たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」

2021年04月22日 | 化石でワンダー探検隊

photo by sachibaa

 4月11日(日)は、里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」で小鹿野町まで。集合場所のおがの化石館駐車場から見たようばけです。


photo by sachibaa

 定員20名のところ参加者は9家族29名。キャンセル待ちのままご参加いただけなかったご家族には、「ごめんなさい」をしておきます…。


photo by sachibaa

 まずは配布資料に関しての話を。そのあと、これまでこの場所で見つかった化石を見てもらいました。


photo by sachibaa

 化石が含まれている砂岩や泥岩とはどんなものなのか見ておいてもらうと、どんな転石を割ればいいのかわかりますからね。


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 出発します。


photo by sachibaa

 ようばけへと下る道です。


photo by sachibaa

 ようばけの解説板の前で。


photo by sachibaa

 解説板ですね。ようばけに関してはこちらをご参照ください。


photo by sachibaa

 ようばけの見学中です。


photo by sachibaa

 作業していい場所や作業上の注意事項などのあと、中州へ渡って。


photo by sachibaa

 渡らなくても化石は探せますが、今のところ中州のほうが可能性は高いかな!?


photo by sachibaa

 さっそく見つけたようですね。


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 二枚貝だらけです。


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 以下、画像はかなり多くなってしまいますが化石探しの様子を。


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 たか爺が見つけたカニの甲羅です。


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 これもたか爺。


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 貝化石の密集層です。貝殻は割れたものばかりでしたが、貝殻が残っていなくても化石は化石ですからねぇ~。


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 この子は?


photo by sachibaa

 カニ!


photo by takajii

 魚の群が閉じこめられた場所ですね。


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 残念ながら岩の下はかなり深いようで、奥まで逃げこまれてしまいました…。


photo by takajii

 ここは宝の山! 砂岩の落石だらけです。


photo by takajii

 カニの甲羅はすぐに出てきました。


photo by takajii

 たか爺のこの日№1のこのカニも!


photo by takajii

 凹もあるでよ!?


photo by takajii

 これも宝の山から参加者の方が見つけたカニですね。


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 何か見つかったかな?


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 巨大な落石の上でお弁当タイム!?


photo by sachibaa

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photo by sachibaa

 お遊びタイム!?


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 13時半過ぎには再集合してもらって。


photo by sachibaa

 見つかった化石を見せてもらいました。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 みんなけっこう見つけていましたね。


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 この子もカニを。


photo by sachibaa

photo by sachibaa

 お時間のある方は、あとは自由に遊んでいってください。


photo by sachibaa

 カジカガエルの卵かな?


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 2家族は中州に戻って化石探しの続きを。


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 この子はテングチョウを捕まえて見せに来てくれましたね。


photo by takajii

 さち婆はどうしても何か捕まえたかったようで、まだ小さなヒガシシマドジョウを何匹か捕まえておりました。一応撮っておきますか!?


photo by takajii

 未記載種が多いようなので、このカワゲラの幼虫はコグサヒメカワゲラ属までにしておきます。


photo by takajii

 子どもたちも捕まえていたカゲロウは、ナミフタオカゲロウかな。


photo by sachibaa

 まだ残っていたご家族には、さち婆が捕まえた生きものたちも見ておいてもらいました。

 4月17日・25日・29日の3回に分けて開催予定だった里山体験プログラム「たけのこ掘り」は、滑川町のほうから受入先の谷津の里へイベントの自粛要請があって今年も中止…。毎年人気があるプログラムなのでとても残念です。東京にはまた緊急事態宣言が出るようなので、5月のワンダースクールの開催もあやしくなってきましたねぇ…。日曜あたりには会員の方たちへも連絡しておかないといけませんが、こればっかりは致し方ございません。
 母の介護付き有料老人ホーム探しのほうは、この3日間で5つの施設を訪問。内2つはパスさせていただくことにしましたが、一番良さそうな施設は空き待ちとなるため、明日はまた関連施設を見にいってきます。何だかちょっと疲れてきましたが、一般病棟に移されちゃったら気が滅入っているようなので、早く決めてあげないとなぁ…。

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「化石でワンダー探検隊」事前調査

2021年04月17日 | 化石でワンダー探検隊

 4月6日(火)は、小鹿野町まで「化石でワンダー探検隊」の事前調査へ。集合場所のおがの化石館の駐車場から見たようばけ方向です。


 皆野寄居道路が延長されてそのまま299号につながるようになったため、小鹿野町もかなり近くなった感じかな。当日もお天気に恵まれてくれるといいですね。



 駐車場に設置されている解説板です。


 おがの化石館ですね。希望者は当日開催時間の前後に見学していってください。


 屋外に展示されている二枚貝の化石の密集層です。


 宮沢賢治と保阪嘉内の友情の歌碑。盛岡農林高等学校在学中の大正5年に地質巡検で訪れたとのこと。


 ようばけへと下る道の前に設置されている注意書きです。何年か前に川を越えた落石は、子ども10人でも乗れてしまうほど大きなものでした…。


 ようばけですね。


 解説板も設置されています。


 国指定天然記念物のようばけへは立入禁止! 化石の採集も禁止されています。まあ、そうでなくてもいつ落石があるかわからないような場所なので使えませんけれどもねぇ…。


 こんな場所に桜の木もあったのかぁ~。


 一昨年まで利用していた上流方向です。


 一昨年の台風19号による豪雨で川の流れが激変して、ちょっと流れの速い浅瀬を渡らないと中州には行けなくなりました。以前利用していた左岸の崖も、手前に流れができてしまってもう使えません…。


 昨年からは下流側に広がる中州利用ですね。


 下流側から見たようばけ方向です。


 流れがとまってしまった場所には魚の群が。アブラハヤかな。当日誰か捕まえてくれるでしょうか?


