たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

おいしい春がやってきました!~ワンダーキッズ~

2015年03月13日 | どこかで春が


 ノカンゾウです。いよいよおいしい春がやってきましたねぇ~。



 3月10日(火)・11日(水)・12日(木)のワンダーキッズは、「おいしい春の野草摘み」でピクニックの森。もちろん、今しか摘めない旬のノカンゾウ狙いです。この森に限らずけっこうどこでも見かける野草ですが、「おひたしの王様」だということは意外と知られていないようですね。



 以前「烏合の衆」の野鳥カメラマンたちが、踏みつけに弱い絶滅危惧種のノウルシの芽を踏み潰しまくって更地にしてしまった場所は、翌年からノカンゾウ畑となりました!? 工事の関係で更地になった場所でも真っ先に出てきます。たか爺としてはかなしいようなうれしいようななんとも複雑な心境でしたが、その後は「烏合の衆」たちに踏み潰されてしまう前に摘ませてもらうようにしております。球根さえ残しておけば、摘ませてもらったあともどんどん伸びてくる強い植物です。



 2日の事前調査の際にちょっと厭な予感がしたので、公園管理事務所にメールしておいたら、4日にはこの注意書きを設置してくれていました。感謝です。写真は3枚とも昔の「ワンダースクール通信」から。



 それでも11日には、ノカンゾウ畑の1か所はこの状態…。



 復活してきているノウルシも踏まれていました…。



 ノビル掘りも。



 12日には、コガタスズメバチの女王蜂もお目覚めでしたね。



 たか爺も10日が初ノカンゾウ!? まずはやっぱり「おひたしの王様」として頂きました!



 11日はホタルイカと酢味噌和えにしようと思っていたら、マルエツにはなかったので、イカのげそで代用です。



 12日にはセリも摘んで帰ったので、セリご飯も。



 セリを洗って、細かく刻んで、乾煎りして、市販のめんつゆをからませて、食べる前にご飯に混ぜこむのがたか爺流ですが、ぜひ一度お試しください。この日は小女子が半額だったので買ってきました…。セリとも合うんだけれども、最初からいっしょに混ぜこむとセリが負けてしまうので、こんな感じでまずはセリご飯を楽しんだあと、最後に混ぜてもう一味楽しむという感じでしょうか。

 食べられる野草摘みは、子どもたちも真剣になりますね。「去年は妹がパクパク食べていたから」とか、「おかあさんが好きみたいだから」とか、「うちは7人家族だからいっぱい摘まなきゃ」とか、そんなふうに家族のことまで考えながらせっせとノカンゾウを摘んでいる子どもたちって、いいですよねぇ~。
 まともな文章は多分もう書かないと思うので、少しはまともに書いたこちらもご参照ください。

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アマナの花が咲きました

2015年03月12日 | どこかで春が


 3月10日(火)のアマナの蕾です。10日・11日・12日のワンダーキッズはピクニックの森。「おいしい春の野草摘み」は次回へまわして、まずは開花のご報告まで。



 この蕾は11日に開きました。他にも1輪が半開きでしたね。



 12日には4~5輪が開花して、蕾も増えてきました。
 アマナの花はこの時期だけ、ピクニックの森やサクラソウ自生地で普通に見られますが、『埼玉県レッドデータブック』では絶滅危惧種ⅠB類。「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」となっています。
 たか爺としては、やはり埼玉県では絶滅危惧種となっているニホンアカガエルの卵塊がまだ見つけられていないのでちょっと心配ですが、大好きな季節がやってきましたねぇ~。
 今日も春らしいとってもいいお天気なので、一人でのんびりと出かけたいところなのですが、確定申告が…。それにしても、こんな数字でよくぞ15年も続けられたものだと感心してしまいます!? とりあえず早く片づけてしまわないと…。

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カエルの卵と池の生きものさがし~ワンダーキッズ~

2015年03月06日 | どこかで春が


 早春のザリガニの池です。あっ、1人隠れちゃったなぁ…。



 3月3日(火)・4日(水)・5日(木)のワンダーキッズは、ピクニックの森。残念ながらニホンアカガエルの卵塊はまだ見つかりませんでした。昨年は3月4日だったんだけれどもなぁ…。



 アカガエルの池でも、チビザリちゃんとヨコエビの仲間ぐらいのものです。



 ひと雨ごとに春になる季節なので、道はぬかるんでいます。



 林床のノカンゾウはまだこれぐらい。ノカンゾウ摘みは来週のお楽しみですね。



 メダカの池です。



 側溝すくい。



 お持ち帰り厳禁の「特定外来生物」ウシガエルのでかオタマですねぇ…。



 池の生きものさがしには少し時間をとって、子どもたちにもいろいろと捕まえやすい三本土管の池を使いました。



 池のまわりはセリ畑!?



 またまたでかオタマかぁ…。



 チビザリちゃんはいくらでも捕まります。



 大物も捕まえていた子。



 こちらは側溝狙いです。



 モツゴ。



 メダカも健在! 毎日1匹は捕まっていました。



 コブナを捕まえてくれたのは、こうたです。



 スジエビはみーちゃんだったかな。あとはサカマキガイや謎のブヨブヨ卵という感じでしたね。



 カラスウリの種は、「打出の小槌」というよりもカマキリの頭!?



 ゴマギは芽吹いたばかりのものでも匂います。



 踏まないでね! 絶滅危惧種のノウルシですねぇ~。

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「どこかで春が」事前調査

2015年03月06日 | どこかで春が
 3月2日(月)はリハビリのあと、秋ヶ瀬公園・ピクニックの森へ。「どこかで春が」の事前調査です。
 でも、平日なのに駐車場にはけっこう車が停まっていて、ちょっと厭な予感。たか爺の予想通りでしたが、逆効果になるといけないのでまだブログには書かないでおきます…。念のため、公園管理事務所へは対策を施してもらいたい旨メールをしておきました。杞憂に終わってくれるといいのですが…。



 もうセリ摘みはできますね。今年はいつセリご飯を作ろうかなぁ~。楽しみです。



 ゴマギも芽吹いています。



 ザリガニの池。目覚めていたのはウシガエルのみで、ニホンアカガエルの卵塊は見つかりません…。



 アカガエルの池にも、卵塊は見当たりません…。



 メダカの池ではカメたちがお目覚めで、池に倒れこんだ倒木のうえで甲羅干しをしていました。



 イシガメ!? この公園の池もすでに「要注意外来生物」のアカミミガメだらけですが、まだ生き残ってくれているんですねぇ~。



 林床では落葉に隠れてまだ目立たないノカンゾウも、日当たりのいい場所ではもうこんな感じ。「おひたしの王様」は、8日(日)の親子でワンダーあたりから摘んでもらえそうです。



 天ぷら用のダイコンソウも。



 ノウルシは有毒ですが、貴重な植物です。



 帰りにはさくらそう公園へも。自生地のサクラソウも出てきていましたね。

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どこかで春が-2

2014年03月19日 | どこかで春が

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 3月9日(日)のサタデースクール「どこかで春が」へは、キッズ3名+ファミリー4家族13名の16名が参加。まずはニホンアカガエルの卵塊を触ってみてもらいました。
 冠水して川のようになった園路だって、子どもたちは歩くの大好きですよね。

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 チビザリすくいでは、ウシガエルのデカオタマも捕まっていました。子どもたちの人気者ですが、「特定外来生物」なのでお持ち帰りはご法度です。うじゃうじゃ状態の年もありましたが、以前よりはかなり減ったような気もします。

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 絶滅危惧種のメダカもかなり捕まっていました。ウシガエル、アメリカザリガニ、アカミミガメ、ブルーギル等、特定や要注意外来生物だらけのこの公園の池でも、まだ生き残ってくれています。モツゴも2匹。りくたろうはシオカラトンボのヤゴも見つけていました。

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 ノカンゾウです。いよいよ「おいしい春の野草摘み」もスタートですね。子どもと食べられる生きものに関しては、『子どもと自然大事典』の自然物を食べるを見てみてください。

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 2009年のレンジャク騒動の際、土石流のように野鳥カメラマンの群が押し寄せて更地にしていった場所は、その後ノカンゾウ畑となっております。工事の関係で更地になった場所でも、いち早く芽を出しました。本当に強い植物のようでどこにでも出てくる感じ!? 球根さえ残しておけば、またすぐに伸びてきます。
 たか爺もこの日初めて摘ませてもらって、夕食におひたし1品追加です。

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 絶滅危惧種のノウルシも少しずつ復活しているようで何よりですね。

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 3月11日(火)・12日(水)のワンダーキッズも、ひたすらノカンゾウ摘み。13日(木)は夕方から荒天の予報で残念ながら中止としました…。

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 毎年成長が早い場所はもうこんな感じ。早いもの勝ちです…。

