折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

冬から春へ着実に

2008年01月27日 21時40分19秒 | 大寒
               □ 赤芽猫柳(ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木)

◇ 最高気温がなかなか10度を超えない日は、冷たく肌寒く感じます。
  この頃は、さっきは2(?)、いま一調子が良くなくて、
  皆さんのブログへもコメントを残せなくてすみません。
  以前は寝食を忘れてと言えば大げさになりますが、
  それくらい球造り…じゃなかった、花造りへの想いがありました。
  この頃は想いだけではダメで、年の壁、時間の壁を実感しているところです。

    
   □ 紅い殻をやぶって、ふわふわの猫ちゃんが出て来ています。

◇ 今日も午後からも寝てばっかりで、気がついたら競馬中継も終わって午後4時。
  できた作業は、薔薇の地植え一株(ジュビリー・セレブレイション(ER))に、
  支那の夜…じゃなかった、信濃梅の幼木を一本植えて、あとは、え~と…。
  プリムラ・ポリアンサス・クラウディアに肥後ポリアンの寄せ植えを一つ、
  百合を二種類植えて…それだけで日没、鳥目には玄界灘(限界なんだ!?)。

     
        □ 信濃梅もちらほら咲き始めました。
          香りはどうでしょうか?
          やや、まっすぐじゃないからか、安かったんです(588-)。

◇ 水仙のコーナーも少しずつ、少しずつ花が咲くのもあれば、すらっと葉が伸びたり。
  まだまだ芽が出たばかりのものもたくさんあります。
  何がなにやらわからないのばかり。

     

     

     
      □ 水仙は、ミニ水仙ティタティタと日本水仙くらいです。

◇ 明日からは、帰宅したら一日一株ずつ薔薇の植え換え、鉢替えをします。
  そうしないと、来週になったら、すぐに立春。
  ホントは座敷にお雛様を飾りたいのですが、やんちゃな子がいるから諦めてます。

             
               □ いつもの定点観察地より
                (百円ショップの白がよほど目立ちます)

     
           □ 今頃の時期らしい一角です。
             何種類か、わかりません。

     
        □ そいつを言っちゃあ、いしめえよぉ!
          これは猫ちゃんじゃなくて、寅さんの台詞。
          そして、今日はモーツァルトの誕生日(1756年1月27日)
  
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薔薇への憧れ~それを知ること、その由来をたどること~

2008年01月24日 21時50分00秒 | 大寒
                     □ スイート・バイオレット

◇ 朝の出勤が遅めでしたので、庭の様子を4日振りに眺められたのですが、
  ちっとも変わり映えがしません…やや、大いに、がっかり。
  この冬一番の冷たい朝、そんな中でスイートバイオレットが咲き始めました。
  去年の夏に少し大きめのプラ鉢に植え替えたのですが、
  季節が春になったら、また大きめの鉢に植え替えることにします。
  何がいつ頃咲き出すのか、私にはよくわからないのがあります。

     
     □ 少し前から咲き始めたはずなのに、気がつかなくて…。

◇ チューリップはいろんなところに芽生えていますが、これは小さいハンギング。
  もう少ししたら、庭のいたるところにそれらしき葉っぱが見えることでしょう。
  春はあけぼの、チューリップ、すぐにそんな季節になるはずですが…。
  この初春を飾るはずの水仙が、なかなか咲き進みません…失敗したのかなあ。

     
         □ 何と言う品種名か、自分でも読めません。

          
            □ いろんな水仙に香ってほしいのですが…。


◇ バラは相も変わらず、この「高島屋」ヴァージョンのような名もなき薔薇のみ。
  冷たい風の中を揺れて揺れて、余程楽しいことでもあったんでしょうね。
  冬の日差しを思いの丈、閉じ込めたような「寒」らしく少し優しい太陽の色。

     

          
           □ シーズン最後の薔薇にふさわしい(?)、色そして姿。

◇ 薔薇の実物(?)を育てるにつれて、知りたいことも増えて来ます。
  私は由来を知ることに興味があって、言葉でも何でも、そもそもなぁ~に?って。
  だから、こんな「バラの誕生」という本(10年前の発行)を読んでみたくなりました。
    (「とっておきの栽培テクニック」は、そっちのけ…ろくに読んでません)

       