 さらに下流側から見たようばけ方向です。今年も転石狙いで楽しめそうですね。


 すでに誰かが割ったあとの転石もあなどれません!? 一つ一つよく見ていくと、こんな貝化石はすぐに見つかります。例えばご家族だけで初めて採集に来られた方は、どれが化石か分からずにそのままになっていたり、ベテランの方は状態のいい化石だけを持ち帰りますからねぇ~。さらに細かく割ってみたら出てくるということもあります。


 本日はここまで。さらに下ってはさみばけまで行ってみたいところですが、ちょっと離れすぎてしまうので、Uターンして左岸側を歩いて戻ることにしました。


 左岸の崖には、ミヤマキケマンが群生している場所があります。





 ワサビは以前より少なくなったかな。上のほうばかりで摘めませんでしたけれどもねぇ…。


 シカの足跡です。


 やっぱり誰かが割ったあとの転石をよく見てみたら、カニの甲羅が出てきました。


 凹も。


 二枚貝も。



 ヤマブキです。


 クサノオウ。


 セリバヒエンソウ。


 オニグルミですね。


 とりあえず今年も楽しんでもらえそうでひと安心です。帰りにはまた風布の日本の里へ立ち寄りました。続く。

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化石でワンダー探検隊・楊井層~里山体験プログラム~

2020年04月02日 | 化石でワンダー探検隊

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 3月22日(日)の午後の部です。
 鹿島古墳群でお弁当を食べたあと、歩きやすい河川敷を抜けて荒川右岸へ出ます。


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 川原へ下りて。


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 午前中の土塩層よりも新しい約800万年前の楊井層へ。


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 樹幹の化石を見てもらっているところです。


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 事前調査の際の状況からいくと、今回は転石狙いがよろしいかと!?


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 わざわざ露出した地層をはがさなくてもOKだと思います。 


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 以下、例によって画像が多くなってしまいますが、化石探しの様子と出てきた化石を載せておきますね。


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 メタセコイアの葉っぱです。


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 広葉樹の葉っぱ。


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 大小いろいろと出てきます。


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 『埼玉の自然をたずねて』にはフウの葉の化石も載っているのですが、まだ出てきたことはないなぁ…。


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 メタセコイアと広葉樹の葉っぱの両方とも入っていていいですね。


photo by takajii

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 これはわざわざ掘り出す必要もないかな。
 不届き者の焚火のあとじゃないからね!?


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 二枚貝も出てきました。


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 凸と。


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 凹。貝殻が凸のほうに残っていてくれたらよかったのですが…。


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 アカガイかサルボウの仲間が多かったかな?
 『埼玉の自然をたずねて』によると、葉化石や樹幹の化石のほかに「サイの下アゴの化石や、沼地にすむ二枚貝の一種のドブガイの仲間の化石が発見されています。これらの化石から、楊井層は陸上または陸に近い沿岸の環境でつもった地層」と考えられているようです。

 次回の「化石でワンダー探検隊」は、4月12日(日)に小鹿野町にて開催予定。こんな時期だからこそ、広ぉ~い川原で化石探しもいいかもね!?
 でも、新年度早々、4日(土)の「春の生きものさがし」は秋ヶ瀬公園が現在も閉園中のため中止。4月には開園するかと期待していたのですが、11日(土)もダメそうだなぁ…。先日雨の中下見に行ってきた5日(日)の「春の小川の生きものさがし」も、巾着田管理事務所の自粛要請により中止することにしました…。楽しみにしていた子どもたちには申し訳ないけれども、何事もなるようにしかならぬので、ご容赦ください。

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化石でワンダー探検隊・土塩層~里山体験プログラム~

2020年04月01日 | 化石でワンダー探検隊

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 3月22日(日)は、里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」で深谷市まで。午前10時半、天神グラウンドの駐車場に集合です。


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 これまでに見つかった木の枝、メタセコイアの葉っぱなどの化石を見てもらっているところかな。


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 荒川左岸のソメイヨシノの蕾は開きはじめたところでした。


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 土塩層へと出発します。


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 20分近く歩くので、なるべく歩きやすいルートを選んで。


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 転石を割ったあとですね。


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 万が一に備えて、行先と帰り道の目印を覚えておいてもらいます!?


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 石ころだらけの場所はちょっと歩きにくいけど…。


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 11時には到着!


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 巨大な古代ザメ「カルカロドン メガロドン」の歯の化石が見つかった約1.000万年前の土塩層です。


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 以下、画像は多くなってしまいますが、化石探しの様子と出てきた化石をほぼ時間順に載せておきますね。


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 二枚貝の凸と凹です。


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 小枝のようですね。


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 二枚貝。


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 植物だらけ。


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 たか爺は今咲いているお花でちょっと休憩!?
 オランダガラシです。


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 細めの木の幹か太めの木の枝?


