてくれる子どもたちで助かりましたね。
 参加者はキッズ送迎1名・ファミリー送迎2名・ファミリー現地13名の6組16名。子どもたちは小学生が中心で、1年生から6年生までの全学年が揃いました。生きものが大好きな幼児1名も含めて9名です。



 駐車場の隅の小さな草地は、今年もショウリョウバッタの幼虫だらけ。



 ハラビロカマキリの幼虫も見つかりました。
 

photo by masapapa

 「森のお掃除屋さん」のオオヒラタシデムシを観察中です。
 幼虫も含めて、園路のあちこちでお掃除に励んでおりました!?


photo by masapapa

 クワの木ではミドリシジミを発見! とりあえずそのまま見てもらいます。
 クワの実はもうほとんど落ち切っているので、子どもたちに試食してもらえなくて残念でしたけれどもねぇ…。


photo by masapapa

 さて、誰が捕まえてみる?


photo by masapapa

 お見事です!


photo by masapapa

 翅を痛めないように、たか爺愛用の酎カップに直接キープします。



 観察中。きれいなオスでよかったですねぇ~。



 オスのミドリシジミです。大昔の写真ですが…。
 ウラナミアカシジミには逃げられてしまいましたが、子どもたちは他にもルリシジミ・ツバメシジミ・ベニシジミ・キタテハなどを捕まえていました。カノコガやトンボエダシャクも捕まっていましたね。



 飛んでいたカミキリムシを走って追いかけ、見事にキープ!
 この子も大したものですねぇ~。



 ノコギリカミキリです。
 独特の鳴き声も聞いてみてもらいましたよ。



 クロベッコウハナアブは、子どもたちが交尾中のものも見つけてくれたのですが、撮ろうとしたら逃げられてしまいました…。
 シオヤアブは採って見てもらえたけれども、撮っていないし…。


photo by masapapa

 原っぱでも虫さがし。
 ここでもミドリシジミを捕まえていた子がいましたね。


photo by masapapa

 たか爺がオオスズメバチの女王蜂をキープしたところです。
 まあ、年とともに空振りも多くなったよなぁ…。


photo by masapapa

 もちろん、酎カップに入れて子どもたちに見てもらいます。



 せっかくなので記念撮影もしておいてくださいね!?


photo by masapapa

 最後にリリース。


photo by masapapa

 いったんカップの縁にとまって身づくろいをしたり、ちょうど飛びたったところだとよかったのですが、なかなかねぇ…。タイミングが合わなかったようですね。


photo by masapapa

 ヒメスズメバチの女王蜂もキープして見てもらいました。
 オオスズメバチとどこが違うかわかってくれたかな?


photo by masapapa

 これは羽音を楽しんでいるところ!?
 まあ、スズメバチの羽音にすぐ気づけば、早めにそれなりの行動がとれますからね。
 


 ヘクソカズラにいたチャイロハバチの幼虫たちです。
 3頭はひそひそ話中!? 茎をかじっているところなのかもしれません。


photo by masapapa

 これは?


photo by masapapa

 嫌いな人はごめんなさいねぇ…。
 マイマイガの「手乗り毛虫」でございます。原っぱにいたスジモンヒトリの幼虫のほうが、ぬいぐるみみたいでかわいかったかも!?



 オオブタクサの葉っぱの上には、ミドリシジミが何頭もとまっていましたね。



 リリースタイムです。



 このミドリシジミは、リリースしたあとのヤラセ写真でございます…。
 なんだかやたらと暑い日になりましたが、虫が大好きな子どもたちばかりだと遊び甲斐もあるというものです!? たか爺も楽しかったなぁ~。 

 残念ながら、翌日10日(日)の「親子でワンダー」のほうは雨天中止…。夏の虫さがしに関しては、あとは平日放課後の「キッズフリー」をご利用ください。ご自宅や学童等からの送迎にて1名(夏休みは2名)から対応可能です。たか爺はこれからちょくちょくお出かけすることも多くなるので、日程のご予約はお早めに。
 本日は、おばあさんは山へ婆友ハイクに、おじいさんは家でお留守番です。まあ、山ガールならぬ山姥ですな!? 明日は、おじいさんもおばあさんも高原へお花見に行く予定なので、その前にこの土日の「参加者名簿」やメール連絡を片づけ、そろそろ「7月のご案内」も作りはじめないとなぁ…。
 

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ミドリシジミは空振り…

2018年06月10日 | 夏の森で虫さがし
 6月7日(木)はめずらしく6時前に目が覚めたので、8時半頃には秋ヶ瀬公園です。
 でも、雨の翌日で8時も過ぎちゃっていると…。KIMさんの言っていたとおり、下草の上で翅をひろげているどころか、下におりてきているミドリシジミにも出会えませんでした。木の上のほうにはちらほら見えるので下りてくるのを待っている方たちもいましたが、たか爺には絶対無理ぃ…。



 とりあえず、オオカマキリの幼虫を。
 まあ、今回は銀塩時代にMINOLTAの7Xiや9Xiで使っていたオールドレンズSIGMA90㎜MACROのお試しということで…。コンデジを使い慣れてしまうとSONYのセコ一眼は重すぎて滅多に使っておりませんが、そろそろお気に入りの鹿沢高原や池の平湿原へも花よ蝶よとお出かけするようになりますからね。少しは慣れておかないと…。



 ヤブキリの終齢幼虫。オスです。



 メスも。



 成虫もいましたが、こっちを向いてくれない…。



 ナナフシモドキの幼虫です。



 緑色型も。



 マダラホソアシナガバエは小さすぎて…。



 ヒメジャノメ。


 
 ルリタテハとオオスズメバチはトリミングです…。



 ハチモドキハナアブもトリミング。
 以下はコンデジ使用ですね。



 オオスズメバチの女王蜂です。



 これはストロボも使用。



 カニグモさんがテントウムシを捕食中でした。
 ヤミイロカニグモかアズマカニグモあたりになるのでしょうか。

 この土日は「初夏の森で虫さがし」の予定でしたが、本日は雨天中止…。これから毎週末、ホタル狩りや田植え、夜のクワガタさがしと続きますが、今年はどの程度開催できるかなぁ…。まあ、できれば土日は避けてほしいところですが、梅雨に雨が降らないのも困りますからね。

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ザリガニ釣り大会・番外編~ワンダーキッズ~

2018年06月10日 | 夏の森で虫さがし
 6月4日(月)の番外編です。
 毛虫の画像も出てきますので、苦手な方は閲覧注意ですよ!?



 ザリガニの池の近くにいたオナガミズアオです。
 羽化したばかりのようで、とてもきれいな個体でしたねぇ~。



 「ザリガニ釣り大会」終了後、子どもたちにも見てもらいました。
 でもなぁ…。
「人間って、食べますか?」
「…」
 たか爺には、最近の小学生が使う日本語はよくわかりません…。
 ガが人間を食べるわけないし、いくら昆虫食ブームでもガを食べる人間は少ないかもなぁ…。まあ、うまいかまずいかは別として、毒さえなければ大抵の虫は食べられると思いますけれどもねぇ…。



 イノコヅチカメノコハムシの幼虫です。
 脱皮殻を連ねて作られている尻尾のような部分がチャームポイント!?



 ピンボケですが、成虫もおりました。



 マイマイガの幼虫に逃げまどう子どもたち…。



 固い毛がチクッと刺さることはあっても毒はないので、指でツンツンしてみればいいのにね!?



 正面から見るとこんな感じです。かわいいもんでしょ?



 カシワマイマイの幼虫です。
 これはいかにも危なそうに見えるけれども、この子も「手乗り毛虫」OKみたいです!?



 クワの葉に巣網を作って集団生活していたアメリカシロヒトリの幼虫たちも、単独生活に入ったのかな。この毛虫も無毒ですよ。
 「ケムシと子ども」もご参考までに。



 クワの実はもうほとんど熟し切って落ちていたので、クワの葉摘み!?
 よく洗ってから1週間ぐらい干して、パリパリに乾燥したら手もみで細かくすれば、普通のお茶のようにしていただけます。とりあえず試してみてください。効能に関しては、「桑の葉茶 効能」とかで検索! まあ、販売している会社のページがたくさん出てきますけれどもねぇ…。



 これは、3日の「砂金採り体験」の際に荒川の川原で摘んできたもの。
 現在は干し網に移して乾燥中です。 

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「初夏の森で虫さがし」事前調査

2018年06月04日 | 夏の森で虫さがし


 6月1日(金)のザリガニの池です。
 池の水位は多少下がりましたが、今年のザリガニ釣りも4日(月)で終了予定なので大丈夫ですね。



 アメリカザリガニと同じく「要注意外来生物」のアカミミガメでございます…。



 ヒキガエルの池にいたこのカメは在来種!?



