折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

今年咲いたバラの花~イングリッシュ・ローズ~

2008年12月29日 23時28分05秒 | 冬至
         □ シャルロット(Charlotte/S/1993/D.Austin/England)
           ディープカップのレモンイエローを、楽しんで早や三年。

◇ 年の瀬の今日、こちらの最高気温は14度くらい、暖かな陽気だった。
  毎度のごとく忘れた頃に球根が出てきて、当然のごとく植えつけた(黒百合)。
  上の画像のように「シャルロット」は、まだまだいくつも咲いている。
  今回はモダン・ローズのうち「イングリッシュ・ローズ」の5月を中心に。

     
        □ ザ・ダーク・レディ        2008年5月4日
          (The Dark Lady/S/1991/D.Austin/England)
          一番花の初々しい色合い。
          これからロゼット咲きに変わって行くさま。

     
        □ アブラハム・ダービー       2008年5月4日
          (Abraham Darby/S/1985/D.Austin/England)
          ほのかなフルーツ香の大輪です。
          大好きな「バラ色の人生」(個人的に)のバラの色。

     
        □ L.D.ブレスウェイト        2008年5月6日
          (L.D.Braithwaite/S/1988/D.Austin/England)
          この真紅の大輪には、引き寄せられそうになります。

     
       □ エグランタイン「マサコ」      2008年5月9日
         (Eglantyne 'Masako'/S/1994/D.Austin/England)
         雅子妃殿下にささげられた、優美なバラです。
         一昨年の春、買い求めた園芸店でレジのお姉さんに、
         「奥様のお名前ですか?」 「 … (首を横に振りました)」

     
       □ ウィリアム・シェイクスピア2000   2008年5月9日
         (William Shakespeare 2000/S/2000/D.Austin/England)
          開花につれて、次第に紫がかって行くという、
          花びら色の変化の不思議さに魅せられたのが、
          私のイングリッシュ・ローズの始まりです。

      
      □ ウィンチェスター・キャシードラル   2008年5月15日
        (Winchester Cathedral/S/1988/D.Austin/England)
           日当りがどうも思ったほど良くなくて、
           この清楚なバラに悪いことをしました。

     
        □ グラミス・キャッスル      2008年5月15日
          (Glamis Castle/S/1992/D.Austin/England)
          ほんのかすかにピンクがかって、妖艶な色合い。

     
       □ クイーン・オブ・スウェーデン   2008年5月17日
         (Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England)
         まっすぐ伸びるシュート、凛としているさま。
         ディープカップのピンクの中輪、ただただ美しい。

     
        □ ハーロウ・カー          2008年5月17日
          (Harlow Carr/S/2004/D.Austin/England)
          オールドローズのように、やわらかい彩り。
          うちの庭では、今年のバラの一番花でした。

     
        □ パット・オースチン     2008年5月17日
          (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
          育種家の奥様の名前が付いた理由は、ご覧のとおり。
          花びらの色は「カッパー・オレンジ」とのこと。
          この魅惑的な美しさは、万人が認めるところでしょう。

     
     □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ   2008年5月17日
      (Charles Rennie Mackintosh/S/1988/D.Austin/ England)
           一度咲き始めたら、次々に咲きあがります。
           ライラック・ピンクが、とてもさわやかです。
           秋にもたくさん返り咲きました。 

     
          □ エヴリン       2008年5月20日
            (Evelyn/S/1991/D.Austin/England)
            このバラの美しさは、拙いデジカメでは、
            さっぱり残せませんでした。
            1月に、鉢植えに戻すつもりです。

     
         □ ヘリテージ        2008年5月20日
            (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
          最初に買い求めたイングリッシュ・ローズ。
          書籍に「最も美しいイングリッシュ・ローズのひとつ」
          そう紹介されていましたから…。
          黄色いしべとの対比が絶妙(これには見えませんが)。


     
         □ スカボロフェア        2008年5月23日
          (Scarborough Fair/S/2003/D.Austin/England)
           この半八重のような素朴なカップ咲き。
           目の前にすると、心が洗われます。
           このバラも、秋にたくさん返り咲きしました。

