折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

少しずつ秋めいて来て

2020年10月28日 20時59分27秒 | 霜降

◇ いつの間にか10月も最終週となって、朝晩は涼しさを通り越して、冷え込む日も出て来ていますし、深まりゆく秋が感じられます。

  一日中晴れ渡ってましても、さすがに夏日(最高気温25度以上)になることもなく、空気はカラッとして心地よい毎日が続いています。

  夏の間中飛び回っていたツバメは南の国に帰ってしまったらしく、この頃はモズの高鳴きが聞こえたり、メジロやジョウビタキが庭に降りて来たりしています。

  秋と言えば読書の秋、折しも昨日から読書週間(10月27日~11月9日)ですが、こちらは「読書毎日」みたいなもの、読書とバラ栽培、かけがえのない宝物です。

 

                                                     2020年10月28日

□ この秋は、今のところバラの返り咲きが少ない感じです。

だからたった数輪でも、咲いたら目立ちます。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

このピュアなローズピンクの花色は、春と秋とであまり変わりません。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

こちらは秋色、ここ一週間以上にわたって咲き継いでいます。

 

                                                          10月25日

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

返り咲きが始まりましたが、花数からすると若干不調かもしれません。

 

                                                          10月27日

□ ブラッシュ・ノワゼット

(Blush Noisette N 1814 P.Noisette USA)

返り咲いたのを見た記憶があまりありません。

 

□ ラ・ローズ・ドゥ・モリナール

(La Rose de Molinard SCL 2008 Delbard France)

この春に迎えた新苗で、この秋が初咲きとなります。

 

 

□ この夏に挿し木で増やしたバラ苗も、ほぼ順調に育っているようです。

 

                                                 10月28日

□ オキザリスのソフィア、もう10年くらい前にいただいた花です。

ここ数年視界から消えてまして、枯れてしまったものと思い込んでいました。

今日庭の片隅の半日蔭のところで、可憐なピンクの花を見つけました。

オキザリスの強さを再認識しましたが、何より大切に育てなければと思ったところです。

 

□ さて、これから12月にかけて読もうと思っている本です。

詠みたい本が、あれこれたくさんあって、もう追いつきません。

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日雨降り、少しだけバラの返り咲きも

2020年10月22日 19時36分58秒 | 寒露

◇ 今日は夜明け前からずっと雨が降り続いて、明日の朝方まで降り続くとの予報ですが、5日ぶりの雨なのに、何だか久しぶりの本格的な雨降りに思えます。

  一日中ざーざー降り続くのは、確か9月下旬以来でしょうか、こんな風に秋晴れの日が数日と秋雨の日が交互に現れながら、季節はやがて初冬に向かいます。

  バラの返り咲きは少しずつ始まってはいますが、花の数だけで言いますとこの秋はやや不調のようで、いくつかまとまって咲くのはもっと先のことでしょうか。

  それでも数少ない蕾が色づきながら開花を迎える姿には期待してしまいますが、今日はせっかくの花がすべて雨に濡れて、滴の重みでうなだれていました。

 

                                                     2020年10月22日

□ かなりの大株ですので、高いところに咲くのですが、

雨の滴の重みでうなだれて、手に取れるくらいの視線の先で咲いていました。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

いくつか蕾が控えていますが、それは11月上旬くらいの返り咲きでしょうか。

15年近く前に地植えした大株で、今では2mくらいのところに花が咲きます。

 

+----+----+----+----+----+----+----+----+   10月23日 追記   +----+----+----+----+----+----+----+----+

 

                                                      2020年5月26日

□ 春の一番花は、開花が少し遅めでしたが、賑やかに咲いていました。

上記の秋の返り咲きも、この5月のバラと遜色ない姿だと思います。

+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+

 

□ アプリコット色した大輪のバラの返り咲きです。

雨でしなった別の株のシュートの上に、花首を乗せた重たげな格好がユーモラスです。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