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 葉っぱかな。


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 これはさち婆が見つけていたものだったでしょうか。
 土塩層での化石探しは1時間で終了。駐車場まで戻って、対岸へと移動しました。続く。

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「化石でワンダー探検隊」事前調査

2020年03月24日 | 化石でワンダー探検隊

 3月17日(火)は、22日(日)に開催予定の「化石でワンダー探検隊」の事前調査で深谷市まで。荒川左岸の河川敷です。


 堤沿いのソメイヨシノはまだ蕾でした。


 川原に下りると菜の花畑です。もちろん、まだ蕾のものは帰りにさち婆がせっせと摘んでおりました。夕食におひたし一品追加ですね。


 台風19号の影響で、葦や柳のブッシュ状態だった川原はすっきりと!? 今年は藪漕ぎルートを探さなくても土塩層まで行けそうです。


 川原の柳も根っこから抜けて…。


 ご覧の通り…。


 それでも花は咲いております。


 石ころだらけだった川原も砂地の部分が増えて、少しは歩きやすくなったかな。


 良さげな地層が露出していたり。


 良さげな転石もあったり。


 でも、岸辺に近づくにはやはり石ころだらけの場所も通らないと…。


 約1.000万年前の土塩層に到着です。


 遠くに居残り組のコハクチョウが4羽。


 駐車場からは大人で15分、子どもたちだと20分というところかな。


 コハクチョウです。


 例年よりもアプローチしやすくなっていてひと安心ですね。


 川原のオオアラセイトウ。


 堤のノゲシ。


 ハナニラです。


 車で荒川右岸へ移動して楊井層へも。
 こちらは歩きやすい河川敷の道だし、距離も近くて助かります。


 ノカンゾウ畑もいい感じ。このあと、おじいさんは川原へ下見に、おばあさんは岸辺へノカンゾウ摘みに行きましたとさ!? 夕食におひたし二品目追加ですねぇ~。


 この堰は健在でしたが。


 台風19号の際にはここまで水が来たようで、上流側の柵も壊れ、砂利が堆積していました。




 ワンダースクールの「化石でワンダー探検隊」では使ったことはありませんが、上流側でも化石探しはできますね。


 亜炭層です。


 下流側。台風19号の際には、右から2本目の木の上に引っかかっているゴミのところまでは水が来たようです…。


 川原へ下りて。



 樹幹の化石です。


 植物の化石はいくらでも見つかります。


 試し掘りをしたわけではなく、誰かが探したあとを見て回っただけなんですけれどもね。




 800万年前の葉っぱの化石だらけでした。


 最後に鹿島古墳群でお花見を。「化石でワンダー探検隊」のほうは今年もどうにかなりそうで何よりでした。
 



 一面の菜の花と早咲きの桜がきれいでしたねぇ~。


 カントウタンポポです。
 このあとどこに寄って帰るか迷うところですが、男衾自然公園に決定。続く。

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化石でワンダー探検隊~里山体験プログラム~

2020年03月10日 | 化石でワンダー探検隊
 写真の整理が追いつかずようやく3月分です…。


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 3月1日(日)は「化石でワンダー探検隊」で小鹿野町へ。
 とりあえず、ようばけをバックに駐車場の梅の花を。


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 カバじゃありませんからねぇ…。秩父市大野原や小鹿野町般若などから化石が発見されている海獣のパレオパラドキシアです。


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 まずは集合場所のおがの化石館の駐車場にて、配布資料の説明から。コロナ騒動にも関わらずキャンセルは0名! 定員20名のところ参加者は7家族21名でした。



 配布資料は、こちらからコピーさせてもらったものです。


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 これまで見つかった化石も見ておいてもらいました。
 事前調査の際に見かけた親子連れは、化石が入っているわけもない岩をたたいていたり、どれが化石かわからないでただ岩をバラバラにしているだけだったり…。


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 公衆トイレ経由にてようばけまで移動。
 解説板を見てもらっているところです。


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 現地では化石採集可能なエリアの話や注意事項など。赤平川の水量が少ないので対岸へも渡れてしまいますが、国指定天然記念物に指定されているようばけは当然立入も採集も禁止されています。
 でもなぁ…。この日も他の2グループは…。注意したらわかってくれたのでよかったんですけれどもね。


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 中州になった場所から見たようばけです。立入が禁止されているからというよりも、いつ崖くずれが起きてもおかしくないとても危険な場所だということぐらい、見ればわかると思うんだけれどもなぁ…。


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 ワンダースクール組はようばけの対岸の転石狙いです。


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 事前調査の際と同様に、化石はすぐに出てきました。


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 カニですね。


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 こちらも。いずれも上の子が開始早々に見つけておりました。


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 以下、画像が多くなってしまいますが、ほぼ時間順に化石探しの様子と出てきた化石を載せておきます。やはりカニと二枚貝が中心でしたね。


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 二枚貝です。


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 中州から見たようばけ対岸。


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 ソデガイの一種かな。


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 葉っぱです。


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 二枚貝ですね。


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 たか爺が見つけたナグラベンケイガニの甲羅です。


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 上流側から見たようばけ。手前の川原は台風19号で川の流れが変わってできたものですね。


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 せっかくなのでようばけをバックに記念撮影!?


