折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

三月の終わりに

2009年03月31日 21時26分05秒 | 春分
              □ バス通勤の道脇の満開の桜
               (高尾山自然公園・大分市明野山手)

◇ 静けさの中に始まり、静かに終えようとしている一日。
  「エイプリル・フール」が明日であることも忘れてしまっていた一日。
  毎日が「エイプリル・フール」であるかのような冗談じみたの一日。
  どこまでがホントでどこまでがジョーダンか、その繰り返しの一日。

     
          □ 私のお気に入りの桜(大分市明野南)


(una poesia di oggi)

        春や昔 十五万石の 城下哉     正岡子規

     

     
   □ どこを見ても、満開の桜(高尾山自然公園・大分市明野山手)

◇ 北野武が、左肩を揺するのは「照れ隠し」だと、以前言っていました。
  元々人と話すのが苦手だった私、今でも聞き役にまわります。
  言葉遊びの駄洒落連発で、人の輪に入って行くしか能がなくて…。
  話に中身が伴わないので、とっさの洒落でオブラートに包んでいます。

     
    □ 帰宅時はここでバスを降りて、あとは徒歩(大分市明野南)

     
            □ 私の帰り道(大分市明野南)


(una poesia di oggi)

       月やあらぬ 春や昔の 春ならぬ
          我が身ひとつは もとの身にして    在原業平

◇ ところで「年相応」も含めて、「自分らしさ」って一体なんでしょう。
  意思かそれとも無意識か、「自分らしさ」は「印象」や「表現」であり「結果」
  真心に偽らないのが「自分らしさ」ならば、努力はしても確率100%は無理。
  せめて「一期一会」の心を持ち続けていたい、偽らざる思いなのです。

     
       □ 高いところの花が、夕日に映えて(大分市明野南)

 
(una poesia di oggi)

       願はくは 花の下にて 春死なむ
            そのきさらぎの 望月の頃        西行

     
         □ 空さえ隠れる花、花(大分市明野南)

◇ 日本特有の「年度」という新しい始まりには、何かしら思いがあるもの。
  折りしも、桜の花がわが世の春、満開の日を迎えた、そんな年度変わり。
  ブログ日記、もうすぐ500回、心の中でブログへの思いをリセットしました。
  振り返って最長三日も経てば忘れてしまう、よくあるいつもの一日でした。

     
  □ 別保橋(べっぽ)より、東側方面、割と会社に近い(大分市中鶴崎)

  ※ 自然と口をついてきました
    著作権の関係もありますが、歌ったままをこの日記に綴ります。


(una poesia di oggi)

               さくら            森山直太朗

          ぼくらは きっと待ってる
          君とまた会える 日々を
          桜並木の みちの上で
          手を振り 叫ぶよ

          どんなに 苦しい時も
          君は 笑っているから
          くじけそうに なりかけても
          頑張れる 気がしたよ

          かすみゆく 景色の中に
          あの日の歌が 聞こえる

          さくら さくら 今咲きほこる
          刹那に散りゆく さだめと知って
          さらば友よ 旅立ちのとき
          変わらないその想いを 今

          今なら 言えるだろうか
          偽りのない 言葉
          輝ける 君の未来を
          願う ほんとの言葉

          移りゆく 街はまるで
          僕らを せかすように

          さくら さくら ただ舞い落ちる
          いつか生まれ変わる 時を信じ
          泣くな友よ 惜別のとき
          飾らないあの笑顔で さあ

          さくら さくら いざ舞い上がれ
          とわにさんざめく 光を浴びて
          さらば友よ またこの場所で会おう
          さくら舞い散る みちの
          さくら舞い散る みちの上で ♪

    
       □ 空元気であっても、明日から装いを新たに(!?)
         普段着で少しだけ頑張ってみます。

         これは、今夜の枕元の本です。
         自然公園が近いので、
         小鳥もよく飛んできますが、知らなくて…。         
  

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主役脇役関係なし ~ 仲春の庭の花綴り ~

2009年03月29日 23時57分00秒 | 春分
              □ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
               (Souvenir de la Malmaison/B/1843/France)
                このブルボン系オールドローズのシュートに
                ハゴロモジャスミンがびっしりとからんで…。