     
      □ ジュード・ジ・オブスキュア      2008年5月28日
        (Jude the Obscure/S/1995/D.Austin/England)
        咲く時季によって、アプリコット・イエローの濃淡が、
        微妙に移りゆくさまが、すばらしいバラです。

     
      □ ジュビリー・セレブレイション     2008年5月28日
        (Jubilee Celebration/S/2002/D.Austin/England)
        「ヘリテージ」とともに最初に買ったイングリッシュ・ローズ。
        サーモン・ピンクの色は、イングリッシュ・ローズで唯一…。
        エリザベス女王在位50周年を記念して捧げられた…。
        どれを買うにもさっぱりわからず、迷いに迷って、
        結局「色の魅力」「育種家の自信作」が購入理由でした。

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今年咲いたバラの花~オールド・ローズ~

2008年12月28日 23時57分35秒 | 冬至

           □ フラウ・カール・ドルシュキ    2008年12月26日
             (Frau Karl Druschki/HP/1901/P.Lambert/Germany)

◇ 今日は、きれいに晴れ渡って、穏やかな冬日和の一日だった。
  年賀状を出し終えて、携帯電話機種変更約4年ぶり、有馬記念のテレビ観戦。
  朝は寝かせておいたら、いつまでも寝てると言われてしまった。
  バラの夢でも見てたのだろう…そのバラを振り返ってみる、今シーズンの抄録。

     
           □ アルバ・セミプレナ      2008年5月15日
              (Alba Semi-Plena/A)
              たいへん若い頃(今も若いが…)に、
              ボッティチェリの絵画で憧れていたバラ。

     
       □ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン   2008年5月15日 
         (Souvenir de la Malmaison/B/1843/Béluze/France)
           ナポレオン王妃ジョセフィーヌにちなむ
          「マルメゾン庭園の思い出」の意味らしいのですが、
           この花も香りのことも忘れてしまいました。 

     
        □ マダム・ピエール・オジェ    2008年5月11日
         (Mme. Pierre Oger/B/1878/C.Verdier/France)
             記憶のかなたに飛んで行ったバラ。

     
       □ マダム・エルネストゥ・カルヴァ    2008年5月23日
          (Mme.Ernest Calvat/B/1888/Schwartz/France)
              静かな佇まいの中にあって、
              気品さえ感じさせられたバラ。

      
         □ ブレイリー№2           2008年5月9日
            (Blairii No.2/Ch/1845/Blair/England)
       この後の株元からのシュートの数が、半日蔭でも庭で№1。

     
           □ シャルル・ドゥ・ミル   2008年5月23日
            (Charles de Mills/G/1746年以前)
             上手に咲かせられずに(ウドンコ病)、
             残念な思いをしたことを憶えています。

     
       □ カルディナル・ドゥ・リシュリュー   2008年5月9日
        (Cardinal de Richelieu/G/1840/J.Laffay/France)
        どちらかと言えば、野性的なバラ、香りの記憶がありません。

     
        □ バロン・ジロ・ドゥ・ラン     2008年5月9日
         (Baron Girod de l'Ain/HP/1897/Reverchon/France)
          早咲きのまま、結局返り咲かなかった、私の失敗…。

     
       □ コンテス・セシル・ドゥ・シャブリアン  2008年5月9日
     (Comtesse Cecile De Chabrillant/HP/1858/Lambert/Germany)

     
        □ ジャック・カルティエ       2008年5月13日
       (Jacques Cartier/P/1868/Moreau-Robert/France)
        秋にも返り咲いた、上品でほのかな香りがゆかしい。

     
       □ コントゥ・ドゥ・シャンボール    2008年5月20日
        (Comte de Chambord/P/1863/Moreau-Robert/France)
         やわらかなピンクの花の色、豊かな香りのオールドローズ。
         うちの庭のバラの代表格で、秋には返り咲きます。