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 ようばけ対岸から見た下流方向です。


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 中州へも渡ってみます。
 大人の長靴だとこうはならないのですが…。


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 こちらもいい感じの転石だらけですね。


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 なんかいい雰囲気でしょ!?


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 下流側から見たようばけ方向です。


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 ETガニの甲羅!?


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 これもカニ。


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 二枚貝の凸と凹。


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 巻貝も出てきましたね。


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 見つけた化石の交換をしていた子どもたちです。


photo by sachibaa

 最後にまた集まってもらって。


photo by sachibaa

 みんなが見つけた化石を見てもらいました。


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 一番最初にカニを見つけていた子は、もうきれいに分けて整理しておりました!


photo by sachibaa

 今回はこれが一番だったかな。


photo by takajii

 カニの爪の凸と凹ですねぇ~。
 小鹿野町での「化石でワンダー探検隊」は新年度の4月にも開催予定。また期待できそうです。

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再度「化石でワンダー探検隊」の事前調査へ

2020年03月03日 | 化石でワンダー探検隊
 2月24日(月)も小鹿野町のようばけまで。再度「化石でワンダー探検隊」の事前調査です。台風19号で赤平川の流れがすっかり変わってしまったため、今回は長靴とハンマーも持参しました。


2020.2.19

 昨春は広ぉ~い川原だった場所が本流へと変わった下流側です。大人の長靴ならどうにか渡れる場所を探して渡ってみます。


2020.2.19

 上流側もここを渡って。一番見ておきたかった右岸側には流れもなくなり、右岸の崖や河床も利用可能となっていました。崖崩れは怖いんですけれどもねぇ…。
 でも、そんな必要はなかったようです。苦労してわざわざ流れを渡らなくても、ようばけ前の左岸にころがっている転石を割っただけで貝もカニも出てきましたからねぇ~。
 ところが、前日まではOKでこの日もカードがいっぱいになって交換するまで撮れていたのに、パソコンへ画像が取り込めない…。どうやらメモリーカードが壊れてしまったようです。こんなこともあるんですねぇ…。なので、出てきた化石の証拠写真はなしでございます。みんな近くで化石探しをしていた親子にプレゼントしてきちゃったし…。
 まあ、今春はより安全な場所で楽しんでもらえそうなので、良しとしましょうかね!?



 ようばけのあとは、貝の化石で有名な子ノ神層へも。
 ここでメモリーカードがいっぱいになって交換したわけね…。



 子ノ神の滝です。



 こんな階段があるので阿熊川まで下りられます。



 解説板も載せておきます。



 これは滝ノ上橋から。確かに滝の上ですね!?


 たか爺愛用の『埼玉の自然をたずねて(日曜の地学)』は、「新訂版」とはいっても2000年発行のもの。滝ノ上「橋をわたり終えたところから川原へおります」となっていましたが、それらしき跡はあるものの今はちょっと危ないかも…。この「10年ぶりにアップデートした待望の改訂版」も出ていたので、とりあえず買ってはおかないとね。まあ、これも2012年発行ですが…。



 でも、左岸ではなく右岸側にこんな階段があったので、川原へはおりられました。



 ざっと見た限り貝の化石は見当たりませんでしたが、ワンダースクールで利用することもないと思うので、まあいいか。



 足を滑らせたら滝底まで真っ逆さま…。



 下吉田キャンプ場はもうやっていないようです。なんせもうキャンプ場にも洋式水洗トイレやシャワールーム、電源まで求められ、鳥や虫の鳴き声が「うるさい!」と管理人に文句を言ってくるような人たちまで来る時代になっちゃいましたからねぇ…。



 帰りには道の駅龍勢会館へ。



 ミニゴジラがお出迎え!?



 龍勢会館は有料なのでパスしました…。



 このフクジュソウはさち婆がお買い上げです。
 これで1.200円は安すぎるかも!?



 たか爺はもちろんこちらの米焼酎でございます…。
 日本酒のワンカップはさち婆が買っておいてくれました。

 昨日は雨、今日は暖かい日になりましたが風が強くてお花見はパス。明日も雨のようなのでせっせと写真の整理をして、先を急がないと…。

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「化石でワンダー探検隊」事前調査

2020年02月21日 | 化石でワンダー探検隊
 2月15日(土)・16日(日)の「冬のクワガタさがし」も中止です…。
 今年度の「親子でワンダー」は、昨年の台風19号の影響で10月以降ほとんど開催できておりません…。4月からは開催できますように!


 2月19日(水)は小鹿野町まで。
 まずは3月1日の里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」の事前調査から。おがの化石館の駐車場から見たようばけです。さち婆入りになっちゃいましたけれどもねぇ…。


