折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

あの空の向こうに ~ オランダ・ベルギー 春の旅 ⑥ ~

2018年04月30日 22時03分01秒 | 穀雨

◇ 幸いなことに春爛漫の暖かな陽気に恵まれて、若干あわただしく歩き続けたオランダ・ベルギーの旅、その最終日はベルギーの首都ブリュッセルでした。

  ここへは前日の夕刻にホテルに入って1泊、この日午前中は半日市内観光で、その後午後4時までフリータイム、夜の飛行機で出発というスケジュールでした。

  旅の最終日はどうしても気持ちがせいてしまうと言いますか、おみやげをまだ買わなくてはとか、自分の旅の記念になるものがまだとか、いろいろ焦ってしまいます。

  そうこうしているうちに、あっという間に時間は過ぎて、しぶしぶ空港まで連れて行かれると、最後にはもう旅が終わるという一抹の寂しさに包まれるものです。

 

                             2018年4月15日(日)

□ グラン・プラス (La Grand-Place de Bruxelles) 世界遺産

この青空! Quel beau temps !

 

□ 市庁舎 (Hôtel de Ville)

これらの建築物を見るのをたいへん楽しみにしていました。

 

□ ギルドハウスに囲まれた広場、圧巻でした。

 

□ 王の家

 

□ 「世界で最も美しい広場」(ヴィクトル・ユーゴー) 真ん中に立つとよく理解できました。

もう少しでいいから、ここに佇んでいたかったと、今でもそう思います。

 

□ 入ってみたかったお店、実際に入ったお店をいくつか…。

解説なしですが申し訳ありません。

 

 

 

 

 

 

□ 小便小僧 (Manneken Pis) 1619年

 

□ ギャルリー・サン・チュベール

(Les Galeries Royales Saint-Hubert) 1847年

アール・ヌーボー、とにかく美しく歩きがいのあるアーケード。

 

□ GODIVAは、日本でもめずらしくありませんが…

 

□ きれいだなあと感じたのでシャッターを切りました。

 

□ 王宮 (Palais Royal)

 

□ ベルギー王立美術館 (Musées Royaux des Beaux-Arts de Belgique)

 

□ 今回は美術館巡りの旅でもありました。

 

□ ここがその最終となりました。

 

□ 巨大なルーベンスの作品群

 

□ 作者不詳 「イカロスの墜落」 1556-58年

 

□ ピーデル・ブリューゲル(父) 「ベツレヘムの人口調査」 1566年

この美術館では、あまり写真を撮っていなかったみたいです(疲れてたから!?)。

 

□ このお店では買い物したように記憶(!?)しています。

 

□ 歩いていると、前日の夜に夕食で訪れたレストランがありました(創業1893年!)。

 

□ …ということで、空港に向かうバスからブリュッセルの街並み(最後の写真)

 

□ 空港で搭乗待ち、ベルギー・ビールの飲み収めでした。

あまり飲めない私でさえ、ビールの飲み比べの旅でもあったんです。

 

                                                         4月17日

□ 帰ってみたら、満開の白牡丹が迎えてくれました。

 

 

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あの空の向こうに ~ オランダ・ベルギー 春の旅 ⑤ ~

2018年04月28日 12時08分38秒 | 穀雨

◇ 春4月、そこかしこに咲く花達に心和んだ旅も残すところ2日となったオランダ・ベルギーの旅も6日目、早いものでもう今から2週間ほど前のことになりました。

  撮り続けた写真(画像)を見て少し慌て始めたのですが、撮影当初は訪れた「名所旧跡」の名前だけもほぼ憶えていたのに、それがおぼつかなくなってきました。

  これも寄る年波ということでしょうが、たとえ名前を忘れても写真を見ていると、あの日あの時に感じた様々なことは、不思議なくらいに思い出されます。

  今回はベルギー第3の都市のゲント、第2の都市港町はアントワープ、いずれも歴史の重みに加えてしゃれたお店にも目が奪われる、そんな街歩きでした。

 

                                                      2018年4月14日(土)

□ ゲント (Ghent は英語、オランダ語では ヘント Gent)

レイエ川の河畔、中世の街並みがずっと奥へと広がります。

 