     
        □ ソレイユ・ドール        2008年5月18日
        (Soleil d'Or/HFt/1900/Pernet-Ducher/France)
         「黄金の太陽」という名前の印象よりは、
         オレンジ色の鮮やかさと棘の鋭さが際立ってました。
         黄色系のハイブリッド・ティー・ローズの出発点(交配親)。

       ※ 当然ながら、咲かせきれなかったオールドローズもいくつか。
         すべて、来年に持ち越しです。

     

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今年の「蕾」大賞

2008年12月23日 23時51分17秒 | 冬至
              □ ウィリアム・シェイクスピア2000
          (William Shakespeare 2000/S/2000/D.Austin/England)
              少しずつ咲きあがる姿が、今シーズン№1。
              ただ、そう感じました。
              たまには「身内」を誉めても許されますよね。

◇ 強い北風は収まったものの、寒気はそのまま居座っている。
  今日は一日、冷たい空気の中にすっぽりとおおわれた。
  こんなときこそ、シーズンが終わったバラの株の大雑把な剪定を…。
  そう思っていたが、この時季の最優先のものを作ってしまわなければならない。

     
  □ ドミニク・ロワゾー(Dominique Loiseau/S/2003/Delbard/France)

     
      □ ノック・アウト(Knock Out/F/1999/J.W.Raller/USA)

     
             □ フラウ・カール・ドルシュキ
       (Frau Karl Druschki/HP/1901/P.Lambert/Germany)
              ここまでは、まるで紅白歌合戦♪

     
             □ ピエール・ドゥ・ロンサール
       (Pierre de Ronsard/LCl/1988/M.L.Meilland/France)
           「ドルシュキ夫人」の隣りで育ってます。

     
             □ フローランス・ドゥラートル
          (Florence Delattre/S/1997/Guillot/France)
             少しずつですが、蕾が膨らんでます。

◇ いつも間際になってしまう年賀状。
  昨年からパソコンで作るようになって、当番は私。
  写真を決めて、図案を決めて、おずおずと家内へのお伺い。
  全く素養のない私、細かい指示をしても無駄だから、ほとんど修正なし。

     
              □ 門扉の横のビオラです。
      向こうは、茶色気味のシュート「アルバ・セミプレナ」(A)と
      奥の緑のシュート「マダム・アルフレッドゥ・キャリエール」(N)
      「キャリエール夫人」は、日当りの良い場所に植え替え予定です。

     
         □ 「シャルロット」(S)の株元のビオラ。
           植え付け後、すぐに3分の1を切り戻して、
           そろそろ花が咲きあがって来ました。

     
      □ こちらは「ジュビリー・セレブレイション」(S)の株元。
        同じ時季(11月上旬)に切り戻ししたビオラです。

     
          □ 寄せ植えのビオラ、見たらわかりますね。

     
         □ ラナンキュラスなどと寄せ植えのビオラ。

◇ ひたすら印刷中…でも飽きてきた。
  今日は祝日、明日もクリスマス休暇…ではなくて、所用で有給休暇。
  用事が済んだら屋根の葺き替え…散髪でも、ついでに携帯電話の機種変更。

    
       □ ボクリン(14)           □ ピーチュウ(11?)
         息子の部屋が定位置の二匹、年賀状用に記念撮影。

     
       □ ローズマリー(シソ科マンネンロウ属の常緑低木)
         強靭なつるバラが、ブッシュに入り込んでいます。

◇ 断末魔じゃなくて旦那妻、いやいや片付魔、その家内が、あっ、こんなのが!
  彼女の独逸旅行の前に、当時幼稚園児だった娘が手紙を渡したらしい。
  当方、真珠婚を過ぎて忘れていても、一ページはひっそりと残っているものだ。

             
          □ ぬいぐるみをかってきてよ…らしい。。。

             
           □ 年末年始に読む本、昨日届きました。

             

           Merry Christmas      Buon Natale 
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十二月の雨、ふたたび~冬至~

2008年12月21日 22時08分37秒 | 冬至
    □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/S/1992/D.Austin/England)
         冷たい雨に濡れて、なかなか開き切れないでいます。