 イチモンジチョウです。



 「特定外来生物」となったアカボシゴマダラは、若いエノキに産卵に来ていました。



 ウラギンシジミですね。



 いずれもメスでした。



 ウラナミアカシジミです。



 ミドリシジミは早起きしないとなぁ…。



 カマキリの幼虫はオオカマキリかな?



 ヤブキリの終齢幼虫です。



 スズメバチの女王蜂たちは遠すぎて…。
 上から2頭目は、腹部の先端が黒いヒメスズメバチですね。



 サービスが良かったオオスズメバチの女王蜂は、土日に採らせてもくれるかな!?



 キボシカミキリです。

 写真の整理はこれからですが、2日(土)は「春野菜の収穫とサツマイモ植え」、3日(日)「砂金採り体験」で寄居町まで。暑かったなぁ…。
 9日(土)と10日(日)は「初夏の森で虫さがし」の予定。いよいよ暑くてかゆ~い夏の虫さがしも始まりますねぇ…。

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オオツマグロハバチなど

2018年05月31日 | 夏の森で虫さがし
 5月28日(月)の番外編です。



 たか爺は池のまわりで虫さがしも。
 何かをもぐもぐ食べていたこのハバチは初めて見たかな。



 オオツマグロハバチのようです。



 草むらの中はヒメギスの幼虫だらけ。



 ヤブキリの終齢幼虫もおりました。
 いずれもオスですね。



 そういえば、この色合いのナミテントウは久しぶりに見たかも!?
 たか爺が子どもの頃はこのタイプのほうが多かったような気もするのですが、今は黒地に赤紋タイプの方が目立ちますよね。ウルトラマン顔の二紋型が多いような感じです。



 カナヘビは何匹もチョロチョロしていました。



 きらいな人はごめんなさいねぇ…。
 クワの葉にいたアメリカシロヒトリの若齢幼虫たちです。ちなみに、この毛虫も毒毛はもっていないので「手乗り」OKですよ!?



 巣網ですね。
 葉っぱが食べつくされないうちに、桑の葉茶用にもう少し収穫しておかないと!? きれいに葉脈だけが残った食べ痕の葉っぱも何枚か欲しいところです。ラミネートするだけで「ネイチャー=アート」だからなぁ~。 

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早くもミドリシジミ

2018年05月27日 | 夏の森で虫さがし


 5月25日(金)は、土日の「親子で勝負! ザリガニ釣り」の前日調査で秋ヶ瀬公園へ。ザリガニの池はたっぷりと水をたたえて、今年はいい感じです。昨年はぎりぎりセーフで、その後干上がってしまいましたからねぇ…。



 岸辺を歩いていたアメリカザリガニです。



 きらいな人はごめんなさいねぇ…。たか爺は芋虫毛虫も好きなもので…。
 今年はマイマイガの幼虫が多くて、しかも大きく育っておりました。「手乗り毛虫」でも遊ばせてもらえそうです!?



 ついでに芋虫のほうも…。
 ロウ物質を身にまとったミツクリハバチ属の幼虫ですね。ゴマギにいたので食草からいくとババシロアシマルハバチになるようですが、「ミツクリハバチ属 幼虫」で検索すると、実にいい加減なこんなページが出てきちゃうからなぁ…。



 かわいいお顔をしているでしょ!?
 いずれの幼虫もワンダースクールの子どもたちの人気者ですが、翌々週末の「初夏の森で虫さがし」の際にはもう蛹になっちゃっているかなぁ…。



 クロイトトンボはメダカの池で。



 なんともうミドリシジミも出ておりました!
 まだミズイロオナガシジミも見ていないのにね。



 午後なので、翅は開いてくれません。今年も一度は早朝に見に来たいところですが、早起きは苦手なもので…。



 樹液にはもうカブトムシも!



 スズメバチも飛んできましたが、例年より少ない感じだったかな。



 もうボロボロだったアカボシゴマダラの春型です。今年から「特定外来生物」に指定されたので、捕まえてもお持ち帰りは厳禁ですね。



 テングチョウも遊んでくれましたが、ヒオドシチョウにはすぐ逃げられて残念…。



 ドクダミの花に来ていたキタテハです。
 クモも隠れていましたが、獲物には大きすぎたのかな?



 クヌギの木のまわりの下草にいたアカスジキンカメムシ。



 ウラナミアカシジミにも出会えました。



 翅は開いてくれませんけれどもねぇ…。



 オキザリス・トライアングラリスはいつもの一角に。



 この森には似合わないけど、カタバミの仲間なのでまあいいか!?

