ディープカップのレモンイエローを、楽しんで早や三年。
◇ 年の瀬の今日、こちらの最高気温は14度くらい、暖かな陽気だった。
毎度のごとく忘れた頃に球根が出てきて、当然のごとく植えつけた(黒百合)。
上の画像のように「シャルロット」は、まだまだいくつも咲いている。
今回はモダン・ローズのうち「イングリッシュ・ローズ」の5月を中心に。
□ ザ・ダーク・レディ 2008年5月4日
(The Dark Lady/S/1991/D.Austin/England)
一番花の初々しい色合い。
これからロゼット咲きに変わって行くさま。
□ アブラハム・ダービー 2008年5月4日
(Abraham Darby/S/1985/D.Austin/England)
ほのかなフルーツ香の大輪です。
大好きな「バラ色の人生」(個人的に)のバラの色。
□ L.D.ブレスウェイト 2008年5月6日
(L.D.Braithwaite/S/1988/D.Austin/England)
この真紅の大輪には、引き寄せられそうになります。
□ エグランタイン「マサコ」 2008年5月9日
(Eglantyne 'Masako'/S/1994/D.Austin/England)
雅子妃殿下にささげられた、優美なバラです。
一昨年の春、買い求めた園芸店でレジのお姉さんに、
「奥様のお名前ですか?」 「 … (首を横に振りました)」
□ ウィリアム・シェイクスピア2000 2008年5月9日
(William Shakespeare 2000/S/2000/D.Austin/England)
開花につれて、次第に紫がかって行くという、
花びら色の変化の不思議さに魅せられたのが、
私のイングリッシュ・ローズの始まりです。
□ ウィンチェスター・キャシードラル 2008年5月15日
(Winchester Cathedral/S/1988/D.Austin/England)
日当りがどうも思ったほど良くなくて、
この清楚なバラに悪いことをしました。
□ グラミス・キャッスル 2008年5月15日
(Glamis Castle/S/1992/D.Austin/England)
ほんのかすかにピンクがかって、妖艶な色合い。
□ クイーン・オブ・スウェーデン 2008年5月17日
(Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England)
まっすぐ伸びるシュート、凛としているさま。
ディープカップのピンクの中輪、ただただ美しい。
□ ハーロウ・カー 2008年5月17日
(Harlow Carr/S/2004/D.Austin/England)
オールドローズのように、やわらかい彩り。
うちの庭では、今年のバラの一番花でした。
□ パット・オースチン 2008年5月17日
(Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
育種家の奥様の名前が付いた理由は、ご覧のとおり。
花びらの色は「カッパー・オレンジ」とのこと。
この魅惑的な美しさは、万人が認めるところでしょう。
□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ 2008年5月17日
(Charles Rennie Mackintosh/S/1988/D.Austin/ England)
一度咲き始めたら、次々に咲きあがります。
ライラック・ピンクが、とてもさわやかです。
秋にもたくさん返り咲きました。
□ エヴリン 2008年5月20日
(Evelyn/S/1991/D.Austin/England)
このバラの美しさは、拙いデジカメでは、
さっぱり残せませんでした。
1月に、鉢植えに戻すつもりです。
□ ヘリテージ 2008年5月20日
(Heritage/S/1984/D.Austin/England)
最初に買い求めたイングリッシュ・ローズ。
書籍に「最も美しいイングリッシュ・ローズのひとつ」
そう紹介されていましたから…。
黄色いしべとの対比が絶妙(これには見えませんが)。
□ スカボロフェア 2008年5月23日
(Scarborough Fair/S/2003/D.Austin/England)
この半八重のような素朴なカップ咲き。
目の前にすると、心が洗われます。
このバラも、秋にたくさん返り咲きしました。
□ ジュード・ジ・オブスキュア 2008年5月28日
(Jude the Obscure/S/1995/D.Austin/England)
咲く時季によって、アプリコット・イエローの濃淡が、
微妙に移りゆくさまが、すばらしいバラです。
□ ジュビリー・セレブレイション 2008年5月28日
(Jubilee Celebration/S/2002/D.Austin/England)
「ヘリテージ」とともに最初に買ったイングリッシュ・ローズ。
サーモン・ピンクの色は、イングリッシュ・ローズで唯一…。
エリザベス女王在位50周年を記念して捧げられた…。
どれを買うにもさっぱりわからず、迷いに迷って、
結局「色の魅力」「育種家の自信作」が購入理由でした。