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 水曜は先週彩湖自然学習センターだったので、ニホンアカガエルの卵塊にも触っておいてもらいました。
 ノカンゾウ摘みをすると、林床の「森の宝石」、
ジャノヒゲの実に気がつく子も多いですね。ラピスラズリ!? ミニドリルで穴をあけてチェーンが通せるといいのにねぇ…。

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 落葉の下で越冬中だったクビキリギスもご登場。
 ウスタビガの繭もよく落ちています。

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 アマナの蕾も開きました。これも絶滅危惧種なので、摘まないであげてくださいね。蕾は11日、花は12日のものです。もう春ですねぇ~。


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どこかで春が-1

2014年03月16日 | どこかで春が

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 3月4日(火)のワンダーキッズはピクニックの森。「どこかで春が」で、まずは早春に産卵するニホンアカガエルの卵塊探しです。ザリガニの池のほうは、今年は藻が大量に発生していて見つけることができませんでしたが、アカガエルの池のほうでは2つ確認できました。自分の目でよく見て、触ってもらって感じる春です。

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 あとは久々に「たも網片手に池めぐり」。まだ釣り人もいないメダカの池です。
 外周の園路はほとんど川のようになっていますが、こうなると落葉のたまった側溝が狙い目ですね!?

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 まだとても小さなチビザリちゃんたちはいくらでも捕まるし、この日はメダカも2匹。この公園では今ぐらいの時期のほうが捕まえやすいかもしれません。
 タナゴの池ではチビザリ小僧とタニシ娘が大騒ぎ!? 足ボチャ君も2人いたかな…。

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 5日(水)は雨で、彩湖自然学習センターとなりました。
 大型水槽のソウギョは、このおとぼけ顔がお気に入りです。

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 子どもたちがのぞきこんでいるのは、彩湖周辺の1/2000のジオラマですね。左端に見える森はこの日行く予定だったピクニックの森で、右端に見える森は子供の森。
 でも、こんなお天気じゃねぇ…。5Fの窓から見た幸魂大橋と彩湖の雨景色です。

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 森の中の道も水浸しです…。6日(木)も、まずはニホンアカガエルの卵塊さがしから。4日に見つかったものは見当たらず、対岸のほうで新しいものが2つ見つかりました。
 おいしい春もやってきました! 「おひたしの王様」のノカンゾウの新芽です。日曜日のサタデースクールあたりから摘みごろになってくれるかな?
 チビザリすくいのほうは、なぜかありえない0匹…。落葉の中までよく見ていないだけだと思います。まだまだ修行が足りませんね!?

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 池のまわりではセリも目立つようになってきました。
 天ぷらがおいしいダイコンソウは、4月になってから摘ませてもらう予定です。

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 帰りにちょっと寄ってみた天然記念物のサクラソウ自生地では、毎年冬に野焼きをするので、ノウルシやノカンゾウの新芽が目立ちます。
 サクラソウも出てきていましたね。


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金魚釣りとツクシ摘み

2013年03月21日 | どこかで春が

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 3月19日(火)のワンダーキッズは、「チャレンジ! 金魚釣り」で道満河岸金魚釣り場です。初めての1年生たちには難しかったようですが、ルールは守れたのでレベル1はクリアーというところでしょうか。また機会はあると思うので、ウキの調整の仕方、エサのつけ方、あわせ方等、少しずつレベルアップしていってください。でも、魚釣りはいくらゲームで練習したって、絶対にうまくはならないからね!?

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 金魚釣りのあとは、土手でツクシ摘みです。秋ヶ瀬の土手はセイタカアワダチソウが増えすぎたためか今年はさっぱりでしたが、彩湖のほうはけっこう出てきていました。食べるなら胞子を飛ばす前のこんな感じのものがいいですね。

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 これもOKだけど、短すぎるか…。

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 スズメノヤリやカラスノエンドウの花も咲いていましたね。


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どこかで春が-2

2013年03月19日 | どこかで春が

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 3月16日(土)のサタデースクールはピクニックの森。とてもいいお天気で、アマナの花は全開です。
 ノカンゾウもちょうど摘みごろで、森の中へ入らなくてもどこでも家族の人数分は簡単に摘める感じでした。セリ摘みに来ていた人たちともちょっとお話したりしましたが、意外とみんな知らないものです。おいしいのにね。

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 ザリガニの池では、孵化したばかりのまだ小さなオタマジャクシたちが泳いでいます。ニホンアカガエルですね。空になった卵塊をすくって触っている子もいました。でも、こう雨が降らないと、全滅しちゃうかなぁ…。

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 アカガエルの池は、すでにここまで干上がりました。10日に確認した2つの卵塊のオタマジャクシたちの運命は…。
 カキドオシの花はこの日が初認。もう少ししたら、花も葉も茎もそのまま洗って熱湯をそそぐだけのフレッシュティーや天ぷらが楽しめますね。昔はかんの薬や強壮薬として使われていたようです。今年はおひたしも試してみるかな。

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 メダカの池では、池の中へ倒れこんだシダレヤナギも芽吹いています。根ごと抜けて倒れたのにすごいですね。
 そういえばタネツケバナはまだ試してないなぁと、おみやげにしておひたしにしてみましたが、水にさらす時間を長くしないと苦くていまひとつ…。期待していた辛みや香りのほうは感じられませんでした。

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 土手へは、道なきノイバラの道を…。トゲに引っかからないように「網は上にしてね」って言ったって、そこまで持ち上げなくてもいいんじゃない!?
 残念ながら土手のツクシは見当たらず、けっこうチョロチョロしていたカナヘビを見つけられる子もいませんでした。帰りも水があったら通れない池の中を歩きます。

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 土手の縁のゴマギは、匂いをかいでみてもらいました。

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 干潟状態になった三本土管の池では、お調子者たちが自ら悲劇を招いておりました…。こうなるともう、片足ずつ抜くこともできません。長靴は脱いで、手で回収するしかありませんよね…。なんだかとても楽しそうだったけど!?
 ヒキガエルの池では、この日も2匹のカメが甲羅干し中でした。カメが増えすぎて、ヒキガエルは産卵しなくなったのかな?

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 結局、犠牲者は3名!? まあ、水曜の子たちよりはちゃんと自分で洗えていましたね。
 送迎ルートはちょっと長くなりますが、4月からの2013年度のサタデースクール土曜コースは、この5名にてスタートの予定です。今年はファミリー会員急増中なので、サタデースクール日程へのファミリー参加も増えるかもしれません。


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アマナの花が咲きました

2013年03月13日 | どこかで春が

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 3月12日(火)、ピクニックの森ではアマナの花が咲いていました。もう春ですねぇ~。毎年2月末にはニホンアカガエルが産卵。3月に入って林床の落葉の下から、ノカンゾウやノウルシの新芽が姿を見せると、じきアマナの花も開きます。どこでも見ることができるノカンゾウ以外は、埼玉では絶滅危惧種となっている早春の生きものたちです。
 この日のザリガニの池。どんどん水位が下がっているので、アカガエルのオタマジャクシたちが心配ですが、今晩から雨が降りそうなのでどうにかなるかな?

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 先週は見つけられなかったので、アカガエルの卵塊には触ってみてもらいました。

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 あとはひたすら夕食に一品追加のノカンゾウ摘みです。カエルの卵もノカンゾウの新芽も、触って感じる早春ですね。夕食の際には、「おいしい春」も感じてもらえたでしょうか。

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 たか爺が6日に摘ませてもらったノカンゾウ…。落葉の下の根元から摘んだのに、6日後にはもうこれだけ伸びてきたわけです。工事のために現在更地になっている場所にも、ノカンゾウだけは出てきていました。これにはたか爺もびっくりです。
 ここが一番まとまって出てきていたかな。

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 それにしても元気な子どもたちで、最後は倒木渡りです。なかなか駐車場まで戻れない…。まあ、タイムリミットは日没ということでいいんだけどね。

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 たか爺は予告どおり、ノカンゾウはホタルイカといっしょにからし酢味噌和えでいただきました。旬の食材同士なので合わないわけがない!? サミットでは280円でしたが、スーパーで売っているホタルイカにはからし酢味噌まで付いているので簡単です。


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ノカンゾウ摘み

2013年03月08日 | どこかで春が

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 3月6日(水)は森の中へ。昔「烏合の衆」の野鳥カメラマンたちが土石流のように押し寄せて更地にしてしまった場所は、踏みつけに弱い絶滅危惧種のノウルシやチョウジソウは少なくなりました。でも、ノカンゾウは強くて畑のように新芽が出てくる場所もあります。根元から摘んでも、その後もどんどん伸びていくぐらいですからね。
 まだ落葉の下から顔をのぞかせている程度でしたが、子どもたちでも見つけられる状態だったので、いつでも出来るノビル掘りはパスして、ひたすらノカンゾウ摘みとなりました。おいしい春の到来です。

