折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

一輪だけのバラの二番花

2021年05月28日 20時59分15秒 | 小満

◇ 5月もそろそろ終盤に近づいてきましたが、季節を前倒しして咲いていたバラの花も、もうほとんどが散ってしまいました。

  バラの二番花はまだまだ先のことになりそうですが、雨の降る朝に一つの品種だけ、それも一輪だけ咲いていました。

  一番花の花後の剪定のあと、その枝を使っていくつか挿し木をしましたが、昨年の挿し木苗の鉢増しもやらなければなりません。

  庭はもうすっかり紫陽花の季節、昨年の花後の剪定を少し控えめにしたこともあって、今年の紫陽花は花の数が多いようです。

 

                                 2021年5月28日

□ 早咲きの品種のバラ、いつの間にかもう二番花の時季になったようです。

 

                                    5月27日

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

愛らしい半八重のバラ、たった一輪ですが、この先少しずつ開花が続くはずです。

 

□ そのバラの後ろでは、顎紫陽花がかなり色づいて来ました。

 

                                    5月26日

□ 墨田の花火、淡い紫色がかった水色がきれいです。

 

□ ガブリエル・オーク

(Gabriel Oak S 2019 D.Austin England)

どちらかと言えば遅咲きの品種は、まだ一番花が若干残っています。

 

□ 冬剪定のあと、春先にすっと伸び続けて、こんなに先っぽに花をつけました。

 

□ 昨年の挿し木苗で一度鉢上げしたものですが、早くもベーサルシュートが伸びています。

これまでのところ、挿し木の活着率が高い「オリビア・ローズ・オースチン」(ER)です。

 

□ ジ・エンシェント・マリナー

(The Ancient Mariner S 2015 D. Austin England​)

このバラもまだ一番花ですが、これでおしまいのようです。

 

□ バラの隣りでは、宿根草のペンステモン (ハスカーレッド)が咲いています。

昨秋に試しに植えてみたのですが、今秋には増やそうかなと思っています。

 

                                       5月28日

□ そろそろアナベルの季節に移ろうとしています。

 

□ アナベルのそばでは、ビチセラ系のクレマチス「エミリア・プラッター」が咲いています。

これまではウッドフェンスに誘引していましたが、経年劣化(腐食等)でフェンスを取り払いました。

アイアン製のガーデンフェンスを取り付けようかと思案中です。

 

                                    5月26日

□ この紫陽花も水色から紫色まで、微妙な変化が楽しめます。

 

◇ 昨日5月27日は「百人一首の日」でしたが、車のエンジンを始動したら、カーナビの音声に教えられました。

  藤原定家が自身の日記の「明月記」で、百人一首を選んだとしている日(文暦2年・1235年)のようです。

  先日もブログで紹介しましたが、今年になって就寝前に百人一首を順番に一首ずつ読んでいまして、今は二回り目です。

  一昨日の皆既月食は、あいにくの雨降りだったのですが、それではせめて明け方の満月をと期待してましたのに、それも見られませんでした。

  まだ明けやらぬ4時半過ぎ、遠くでホトトギスがしきりに鳴いていました(次の一首の光景を期待していましたが…)。

     

        ほととぎす鳴きつるかたを眺むれば ただ有明の月ぞのこれる     後徳大寺左大臣 (藤原実定)

 

 

コメント (4)
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