◇ 今日は二十四節気の一つ「冬至」だから「柚子湯」に「冬至南瓜」が定番。
  我が家では、夕食の一つが、生椎茸での「お煮しめ」だった。
  椎茸を食べる風習ではなくて、たまたま大分の生椎茸をいただいたからだ。
  同じ椎茸でも、食感がずいぶん違うというのが、私にさえよくわかる。

     
     □ ハーロウ・カー(Harlow Car/S/2004/D.Austin/England)
       「一番良い」はずの時季に雨…そう思うのは私の「浅はかさ」かも。

     
         □ この愛らしいイングリッシュローズの株元は、
           花かんざしにピンクのネメシアの鉢植え。

◇ 今日は、結局一日中ほとんど雨。
  庭仕事は、何にも出来ず仕舞いだった。
  午後に雨が上がって日が射してきたので外に出たら、またザーッと強い雨。
  デジカメを片手にした頃には、冬至らしくすでに薄暗くなってしまった。

     
    □ 「アカメネコヤナギ」もうすぐ春が来るのかと錯覚しそうです。
      向こうは、この夏に旺盛にシュートを伸ばしたオールドローズ。

     
      □ ブレイリー№2(Brairii No.2/Ch/1845/Blair/England)
        淡いピンクの花に、ほのかな芳しさが素敵な返り咲き。
        このバラはアーチに最適かもしれないと考えています。

◇ バラの花に今年の名残は数々残っているが、それも一月上旬くらいまで。
  これからは、やがて来る春の盛り、バラの春を目指して寒風の中での作業。
  そう、寒風が吹きすさぶくらいの冷え込みがないと、バラには触れられない。

     
  □ ドミニク・ロワゾー(Dominique Loiseau/S/2003/Delbard/France)

     
   □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/S/1994/D.Austin/England)
     バラたちは、次々に蕾をつけて、まだまだ咲く気満々なのです。

◇ クリスマスローズにはまだ花芽は見当たらず、沈丁花がかすかに色づいた。
  今年のクレマチスが、ジャックと豆の木みたいに、するすると伸びている。
  クレマチスのことはよくわからず、冬はみんな枯れるものだと思っていた。

     
        □ 「沈丁花」三年目の春を迎えようとしています。

             
         □ クレマチス・シルホサ系・ウィズレイクリーム
             30cm以上の深鉢に植えています。
             二階まですぐに生長しそうな勢いです。

     
           Merry Christmas      Buon Natale
  
  
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咲く気満々

2008年12月20日 20時53分08秒 | 大雪
          □ L.D.ブレスウェイト(L.D.Braithwaite/ER/1988)
            このように深い赤紫色は初めて、もともと真紅の大輪。

◇ 自分でも信じられないが、お酒と女性にからっきし弱い私。
  せっかくの土曜日だというのに、二日酔いで頭が重い。
  昨夜は、久しぶりに男性ばかりの集まりだったので、まだマシな方だ。
  もちろん、女性がいると乱れるというわけではないが…。

     
       □ イヴォンヌ・ラビエ(Yvonne Rabier/Pol/1910)
         先日まで数か月気がつかずに、あわてて寄せ植え。

    

    
      □ 「ノック・アウト」の鮮やかな蕾に気を取られていて、
        「イヴォンヌ・ラビエ」の小さな蕾に気づかなかった。

◇ 午後2時頃になって、やっと庭に出る気になった。
  でも、もう一つ乗り気になれない。
  バラの方は、まだまだ咲く気満々。
  蕾があちらこちらで微笑んでいる…それも、十二月。

     
        □ スカボロ・フェア(Scarborough Fair/ER/2004)

     
            □ ウィリアム・シェイクスピア 2000
             (William Shakespeare 2000/ER/2000)

◇ 今日も、11月中旬くらいの陽気の冬日和。
  明日は午後が雨予報で、そのあと寒くなるという。
  気象予報士の山本志織さんがそう言ってたから、間違いない。

     
         □ パット・オースチン(Pat Austin/ER/1995)

     
       □ その株元のオキザリス、ずっと咲き続けています。

     
      □ こちらは、「ノック・アウト」の株元のオキザリス。
        やっと、オキザリスの花咲く花壇になってきました。

◇ 飛び石で祝日の23日あたりから、そろそろバラの移植を始めたい。
  バラの寒肥に冬剪定や誘引と、これからやることがたくさん控えている。
  来年の春のことを想像して…それどころか、まだまだバラは咲き続けている。

     
    □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki/HP/1901)

     
    □ ドリス・デイやアンディ・ウィリアムズの歌声がなつかしい♪

     
           Merry Christmas      Buon Natale


 
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仕事ができてこそのつぶやき

2008年12月18日 22時10分01秒 | 大雪
      □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki/HP/1901)
       毎朝会社勤めできる幸せ、世の中、何でこんなに厳しい年の瀬に…。

◇ 忙中閑あり、忙しければそれなりに時間の使い方も工夫できるもの。
  けさは5時55分の携帯の目覚まし前に起床…6時のニュースの5分後二度寝。
  不覚にも、家内に起こされた「もう30分よぉ」(どひゃっ、間に合わん!!)
  ドタバタと15分で支度を済ませた~すべて、ブログ・アップ用の撮影のため。

     
        □ 何週間もかけて、やっと花開くオールドローズ。
          初冬のフラウ・カール・ドルシュキは、真白い雪。

◇ それでも朝6時50分頃は曇り空ではまだ薄暗く、自然光での写真は撮れない。
  バスの時間は迫る…で、結局会社へは家内に送ってもらうことにした。
  バラの花束の効果も、今週までは何とか薄れないでいるのかもしれない。
  それに今日はスイミングお仲間の忘年会とかで、おごちそうだったそうな…。

    
          □ ハーロウ・カー(Harlow Carr/ER/2003)
            朝7時頃、肉眼にははるかに暗いのです。

◇ 「家内」で思い出した、戦後民主主義から63年間、どっぷり浸かってこの言葉。
  謙譲語の「主人」「家内」、男尊女卑の名残がたっぷりなのに、皆が平気で使う。
  「嫁」、これも「女」が「家」にくっついているし、嫁は男の「家」に嫁いだ女だった。
  尊敬語の「奥様」も「家」とは切り離せない…他に言い方がないだけで良い訳?

     
            □ シャルロット(Charlotte/ER/1993)
              まだ暗いのですが…レンズの集光力

     
       □ シャルロットは、カップ咲きからロゼット咲きに。
         ほんのりかすかなティー香が、品良く感じます。

     
          □ チャイコフスキー(Tchaikovski/S/2000)
            まずは、同系色のビオラの寄せ植えに…。

◇ 現実の「家内」は家の外、海外まで飛び跳ねて、家の奥にじっとしている私。
  済州島(チェジュ島)に行きたいと呟くと、東シナ海を勝手に泳いで行けば?
  好き嫌いの激しい私に韓国は厳しい国…論理的で納得できるがそれも悔しい。
  バラ、かくも美しくも静かなるが故に、夢中になれる相手…何よりの幸せ。

     
    □ レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo Da Vinici/AT/Cl/1994)
      何か月ぶりかの蕾、この寒い中、どうしたんでしょうか…。
         

     
          □ キャスリーン・バトルのクリスマス・ソング
            二十年以上は聴いているはずです(主に車内で)。

            Merry Christmas      Buon Natale
  
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出張+休暇=小旅行喜っ!

2008年12月16日 23時56分55秒 | 大雪
        □ 京都は、姉小路高倉辺りのカフェに咲いていたバラ。

◇ 昨日は大阪に出張、今日は京都にて年賀状の撮影ロケ(私の…)。
  うちに帰ったばかりだが、今でないと忘れてしまう。
  写真だけでも今日中に…あと一時間。
  まずは大阪、いつものように淀屋橋♪

     
                  □ 淀屋橋

◇ 御堂筋の銀杏も、ずいぶん枯葉を落としていた。
  梅田から歩いているせいか、どこか寒さが緩んでいるように感じる。
  日銀大阪支店辺りの風情が、そんな昔じゃないが、昔から気に入っている。
  淀屋橋界隈は、少しばかり古い大阪が息づいているように思える。

     
            □ 日本銀行大阪支店前の御堂筋

◇ 今日は、京都は金閣寺に向かった。
  雲一つない冬日和に、金色の佇まいが映えていた。
  しばらく訪れていなかったので、余計に新鮮に見えた。
  約一時間、ついで南禅寺に向かおうと思ったが、微妙な残り時間で断念。

     
    □ 阪急京都線から見た、淀川鉄橋を渡る阪急神戸線の電車

     
            □ 四条河原町から⑫番の市バス

     
            □ 十分ほど待ったら、来ました。

     
     □ 鹿苑寺金閣(私の背景の写真は、格段に映えてました)

     
             □ 二条城(火曜日は「休城」)

◇ 帰りは二条城前でバスを降りて、あとはてくてく徒歩にて四条河原町まで。
  御池通を市役所方面へ東に、そして高倉通を折れて南に歩いた。

     
      □ 間之町御池(あいのまちおいけ)で、偶然に見つけた。
        業平はんご愛用の自転車、えっ!? 違いまんのっ??


(una poesia di oggi)

       世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし
                                    在原業平

     
             □ 御池通の楓の紅葉もお仕舞い

     
               □ 右に曲がって、高倉通

     ♪ 姉三六角蛸錦 (あねさんろっかくたこにしき)♪

  京都の通りの名を覚えるための歌、これは東西の通りの一節。
  ふと気がつくと、帰りの梅田行の阪急電車で何度も同じ歌を口ずさんでいた。

     
              □ 姉小路通(あねこうじ)

     
              □ 三条通(さんじょう)
                京都文化博物館別館
               (重文・旧日銀京都支店)

     
              □ 六角通(ろっかく)

     
             □ 蛸薬師通(たこやくし)

     
              □ 錦小路通(にしき) 
                京の台所です。

             
              □ 黒大豆炒豆をお土産に。



(una poesia di oggi)
                   京都慕情

          あの人の姿 懐かしい 黄昏の河原町
          恋は 恋は 弱い女を
          どうして 泣かせるの
          苦しめないで ああ責めないで
          別れのつらさ 知りながら
          あの人の言葉 想い出す 夕焼の高瀬川♪

        (今よりちょっとだけ若い昔、ほろ酔いで歌ってた)


    
        □ ヒルトン大阪(「三階建て」のクリスマス・ツリー)

     
              □ 伊丹空港(南ウィング・ANA)

          Merry Christmas      Buon Natale


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十二月、小雨の中で。

2008年12月13日 21時59分27秒 | 大雪
           □ 「シャルロット」(Charlotte/ER/1993)
             春とそん色のないこのバラの咲きように、
             今が十二月であることを忘れます。
           
◇ 数日ブログをお休みしたが、今日のバラたちのご紹介を…。
  小雨の降りだした午後、二日酔いの残る重い頭をやおら起して…庭へと。
  まあまあ咲いているなあと気がついてはいたが、十二月にこれ程とは驚いた。
  一つ一つ見ていくと、意外な蕾たちには二重に驚いている、そんな土曜日。

     

    
    □ 「シャルロット」来シーズンに五、十歩でオシマイの「園遊会」
      そんなことを憧れています、何人来ていただけるかなあ…。

     
        □ スカボロ・フェア(Scarborough Fair/ER/2003)
          長く楽しめました、今シーズン最後の花です。

     
          □ ハーロウ・カー(Harlow Carr/ER/2003)
            一昨日朝の蕾   (2008年12月11日)

     
          □ これは開花ですね。
            カップ咲きからロゼット咲きに変化します。

◇ 一つずつ日を重ねて、もうすぐ開花。

     
        □ グラミス・キャッスル(Glamis Castle/ER/1992)

     
    □ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki/HP/1901)

     
        □ 少しほころび出した蕾、これを引いて見ると…。

     
       □ まだまだ堅い蕾、中は雪のように白いのでしょう。

     
              □ こちらの蕾の先には…。

     
        □ ジャック・カルティエ(Jacques Cartier/P/1868)
          ほのかな香りがすてきなオールドローズです。
          十二月ですから、花持ちの長いこと。

◇ 明日から寒くなりそうで、クリスマスに間に合うか、バラの小さな蕾たち。

     
        □ L.D.ブレスウェイト(L.D.Braithwaite/ER/1988)

     
        □ エグランタイン(Eglantyne'Masako'/ER/1994)

     
        □ ドミニク・ロワゾー(Dominique Loiseau/S/2003)

     
     □ フローランス・ドゥラートル(Florence Delattre/S/1997)

     
           □ ノック・アウト(Knock Out/F/1999)

◇ そして今日届けられた、来シーズンが楽しみのバラの大苗。

     
         □ チャイコフスキー(Tchaikovski/S/2000)

(それから)

  明日から出張その他で、ブログではまたお暇をいただきます。
  いつも来て見て下さって、どうもありがとうございます。

     
          Merry Christmas      Buon Natale
   
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いい日旅立ちの頃 ~30th Wedding Anniversary~

2008年12月09日 21時26分50秒 | 大雪
        □ ご覧のとおり、バラの花束(見ればわかりますよね)。 

◇ いつの間にか、こうなった、過ぎた日々、一日いちにち。
  その積み重ねは、目には見えないものだけに、にわかには信じられない心地。
  脳裏に浮かぶのも、喜怒哀楽の極端な日々がどうしても多い。
  そうして、誰にでもある、一方通行の些細な出来事、心の綾の記憶。。。
     
     

◇ 過去のことは、自分の足跡、尊くもあり、反面自責の思いさえすることも。
  私にはその過去よりも、今日のこれからを含めて、明日以降がはるかに大切。
  済んでしまったことは消せないし戻らない、善くも悪しくも過程と結果。
  良いことをその気になって積極的に探すと、いずれ幸せな気分に満ち溢れて。

      

◇ 今日は今日で、ほんの一瞬の通過点。
  よくもこんなA型の男性と、さすがのB型の女性。
  そんな二人が、付かず離(さ)れて(!?)の幾年月、逆らえないし…。

     

◇ 健康で、おしゃべりさえしていたら、たまにわかりあえる。
  お互いに…そんなことも、きっとあるだろう。
  照れくさいけど、気持ちはバラの花束に託しましょう。

      

(追伸)
     いつも見て下さって、ありがとうございます。
     公私ともに多忙その他で、現在休暇中(!?)です。
     次に再開できるまで、しばらくの間…。

     
          □ パカラ(Paccarat)は、バラが大好き

     
             Buon Natale  Merry Christmas
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くれなゐの

2008年12月08日 21時07分48秒 | 大雪
          □ 春のバラの芽ではなくて、昨日7日の様子。
            ノック・アウト(Knock Out/F/1999)蕾が、左向こうに。

◇ 真冬の冷たさを感じる一日、よく晴れた明け方の気温0℃、日中も8℃まで。
  次第に曇って、お昼前から十二月の冷たい雨、余計に寒さが増した。
  知り合いの方が、私の好きな短歌を色紙にしたためて下さった。
  書の嗜みは、私の憧れの遥かな向こう、温かな筆が音もなく流れて、静か。

     


(una poesia di oggi)

   くれなゐの二尺のびたるばらの芽の針やはらかに春雨の降る
 
                                    正岡子規

     『竹の里歌』(明37)所収。作者は明治35年9月19日に没した。
     右(↑)はその二年半前の作。子規は「歌よみに与ふる書」で
     世間を驚かせた明治31年以降、特に短歌に熱中したが、短歌
     への関心はずっと前からあった。 短い晩年のうち、31年と33年
     が歌は時に豊富活発だが、右は33年春の作。「庭前即景」と題
     する。菜の花、鶸(ひわ)、四十雀(しじゅうから)、鳶(とび)と、
     病床から見えるものは何でも歌になった。
 
                  大岡信著「新折々の歌5」(岩波新書)より



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