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 「おひたしの王様」のノカンゾウですが、おひたしにするとどれぐらいの量になるのか、想像できる子なんていません。「こんなに採った」と見せにくる子でやっと一人前程度…。土手へは行かずに、ノカンゾウが毎年出てくる場所を何か所か回ることにしました。ちょうどいい機会なので、子どもといっしょに洗って、ゆがいて、おひたしや酢味噌和えを作ってみるといいと思いますよ。
 出始めなので早い者勝ちです。学校ではどんな「生きる力」を教えているのか知りませんが、食べものを自分で見つけて採って食べる、これは生きもの本来の「生きる力」ですよね。本当は土の中に隠れている白い部分から採りたいところですが、子どもたちがやると根ごと抜いちゃいますからねぇ…。ハサミやカッターを使って土の中から切りとる人もいるようです。

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 ムラサキケマンかな。ノウルシの新芽も出はじめていました。これはどっちも食べちゃだめだけど…。

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 コンデジのズームではブレブレですが、ハシビロガモもいましたね。
 帰りにちょっと様子を見にいったサクラソウ自生地のノカンゾウはこんな感じです。近いうちにアマナの花も見られるでしょうか。


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カエルの卵と池の生きものさがし

2013年03月08日 | どこかで春が

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 3月5日からは、ワンダーキッズ火曜コースがスタート。爺さんが1年生の孫2人を連れてのんびり遊びにいくパターンです。お問合せの際には4月からの予定でしたが、それまで待ちきれないという子どもたちだけあって、バーベキュー場の池だけでも落葉のプールや「魔法のじゅうたん」のべニア板、タニシすくい等で盛りあがっておりました。

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 三本土管の池。岸辺近くの水面に点々と見えるのはカルガモたちです。子どもたちはオオオナモミでも遊んでいましたが、なんだかとてもいいコンビですね。4月からはトリオになる予定なので、これからおもしろくなりそうです。

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 だいぶ暖かくなってきたので期待していたニホンアカガエルの卵塊は、ザリガニの池にもアカガエルの池にも見当たりません…。秋ヶ瀬では絶滅間近!? ウシガエル、アメリカザリガニ、アカミミガメ等の増加が影響しているのかもしれません。
 まだ遊び足りないのか、よっぽどタニシが気に入ってしまったのか、最後はまたバーベキュー場の池へ。サカマキガイも入っていたと思うけど、タニシとチビザリちゃんをお持ち帰りでした。


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たも網片手にお散歩でした…

2013年03月06日 | どこかで春が

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 2月27日(水)、まだ冬景色のザリガニの池です。池の水位はまた下がりはじめていました。例年だとそろそろニホンアカガエルが産卵する頃なので探してみましたが、残念ながら卵塊は見つかりませんでしたね…。
 岸辺に落ちていたウスタビガの空繭は、たか爺がお持ち帰りです。そういえばいつだったか、里山研究会の新井さんといっしょに首をかしげたことがあります。どこにも穴があいていないのに、成虫はいったいどこから出てきたんだろう?

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 アカガエルの池とメダカの池。池の生きものたちはまだ動きはじめていませんが、底にたまった落葉ごとすくうと、じっと春を待っている生きものたちがいろいろ見つかるものです。でも、せっかく「たも網片手に池めぐり」をしたって、ただ網を持って歩いているだけじゃあねぇ…。

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 じゅんが捕まえたチビザリちゃんとそれに群がるお散歩組です…。あとはじゅんでもサカマキガイぐらいで、ヤゴや魚の仲間は0という結果でした。

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 釣堀跡池から土手へと向かう道は、道なき道となっていました。「親子でワンダー」の日までにはもう少し通りやすくなっているといいのですが…。

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 土手から戻る道も生い茂る笹の中で、水があったら通れない池の中を歩いて脱出です。まあ、道なき道を行くのもワンダースクールらしくていいか!?
 三本土管の池では泥に足をとられ、長靴までとられていた子もいました。帰りに炊飯場の水道でお洗濯ですが、長靴や足にただ水をかけるだけじゃあねぇ…。上履きや運動靴ぐらいは自分で洗っていないのかな?

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 完全に干上がることはない三本土管の池とヒキガエルの池の水位も、ここまで下がっていました。一雨ごとに春になる季節なのに、今年はなんだか春も遅い感じです。


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