□ 「バラと人との関わりは古い。野生植物であったころから、素朴な美しさが
   我々の祖先の心を魅了していた。しかし人間は、より美しくより強いバラ
   を求めて改良を加え始める。世界じゅうのバラが交配され、原生バラは
   今見るバラとなった。が、短期間に劇的な発達を遂げることができたのは、
   帝政ローマ時代まで遡るバラへの高貴なイメージや憧れがあったからである」
                                   (カバーの解説より)
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寒中、華あり

2008年01月20日 18時43分25秒 | 小寒
             □ 昨シーズン(?)の最後のバラは、雨に濡れて。。。

◇ 朝起きてみたら、計ったように雨。
  この降り方では、さすがに庭の作業は諦めなくてはなりません。
  一日をのんびりと、身体を動かすこともなく、ひたすらのんびりと過ごす。
  私にも恵みの雨だったのかもしれません。

     
           □ 肥後ポリアンサとアザレアにベコニア
            (このあと、玄関の軒下に置きました)

   
    (una poesia di oggi)

                 雨           北原白秋

           雨がふります 雨がふる
           遊びにゆきたし 傘はなし
           紅緒の木履も 緒が切れた


     
            □ プリムラ・ポリアンサ・クラウディア
              同系統の色、華のある初春の花だと思います。


◇ 切り花にしようした薔薇が、咲きそうな感じでしたので、そのままにしてましたら、
  冷たい雨の中、健気な姿が眩しくも見えました。
  ほかの薔薇は、全部剪定後のスースーした姿、余計に寒さを感じます。
  まあ、4か月後をを待ちましょう、すぐですから…。
  それまでは、このバラ咲きのプリムラ・ポリアンサ・クラウディアを楽しみます。

             

                 
              □ いつまでも雨に濡れて…。

◇ 昨日は絶好の庭仕事日和とまではなくても、時間はたっぷりありました。
  ですけど、ビリー隊長じゃなくて、体調がやや不調気味で止めました。
  どれくらい寝たか分からないくらいで、お陰で夜ちっとも眠くならなくて…。

     
        □ 大好きな色のプリムラ・ポリアンサ・クラウディア


◇ 今朝のフェリーで、娘が一週間だけと、帰って来ましたが、
  修士論文も提出したからか、ずいぶん明るい顔をしていました。
  去年のスペイン旅行が卒業旅行と思ってましたのに、2月下旬に中欧旅行だとか。
  いつまでもうらやましがってばかりじゃなくて、
  私も一週間くらい、どこかに行こうかなあ。

     
         □ わけのわからないオモチャの置物(息子の?)
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ささやかな至福の時

2008年01月16日 22時59分20秒 | 小寒
           □ 肥後ポリアン(プリムラ・ポリアンサの一種でしょうか)

◇ 朝の早い家内は、毎晩午後10時には床に入って、お好みの本を読んでいるみたい。
  息子が夜勤やデートで家にいないと、リヴィングは私と猫のささやかな気ままな空間。
  私はパソコンに向かっているか、テレビを見るか、読書をするか…時にうたた寝。
  パカラは、寝ぼすけですから、だいたい寝ていることが多いですね。

     
               □ マザーリーフの子沢山 

     
             □ パカラんちんの寝ぼすけさん

     
         □ 寝る前は、私たちの食事を欲しがるのです。
           自分の餌は、さっさと食べといて…。 

◇ 午後の10時から1時間が、私のプラチナ・アワー
  ブログに向かうか、DVDにクラシックのCDをかけて、読書するのが好きなんです。
  少し落ち着いたおととい(14日)の夜は、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」
  なぜか、曲のすべてを憶えてしまったかのような錯覚の中、
  澄んだ空気の中の清流みたいな、素朴な美しさの曲をバックに、読書ができるって、
  私にはささやかどころか、ほんとうに至福の時です。

     
   □ クラウディオ・アッバード指揮のウィーン・フィル盤は、私の宝石

◇ 読んでいますのは、司馬遼太郎作「坂の上の雲」
  松山ゆかりの明治の三人の男の大河のような物語です。
  冒頭に司馬さんが「多少あでやかすぎる」と評した句が出て来ますが、
  そんなことありません、ほわ~んとした、春爛漫の城下町、松山の一番いい季節。

             
            □ 確か、第六巻まであるはずです。
              司馬さんの文章は歯切れが良くて、
              速く読み進めます。

  
    (una poesia di oggi)

        春や昔 十五万石の 城下かな     正岡子規


◇ 今夜は続きを読みながら、昨日届いたCD、ジャクリーヌ・デュ・プレのチェロ独奏で、
  ドボルザークのチェロ協奏曲を聴くつもりです。
  読んでいるのがメインになるか、聴いているのが多いのか、どっちでしょうね。
  音楽と文学と、私には堪えられない、気品あふれる「おもちゃ」に思えます。

     
     □ この悲劇の天才チェリストは、難病「多発性硬化症」で
       真綿で締め付けられるように、42歳でこの世を去りました。
       デンティ・ベスに良く似た、白薔薇にその名を捧げられてます。


     
          □ 今年の数少ない寄せ植えです(14日撮影)。
  
  
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真冬の庭

2008年01月14日 22時33分43秒 | 小寒
                   □ ヘリテージ(Heritage:ER)
                     やっと冬剪定に地植え完了。
                     これまでのヘリテージの鉢には
                     パット・オースチン(ER)を。

◇ 昨日、庭作業スタイルのまま、お昼寝大爆睡で何もできませんでした。
  連休最終日の今日は、さすがに気合いが入っていて、10時から作業モード。
  とにかく、薔薇の剪定をすべて完了しました。
  …と思いきや、暗くなって片づけにかかった頃に、
  スカボロフェア(ER)を忘れてたのに気がつきました…が、また今度の休日。

     
        □ 名もなきバラ、私だけの「クリスマス・ローズ」
          戸外では咲ききれないとでしょうから、切り花にします。

◇ 夏と冬とでこうも違うのかと思うほどの南側の庭。
  この紫陽花の列もよくわかりませんね。
  まだ幼い苗ばかりなので、弱剪定に止めています。
  冬になるとあまり陽の当たらないところに、ほら、真っ白い「点」が…。

             
          □ 南側の東半分の紫陽花の列ですが…。

     
      □ 皆さんは、手前が何の花か、もうお分かりですよね。

◇ Haruさんのお勧めで、去年植えた、スノードロップです。
  いつの間にか芽吹いてて、蕾が見えてきたようですね。
  Haruさんのように、もう少し近づいてみましょう。

     
       □ ほら、かわいいでしょう、小人のソフトクリーム。

◇ これは、東側のムスカリと水仙の定点観察地。
  これには写っていないところにも、たくさん地面に顔を出したのがあります。
  花はなくても、いつになくにぎやかなコーナーです。

          
        □ これでも、随分と青々してきました。

             
            □ 反対側(北側)から真ん中辺りです。
              平鉢は、2.5mのアボガド、10年ものくらい。
              手前の土の濃いところは、白牡丹を植えたもの。

          
           □ アボガドの鉢にも、いろんなところから集めて、
             クロッカスを植えてみました。

          
         □ 初めて夏越しして花を咲かせた、ガーデン・シクラメンです。

            
               
                      □ テレビの温もりが好きなパカラ

               
                       □ 今は、おねむさんのようです。

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最高気温14度の「寒の入り」

2008年01月06日 20時10分28秒 | 小寒
                      □ 小寒に初水仙の開花

◇ けさは「寒の入り」らしく冷えました。
  大分では1度くらい、湯布院は-6度まで冷えたそうです。
  日中は、二十四節気の「小寒」らしからぬ陽気、弥生三月みたい。
  こんなお天気なのに、結局は薔薇の剪定は午後4時から、
  つまり、ものぐさな私は、大したことのない競馬放映が終わってからでした。

     
     □ 肥料を買いに行ったつもりなのに、200円だったから…。
       「La Vie en Rose」(薔薇色の人生)の色だから、私には。

◇ そうは言っても、それからは薔薇の剪定に紫陽花の寒肥やりに精を出しました。
  でも、たった2時間の庭仕事、それでもう日没薄暮で「夕飯」の時刻。
  薔薇をどれだけ剪定したんでしょう。
  紫陽花の肥料は全部やりましたが…。

             
              □ この花、何なんでしょうね。

◇ ネギ畑じゃなくてよかったなあって、率直な印象。
  年明け早々、水仙が咲き始めました。
  これから次々に咲いてくれる…計画通りならば。

     
              □ 初水仙は、花ニ輪。

  
      (una poesia di oggi)   

          水仙の花かげを跳ぶ兎かな      長谷川 櫂

            ※ うちの庭では、どこかの猫が水仙を踏んで歩きます。

◇ 昼食を取りながら、窓の外を見てうれしかったのは、オキザリスの花。
  平日の日中は家にいないので、咲いているのを見られないのです。
  私の好きな「沈丁花」の幼木も、ほんのりと色付いているのに気がつきました。

     
        □ 花の少ない冬だから、
          オキザリスの清楚な美しさが目を引きます。

          

          
                 □ 沈丁花、三月を待ちます。
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正月三が日も過ぎて、「のだめカンタービレ」を見ながら♪

2008年01月04日 23時38分16秒 | 冬至
                □ 夕べ(3日)娘が、突然焼き始めました。

◇ 元旦は、こちらでも日中に雪が舞いました。
  積もるほどではなかったのですが、
  午後少し小康状態になってから、初詣に行きました。
  大勢の人達が、思い思いの気持ちで、
  やや神妙な顔つきにみえました。
  今年の運勢はどうかなあ…。

     
                  □ 大分護国神社

    
           □ どちらも、日本一の大きさらしいです。

◇ おみくじ百円で一年が決まってたまるかの「末吉」
  仕事はするなに、病気は長引く。
  縁談は来年以降に、旅行も行ったらダメ…もうふざけるな
  せめて「虎吉」でも引きたかったなあ。

     
       □ 「末吉」を引いた直後の上空、バカガラスめが

◇ 4日から授業があるからと、娘はけさ戻って行きました。
  夕べ、どういうわけか、アンパンマンのクッキーを焼いてました。
  以前、ブログに登場した「さっちゃん」の大好きなキャラクターで、
  今夜、あのお嬢ちゃんのお口に入ったかなあ。

     

     
            □ これが、一番良くできたって…。

     
         □ お父たまは、まだ食べてないんですけど…。

◇ 「のだめ」のテレビをずっと見ていて、なかなか進みません。
  今、プッチーニのアリア「私のお父さん」がバックに流れて♪
  このドラマを見ると、クラシック好きの私は、重いのに舞い上がってしまいます。

     
           □ プラハでのロケですね、モルダウ川。

     
      □ 娘に、上野樹里みたいな妹がいたら、どうする?って、
        尋ねたことがあります。
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明けましておめでとうございます。

2008年01月01日 15時49分50秒 | 冬至

                     □ お昼は、モカマタリ

◇ たった一晩で、これ見よがしに年が変わる。
  新しい年、2008年の門出。
  九州も雪の寒さで始まった。
  秋でもないのに、真冬にオータム、猫もまぁるく成ったっきり。

     
               □ ずっとこの格好

          
              □ いつものイタリア・カレンダーはカプリ島

             
                 □ いくら寒うても、元気なんは必ずおるもんや

◇ この凍える寒さの中を、初詣どうしようか?
  慌ててお参りしなくても、明日もあるなあ。
  たった100円(45円のこともあり)で、あれもこれもお祈り。
  普段は神棚の前は素通りなのに。

     
             □ 南仏プロバンスのカレンダー

          
            □ 雪のアルハンブラ宮殿のカレンダー(スペイン)

                 
               □ バルセロナのカレンダー(スペイン)

          
              □ 娘の学校のカレンダー、雪の学び舎

◇ 庭の姿は、あっちとこっちで好対称。
  薔薇や紫陽花は、黄色い葉っぱか、すっからかんで見るからに寒々。
  春咲き球根草は、あちこちで芽を出し始め、ビオラの涼しい顔はごりっぱ

     

     

     

◇ 一年の計は元旦にあり…薔薇に、読書に、英語にのめり込むこと。
  1月2日の事初めには、それにブーキャンを再開、少しは精力的な一年に。
  皆様、これから一年、幸多からんことを、どうぞよろしくお願いします

     
      □ 懲りない私、なんぼ負けてもタイガース(カレンダー)

          
           □ 私の部屋はいつも 英国カレンダー(ヨークシャー)

               
                  □ 柄にもなく印象派が好きで…私のカレンダー。
                      The Artist's Sister at the Window
                      Berthe Morisot(French 1841-95)

          
          □ セザンヌ「サント・ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」

     
       □ ところで、最近咲き出したピンクの小さい花は?

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