 おがの化石館です。


 ようばけをバックに、「大正5年に地質巡検で秩父を訪れた宮沢賢治と、その親友である保阪嘉内の友情の歌碑」ですね。


 「梅一輪一輪ほどの暖かさ」(服部嵐雪)。
 東京では見頃となっている梅も、この木はほんとにこの一輪のみ開花しておりました。


 あちこちでもう満開になっている菜の花もまだこんな感じです。でも、赤平川の川原で摘ませてもらう予定でいた菜の花は土砂をかぶってしまって今年は…。


 クスサンの繭「すかしだわら」。これは空繭でした。


 オオカマキリの卵鞘です。


 これも毎年載せていますが、ようばけの解説板。


 でもなぁ…。ようばけはようばけのままなんだけれども、赤平川の流れや川原の様子は激変! 水もまだ濁っている!? 昨年の台風19号の影響ですねぇ…。

2019.4.12

 これは昨春の写真ですが、なんと対岸のようばけからのこの大きな落石も流されて跡形もありませんでした…。水の力ってものすごいですねぇ…。

2019.4.14 photo by sachibaa

 子どもたちが上にのって記念撮影中ですが、これぐらい大きな落石だったんだけどねぇ…。


 ようばけより下流方向です。
 昨年までは広い川原だった場所が川の主流となっております…。

2019.4.12

 昨年はこんな感じ。
 化石探しでは最も使われている場所なのでワンダースクールでは使っていませんでしたが、他の団体さんがよく利用していた場所ですね。


 問題なのは上流方向です。
 対岸の崖沿いだった流れが手前側に…。この日は長靴ではなかったので渡れません…。改めて見に来なければ…。


 とりあえず川沿いの道へ上がって先へ。


 ここまで水は来たようで、こんな流木まで流されてきておりました…。ノカンゾウやカテンソウの群生地も土砂に埋もれて…。


 でも、ここも渡れないかぁ…。


 というよりも、もう左岸の崖は使えませんねぇ…。

2019.4.12
2019.4.14 photo by sachibaa

 昨年まではこんな感じの採集ポイントの1つだったのですが…。
 


 最後にまた梅を。

2019.4.14 photo by sachibaa

 昨年はこんな感じで右岸だった流れが今年は左岸に変わって、化石採集上はいったいどこがどう変わってどこをメイン会場に使うのか、来週また長靴持参で見てこないとなぁ…。台風19号での変化が化石採集上は+となるか-となるか、今度は実際に作業もしながらの下見となるので、誰ぁ~れもいない場所で行き倒れないようにしないとね!?

 19日はこのあと節分草園へ。昨日20日は鎌倉詣で、本日はオオミスミソウ狙いで武蔵丘陵森林公園まで。写真の整理はなかなかできません。明日はお天気も悪そうなので、おこもりして少しは諸々片付けておかないとなぁ…。

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化石発掘体験~キッズ冬休み~

2019年12月30日 | 化石でワンダー探検隊

photo by sachibaa

 12月26日(木)は、「化石発掘体験」で東松山市の化石と自然の体験館へ。今年度にてキッズ企画は終了とするため、これが最後になるかもしれません。


photo by sachibaa

 屋外の岩割り体験コーナーです。
 後ろに見えるシートがかぶせてある場所には、工業団地の調整池を掘った際に出てきた1.500万年前の礫岩が積まれています。


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 参加者はキッズ送迎3名とファミリー現地1家族2名の5名。


photo by takajii

 まずは展示コーナーの見学から。


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 「複数の穿孔痕を有する緑色凝灰岩(生痕化石)」です。


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 カバではありません!? パレオパラドキシアですね。


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 臼歯の化石。


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 葛袋のサメの歯化石の解説板です。
 今回は何種類で何本見つかるでしょうか?


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 岩割り体験でこんなのが見つかったら、最高なんですけれどもねぇ~。


photo by sachibaa

 そういえば、今回の参加者はみな「化石発掘体験」にはもう何回か参加してくれている子どもたちばかりでした。


photo by takajii

 「化石発掘体験」は午前11時に、まずは注意事項から。


photo by takajii

 次に荒井先生のレクチャータイムです。


photo by sachibaa

 いよいよ宝物さがしがスタート!


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 テーブルごとに置かれたサンプルは、左からアオザメ属のサメの歯・オオワニザメ科のサメの歯・ウニの棘2本になります。


photo by sachibaa

 以下、「化石発掘体験」の様子と出てきた化石などを時間順に載せておきますね。


photo by takajii

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 ワンダースクール組の1つ目は、上の子が見つけたオオワニザメ科のサメの歯でした。


photo by sachibaa

 次はこの子が。


photo by takajii

 貝の穿孔痕(生痕化石)を。


photo by takajii

 白い部分はフジツボのようです。


photo by sachibaa

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photo by takajii

 上の2人はウニの棘も。


photo by takajii

 メノウです。


photo by sachibaa

 岩割り体験ですね。


photo by sachibaa

 やはりメノウが。


photo by takajii

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 メノウは結構出てきていました。


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 アオザメ属のサメの歯です。


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 レア物のメジロザメ属のサメの歯も出ましたねぇ~。最初にオオワニザメ科のサメの歯を見つけた子です。


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 お片付けをしてから標本ラベルを記入して終了。
 今回の「化石発掘体験」者は21名。出てきた化石などは33個で、その内サメの歯は6本だったとのこと。昨年は体験者17名でサメの歯25本だったので、今回はちょっと少なかった感じです。でも、その内ワンダースクール組は4名で14個、サメの歯は3本! さすがベテラン組の子どもたちでした。


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 この子はなんとトップ賞! フジツボ付きの貝の穿孔痕、アオザメ属のサメの歯、ウニの棘、メノウ3個の計6個でしたねぇ~。

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化石発掘体験~キッズ夏休み~

2019年08月07日 | 化石でワンダー探検隊

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 7月31日(水)は、キッズ夏休み「化石発掘体験と川遊び」で東松山へ。11時から12時半は化石と自然の体験館です。



