折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

遅咲きのバラが咲いて

2011年05月31日 23時32分12秒 | 小満

 

◇ 季節外れの台風も去って、強い雨風も収まって、朝の庭にはほのかなピンクの白いバラ。

  毎年遅咲きのこのバラが咲くと、バラの一番花は一通り咲き揃うことになります。

  例年より早いのでしょうか、庭の紫陽花が次第に咲き上がって、気がつけば明日からもう六月。

  一番花の名残がポツリと思い出したように咲きつつも、四季咲きバラは二番花に向かいます。

 

□ 昨日までの強風で、あっちを向いたりこっちを向いたり…。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

遅咲きの白いバラの南隣りでは…。

 

      

□ 早咲きの白いバラ、新しいシュートを出しながら二番花を待ちます。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ   2011年5月13日

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

   

□ そろそろ、アメリカ・アジサイのアナベルがスタンバイしています。

そばのバラは咲き続ける、フローランス・ドゥラートルです。

コラボを楽しみたくて、こちらに移植しました。

 

□ 庭の南東側、この辺りのバラは、イングリッシュ・ヘリテージが一輪見えるくらい。

 

□ それでも、まだまだ一番花の蕾が上がって来ました。

 

□ ジュビリー・セレブレーション  2011年5月16日

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

 

□ 紫陽花 「伊予手毬」   雨の季節です。

 

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挿し木苗が開花したのですが…

2011年05月29日 09時21分16秒 | 小満

 

※ 台風接近で昨日から予定変更、けさ(5月29日)の様子を追記しました。

 

◇ 今日も朝から雨模様、これだけ降り続いても、なぜかここ北部九州地方はまだ梅雨入りしていないとのこと、正直驚いてしまいます。

  誰も文句は言わんのに「周りに同じと宣言すれば?」とは素人の浅はかさ、科学的な証拠に基づいて慎重に(きっと梅雨明けまでには!?)判断されるのでしょう。

  雨の中を昨年の挿し木苗が一年以上経過して最初のきれいな花をつけました…が、ラベルと違う花が咲いてしまって(自分のそそっかしさにも)驚いています。

  蕾の時点で色から判断してラベルと違う花だと気づいていましたが、昨年の春に一本も定着しなかったと諦めた品種…大切に育てていずれお嫁に出しましょう。

 

☆☆☆☆☆     2011年5月28日     ☆☆☆☆☆

 

□ 挿し木苗は咲いてみるまで品種を断定できないので、

必ず最初の一輪は咲かせて、ダメ押しの確認をします。

 

□ 実はローズ・ピンクの大輪、レディ・オブ・メギンチ、

そんなラベルを挿してました。

葉っぱは似てますから何の疑問も起きなくて…。

 

□ でも、これはアプリコット・ピンクです(5月27日)。

この品種は何だろうと…花の色からして候補は、

アブラハム・ダービーとティー・クリッパーとアンブリッジ・ローズ。

昨年挿し木をしたのは、ティー・クリッパーとアンブリッジ・ローズ。

でもティー・クリッパーは、咲き始めの姿はこんな感じではありません。

 

□ もう少し咲き進んだら、コロンとしたカップ咲きに…。

それで確認できるでしょうが…。

 

□ 親株の昨年の一番花(2010年5月10日)です。

比較してみてそっくり、ほぼ間違いなさそうですね。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

親株の今年の一番花、典型的なカップ咲き(2011年5月14日)。

 

☆☆☆☆☆     2011年5月29日 追記     ☆☆☆☆☆

 

□ 花びらの外側に向かって、アプリコット色の濃淡が魅力的です(5月28日)。

 

□ しべが覗いてますが、香りは…(5月29日朝)。

 

□ 挿し木苗は、これからの株の成長が第一です。

あとは切り花で楽しむことになります。

 

 

 

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晴れ間の見えた朝に

2011年05月26日 22時37分56秒 | 小満

 

◇ 朝がどんなにあわただしかろうと、出かける間際までバラ木立のチェックは欠かせません。

  花は別段見られることを望んでもいないでしょうが、記憶にとどめたい光景に必ず一つは出会うものです。

  晴れた日の朝が最も爽やかなこの時季だからこそ、バラの美しさの際立つのもまた朝の姿でしょう。

  あれやこれやと忙しくて疲れもしたけれど、今日限りの「華」のある情景を残したい、そんな心のままに・・・。

 

  (追伸) 「華」のある情景かどうかは別として、朝の出勤前のバラの写真をほんの少しだけでも載せたいと思いました。

                                                               2011年5月26日 記

 

☆☆☆☆☆       2011年5月26日 朝       ☆☆☆☆☆

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

 