 帰りには、ドクダミをせっせと収穫してまいりました。
 洗って束ねて現在乾燥中です。もっと採ってこないと、お茶とお酒の両方は無理かなぁ…。

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キマダラカメムシ

2018年05月11日 | 夏の森で虫さがし
 5月7日(月)のワンダーキッズは、夕方から雨で荒れ模様という天気予報だったため雨天中止としました。14日に順延して開催予定です。


「カシワバアジサイの葉っぱの上にカメムシがいる」
 昼過ぎまで庭いじりをしていたさち婆が呼ぶので見にいってみたら、予想以上にご立派なお方でございました!?


 初めて見たので調べてみたら、キマダラカメムシ。
 温暖化の影響だけではないようですが、残念ながら台湾や東南アジア原産の南方系の外来種で、関東でも近年かなり増えているようです。なかなか見ごたえのあるカメムシでしたね。


 庭に出たついでにトキワツユクサも。
 ヒメフウロとトキワツユクサはやたらと増えるよなぁ…。

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荒川大麻生公園

2017年08月05日 | 夏の森で虫さがし


 8月4日(金)は熊谷市の荒川大麻生公園へ。
 ワンダースクールでは、「化石でワンダー探検隊」の際に深谷市の土塩層も利用していますが、そこより少し下流の荒川河川敷にある公園です。地図上で公園の存在は知っていましたが、ゴルフ場にはさまれたただの運動公園かと思っていたら、こんな場所もあったんですね。もちろん、たか爺は野鳥目あてというわけではございませんが…。



 森へ入ると、ボロボロのジャノメチョウがお出迎え!?
 個体数も多く、森の中で一番目立ったチョウです。



 この池の前には、「野鳥などの野生動物への餌付けは、自然のバランスを崩すことにつながるので、やめてください」の注意書きが設置されていました。いずこも同じですねぇ…。



 この絵、なんだか違和感あるなぁ~と思ったら、魚とり網で鳥を捕まえようとしているからかぁ…。巣から落ちたヒナとか弱った野鳥でなければ、たか爺は一度でいいから魚とり網で鳥を捕まえられるような子のほうが見てみたい!?
 「生きもの(草木鳥など)をとらない」となっていますが、公園管理者のほうで「夏の森で虫さがし」(なんかどこかで聞いたことがありますね!?)みたいなイベントも開催されているので、子どもたちの虫とりぐらいは大目に見てくれているようです。



 オオムラサキがいるということは。



 当然こんな木もあるし。



 こんな木もあるし。



 こんな木だってありますからねぇ~。



 森の中にはヤブミョウガ。ヤブランも目立ちました。



 でも、駐車場には公園管理者の車1台のみで、野鳥の森内にはだぁ~れもいない。車を停めていた公園管理者の方1名とすれ違っただけです。



 こんな感じの似たような道が続きます。
 「お散歩ガイド」には1から25までの「標柱番号」がついていたので、とりあえず1から順番に回ってみましたが、11から先は番号がつながっているわけではありませんでした…。



 初めてだと、どこをどう歩いているんだかすぐにわからなくなってしまいます…。「標柱番号」がなかったら迷子になっちゃうだろうなぁ…。
 熱中症で行き倒れにならないうちに、1時間ほどで野草の広場方面へと脱出!? 森の中は全体の1/4も歩いていないかもしれません。 



 林縁では、センニンソウの蕾も開きはじめていました。



 ヘクソカズラです。



 あちこちに咲いていたカワラサイコは、東京では絶滅危惧Ⅰ類、埼玉では絶滅危惧Ⅱ類。



 コマツナギもあちこちに。
 残念ながらカワラナデシコには会えませんでしたね。



 交尾中だったヤマトシジミです。



 シオヤアブのメス。



 フクログモの仲間の巣も久しぶりに見たかな。

 練馬ICから東松山IC経由で1時間。生きもの観察にはとてもいい場所だと思うので、それこそキッズ企画の「夏の森で虫さがし」や「秋の生きものさがし」等でも使えそうです。ファミリー企画だと、利用手続きがちょっと面倒かもしれませんけれどもねぇ…。
 でもなぁ…。駐車場はあっても、下調べなしには車だとなかなか辿りつけないかもしれません。「えっ!? こんなとこ通るの? 通れるの?」みたいな感じの土手の上を走らないと辿りつけない…。まあ、車の運転と方向感覚に自信のある方は、一度チャレンジしてみてもいいかもね!?

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