15年近く前に地植えした株ですが、こちらは背丈は1mくらいに収まっています。

 

+----+----+----+----+----+----+----+----+   10月23日 追記   +----+----+----+----+----+----+----+----+

 

                                                      2020年5月11日

□ 春の一番花は、こんな感じの大輪で咲いていました。

+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

真白な半八重の中輪、少しずつ咲き始めました。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

このピンクの半八重のバラも開花が始まっています。

 

□ ラ・ローズ・ドゥ・モリナール

(La Rose de Molinard SCL 2008 Delbard France)

この春に新苗で迎えたつるバラ、この秋が初咲きになります。

たった一輪ですが、そろそろ開花です。

 

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

いつも西日の方を向いて、向こう向きに咲きがちなこのバラも蕾が緩み始めました。

 

□ まとまって咲いているのは、このホトトギスくらいです。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋らしい、少し冷たい雨が降って

2020年10月17日 21時30分59秒 | 寒露

◇ 昨晩遅くから今日の日中にかけて久しぶりの雨になりましたが、雨の降り方や冷たさに秋らしさが漂っていました。

  これまで何日かは、夏日になるくらいの汗ばむような陽気の日が続いていましたので、今日の雨はとても冷たく、肌寒い一日に感じられました。

  庭の秋の返り咲きのバラも、まだポツンといくつか咲いているだけですが、今日はぐっしょりと雨に濡れて、いかにも寒そうにしているように見えました。

  遅れていた玄関先の金木犀の花も急に満開を迎えていまして、この雨で早くも少しずつ散り始めていたのが、何となく儚げに思えました。

 

                                                     2020年10月16日

□ 雨が降り出す前の返り咲きのバラの様子です。

あっちこっちを向いて、上に下にバラバラに咲いています。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

ローズピンク色した中輪の花、秋らしい穏やかな咲き姿です。

 

□ 上のバラの花は挿し木苗が成長したものです。

この花が上の株の親株になります。

今咲き始めたバラは、たった1品種です。

 

                                                              10月15日

□ 金木犀がすごいスピードで花をつけまして、秋空に映えていました。

 

□ この花が咲いて香りが漂って初めて、秋を感じるような気がします。

 

□ この花が今日は少し散り始めていましたが、金木犀の秋は駆け足です。

 

□ さてさて、読書の秋ならぬドイツ語の秋、今の愛読書(?)は、独和辞典です。

ほんの少しずつですが、趣味のドイツ語を続けています。

いつかまた旅行する時にでも役立つようにと、毎日細々とでもやっています。

 

□ 話す、聞く、読む、書く … それぞれ、いろんな勉強の仕方があると思いますが、

たとえば、語彙を増やすためには、こんなことをやっています。

 

思い浮かんだ漢字2字の言葉を、ノートの見開きに書いていきます。

(たとえば、1 余暇、2 録音、3 賛成、4 反対、5 許可 …… 1日に全部で36語)

漢字すら書けないということがよくありますので…ボケ防止のため?です。

その漢字(日本語)に見合う単語を、英語とドイツ語で書きます。

英語は覚えている気でいても、かなり忘れていて、書けない単語も結構あります。

ドイツ語に至っては、もうお手上げも多くて、ガックリ来ることばかりです。

他にも、新聞の見出しの語句とか、リビングで目に映る物体とか、身体の部位とか、日常の動作や感情とかを、

英語で言えて、ドイツ語でも言えるか…とか。

独りですから、苦しくもありますが、覚えて使えるようになる楽しみが、何より先に立ちます。

お恥ずかしいですが、ちょっぴり趣味のドイツ語のご紹介でした。

 

それにしても、安全・安心に海外渡航できるのは、いつになるのでしょうか。

 

  