 屋内の体験スペースですね。
 当日キッズ1名がキャンセルとなり、参加者は4組9名。右側の3つのテーブルがワンダースクール用です。



 屋外では岩割り体験もできます。


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 巨大な古代ザメ、カルカロドン・メガロドンの顎の大きさはこんな感じ…。ワンダースクールの「化石でワンダー探検隊」でも使っている深谷の土塩層から出てきた歯をもとに復元された顎の模型は、長瀞の自然の博物館に展示されていますよ。



 まずはレクチャータイム。



 専門家の先生のお話もよく聞いておいてくださいね。



 化石の探し方を教えてもらってから。


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 化石発掘体験がスタート! 


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 1.500万年前のサメの歯は見つかるかな?


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 あらっ!? もう見つかったのかぁ~。



 アオザメの歯です。
 この子はこのあと、ウニの棘も2本見つけておりました。


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 以下、化石発掘体験の様子を時間順に。


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 オオワニザメの歯です。
 この子はアオザメの歯も見つけて、最終的に2種類のサメの歯を見つけていましたね。



 オオワニザメ。



 アオザメ。



 オオワニザメ。
 たか爺にはもう、誰がどれを見つけたのかわからなくなってしまっております…。




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 パパだって見つけましたよ。オオワニザメです。




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 この子が見つけたのはアオザメの歯ですね。
 最終的にウニの棘も含めて2種類の化石を見つけていました。


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 このオオワニザメは、先のパパの2本目だったか、ママの1本目だったか?


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 この子はアオザメを。




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 なんと哺乳類の骨まで!
 最終的にアオザメの歯・オオワニザメの歯・哺乳類の骨・ウニの棘の4種類も見つけていましたねぇ~。



 おかわりです!?


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 事前にテーブルの上にセットしてくれてあるコンテナと、+1コンテナまではOKとなっています。以前伺った話では、平均すると2コンテナから1本の確率でサメの歯が出るとのことでしたが、子どもだとだいたい1コンテナで時間切れかなぁ…。


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 アオザメです。これは誰だったか…。


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 最後にちょこっと岩割り体験も。


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 でも、屋外は暑くてねぇ…。



 最後に標本ラベルを記入して、化石発掘体験は終了です。子どもたちは全員サメの歯を見つけていたし、2種類も見つけた子や哺乳類の骨まで見つけた子もいて、今回はなかなかの成果でございました。
 午後の川遊びへと続く。

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化石でワンダー探検隊~里山体験プログラム~

2019年04月21日 | 化石でワンダー探検隊

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 4月14日(日)は「化石でワンダー探検隊」で小鹿野町へ。
 集合場所のおがの化石館の駐車場から見た「ようばけ」は、国指定天然記念物「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」となっています。


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 定員20名のところ、参加者はキッズ送迎1名・ファミリー送迎1家族2名・ファミリー現地8家族23名の10組26名でした。


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 後ろに見える建物はおがの化石館です。
 先に見学されていたご家族もいましたね。


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 まずは、これまで採集されたカニや二枚貝、植物などの化石を見てもらいます。


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 化石が入っている砂岩の色や質感もよく見ておくと、転石も探しやすいかな。



 右の歌は「さはやかに半月かゝる薄明の秩父の峡のかへり道かな」。ようばけへ向かう途中にある宮沢賢治の歌碑です。盛岡高等農林学校の地質学研修旅行で小鹿野町を訪れた際に詠んだ歌のようですね。左は親友の保坂嘉内の歌碑となっています。


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 でも、これをやった子は初めてかも!?


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 ようばけへと下る道は歩きやすくなりましたね。


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 ようばけです。


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 解説板も載せておきます。


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 ようばけからの大きな落石の上で記念撮影中!?



 上流方向へ移動します。


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 転石を割って化石を探したあとですね。
 

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 よく見てみると、化石が残っている場合も多いですよ。


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 何ものかに食べられたシカの骨を見てもらっているところです。


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 現地では注意事項など。


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 いよいよ化石探しがスタートですね!


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 まずは転石狙いから。



 これは小さな二枚貝だらけ。



 植物です。



 カニの甲羅も出てきました。
 いずれも転石からたか爺が見つけたものです。


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 チチブホタテの印象化石が見つかった母岩ですね。



 たか爺は浅瀬になっている場所から対岸へ渡って、左側の崖崩れのあとあたりを狙ってみます…。



 崖にはミヤマキケマンも咲いていました。



 以下、対岸で見つけたカニたちを。











 昨年はちょっとさみしい結果だったので、今年はがんばってみましたよ。あとでじゃんけん大会ですね!?



