◇ 今年はゴールデン・ウィークのあと、平年を上回る気温の高い状態が続いています。
そのせいか、バラの一番花は、ここ一週間の間に繰り上がってわっと咲いてしまいました。
事実、毎朝庭を見渡してみると、たくさんの品種がぼわっと咲いている趣きです。
一度雨上がりに害虫の食害による無残な蕾を相当数摘み取りましたが、その影響もほとんど感じられないほどです。
□ 咲き始めはアプリコット・ピンク、咲き進むとローズ・ピンクに変わります。
実は一番花の蕾が開花寸前に食害に遭って、大半を摘蕾したんです。
□ クイーン・オブ・スウェーデン
(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)
けさ、庭中で最も美しく感じたバラの一つです。
□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント
(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)
その後ろには、ハーロウ・カー、ザ・ダーク・レディー、ヤング・リシダス。
□ ヤング・リシダス
(Young Lycidas S 2008 D. Austin England)
□ 庭の南側では一際目を引くようになりました。
□ ジュビリー・セレブレーション
(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)
□ 地植えのバラ達も今が盛りかもしれません。
シャルロット・オースチンにイングリッシュ・ヘリテージ(向こう)
□ シャルロット・オースチン
(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)
□ 朝は黄色も一段と鮮やかに感じられます。
◇ 庭のバラを実際に目の当たりにする側にとっては、昨年より二周りくらい多く咲いた光景に感激もします。
ただ、ここ一週間のブログ画像を振り返ったらいつも同じバラ、何十品種も一斉開花では変わり映えのしないバラとも言えます。
今シーズン未開花の一番花は残り数品種、開花した一季咲きのバラはまた逢う日までの名残のバラになりつつあります。
そんなバラにとっては今年の五月がもう往ってしまいますが、一方ではこの庭で初めてのバラも今朝お目見えしていました。
□ 蕾の開花が続くウッド・フェンス辺りです。
□ マダム・アルフレッドゥ・キャリエール
(Mme. Alfred Carrière N 1879 J.Schwartz France)
□ 今はたった数輪、いずれ優雅に枝垂れる姿に憧れています。
□ 朝、清々しいのは、たとえばこの白いバラのおかげ。
□ ウィンチェスター・キャシードラル
(Winchester Cathedral S 1988 D.Austin England)
□ 鉢のそばをパカラがうろうろしていました。
□ パルマ・バイオレットという色らしいですが、ちらほら…。
□ フローランス・ドゥラートル
(Florence Delattre S 1997 Guillot France)
シュートの張りが強いのでウッド・フェンスに誘引します。
□ ワイルドイブ
(Wildeve S 2003 D.Austin England)
遠くからやってきたバラ、初咲きです。
□ ゼフィリーヌ・ドルーアン
(Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)
早咲きのバラ、もうすぐお仕舞い、また来年まで。