□ 中世の織物業の中心として栄えた、その名残りがしのばれます。

これは聖ミハエル橋からの眺めだったと思います。

 

□ 聖ミハエル教会  (15世紀)

このように壮大な教会がいくつか見られました。

 

□ グラスレイ (Graslei)

壮麗なギルドハウスをバックに、石畳の道をトラムが颯爽と走り抜けます。

スピードが結構速いのでびっくりしました。

 

□ 聖ニコラス教会   (13世紀 スヘルデ・ゴシック様式)

海運の守護聖人が奉られています。

 

□ 鐘楼(1300年頃)と繊維ホール(1425年) 世界遺産

 

□ 聖バーフ大聖堂 (St.Baafskathedraal)  16世紀

 

□ ファン・アイクの絵画「神秘の子羊」(1432年)は、

15世紀フランドル絵画の傑作とされていますが、残念ながら撮影禁止でした。

 

□ 回廊の美しさも印象的でした。

  

□ 市庁舎 (18世紀 フランボワイヤン・ゴシック様式、フラマン・バロック様式)

 

□ 土曜日でしたので、結婚式を見かけることができました。

 

□ こうした石畳の道をしばし歩きました。

 

□ お店を覗く時間もあったりして…。

 

□ ここは外から眺めただけ、ベルギーのビールがかなり揃っているのでは…。

 

□ フランドル伯の城  (1180年)

 

□ 土曜日でしたので小さな市場が開かれていて、

ここではチョコレート(おいしい!)などを買いました。

 

□ 「おいしいビスケット」 そうありますから、きっとおいしいこと間違いないでしょう。

 

□ 花屋さんには、いずこでもすぐにデジカメで反応してしまいました。

 

□ ゲントをあとに、お昼過ぎにアントワープ(Antwerp  蘭語 Antwerpen)に到着。

スヘルデ川には遊覧船が航行していました。

 

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□ うららかな春の陽気で、テラスで食事を取る人の方が多いくらいでした。

「赤い帽子」 (De Rooden Hoed)

 

□ 私たちは室内でのランチとなりました。

お店の名前は、右上の赤いハットで納得です。

 

□ 前菜

 

□ フランドルの郷土料理 ワーテルゾーイ (waterzooï)

 

□ デザート

この日のお昼はビールを飲んだかどうか、忘れてしまいました。

 

□ レストランの前、石畳道を馬車が走っていました。

 

□ 家内が見つけたホタテ貝の道標

スペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の道は、

ベルギーを通って向かうルートもあるということでしょう。

 

□ ノートルダム大聖堂 (O.L.Vrouwekathedraal  1522年頃)

高さ123mの壮麗なゴシック様式、アントワープに入港する船の目印となったそうです。

 

□ 教会内部の美しさにしばし見とれました。

 

□ ステンドグラスの美しさも格別でした。

 

□ ルーベンス(1577-1640) 「キリスト降架」 (1612年)

祭壇画の傑作と称されています。

 

□ ルーベンス 「キリスト昇架」 (1610年)

「フランダースの犬」の中で、少年ネロがどうしても見たかったのがこれらの絵だそうです。

「パトラッシュ、あれを見ることができたらなあ。あれを見られさえしたらなあ」
「あれってなんだろう?」とパトラッシュは思いました。
そして大きな思いやり深い同情的な目でネロを見上げました。

 

□ 白の美しさを感じました。

 

□ 向こうの祭壇は、同じくルーベンス作「聖母被昇天」 (1626年)です。

 

□ 市庁舎 (Stadthuis) 1565年 ルネサンス様式

アントワープは明るく生き生きとした雰囲気が漂っていました。

 

□ こうしたお店を横目で見ながら歩き着いたところは…

 

□ ルーベンスの家 (Rubenshuis) 1615年

ルーベンスのアトリエ兼住居だったところで、現在は市立美術館となっています。

 

□ 館内は撮影禁止でしたので、真面目な私たちは決まりを順守しました。

 

□ 子ども用の靴

 

□ チョコレートのお店

 

□ この日は夕刻になって最後の目的地ブリュッセルに到着しました。

春爛漫、木々に花が咲き乱れていました。

 

□ にわか雨の降る中を、夕食のためにホテルからレストランへと歩きました。

アーケード内のお店には、いくつか気になりました。

 