□ 雨の中を咲き進んだ姿、この3分後にはバス停へ…。

                                           2011年5月26日 朝

 

☆☆☆☆☆            2011年5月25日 朝            ☆☆☆☆☆

 

□ やわらかい朝の陽ざしの中で … ペインテッド・セージの向こうでバラの開花

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

 

 

□ 庭で唯一のサーモン・ピンクの花の色です。

花の姿だけだと、このバラのもっと美しい状態はあるのかもしれません。

でもとてもナチュラルな花の姿、カップ咲きはとりわけチャーミングです。 

 

□ 黄色いバラは、朝日に特に映えます。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

前日まで降りしきった雨の雫が残っていました。

 

    ※ お休みしますといいながらの更新 ・・・ これでホントにお休みします。

        

 

 

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駆け抜ける、バラの一番花

2011年05月23日 10時39分00秒 | 小満

 

◇ 天気予報どおり明け方から雨になりましたが、雨降りだからという訳ではなく、今日月曜日は有給休暇、家事が仕事ということになります。

  これまでの暑いくらいの毎日(実際、最高気温30度の真夏日が何日もありました)が、一転してけさは肌寒い朝、半袖だけでは鳥肌が立ちそうです。

  見渡すほどもない庭をさらっと眺めてみると、バラの一番花は大方咲いてしまって、このところは遅咲きの品種が次々と咲き上がって来ました。

  早咲きの品種は花殻を摘んだあとから二番花をつけるはずの芽が見え始めましたが、きょろきょろしてる間にバラの第1ラウンドも終盤にさしかかりました。

 

□ エブリン (Evelyn S 1991 D.Austin England)

最初の花は害虫による食害で…。

ようやく本来の美しい花が咲きました。

 

□ こちらは、昨日(5月22日)の様子です。

期待どおりに咲いたので、ホッとしました。

もっと大きく育てたいのですが…。

 

□ 雨の雫の重みで、次第に倒れかけて来ました。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

□ 毎年5月20日頃に咲いているのですが、

今年も例年通り、昨日辺りからようやく開花…。

白バラですが、一番花は淡いピンクでの始まりです。

 

□ パルマ・バイオレットという色のバラ、ポツリですが咲き上がりました。

下の方には、西洋アジサイのアナベルの花芽が見えています。

 

□ フローランス・ドゥラートル

(Florence Delattre S 1997 Guillot France)

 

□ 品格があって、落ち着きを感じる花。

うちみたいな庭でも代表になってほしいと…。

 

□ こちらは遅咲きでも、6年前からのおつきあい。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

明るいピンクで「ヘリテージらしく」咲き始めました。

 

□ 数日前から次第に花数を増やして来たのは…。

 

□ 安曇野 (Azumino ClMin 1989 小野寺透 日本)

 

□ この愛らしいバラのことはすでにご紹介しましたが、

娘達の結婚記念に、バラ好きの私達へのプレゼント。

秋には私もじいじになるはずです。

 

※ いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。

バラの一番花も咲き進み、一通りご紹介もできました。

次に二番花が咲くまで、しばらく更新をお休みします。

 

 

 

  

  

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癒しのバラ達 ~つづき~

2011年05月22日 13時20分36秒 | 小満

 

◇ 昨日5月21日は暦の上では二十四節気の小満(しょうまん)、見渡せば狭い庭の植物は生気に満ち溢れ、繁りに繁っていて暦のとおりになりました。

  また昨日は降水確率50%の雨予報はほとんどはずれ、夜遅くざーっと来ましたが、明けて日曜日の朝はうっすら青空が広がっていました。

  さて、庭のバラは一番花がほぼ順調に咲き進み、このところの暑いくらいの陽気のせいか、次々に色づいて来る蕾が数日で花開く感じです。

  ゴージャスな花、チャーミングな花、濃いも薄いも様々に、バラの一番花もあと一週間くらいは楽しめそうで、毎朝ホッとする瞬間の喜びをかみしめたいものです。

 

□ 庭の北東側でも春から夏は半日陰にもならない、バラ栽培に最適に近いコーナーです。

ウィリアム・シェイクスピア2000(ER)が次々に咲いています。

イエローはザ・ピルグリム(ER)、アプリコット・ピンクはティー・クリッパー(ER)、

この画像の一番右端は…。

 

□  クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

咲き始めはレモン・イエローでも、

次第にクリーミー・ホワイトに変化していきます。

右側の紫色の花は…。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

バラはもう終わりかけですが、株元のヒメフウロソウが愛らしくて、

オールド・ローズとのこんな素朴な光景が気に入っています。

 

□ グラミス・キャッスル

(Glamis Castle S 1992 D.Austin England)

遅咲きの白バラ、最初の頃に求めた品種です。

 

□ 開花寸前の色合いもたいへん素敵なバラです(5月20日)。

 

□ ウィンチェスター・キャシードラル

(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)

好みの白バラ、グラミス・キャッスルとともに迎えました。

 

□ レモン・イエローのザ・ピルグリム(ER)の向こう、庭の一番北側ですが…。

 

□ アルバ・セミプレナ

(Alba Semi-plena A before 16th century)

しべの愛らしい半八重のバラが咲き続けています。

白バラの清楚な佇まいは、庭で貴重な存在です。

 

□ 蕾から開花直後、このアプリコット・ピンクのバラは…。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

光線の具合ではなくて、咲き進むと花びらの色が右から左へ、

アプリコット・ピンクからライト・ピンクへ…。

 

□ 満開状態では、このようにライト・ピンクに変わります。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

□ こちらもしべの愛らしい半八重のバラ。

 

□ こんな調子で、次々に咲いて行きます。

 

  

□ クレマチス・テキセンシス系「プリンセス・ダイアナ」

アーチの上の方まで咲き上がりました。

 

  

□ 気がつけば、もうこんな季節の入口までやって来たようです。

 

 

 

 

 

 

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わが癒しのバラたち

2011年05月21日 15時31分51秒 | 小満

 

◇ 「あっついですねぇ! まだ、ご・が・つ・は・つ・か・ですよぉ!! 先が思いやられますねぇぇ!!!」 昨日、職場でなげきの声を聞きました。

  午後からの雨予報とは裏腹に、今日も紫外線入りの強烈な陽光が燦燦と降り注ぎ、やや湿気を帯びた風が吹き渡っています。

  近くの中学校ではこの暑さの中でご苦労な事に運動会、庭に出てるとマイクの声で進行がわかります…紅勝て白勝て…とは言ってませんが…。

  さて月並みな言葉ですが、バラは癒し、癒しのバラ、私にとってバラは好きだからこそ癒し、イエロー系統、アプリコット・カラーが目立つここ数日の庭です。

 

□ やや遅咲きのアプリコット・カラーのバラ。

 

□ ティー・クリッパー

(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)

 

□ その前日(5月20日)の様子です。

 

□ 移植して蕾の数は減りましたが、ここ数年でもっとも好い色に思えます。

 

   

□ ロココ (Rokoko S 1987 Tantau Germany)

 

□ 庭の南側、手前と奥の株が重なって、わかりにくくて恐縮ですが…。

中央、スカボロ・フェア(ER)、向かって右上方の花が(↓)…。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

 

□ やや雨に弱いですから、好天続きがよろしいようで…。

 

□  チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

この花の色はいつも表現に困ります(5月19日)。

 

□ それくらい魅惑の色としておきましょう(5月20日)。

   

□ クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

やや遅咲きの品種、開花です。

やがて白に近いクリーム色に変わるはずです。

 

□ 開き始めも美しい花です(5月19日)。

 

□ 庭の最も北東側で、風に吹かれています。

 

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

 

□ このバラは、光の透し方が上手(!?)ですよ。

 

□ しっかりとしたロゼット咲きです(5月19日)。

 

□ 真冬に枯れて10分の1ほどになったマーガレットとともに(5月19日)。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

□ 昨年の大苗、今年になって横張り性の特徴がよく表れています(5月20日)。

 

□ ティージング・ ジョージア

(Teasing Georgia S 1998 D.Austin England)

 

□ しなる枝のその先に上品な香りの花。

 

□ 向こうでカンパニュラが咲き始めています。

 

□ ゴールデン・セレブレーション

(Golden Celebration S 1992 D.Austin England)

姿も香りも素晴らしいバラだと思います。

 

□ パカラ (Paccarat ♂ 4歳) 癒し。。。

  

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また逢う日までのバラもあれば…

2011年05月18日 23時06分06秒 | 立夏

 

◇ 今年はゴールデン・ウィークのあと、平年を上回る気温の高い状態が続いています。

  そのせいか、バラの一番花は、ここ一週間の間に繰り上がってわっと咲いてしまいました。

  事実、毎朝庭を見渡してみると、たくさんの品種がぼわっと咲いている趣きです。

  一度雨上がりに害虫の食害による無残な蕾を相当数摘み取りましたが、その影響もほとんど感じられないほどです。

 

□ 咲き始めはアプリコット・ピンク、咲き進むとローズ・ピンクに変わります。

実は一番花の蕾が開花寸前に食害に遭って、大半を摘蕾したんです。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

けさ、庭中で最も美しく感じたバラの一つです。

 

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

その後ろには、ハーロウ・カー、ザ・ダーク・レディー、ヤング・リシダス。

 

□ ヤング・リシダス

(Young Lycidas S 2008 D. Austin England)

 

□ 庭の南側では一際目を引くようになりました。

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England) 

 

□ 地植えのバラ達も今が盛りかもしれません。

シャルロット・オースチンにイングリッシュ・ヘリテージ(向こう)

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

□ 朝は黄色も一段と鮮やかに感じられます。

 

◇ 庭のバラを実際に目の当たりにする側にとっては、昨年より二周りくらい多く咲いた光景に感激もします。

  ただ、ここ一週間のブログ画像を振り返ったらいつも同じバラ、何十品種も一斉開花では変わり映えのしないバラとも言えます。

  今シーズン未開花の一番花は残り数品種、開花した一季咲きのバラはまた逢う日までの名残のバラになりつつあります。

  そんなバラにとっては今年の五月がもう往ってしまいますが、一方ではこの庭で初めてのバラも今朝お目見えしていました。

 

□ 蕾の開花が続くウッド・フェンス辺りです。

 

□ マダム・アルフレッドゥ・キャリエール

(Mme. Alfred Carrière N 1879 J.Schwartz France)

 

□ 今はたった数輪、いずれ優雅に枝垂れる姿に憧れています。

 

□ 朝、清々しいのは、たとえばこの白いバラのおかげ。

 

□ ウィンチェスター・キャシードラル

(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)

 

□ 鉢のそばをパカラがうろうろしていました。

 

□ パルマ・バイオレットという色らしいですが、ちらほら…。

 

 □ フローランス・ドゥラートル

(Florence Delattre S 1997 Guillot France)

シュートの張りが強いのでウッド・フェンスに誘引します。

 

□ ワイルドイブ

(Wildeve S 2003 D.Austin England)

遠くからやってきたバラ、初咲きです。

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン

(Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

早咲きのバラ、もうすぐお仕舞い、また来年まで。

 

 

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朝の庭、こんな庭

2011年05月17日 23時21分35秒 | 立夏

◇ 昨日今日とカラッとした空気、五月らしい爽やかな陽気の日が続いています。

  朝方、新聞受けに取りに行った家内が、いつもならそのまますぐ家に引き返すのに、ついつい視界に入るバラの花を覗き込んでしまうと申していました。

  先週は雨にたたられて花は傷み、蕾の大半を害虫にやられてなくしてしまう、そんなバラがいくつかありました。

  しかし、こんなに穏やかな好天が続くと、庭のバラたちの様子も一変、実に生き生きとしてきたように感じます。

 

□ けさ方、リビングの窓の外を覗いたら…こんな感じでした。       2011年5月17日

 

□ ヤング・リシダス (Young Lycidas S 2008 D.Austin England) 中央・右

  ザ・ダーク・レディ (The Dark Lady S 1991 D.Austin England)   左上

 

□ 夕方はこんな雰囲気でした。

 

□ 外に出て、ウッド・フェンスの前側に立って、南を向いたところです。

クイーン・オブ・スウェーデン(中央から右)は、雨のあと蕾を随分剪定しました。

 

□ ウッド・フェンスの南端部分です。

 

□ フローランス・ドゥラートル

(Florence Delattre S 1997 Guillot France)

 

□ 朝の出勤前のせわしい時間帯に、短い脚で水遣りがてらに見回りしてみました。

ここはリビングの外、南東側になります。

 

□ リビングの窓を開けて身を乗り出すと落ちます。 ドタッ!

そうではなくて、手の届くところのバラということです。

 

□ ずいぶん花がついてきました。

 

□ ここの部分は昨年はなかった部分です。

 

□ レオナルド・ダ・ヴィンチ

(Leonardo Da Vinci LCl 1994 Meilland France)

 

□ 少し先へ歩いて、ここは庭の南東側

朝日に映える、オレンジ色のパット・オースチンに

チャーミングな半八重のジャクリーヌ・デュ・プレです。

 

□ 南東側の曲がり角、アーチをくぐる手前です。

くぐったすぐ左側は…。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

□ 角を曲ると一際大きいのがエグランタイン。

左下に開花したてのジュビリー・セレブレーション。

右手前はガートルード・ジェキルに、

奥のオレンジ色は、レディ・エマ・ハミルトンです。

 

□ ここが南側一帯となりますが、ずいぶん生い茂りました。

一帯には、こんな花が咲いています(↓)。

 

□ ピエール・ドゥ・ロンサール

(Pierre de Ronsard LCl M.L.Meilland France)