             

     
         □ 思いがけず、蕾が二つほど見えて来ました。

◇ ダラダラと時間だけが過ぎていくようにも感じた日曜日、過ぎてしまえば…。
  一週間分くらい昼寝をしましたが、身体が必要としていたからでしょう。
  庭もやらねばならないことはいくつもあるのでしょうが、少しずつ進めます。
  今咲いている花たち、それぞれがかけがえのない、春の庭の主役なのです。

     
        □ こちらも「スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン」
          牡丹の花芽が、かすかに見えます。

     
              □ 白と桃色の牡丹の蕾です。

      

             
       □ マーガレットの地植えと、一昨日仲間に入った春色。
         めずらしく家内が買って来ました(198円、なるほど…)。

     
   □ ヒメウツギ(Deutzia gracilis)ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木
             さて、どこに植えたものか。。。

     

    
       □ 水仙は、白以外の色、そして姿に、それぞれの春。

     
       □ ハーロウ・カー(ER)とその向こうの春の色。

             
       □ その近く「アメリカハナミズキ」にも芽吹きが…。

     
        □ その辺り、地面から30cmくらいの春の一帯。
          週の半ばの強風であちこち向いていたのに、
          シャンと整ってきた、チューリップ「レディ・ジェーン」

     
        □ ハーデンベルギア(Hardenbergia violacea)
          マメ科ハーデンベルギア属のつる性の常緑低木
          非耐寒性とは知りませんでした。

    
      □ 宿根ネメシアがきれいな季節になって来ました。

     
      □ ノック・アウト(Knock Out/F/1999/W. Radler/USA)
        あちらこちらに、春の紅葉色が散らばっています。

             
    □ 宿根イベリスは、もう少しびっしりと植えれば良かった…。

      
 
              
         □ ヘレボルスとアネモネ、同じキンポウゲ科。
           何だか、納得してしまいます。

             
          □ ときどき、知らない花が咲いています。

    
  □ ジューンベリーの新芽がうれしい、セイヨウアジサイ「アナベル」も…。

    
       □ シャルロット(ER)とヘリテージ(ER)の「花壇」

    
    □ ジュビリー・セレブレーション(ER)とスカボロ・フェア(ER)
      どのイングリッシュ・ローズも、一番花に向けて準備の真っ最中。

    
   □ 宿根ビオラの隣に枯れたと思っていた株から花芽、何でしょう…。

    
 □ ビオラの向こうにアルバ系オールド・ローズ「アルバ・セミプレナ」(左)
   お隣さんの「紅要黐 (べにかなめもち)」も、随分色づいてます(右)。

     
 □ 久々のパカラ(Paccarat)春夏秋冬、折節の移り変わりに関係なし
  
  
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バラよりもお先に…。

2009年03月28日 23時48分18秒 | 春分
             □ クレマチス「モンタナ・スターライト」
               ここに、愛らしい春が降りて来ました。
               ヘレボルスを小さくしたような趣き。

◇ 冬に逆戻りしたような土曜日。
  今週の仕事疲れが残っていたのか、気だるい午後。
  それでも昼寝なしで、水遣り、草むしりの数時間。
  いつもより大量に飛び交ってる、ヒノキの花粉に過剰なアレルギー反応。

     
       □ 品種名は、咲いてみないとわからないのですが、
         早咲き系は、もう続々と蕾が上がって来ました。

◇ 先日、安価品を買い求めたクレマチスのポット苗。
  一昨日の夜までに、鉢上げ完了。
  今年はリベンジの春、クレマチスの春、そしてバラの春。
  クレマチスが一足先に、ポツリポツリと愛らしい花。

     
      □ クレマチス・モンタナ系「モンタナ・ブロウトンスター」

     
      □ クレマチス・モンタナ系「モンタナ・スノーフレーク」

    
   □ モンタナ系「ルーベンス」(左) 「マーガレット・ジョーンズ」(右)

◇ 「クレ」は「頂戴」でも「大晦日」の意味でもないんだそうな
  区切りの位置が悪いだけで「クレマ」ギリシア語では「つる」の意味だとか。
  じゃあ、語尾の「チス」ってなんでしょう。。。

     
      □ クレマチス・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」
        毎日、見るたびに様子が変化している「つる」活き活きと。
        
     
     □ クレマチス・パテンス系「ダッチェス・オブ・エジンバラ」 
       昨年は、たしか花が咲きませんでした…いつ咲くねん!?

     
         □ ヘリテージ(ER)と寄せ植え(地植え)
           これは花芽に違いないと思うのですが…。
           向こうに、地面すれすれのヘレボルスの春。

◇ そんなことより、咲き始めた花を愛でる方がどれだけ心豊かに感じられるか…。
  日曜日、クレマチスの鉢替えや地植え、ハーブも植えて日が暮れるでしょう。
  月末から約一か月の予定で、主夫兼用の晩春を迎えることになりました。

     
   □ バラの「レオナルド・ダ・ヴィンチ」(LCl)に寄せ植えのつもり…。
     左下の土の黒い部分です(腐葉土でマルチング)。

             
       □ クレマチス・モンタナ系「モンタナ・クリンクル」
         一輪でもいいから、ピンクの花を見たいです。

     
            □ 庭の一角、こんなにも春が…。
              シンプルなマーガレットに誘われて、
              早咲きのチューリップ「レディ・ジェーン」
  
  
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始まりこそ、すべて ~ 一番花を待つ思い ~

2009年03月26日 23時58分11秒 | 春分
 
         
   □ ミニバラ「イースター・イエロー」とクレマチス「カートマニー・ジョー」
 
◇ シェイクスピアの「終わりよければ全てよし」(All's Well That Ends Well)
  それは、WBC歓喜の二連覇でもよくわかります。
  それはそうなんですが、趣味の園芸、花咲か何とかに至っては、最初が肝心。
  あとは花の咲くのを待つばかりの日々は、そんな思いが強くなります。

    
       □ ラナンキュラスは、蕾が次々に上がって来て、
         バラを待つ気持ちを和らげてくれるかのようです。

◇ 今年はクレマチスのリベンジをはかろうと、バラとの二段構え。
  すべてのバラに咲いてもらって、すべてのクレマチスに寄り添ってもらおう。
  それを今シーズンのテーマに…って、そんな大それたものでもないですが…。
  桜が開花したのにやや寒い今週でも、鉢植えは二日に一度の水遣りの季節。

             
             □ クレマチス・テキセンシス系
               「プリンセス・ダイアナ」
               新芽がすごい勢いで伸びています。

     
         □ オオデマリに絡みつつ伸びるクレマチス。
           葉っぱの違いで、お分かりだと思います。

     

     
         □ チューリップも、あちらこちらで、これから…。

◇ もうそんな時季になってきたの思いと同時に、いつもより早い春の足取り。
  バラの蕾はまだ見えないですが、着実にすくすくと新芽が展開しています。
  昨年末バラを購入したナーセリーのメルマガ、今日はこんな「アテンション」

   そこで今回は”芽欠き”についてお話します。
   せっかく出てきた芽を取り除いてしまうのはもったいない気もしますが、
   病気の予防と養分の分散を防ぐという意味では大事な作業です。
   下記のような芽は取り除いた方がいいでしょう。

    ① 内に向いている芽
    ② 葉が込み合っている芽
    ③ 株元から出て風通しが悪くなっている芽
    ④ 弱々しくひょろっとした芽
    ⑤ 芽が伸びず、枝のすぐ近くで葉が展開してしまっている芽(出開き芽)

     
           □ バロン・ジロ・ドゥ・ラン(OR/HP)
             いずれ、アーチに誘引したいバラです。

◇ 参考にはなりますが、下に行くほど注意しなければならないことがあります。
  「百聞は一見に如かず」でない、つまり「たとえば」の画像や絵のないこと。
  私みたいに「下手の横好き」大切な芽まで取り除いて、澄ましていそうです。

     

    
    □ どの段階で、どうしたら良いか、私には見分けがつきません。
      困惑…それが偽らざる心境です…そんなときは、放っておきます。 

          スカボロ・フェア(ER) 上
          ドミニク・ロワゾー(S) 左
          クラウン・プリンセス・マルガリータ(ER) 右
 
  
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大した問題ではないのですが…。  

2009年03月24日 21時55分14秒 | 春分
     □ クレマチス・フォステリー系「カートマニー・ジョー」 一足先に。
                    (Clematis x cartmanii 'Joe') 

◇ 立春から立夏前日までを暦の上の春とすれば、いまは春の真っ只中。
  通勤途上でも家の外も中も、すべて春の装いをまとったような感があります。
  寒気が南下して来たせいか、朝方の最低気温は7℃で、久しぶりの一桁台。
  「花冷え」 そんな日もないと、桜の季節とは思えません。

    
        □ チューリップ・クルシアナ「レディ・ジェーン」
             (Tulipa clusiana 'Lady Jane')
           ユリ科チューリップ属の耐寒性多年草

           早咲き原種系でも、今年は早過ぎるほど。
           蕾のうちはまだ淡い草色、自然そのもの。

◇ 花の命は短くて…今年もわずか二週間でも、花の春にこの身をおける幸せ。
  富士山と満開の桜、これも私の憧れの風景ですが、見たことがありません。
  記念に(何の記念か!?)富士山に登ろうか、そう言う家内もすぐに「訂正」
  でも登った方がおっしゃったのよね、富士山に登ったら富士山が見えないって。
             (昨年、千葉で伺ったお話をしたのを憶えてました

    
            □ ムスカリも色の違いが見られます。

◇ 登る前、下山したあと、いやというほど富士山はながめられると思いますが…。
  不思議なもので、なぜか富士山がよく見える地で暮らしたいとも思いません。
  この地を離れるとしたら、本命・対抗が、松山か房総半島で、穴は伊太利亜。

     

    
       □ フリチラリア・アッシリアカ(Fritillaria assyriaca)
             ユリ科バイモ属の耐寒性多年草

         想像以上に、野性的というか、神秘的な妖艶な彩り。
         ここだけは、しんと静まり返ったような雰囲気で、
         花が咲くだけで、こんなにも多様な春があるのです。

◇ 松山は訪れたうち住みたい町№1、房総半島は親友二人にすごく勧められて。
  そのうちに、高い確率でこの地を離れることがあろうかと思います。
  それでも庭のあるところに辿り着けるかどうか…それが問題です。

     
   □ ヘレボルス・原種系「ステルニー」と思いましたが、違うかも…。

     
    □ バラの挿し木、案外うまく行くもんだと、これまでの「感想」
      引き抜こうとしてもすっと抜けず、ある程度の「反発」があります。
      土壌改良剤の液肥をジョウロでバラバラ、ああ、楽しい…です。
  

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アーチの向こうの春

2009年03月23日 01時01分50秒 | 春分
              □ ローズマリーの自然のアーチより。
                L.D.ブレスウェイト(ER)が望めます。

       
             □ ローズマリーのアーチの手前側です。
               フローランス・ドゥラートル(S)の
               ライラック・ピンクの花が咲くと、
               オキザリス「パープル・ドレス」の色も
               きっと引き立つでしょう。
  
◇ 昨夜からの強風と雨、庭の花達は雨の滴にうなだれているようでした。
  ローズマリーもしなやかな枝を風に任せていたら、こうなったのでしょう。
  枝の先っちょが他の枝に引っかかって、いくつもアーチ状になってました。
  どちらから覗いても紛れもない春、早春から先に進もうとしているようです。