 

 

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□ ベルギー・ビール

 

□ 前菜

 

□ ムール貝のプロヴァンス風(トマト味)

デザートにワッフルをいただきましたが、写真を撮り忘れました。

食事の途中に雨脚が強くなり雷鳴もとどろきましたが、帰る頃には雨も止んでいました。

 

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あの空の向こうに ~ オランダ・ベルギー 春の旅 ④ ~

2018年04月24日 19時00分35秒 | 穀雨

◇ 旅の5日目で今回の旅行も後半の部に入り、ベルギーを巡る旅の初日、このブルージュ(Brugge)の街歩きでは、中世の街並みを形作る建築様式に注目しました。

  今回の旅行は何かと街や公園を散策することが多く、それに加えてこの日は肌寒い中を一日中歩いていたせいか、何だか旅の疲れを感じた一日でもありました。

  先のオランダでは街はどちらかと言えばレンガ敷の道、それがブルージュに入ると石畳の道で、足への負担の増加も疲労感につながったのかもしれません。

  それでも「疲労感」は日中の街歩きの後のホテルで感じたこと、もちろん中世の栄枯盛衰がそこかしこに漂うブルージュの街を、この目にしっかりとどめた一日でした。

 

                                                   2018年4月13日(金)

□ ホテルの部屋の窓の外、中世の街並みらしい彩りの屋根が主流です。

 

□ ホテルの玄関

 

□ 何でも17世紀の修道院を改装したそうで、趣の感じられるホテルでした。

 

□ 世界遺産「ブルージュ歴史地区」を中心の街歩きでした。

まずはマルクト広場のウェスト・フランデレン州庁舎、壮麗なネオ・ゴシック様式です。

 

□ 鐘楼(Belfort)は13~15世紀の建造、高さ83mでそびえ立ちます。

ここも世界遺産(ベルギーとフランスの鐘楼群)だそうです。

 

□ 市庁舎(Stadhuis)、1420年竣工でフランボワイヤン・ゴシック様式

 

□ 聖血礼拝堂 (De Heilige Bloedbasiliek) ロマネスク様式

12世紀の十字軍に参加したフランドル伯ティエリー・ダルザスが、

コンスタンチノープルから持ち帰ったとされる「聖血の遺物」

これが祭壇に収められています。

 

 

□ さて、どこに聖血の遺物は収められているのか…。

 

□ 美しいステンドグラスには目を奪われました。

 

□ ブルージュは運河の街、北のベニスとも称されます。

12世紀頃にはヨーロッパ随一の貿易港になり、繁栄を謳歌しました。

ところが15世紀になると海流の関係もあるのでしょうか、

港が土砂の堆積により浅くなり、ついには大型船の出入りが不可能となりました。

中世の経済の中心としてのブルージュの終焉です。

 

□ いつしかブルージュは、歴史の舞台からも欧州の人々の記憶からも消えて行きました。

 

□ その結果、ブルージュはこうした中世の街並みや運河を今に残すことになった訳です。

 

□ 聖母教会 (De Onze-Lieve-Vrouwekerk

13~15世紀に建てられ、塔の高さは122m、街のどこからでも見えました。

 

□ 礼拝堂はとても美しい内装でした。

 

□ ブルゴーニュ公国のシャルル突進公と娘のマリー・ド・ブルゴーニュの霊廟

 

□ ブルゴーニュ家最後の父娘が眠ります。

 

□ 聖母教会だけに、ここには聖母子像がありました。

 

□ ミケランジェロの彫刻、静寂と安らぎが感じられました。

 

□ その後、ボートで約30分の運河巡りでした。

 

 

□ この頃は風がとても冷たくて…あとで体調をやや崩しました。

 

 

 □ どこを切り取っても、典型的な中世の街並みでした。

 

  

□ 首をすくめてくぐる橋もいくつかありました。

 

 

□ 安野光雅さんの「旅の絵本」の彩りを思い起こしました。

 

□ 運河の行き止まりファン・アイク広場、ポールテルス・ロッジが見えました。

 

 

 

□ 運河巡りのボートからの聖母教会です。

 

□ 寒くてもたいへん印象に残る運河巡りでした。

 