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

 □ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England) 

 

□ クレマチス「プリンセス・ダイアナ」

花がいくつも増えて来ました。

 

 

 

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バラの一番花の咲く喜び

2011年05月16日 22時55分19秒 | 立夏

 

◇ こちらでは週末土日が夏日だったのですが、高温傾向そのままにバラの一番花が順調過ぎる程の咲きっぷりです。

  5月の16日間で昨年の夏日5日に対して、今年はすでに8日(うち1日は真夏日)記録しています。

  その16日時点での開花は、昨年の30品種に比較して今年は50品種、つまりはほとんどのバラが咲いてしまったということです。

  暑かろうが虫にかじられようが、文句一つ言わずに咲き続けるバラの花たち、こちらも庭にバラの花咲く幸せを素直に喜んでいる毎日です。

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

 

□ このバラが庭で初めて咲いたときには、

その美しさに(静かに!?)歓声を上げました。

一番花を見る思いは、毎シーズン変わりがありません。

 

□ 内側から光り輝くかのような花びらが魅力です。

 

◇ 初年度(2006年度)に咲いたバラは、庭にすっかりなじんでしまっているのか、どことなく落ち着き払って咲いているように感じます。

  ここ一、二年で新しく迎えたバラもそれなりの存在感を持っているように感じますが、バラの花は庭のどこで咲いてもその中心を占める存在のようです。

  今年はウッド・フェンスを設置して、そこにつるバラを誘引して、リビングの窓の外に繰り広げられる、立体化した色彩の饗宴に自分なりに満足して・・・。

  次は小さくてもバーゴラ仕立てなどと夢を膨らませながらも、いつまで目の前のバラたちと過ごせるのだろう・・・ふとそんな思いも脳裏をよぎるのでした。

 

□ ティージング・ジョージア

(Teasing Georgia S 1998 D.Austin England)

 

□ チャーミングなジャクリーヌ・デュ・プレのそばです。 

 

  

□ このティージング・ジョージアとゴールデン・セレブレーション、

イエロー系統の香りのバラがバーゴラから枝垂れて…。

趣味の園芸に夢や憧れは必須だと思います。

叶うかどうかは別問題ですが…。

 

□ ゴールデン・セレブレーション

(Golden Celebration S 1992 D.Austin England)

すくすく育っていきそうな雰囲気、期待のつるバラです。

 

□ こちらも年々株立ちが充実しているバラです。大苗6年目。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

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毎朝のようにバラの新しい一番花

2011年05月15日 23時39分15秒 | 立夏

 

◇ ニュースで京都の葵祭を見て5月がもう半分過ぎたことを実感しましたが、今月は月初に連休があったから日にちの経つのが余計に早く感じます。

  庭のバラの最初の一番花から約10日、このところの気温上昇で次から次へとブログ更新が追いつかないくらい、一気に咲き進みました。

  朝になったら連日でバラの新しい一番花の開花が見られますが、けさはリビングの窓の外で待ちに待った変化がありました。

  深紅に真紅、赤いバラが二つ咲いて辺りが急に引き締まって来たような感じがしますが、一日一日ゆったりと咲いていてくれたらいいのですが…。

 

□ ほとんどの株で開花が少しずつ見られます。

赤いバラもまだアクセント程度ですが、存在感は大です。

午後からバラ大好きさんのご訪問がありまして、

バラ談議等々…楽しい時間があっという間に過ぎて行きました。

 

□ ザ・ダーク・レディ

(The Dark Lady S 1991 D.Austin England)

上の画像の向かって左側、深紅のバラの花です。

 

□ L.D.ブレス ウェイト

(L.D.Braithwaite S 1988 D.Austin England)

同じく冒頭の写真の真ん中、真紅のバラです。

 

□ ヤング・リシダス

 (Young Lycidas S 2008 D.Austin England)

ザ・ダーク・レディと対峙していますが、

明日には開花していると思います(手前)。

 

□ ロココ  (Rokoko S 1987 Tantau Germany)

 

   

□ 清楚で優雅なひらひら感、ウッド・フェンスに誘引の一品種です。

花数は少ないですが、開花が始まりました。

 

□ マウンテン・スノー

(Mountain Snow  S 1985 D.Austin England)

昨年のバースデー・プレゼントでした。その一番花。

 

□ 安曇野 (Azumino ClMin 1989 小野寺透 日本)

昨年、娘の結婚の際に二人からの記念の品。

今日、開花しました。

 

□ レオナルド・ダ・ヴィンチ

(Leonardo Da Vinci LCl 1994 Meilland France)

こちらも待ちわびていたバラです。

急に開花が進んでいます。

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