 木の枝かな。


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 こちらは崖狙い。



 崖のタチツボスミレです。


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 でもなぁ…。 無理してそんなに上までのぼらなくても…。


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 ただ崖をくずしているだけで、化石が入っているかもしれない岩だってみんな下に落ちちゃうだけですよね!? 本人もずるずると落ちてきたりして…。


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 たか爺は対岸から戻って、おにぎり休憩中だったんだけどなぁ…。


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 崩した岩をよく見てみれば。


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 何かしら見つかりますよね。


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 あとは時間の許すまで。



 崖にはニホンカナヘビたちもチョロチョロと。
 これよりも大きなものを捕まえていた子もいましたね。


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 1家族は対岸へ渡ってしまっておりましたが、13時半には再集合してもらってじゃんけん大会です。


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 たか爺が見つけておいた化石は、ちょっと意外な順番でもらわれていきました!? でも、みんなそれぞれのこだわりがあって選んではいるようですね。


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 これは解散後。
 真ん中の子が指さしているところにあるのは、チチブホタテの印象化石です。けっこう大きいでしょ。


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 こちらのご家族たちは、解散後も対岸で化石探しの続きです。


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 たか爺たちは14時で失礼しましたが、何か見つかったかな?


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 心配していた雨もポツポツと降りはじめました。でも、開催時間中には降られず、無事に開催できて何よりでしたねぇ~。

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「化石でワンダー探検隊」事前調査

2019年04月19日 | 化石でワンダー探検隊


 4月12日(金)は、14日(日)の里山体験プログラム「化石でワンダー探検隊」の事前調査で小鹿野町へ。
 おがの化石館の駐車場までの道中には、以前から気になっている場所が何ヶ所かあります。今回はこの川原をちょっと歩いてみました。ようばけ下流の赤平川だし、駐車場もトイレもあっていいよなぁと思っていたら、それらしい転石一つ転がっていなくて残念でしたねぇ…。川遊びやバーベキュー用に整備された川原なのかな?





 河床には、それらしい地層が見えるんですけれどもね。



 川原はここで行き止まり。でも、奥の崖の地層が気になるので、いったん車に戻って川沿いを上流方向へ走ってみます。



 驚かせてしまってごめんなさい…。ダイサギかな。





 やっぱりねぇ~。



 これは「トサン淵」の歴史的な解説板。永禄3年、北条勢に追いつめられた土佐の坊が身を投げた淵だそうです。



 ジオパーク秩父的には、ようばけと同じく国指定天然記念物「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」となるようですね。当然、化石採集は禁止でございます…。
 


 おがの化石館の駐車場に到着。
 ようばけをバックにジオパーク秩父の解説板を。



 ようばけへと下る道沿いに咲いたいたタチツボスミレです。



 ようばけの解説板から。



 桜も入れて。



 ようばけから川を渡ってきた大きな落石も入れて…。



 これは想定内!?
 もちろん、ようばけへの立入も化石の採集も禁止されています。



 ようばけの上流方向です。



 赤平川の水位は3月より多少上がった程度で、川岸もいい状態のままでした。



 川原は相変わらずキササゲだらけですが、よく探してみるとお宝入りの転石が転がっております!? 写真はやめておきましたが、何者かに食べられたシカの子どもと思われる骨も転がっておりました…。


 
 この崖もポイントですね。



 崖に咲いていたタチツボスミレは、葉っぱからいくとアカフタチツボスミレになるのかな?



 上流方向へはここで行き止まりになっています。
 崖づたいにもう少し先まで行けますが、わざわざより危険な場所を使う必要もないでしょう。



 川沿いにようばけへと戻ります。



 目の前で崖がくずれてきたりしてちょっと怖いけれども、大人の長靴なら対岸へ渡れる浅瀬もありました。この日は普通の靴だったので渡りませんでしたけれどもね。



 川沿いを歩いていたら、チチブホタテの印象化石を発見!
 3月には気づきませんでした…。掘り出すのは大変そうなので、当日見てもらえればいいかな。



 カテンソウは、トイレやようばけへのショートカットコース上に群生しています。



 この桜もショートカットコースからようばけをバックに。
 


 今回はようばけから下流方向も見にいってみます。
 川原の転石は少なめです。化石探しでは一番使われている場所だからなのかもしれません。



 このあたりは対岸へ渡ればいろいろ見つかりそうですね。



 ここで行き止まりですが、長靴だったらはさみばけまでは行けるのかな。



 崖側を歩いて戻ります。
 ちょっと怖いけど、ここは使えそうですね。



 ワサビです。来年は事前調査の際に摘ませてもらいますよ!?



 ミヤマキケマンも群生していました。



 水場の近くにはシカの足跡も残っていましたね。



 イロハモミジは近くの民家にて。
 帰りにはちょっとだけムクゲ自然公園へも寄ってみました。これは改めて。

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化石でワンダー探検隊~楊井層~

2019年03月31日 | 化石でワンダー探検隊

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 3月24日(日)は土塩層での化石探しのあと、車で対岸の鹿島古墳群まで移動。まずは古墳でランチでございます!?



 堰提より下流側の川原ですね。
 左奥の薄茶色に見える場所が楊井層になります。



 川原へ下りたあたりの亜炭層です。


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 川原ではさっそく転石から化石を見つけていた子もいました。


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 二枚貝です。


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 例年だと大人の長靴でも流れを渡って辿りつけるかどうかという楊井層へも、今回は普通の靴でも近づける状態でラッキーでしたね。


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 午前中の土塩層より上のおよそ800万年前の地層になります。



 樹幹の化石の一部です。


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 こちらは転石狙いかな?



 この子たちは大当たり! 岩をめくるたびに植物の化石が出てくるような場所を見つけてくれましたねぇ~。大手柄です。










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 こんな感じです。



 この葉っぱが一番わかりやすいかな?


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 他の参加者の方たちも集まってきました。


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 植物の化石はどこからでも出てくる感じで、さすが「化石林」!?


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 たか爺たちは14時過ぎには引き上げましたが、そのまま化石探しを続けていかれたご家族も多かったようですね。午前中の土塩層よりはアプローチしやすい場所なので、ぜひまたご家族でもお出かけください。

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化石でワンダー探検隊~土塩層~

2019年03月30日 | 化石でワンダー探検隊

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 3月24日(日)は、「化石でワンダー探検隊」で深谷市の荒川河川敷まで。集合場所の川本天神グラウンドの駐車場で、土塩層と楊井層に関して説明中です。


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 これまで採集した化石を見てもらっているところかな。


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 土塩層へ向かって出発します。
 参加者は11組32名。定員20名のところ、「3月のご案内」メールの時点では10組36名にて受付終了のまま、キャンセル待ちも5組17名でした。でも、最終的にキャンセル待ちは0になってくれて何よりです。


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 ここから石ころだらけの川原へ。



 10分ぐらい歩きます。



 11時すぎには土塩層に到着。


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 1時間だけですが、化石を探してみてもらいました。



 土塩層はおよそ1.000万年前の泥岩層。



 巨大ザメのカルカロドン・メガロドンの歯が73本見つかった地層です。


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 全長12mの生体復元模型や顎の復元模型は、長瀞の自然史博物館に展示されていますよ。


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 今年は荒川の水量が少ないので、露出面積も広くてラッキーでしたね。



 炭化した植物です。


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 これは下流側から撮影。




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 これは何だろうね?


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 この子が見つけていたのは?



 二枚貝の印象化石です。



 これは別の子が見つけていました。


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 この子は?


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 葉っぱの化石です。


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 この子のご家族はいろいろ見つけていましたね。


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 葉っぱです。


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 二枚貝も。



 土塩層は下流部まで広がっています。今回は午後の部もあるので短時間でしたが、今度はご家族で1日ゆっくりと化石探しもいいと思いますよ。

 昨日はようやくねりま遊遊スクールの「実施報告書」などを片づけて投函。次回の「春の小川の生きものさがし」のご案内記事をアップして、ねりま子育てネットワークその他のHPへの掲載依頼も。本日は2019年度のスポーツ安全保険の加入者名簿の入力作業も終わらせて、現在「申込書」記載の生年月日と実年齢が合わなかった方の返信待ちです。月曜には加入手続きと入金まで終わらせないと…。
 明日は朝から「春の風布川」の予定なので、ブログのほうはお休みになっちゃうかなぁ…。写真もまたたまっちゃいますよねぇ…。

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「化石でワンダー探検隊」事前調査

2019年03月27日 | 化石でワンダー探検隊
 3月23日(土)は、「化石でワンダー探検隊」の事前調査です。
 行きは花園IC利用で深谷市の荒川左岸まで。


 
 こんな注意書きが貼ってあったら、トイレを使えない子がいるかも!? 当日利用してもらう予定の川本天神グラウンドの公衆トイレですね…。



 河川敷へ下りる場所の近くには、ダイサギがたたずんでおりました。



 まずはこんな感じの道をのんびりと。
 これまで使っていた土塩層へのルートが今年も確保できるかどうか、今回はそれを確認するためにやって来たようなものです。



 でも、あれっ? ここで道がなくなってる!?


 
 増水時の流れにえぐられて、こんなになっちゃったのかな?



 とりあえず、行けるところまでは行ってみました。
 でも、水路にはばまれて行き止まりに…。



 引き返して再度よく探してみたら、ようやく昨年までの道が見つかりました。四駆なら車でも通れる道だったんですけれどもねぇ…。



 川原への入口も草ぼうぼうに。
 初めて来た人には多分わからないだろうなぁ…。



 石ころだらけの川原を10分ほど歩きます。



 土塩層へとたどり着きました。
 今年もどうにかなりそうでひと安心ですね。







 荒川の水量は少ないので、地層の露出状況はかなりいい感じでした。



 ナヨクサフジになるのかな。



 菜の花はもちろんまだ蕾のものを摘ませてもらって、お土産にしましたよ。カラシナではなくアブラナのほうです。



 道がわからなくなっていてかなりタイムロスをしてしまいましたが、車で荒川右岸へと移動します。鹿島古墳群の早咲きの桜ですね。品種まではわかりません。



 ノジスミレも咲いていました。
 柱頭のように見えるのは、実はアブラムシでございます…。



 アブラムシがいなかった花も!?



 オオアラセイトウです。



 もうどこでも見られる季節になりました。



 楊井層へは駐車場からも近いし、こんな道なので助かります。男子用の公衆トイレはずっと壊れたままになっていて、実に困ったものですけれどもねぇ…。



 ノカンゾウ畑は今年も健在!?



 堰提です。



 楊井層の露出具合もいい感じでした。



 樹幹の化石。



 炭化した樹木の化石です。



 この流木は、もう少し小さければお土産にしたかったところですね!?

 いろいろためこんでしまっているのでまっすぐ帰る予定でいましたが、車のナビで検索してみたら武蔵丘陵森林公園までは20分というところ。まあ、東松山ICからも帰れるわけだし、とりあえずショウジョウバカマの様子でも見にいってみる? 続く。

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