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二日続けての夏日に、ピンクのバラの花

2020年10月11日 21時58分18秒 | 寒露

◇ 10月8日が二十四節気の寒露、この時季は暦では、野の草に冷たい露の宿る頃とのことですが、こちらは昨日(28度)今日(25度)と夏日の陽気となりました。

  今月の上旬が秋の風が吹いて涼しい毎日でしたから、もう長袖を着るようになりましたが、さすがに昨日は日中庭に出ると汗ばむような天気、夏に逆戻りでした。

  そんな中をバラの返り咲きが少しずつ始まりまして、昨日からは地植えのピンクのバラの花が一輪、二輪と見られるようになりました。

  これからいよいよ本格的な秋のバラのシーズンですが、今年は返り咲きのバラが出揃うのは今月下旬になりそう、とにかく一番の楽しみです。

 

                                                     2020年10月11日

□ 先日色づき始めた蕾が一つだけ見えていましたが、いち早く返り咲きです。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

春のシーズンはもう少し淡いピンクですが、秋のバラらしく濃いめのピンクの花です。

植えてからもう15年、いつまでも変わらずに咲いてほしい、香りのバラの花です。

 

□ こちらは淡いピンクのバラが二輪、いつもの秋より早めの返り咲きです。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

素朴な花の姿、お気に入りのバラの花です。

春、夏、秋、冬、まさに四季咲きのバラ、放っておくとお正月まで咲きます。

 

 

□ 6月頃に挿し木して8~9月に鉢上げした苗も、まずまず順調に育っているようです。

左はオリビア・ローズ・オースチン、右はアンブリッジ・ローズです。

 

□ この秋は金木犀の花が遅れ気味と思ってましたが、

今日の夕方に気がついたら、ずいぶん色づいて来ていました。

 

□ この分では、あっという間に咲き始めるのではないでしょうか。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月に入って早や1週間になります。

2020年10月07日 19時17分07秒 | 秋分

◇ 10月に入ってカラッとした秋晴れの日が多くなり、降り注ぐ日差しは眩しくはあっても、風の涼しさも相まって、穏やかな光のように感じられます。

  昨年の10月はいつまでも暑かった記憶がありますが(W杯ラグビーの頃)、今年は普段通りの秋らしさを感じられることに、正直ホッとしている毎日です。

  その10月も早や1週間が過ぎましたが、2020年も残すところあと3か月を切ってしまったことと、一日一日のスピードの速さには、改めて驚いてしまいます。

  それほど月日の経つのはあっけない程早い訳ですが、このブログの記事の中での長年のつぶやきで最も多いのも、きっと「月日の経つのが早い」ではないかと想像します。

 

                                                          2020年10月6日

□ 常緑性のクレマチス「アップル・ブロッサム」のアーチの手前では、

黄色とピンクの2品種のバラの返り咲きが始まりました。

ちょうど1か月前の台風10号接近時の強風で、このアーチは左に30度程傾いたのですが…。

 

                                             2018年4月6日

□ もうあと半年もすれば(あっという間!)、アーチいっぱいの花が見られるはずです。

ちなみに、2年前の春の開花の様子がこんな感じでした。

(※ 今咲いている訳ではありません!)

 

                                                          10月6日

□ ザ・ポエッツ・ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

秋のシーズンもよく返り咲く品種ですが、おそらく年末くらいまで咲き続けることでしょう。

 

□ ジ・エンシェント・マリナー

(The Ancient Mariner S 2015 D. Austin England)

秋のバラらしく、しっとりとしたピンクの濃淡がとてもきれいです。

 

□ いまでも朝顔が咲いています。

 

                                                          10月7日

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

背景の日の光が、どことなくやわらかい日差しに感じられます。

 

□ ローゼルの実、量的にはもうあと少しでしょうが、収穫できそうです。

 

□ 9月に収穫したローゼルの実です。

この顎の部分を使って、家内がジャムを作っていました。

 

□ 残り少なくなりましたが、左手前がそのジャムです。

毎朝ヨーグルトに混ぜて、甘酸っぱいおいしさをいただいています。

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする