折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

秋のバラの始まりは、赤系統から

2014年09月28日 23時15分50秒 | 秋分

◇ 少し蒸し暑い日が続いた今週でしたが、今日の日曜日はからっとした暑さ、汗ばむことはあっても、この時季らしい陽気でした。

  この夏は雨の日も多くて、そう大した猛暑の夏にはならなかったことも影響したのか、玄関の金木犀が例年より1週間くらい早い開花となりました。

  そんな風に早めに秋めいてきた中、庭のバラも秋の返り咲きが始まったようで、真紅や赤紫色のバラが少しずつですが咲き出しました。

  9月も残すところあと2日、これからは1週間単位くらいで少しずつ秋が深まっていくことでしょうが、季節の花や紅葉を楽しむことになれたらと思っています。

 

                                              2014年9月28日

□ 数日前から返り咲きの始まった赤紫色のバラ。

そのバラの背景で、金木犀が満開近しとなりました。

 

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

                                           9月27日

□ 昨日は、こんな様子でした。

 

□ 例年より1週間以上、開花の早まった感じのする金木犀です。

 

                                                9月27日

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S D.Austin England)

鮮やかな赤、8月も咲いていましたが、剪定後の秋バラの始まりです。

 

                                            9月26日

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D. Austin England)

この深みのあるピンクのバラ、春夏シーズンよりやや小さく開花しました。

 

                                           9月26日

□ あまり返り咲きしない記憶がありますが、こんなピンクのバラも開花しました。

 

                                           9月27日

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

 

                                            9月28日

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Austin England)

半八重のバラも、さわやかなピンクで返り咲きです。

 

                                       9月27日

□ こちらは夏のバラの延長線上となります。

 

                                           9月28日

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

  

□ ポールズ・ヒマラヤン・ムスク

(Paul's Himalayan Musk R W.Paul 1916 England)

今年の挿し木苗に、小さくともうれしい花が咲きました。

 

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□ 日曜日は、孫のKちゃん(3歳)を連れて、市内の水族館へ。

 

  

  

□ お魚好きの女の子、イルカのショーも楽しめたようでした。

 

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小さい、小さい秋、スタンバイ

2014年09月24日 22時24分00秒 | 秋分

◇ 台風16号が九州の北西の東シナ海で温帯低気圧に変わっても、当地には湿った南風が吹き込んだものですから、一日蒸し暑い陽気となりました。

  雨模様の天気も思ったほどは降水量もなくて一安心、でもこれから大雨の予想される地域では、雨の降り方にはくれぐれもご注意ください。

  昨日の朝、バラの返り咲きの様子を撮影していまして、ふと玄関横の常緑樹に目をやりましたら、秋を代表する小さい花の蕾が色づき始めているのに気がつきました。

  しかもほんの2輪でしたが、早くもポツンポツンと開花している枝もあって、今年の秋の空気は順調すぎるくらいのスピードで当地を覆い始めているようです。

 

□ 品種によっては、ようやく夏剪定の終わった株もあるのですが、

春の一番花が早咲きのこのバラは、もう返り咲いています。

 

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

□ この深紅のバラはつぼみも多く、これからが楽しみです。

 

□ その深紅のバラの隣りが、季節の花、金木犀です。

 

□ 少し色づいたのがわかります。

 

□ 右奥に山吹色の「点」が見えますでしょうか。

ほんの2輪、小さい、小さい秋がやって来ました。 

 

□ こちらでも、香りのバラの返り咲きです。

 

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

 

□ こちらは返り咲きではなくて、夏のバラの延長線上のようです。

 

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Austin England)

今はもう秋、花びらの色にそれを感じます。 

 

□ 玄関前では、鉢植えの2品種に花が咲き続けています。

花殻摘みを深めの剪定にしていますので、特に夏剪定も不要です。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

黄色い花に鮮やかさが戻って来ました。

 

□ 夏を過ぎて、久しぶりの開花に思えます。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

 

□ オールド・ローズ(アルバ・セミプレナ)のローズヒップも一層色づいて…

 

□ 萩の白い花も、こぼれるように咲き始めて…

 

□ これから、秋も本番を迎えることになります。

  

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秋分を前に、秋らしい涼しい日々が続きます。

2014年09月21日 22時30分58秒 | 白露

◇ 秋の彼岸の入りは昨日9月20日のことだったのでしょうか、こちらではその昨日は最高気温が20度まで届かない、とても肌寒い彼岸の入りとなりました。

  今日はさすがに少しは気温も上がりましたが、どんよりとした曇り空では24度くらいまでしか上がらず、室内では半袖ではやや涼し過ぎるように感じる一日でした。

  金曜日、土曜日と出かけていましたので、今日の日曜日が庭仕事の一日となるはずでしたが、結局は帰省している娘や孫を連れて近所にお出かけとなりました。

  バラの夏剪定はほぼ終了しまして、今年の春夏シーズンの最後を飾ったのは、例年通り遅咲きのイングリッシュ・ヘリテージ、あとは来月の返り咲きを待つことになります。

 

                                           2014年9月18日

□ 数日前ですが、10輪ほど残る蕾がこうして開花したら、

今年のバラの春夏のシーズンが取りあえず終了します。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

 

                                             9月21日

□ けさは半八重のバラが、また一輪咲いていました。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

                                                9月21日

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

放って置いたらいつまでも咲き続けます。

いったん剪定して、姿を全体的に整えるつもりです。

 

                                   9月21日

□ 西側では、夏咲きのクレマチスが咲き継いでいます。

 

□ クレマチス センニンソウ

 (Clematis terniflora)

全くのほったらかし、手のかからないクレマチスもあるわけです。

 

                                9月19日

□ 玄関側からは、望遠でないと花の様子がわかりません。

 

                                                9月19日

□ 庭では夏の後半から、カラミンサのような淡い花が咲き続けています。

 

                                                9月21日

□ 日曜日の午後からは、孫の「発案」で、千日紅などを植えました。

 

□ 帰省している、孫娘のKちゃん(3歳)です。

バラの枯れ葉の一部が、いつの間にか髪に乗っています。

 

□ じいじが土造り、それをスコップで苗の周りにかぶせていました。

風車はどうしても立てたいそうです。

 

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あそこと、ここと、そこと…

2014年09月14日 22時57分29秒 | 白露

◇ あれこれ忙しくしているうちに、9月ももう半ば、ここ数日は吹く風がからっとして、もう辺りは秋の風そのものです。

  仕事がずっと忙しくて、その忙し過ぎる部分だけはようやく終息に向かっていますが、結局土曜日は出勤していました。

  夏が終わって庭に手を入れなければならないのは百も承知なのに、それも中途半端で、バラの夏剪定も雑草引きも終わり切っていません。

  バラ中心の庭は秋の返り咲き前の今が、花色の最も乏しい時季、見渡せばもう1週間くらいほぼ三か所のみが色づいて、あそこと、ここと、そこくらいなのです。

 

◇ あそこと…

                                           2014年9月13日

□ 「あそこ」の緑のざわつきの中に、季節の花「リコリス」が咲いています。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

三番花が8月下旬から咲き続けています。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

バラの黄色を意識して、数年前にこんなリコリスを植えたのでした。 

 

                                            9月14日

□ けさは日が射していて、明るい陽光に黄色が映えました。

 

                                                9月13日

□ いろんな場所から、リコリスは望めます。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

チャーミングな半八重の花、約2か月ぶりくらいの開花です。

 

◇ ここと…

                                           9月10日

□ 葡萄紅 (Pu Tao Hong Ch)

ここも、8月下旬から少しずつ咲き続けています。

朝がとてもきれいです。

 

                                            9月10日

□ コントゥ・ドゥ・シャンボール

(Comte du Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

ここの一輪が、数日前は際立っていました。

 

                                9月11日

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

 

□ ここでも、このところ毎朝、ピュアなピンクを楽しめます。

 

◇ そこと…

                                                9月14日

□ アルバ・セミプレナのローズヒップ、今年はたくさん見られます。

あまりにも伸び過ぎ増え過ぎの、「そこら辺りの」モッコウバラの剪定が急がれます。

 

                                           9月12日5時46分

□ 「そこ」のずっと向こう(「あそこ」とも言う!?)の空、おとといの朝焼けです。

 

 

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この夏の終わりに

2014年09月06日 16時52分01秒 | 処暑

◇ 遠くで雷鳴が轟いて、急に辺りが暗くなって大粒の雨が降り出しましたが、今年の夏はとにかく雨のよく降る季節です。

  この数日も相当に蒸し暑い日が続いていますし、こんな日があと何日も続くような週間天気予報がこちらでは出ていました。

  庭のバラは秋の返り咲きに備えての夏剪定の直前ですが、ここまでの1週間余りは少しですが、どちらかと言えば淡い色合いバラが咲き続けていました。

  あわただしく過ごしているうちに9月も明日で1週間を消化(!?)、もうすぐ十五夜(今年は9月8日)で、辺りが秋になりきれないうちに、お月様だけは秋の装いになります。

 

                                                 9月1日

□ ザ・プリオレス

(The Prioress S 1969 D.Austin England)

 

                                             9月1日

□ 淡いバラの代表、けさすべての花が散っていました。

 

                                            9月1日

□ 雨の中を開花の始まった淡いレモン・イエローのバラ。

 

                                            9月3日

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

                                             9月4日

□ この花が思い出の一輪になってしまいました。

 

                                             9月5日

□ 昨日(金曜日)の朝、雨のしずくが涙雨に思えました。

 

                                   8月27日

□ クレマチス ヘラクレイフォリア系 サンダー

(Clematis heracleifolia 'Sander')

鉢植えのバラに、クレマチスの枝を「誘引」していました。

 

□ この夏のクレマチスもすっかり散ってしまった頃…

 

◇ 一昨日(9月4日)の夜、ピーチュウ(♂16歳、子どもたちによれば、正しくはピコチュウらしいのですが…)が、永遠に旅立ってしまいました。

  ピーたんは来月で17歳になっていたはずで、前日の夕方までは高齢なりによく食べて元気だったのですが、急に食事も水も一切受け付けなくなりました。

  それからたったの1日余り、あっという間に実にあっけなく、最期は夕方に私が帰宅してから30分程で、静かに息を引き取りました。

  帰りを待っていてくれたんだと思ったらあまりに切なくて、大泣きしてしまいました。

  「いつかは」と覚悟はしていましたが、目の前から慣れ親しんだあの毛色がすっと消えてしまったのが、何と言っても寂しい限りです。

  4年前に先立った兄貴分のボクリンが、きっと呼んだのだろうと想像しています。

  今頃はいっしょにじゃれ合ったり、毛づくろいをしていることだと思います。 

  長い間いっしょにいてくれて、心和むたくさんの思い出をどうもありがとう。

 

                             2013年4月(15歳)

 

                              2014年4月(16歳)

 

                                            9月6日

□ ピーチュウは、この窓辺がお気に入りでした。

 

 

□ 夏の終わりになると、いろいろと思い出すことになりそうです。 

  

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