    
      □ バラの株元では、アネモネやラナンキュラスといった、
        キンポウゲ科の花が盛りを迎えています。

     
     □ リビング前の通路沿い、長く咲いているマーガレットです。

    
 □ 間から水仙が顔をのぞかせ、隣のレディ・ジェーンが色づき始めました。

    
     □ 「自分」の春に向かって、ひたすら新芽を広げるバラたち。
    レオナルド・ダ・ヴィンチ(AT/CL)とピエール・ドゥ・ロンサール(LCl)

  
       □ 左は、空恐ろしくなってきた、クレマチス。
         シルホサ系「ウィズレイ・クリーム」
         右は、噂に違わず、これから恐ろしくなりそうな、
         アーマンディ系「アップル・ブロッサム」
         
◇ 早咲きの原種系のチューリップは、昨年より約二週間早く色づき始めました。
  一雨ごとの春、うちの庭でもそのテンポが速まっているようです。
  それにしても、一週間もすると彩りがずいぶん変化しているように思えます。
  それは水仙やムスカリなど、宿根草の花の季節の真っだた中ということです。

     
   □ ムスカリ、この目線なら、どこまでも続いてるかのよう、3mくらい。
     こういう何でもないような光景に、実は憧れていました。

             
            □ ぴょっこり、これは何じゃらホイ

◇ 花の色はうつりにけりないたづらに…。
  小野小町を持ち出すまでもなく、春の光景はほんの一瞬で移ろうもののよう。
  その姿をしばしとどめむと思っても、すぐに忘れてしまいます。

    

    

    

    
        □ 雨の日曜日に咲いていた、水仙たちです。

◇ 花が咲いてやっと名前がわかったもの、それでもわからないもの。
  わかったものは、ガーデニング・ラベルを急いで地面に挿しています。
  今咲いている花の姿、ずっと心の中に留めていたいものです。

     
              □ シラー・シベリカも…。

     
               □ チオノドグサも…。

     
         □ 沈丁花も、過ぎゆく早春の名残の花です。

     
  □ そのうちに、ハゴロモジャスミンが咲き乱れて、それもあっという間。
    バラのアンジェラ(F)に花の春が引き継がれていくことでしょう。

    
       □ これから咲こうとしているヘレボルスの向こうに、
         いつものピンクのマーガレットが、咲きだしました。
         まるで、ベネトンのカーデンガンの色みたい…。
         その向こうが、期待のノワゼット系オールドローズ、
         「マダム・アルフレッドゥ・キャリエール」です。

     
  □ アンブリッジ・ローズ(Ambridge Rose/S/1990/D.Austin/England)
        初めての春を迎えますが、好発進だと思います。
  
  
  
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早過ぎる春に

2009年03月20日 22時34分50秒 | 春分
        □ シャルロット(ER)の寄せ植え、小さい花壇の真似事。

◇ 桜が開花、陽気もポカポカ、寒さも彼岸までのはずが、暑さは彼岸から…。
  このところ、花と季節にズレがあるように思えてなりません。
  あまり寒くない冬の日が多過ぎて、春一番や春の彼岸が夏日だったり。
  庭の水仙の開花が不揃いなのは連作障害等自分の責任だけでないのでは。

    
      □ ビオラとヘレボルスを、バラに寄せ植えしています。

     
      □ シャルロットは、花の色がレモン・イエローなので、
        黄色いビオラと寄せ植えにしました。
        バラの開花と今年は時季が合うかどうか、問題です。
        今回はワンパターンですが、寄せ植えのビオラを中心に…。

     
         □ こちらは、黄色いビオラとバラの鉢植え。

     
        □ バラは「チャイコフスキー」(S)大苗一年目。
          花は、クリーム・イエローの色だそうです。

◇ 九州の県庁所在地で、桜の開花が一番「遅い」のは、なんと鹿児島。
  最近はずっとそうみたいですが、その不思議さの理由を知って仰天しました。
  要するに南九州に冬日が少なくなっているのです、いわゆる「暖冬」のせい。
  冬に凍えてこそ、春の暖かさを敏感にとらえて桜の花咲くというわけです。

