5月5日(月)は、里山体験プログラム「食べられる野草の観察会&越辺川の生きものさがし」で越生町です。参加者はファミリー8家族で23名。今回もキャンセル待ちのご家族は0になってよかったぁ…。アシスタントはあきらとしおんです。
連休で遊びに来ていた長男の嫁さんと7月で4歳になる孫も、ようやくワンダースクールデビューを果たしました。2歳の孫のほうは発熱のため、さち婆とお留守番になってしまって残念…。
アカボシゴマダラの幼虫の観察中です。
午前中はおごせ昆虫と自然の館のプログラム利用。講師は、たか爺の師匠の師匠のそのまた師匠クラスの巣瀬さんです。埼玉昆虫談話会の方は他にも3名いらしていましたが、なんだか他の参加者はいなかったような?
館の外縁にいたミツバチたちです。たか爺のハチの師匠のsundogさんが、巣箱を設置していたようですね。でも、周囲の梅林の農薬散布が始まったらハチたちが逃げ出したため、昨日巣箱を回収したとのこと…。「食べられる野草」も梅林のものは摘めませんよねぇ…。
ヨコヅナサシガメもけっこう見かけるようになりました。他の昆虫の体液を吸う細長い口で刺されるとかなり痛いので、先に手が出る子は要注意! たか爺は昔、つままなければ大丈夫だろうと、手のひらの上にのせて子どもたちに見せたあと、指先で弾き飛ばした瞬間に手首を刺されたことがあります。毒はなくても消化液を注入されるわけで、激痛が走って1時間以上はしびれ続ける感じかな…。子どもなら大泣きすること間違いなし!?
チューリップとスイセンの球根の話をしているところかな。食糧難の時代にチューリップと間違えて、スイセンの球根を食べて命を落とした人もいるという怖~いお話です…。
もう1枚の画像のほうは、ギシギシの葉っぱにいたコガタルリハムシの幼虫の観察中です。
アカバナユウゲショウとオッタチカタバミ。カタバミはカタバミだけだと思っていたら、外来種もあったわけねぇ…。たか爺もいろいろと勉強させてもらえるので、昆虫と自然の館のプログラムは本当にありがたいです。
園芸種のシラー・ペルビアナと、「みんなの花図鑑」のLADYBIRDさんに教えてもらったトラディスカンティア・フルミネンシス。いつもありがとうございます。葉っぱが花のように見えるツユクサの仲間で、これから白い花が咲くようです。
ネギの花にはミツバチが来ていました。
ナナホシテントウの幼虫です。
11時半頃、よしざわ自然農園に到着。人懐っこいヒツジさんが出迎えてくれました。吉澤さんの梅林は、「農薬を使わない、自然栽培・有機栽培」ですよ。
「食べられる野草の観察会」の締めは、天ぷらの試食会ですねぇ~。庭では、これまたたか爺の師匠の師匠のそのまた師匠クラスの江村さん自らセリ、カキドオシ、ユキノシタ、コゴミなど、おいしい天ぷらを揚げてくれました。写真を撮る前から手を伸ばしていたお母さんはだぁ~れ!?
12時には、巣瀬さんにまとめの話をしていただいて、お弁当タイム。越辺川のフジの花もきれいでしたが、手が届く場所に咲いていればこれも天ぷらにできたのにね!?
庭のセリバヒエンソウとオオジシバリ。セリバヒエンソウは、もうどこへ行っても咲いている感じです。でも、キンポウゲ科なので絶対に食べちゃダメ…。オオジシバリも食用にはしませんが、乾燥したものを煎じて薬用に使われることはあるようです。
午後はフリータイム。越辺川の生きものさがしやスリル満点のブランコで遊んでいる子が多かったですね。
あきらが捕まえてくれたシマドジョウの観察中。
カワムツとコヤマトンボのヤゴです。まだ小さなコオニヤンマのヤゴや他のサナエトンボの仲間のヤゴも見つかっていました。
お祈りするヤゴ!? 目の後ろにトゲがあるので、コシボソヤンマのほうです。
カジカガエルの鳴き声が響きわたるきれいな川なのに、残念ながらウシガエルの子ガエルとアメリカザリガニも見つかっておりました…。
アシスタントの2人が捕まえてくれた生きものたちは、最後にリリースです。
羽を広げたクジャクはこっちを向いてくれなくて…。
ヒツジさんにもご挨拶してから、帰途につきました。これはまさパパが撮ってくれた写真です。途中でちょっと雨がパラパラきましたが、どうにか最後までもってくれてよかったですね。