     
            □ ヘリテージ(ER)の小さい花壇。

             
       □ ビオラではなくて、唯一のパンジー「リカちゃん」
         ほんのりとクリーム色、そして紫色の微妙な色合い。
         「リカちゃん」って、そんなイメージなんでしょうか。

             
         □ クレマチス「ダッチェス・オブ・エジンバラ」
           ほわほわっとした、欧州系の春がしのばれます。

    
      □ ヘレボルス…品種名は、わからん、忘れたばかりなり…。
        ヘリテージのやわらかなローズ・ピンクに合う色ですが…。

     
           □ やさしいピンクの彩りは、
             やがてヘリテージに受け継がれる。
             今年は、そういう春なんでしょう。

◇ そのうちに鹿児島では、ソメイヨシノは咲かなくなると本気で心配されてます。
  他人事ではなくて、この辺りでも同じこと、桜は咲かず、米は収穫できず…。
  私らはそのうち土に帰りますが、子や孫の時代は大変なことになるのかも…。

     
      □ ジュビリー・セレブレイション(ER)の寄せ植えです。

     
       □ 向かって右、ピンクの花の名前は、何だったか。

             
            □ 街灯のミニミニ版「スノーフレーク」
              月明かりのない夜も照らしてくれそう。

             
         □ クレマチス・パテンス系「ドクター・ラッペル」

     
        □ 座高のこんなに発達した私でさえも、
          すぐに、こうしたアングルでは撮れなくなります。

◇ 春を待つ心≒桜を待つ心、私はそれに近いですが記録的に早いのもどうかと。
  花の咲き乱れる春、春らしい春を待ち侘びながらも、呆気なく訪れ過ぎ去る春。
  そんな中に身を置いてみると、素直なだけの自分ではない複雑さを感じます。

     
     □ 「イヴォンヌ・ラビエ」(Pol)に寄せ植えのビオラたち。
        鉢植えというよりも、まさに桶植えです。

    
    □ 宿根ネメシアにオキシペタラムの新芽が上がって来ました。

             
           □ 寄せ植えのスイートピーをバックに、
             「イヴォンヌ・ラビエ」の蕾を見つけました

    
      □ 私の思い描いていた「春」の光景がありました。
        たとえば、水仙が咲いて、牡丹の蕾が膨らんで…。

  
   
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絵のような春、時間よ止まれの春 

2009年03月18日 23時35分01秒 | 啓蟄
          □ ラナンキュラス、こういう「絵」を描けたらなあ。。。

◇ 肉眼で見ても、眩しくもない、まあるいだけの夕陽が沈んで行きました。
  今日も黄砂、春霞、さしもの太陽光も細かい砂を通り抜け切れないようです。
  午前中は、四週に一度の別府へドライブ通院でした。
  帰りの車内の暖かいどころか、もう暑いのなんのって

     
         □ 原種系チューリップ、合唱曲の練習中

     
     □ オキザリス、終わりかけていたのに、復活して来ました。

     
      □ このオキザリスの咲いている、東側の花壇の半分。
        イングリッシュローズのチャールズ・レニー・マッキントッシュ。
        その側に、いくつかオキザリスを植えてます。

◇ つつじの季節の陽気になってしまって、庭の花たちも戸惑いがちに見えます。
  水仙があわてたように、急に咲きあがって来ました。
  そこまで急ぐ必要はないのに、動物にはうかがい知れぬ理由があるのでしょう。
  今年の春は、そういう春っていうことです。

     
     □ 北東側一帯の様子、これでも二日前とは大違いです。

    
             □ ムスカリ、二品種見えます。

     

    
              □ 水仙は、三品種見えます。

             
           □ バイモユリ、左端の小さい草色の花。

     
      □ 見えないですが、ヒヤシンスも向こうで咲いてます。
        ホワイトの隣でクリーム色が咲き始めました。

     
       □ 左は、ブルボン系オールドローズのご婦人たち。
         マダム・エルンストゥ・カルヴァ(Mme. Ernst Calvat)手前
         マダム・ピエール・オジェ(Mme. Pierre Oger)向こうの緑
         同じブルボン系の「マダム」でも、こうも葉の色が違います。

◇ 花壇も門扉の上さえも、それぞれに春を謳歌している花たち。
  いつもの春と同じようで、どこか違う趣がします。
  単にビオラの鉢植え・ハンギングが減ったからかもしれません。
  それに、水仙があちらこちらで増えて、「緑の春」が先にやって来ましたし…。

     
           □ ビオラ、門扉の上の春(北西側)

     
          □ ヘレボルス、これも門扉の上の春(北側)

     
        □ 宿根ビオラとベロニカ・オックスフォード・ブルー
               やはり門扉の上の春(北側)

◇ それでもわくわくしながら、少しドキドキ感も加わって、いつの間にかに春。
  あれほど待ちわびた春に、実に呆気なくやって来られた…意外…でもないか。
  写真では止まってほしい春の瞬間を切り取った気分に~でもそれは錯覚かも。
  たとえば吹く風にこそ春を感じる気持ち、その喜びの心を残したいものです。

     
       □ シラー・シベリカに、とてもいい春が来ました。
         とにもかくにも、花が咲いてみないことには、
         ガーデニング・ラベルを立てられない、悲しさよ…。

     
     □ オオデマリの芽吹きをよそに、クレマチスがすくすくと…。

     
       □ キモッコウバラ、すでに蕾が小さくてもびっしり状態。
         milky-mamaさんのおっしゃるとおり、確認できました。
  
  
  
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チューリップのその後とか ~春の足音、着実に~

2009年03月16日 22時19分05秒 | 啓蟄
           □ 原種のチューリップ、この咲き始めが愛らしい。

◇ 桜の開花直前というのに、桜の季節をとっくに過ぎたような一日でした。
  最高気温18度、暖かいのどかな日和でしたが、明日はもっと暖かい予報です。
  春分を前に、日の出6時23分、日の入り18時22分、帰宅しても撮影できます。
  親指姫よりまだ小さいチューリップ、ほんの少し咲き進みました。

     
          □ 先日据え付けたバラのアーチの下では、
            水仙たちがさっさと花芽をつけて、
            いつの間にか咲いていました。

     
      □ 濃い黄色の水仙は、緑の葉っぱにとても映えます。
        向こうにぼんやりと見えるのは、紅い牡丹です。

◇ 元来、宿根草好みですので、あちこちで咲き始めたのが単純にうれしいです。
  バラ中心の庭にと配置換えはしても、宿根草はほとんど動かしていません。
  バラの新芽が動き出し、春の空気の中を精一杯広げています~その初々しさ。
  どのバラにも蕾が見えるようになる頃が、今から待たれます。

     
           □ 玄関向かって右側(西側)です。
             セイヨウキヅタ(Hedera helix)、
             つまりアイビーのジャングルの中に、
             三品種のバラを植えています。

     
       □ この時季は、まだまだわかりにくいですが、
         スパニッシュ・ビューティ(左)とアイスバーグ(右)です。

             
             □ チオノドクサ (Chionodoxa)
               ユリ科チオノドクサ属の多年草
               もともと、この一帯の「主」でした。

◇ 玄関が北向き(北北西)ですので、まずはその一帯のバラをほぼ終えました。
  まだまだ、ほっ散らかっていますが(長崎弁!?)、まあこんなもんでしょう。
  ガーデニング・ラベルも一つひとつ立てかけて行きました。

     
         □ 金木犀や沈丁花の向こうに植えているのは、
           アルバ・セミプレナ(アルバ系オールドローズ)。

     
           □ ここは、もともと水仙の一帯でした。

     
          □ ここが「一番」の北側になります。
            ヘレボルスの鉢植えの定位置でしたが、
            半日陰でも良さそうなバラを配置しました。

       スノー・グース(イングリッシュローズ)、
       ヨーク・アンド・ランカスター(ダマスク系オールドローズ)、
       マダム・アルフレッドゥ・キャリエール(ノワゼット系オールドローズ)…。

◇ 木立性のバラは、いつものとおりで、こじんまりと仕立てるつもりです。
  つる性のバラは、思いっきりそよ風を浴びて、存分に咲き誇ってほしいです。
  その前に水仙やチューリップや牡丹が、わが庭に春を呼び込むことでしょう。

     
    □ 北東側になりますが、春分から秋分までは半日陰以上。
      ハゴロモジャスミン、水仙、百合の定位置です。
      長いシュートは、ブレイリー№2(チャイナ系オールドローズ)。

             
               □ 貝母百合(バイモユリ)
                (Fritillaria verticillata var. thunbergii)
                 ユリ科バイモ属の多年草
                 こういう「草色」の素朴さが好きで、
                 庭には欠かせないと思います。

  
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あちら、こちら、点、点、点 ~この時季の春~

2009年03月14日 22時00分15秒 | 啓蟄
          □ ほったらかしの原種のチューリップ、知らぬ間に。

     
            □ こちらも原種系「レディ・ジェーン」
              開花に向けて、準備周到のようです。

◇ 冬に逆戻りしたような、冷たい風の一日でした。
  春の温もりにほとんど慣れかけていた身体に、今日の冷気は身に沁みました。
  それでも、明日からは次第に暖かくなって、来週はポカポカ陽気だとか。
  桜の開花が間近ですから、別に不思議でもなんでもないのです。

     
           □ コデマリ (Spiraea cantoniensis)
             バラ科シモツケ属の落葉小低木
             いつの間にか新緑がこんなに。
             小さい花芽も、すでにぎっしりと…。

◇ これだけ寒いと、今日の庭作業は若干の予定変更になりました。
  左の肘痛では無理することもないかと、バラの地植えは明日に延期。
  植えつけられずにほったらかしていたポット苗を、やっと植え付けました。
  今年からバラ中心の庭、そうは言っても好きな花は傍で咲いてほしいのです。

     
          □ スミレ「アリアケ」(手前) 
            五品種ほど、まるっきり半日陰に植えました。
            いつも溶けてなくなってしまうので、
            今年は夏越しに専念するつもりです。

     
          □ アネモネ (Anemone coronaria)
            キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
            もう一株、植え足しました(向かって右)。

     
         □ このほんのりとした薄紅色が、私には春。

  
  (una poesia di oggi)

              うす紅色の          小椋 佳 
   
          うす紅色の 恋をして
          一度位は 泣いてみたい
          朝もやの よどむ池の水の面に
          やさしい音のハスの花 みつけた

          うす紅色の 恋ならば
          涙きえても 呼んでみたい
          たそがれの ほのかに残るぬくもりに
          野菊のはなのささやきが きこえる♪
                                 (1973)

◇ 寒の戻りがある三月の中旬ですから、庭の春はまだまだうっすら状態。
  あちこちに散らばっている…いや、その逆であちこちで春が芽生えています。
  そんな「点」が、やがて次第に姿、彩りを変えながら、いつの間にか「春」

     
      □ ムスカリ・アルメニアクム(Muscari armeniacum Bak.)
            ユリ科ムスカリ属の耐寒性多年草
        花がどうも少ないなあと思ってたら、まだたくさん準備中。

     
           □ シラー・シベリカ (Scilla siberica)
          ユリ科ルツボ属(シラー属)の耐寒性多年草
          春の夕日が、花には「木漏れ日」になってます。 

◇ どこかで春が生まれてる♪ そんな童謡がこの目で確かめられる気がします。
  作られた庭の作られた春では決してなく、植物は単に自然のまま生きてます。
  暦には春が定義されていますが、心で感じてこその春、春は感性に訪れます。

     
      □ クレマチス・テクセンシス系「プリンセス・ダイアナ」
          (Clematis texensis 'Princess Diana')
           キンポウゲ科クレマチス属の多年草
            ラベルに「新梢咲き」とあったので、
           冬にドキドキしながら旧枝を切りました。
           新芽が伸びて、ホッとしています(右)。
  
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