□ 運河巡りが終わって、またしばし街歩きでした。

 

□ ベギン会院 (Begijnhof)

「フランドル地方のベギン会修道院群」として世界遺産に登録されています。

この水仙の群生とその向こうの建物に心が洗われました。

 

□ 愛の湖公園は、中世のブルージュの内港だったところだとか。

午前中の街歩きはこれでお仕舞い、午後はフリータイムでショッピングを楽しみました。 

 

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これは翌朝14日(土)、朝食後にちょっとだけ散歩に出ました。

 

□ ホテルの近くの公園では朝市が開かれていました。

このメロンを買って、最終日のブリュッセルのホテルで頬張りました。

 

 □ バラを始めとして、切り花はどれも美しかったです。

 

□ 手前の紫色の花は何でしょうね。

 

□ ラナンキュラスも色とりどりで、

こちらでは見かけないような花の色でした。

 

□ ポット苗も買って帰りたいくらいでした。

 

□ どれもこれもおいしそうでした。

 

□ スイーツがたくさん!

 

□ チーズ屋さん…などなど。

 

□ そして朝霧のブルージュをあとにしました。

 

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あの空の向こうに ~ オランダ・ベルギー 春の旅 ③ ~

2018年04月22日 20時02分27秒 | 穀雨

◇ 旅の4日目も引き続き名画の鑑賞が予定されていた訳ですが、何やかや言ってもこの日の美術館訪問が旅程に入っていたからこそ、この旅行を決めたようなものです。

  それはデン・ハーグのマウリッツハイス美術館、そこに展示されているフェルメールの風景画との出会いを、何年も前から心より待ち望んでいたのでした。

  この絵画のことを知ったのはいつの頃だったか全く記憶にはありませんが、おそらく30年くらい前から一度この絵と対峙してみたいと強く願っていたのは確かです。

  この日で旅の前半部分がお仕舞い、午後はいかにもオランダらしい風景を堪能して、春雨に煙る田園風景の中をバスは走り、夕刻にはベルギーの古都に入りました。

 

                                                     2018年4月12日(木)

□ 平和宮 (国際司法裁判所 Vredespareis) 

デン・ハーグ(Den Haag)での最初の訪問地、国連の管轄下に置かれている建物です。

 

□ レンガ造りの温かみのせいか、しっとりと落ち着いた風情が感じられる街並みが印象的でした。

 

□ アムステルダムもそうでしたが、趣のある建物が多くて、しかも窓がよく拭き上げてあると感じました。

 

□ オランダの各都市では、市外電車がよく走っています。

 

□ 池のほとりでバスを降りて、徒歩で次へと向かいました。

 

□ ビネンホフ (Binnenhof)

デン・ハーグにはオランダの行政の中枢が置かれています。

ここは国会議事堂などが集まっている一帯です。

 

□ 騎士の館 (Ridderzaal)

オランダの国会議事堂で、毎年9月にオランダ女王をお迎えして国会の開会式が執り行われます。

 

□ マウリッツハイス美術館 (Mauritshuis)

そしてそして、いよいよ心待ちにしていた美術館です。

 

□ 館内の様子、さほど大きくはありませんが、落ち着いた色調でさすがと思いました。

 

□ フェルメール (Johannes Vermeer 1632-75)

「真珠の耳飾りの少女」 (Het meisje met de parel) 1665年頃

 

□ この美術館でも絵画と間近に対峙できました。

 

□ フェルメール 「デルフト眺望」 (Gezicht op Delft) 1660-61年頃

何十年来の念願がようやく叶った、そんな瞬間でした。

約1年前から、私のパソコンの壁紙もこの名画なんですよ。

その甲斐があったということでしょうか。

 

□ なかなか立ち去りがたいものがありました。

結局三度もこの部屋に入って、この絵の前に佇みました。

 

□ フェルメール 「ディアナとニンフたち」 (Diana en haar nimfen) 1653-54年頃

 

□ バラの花の絵もいくつか展示されていました。

 

□ 17世紀にはこうした絵画も好まれていたのでしょうが、

今見てもとても美しいと思いました。

 

□ 美術館を出て、振り返ってみたところです。

 

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□ この日の昼食、前菜のスープです。

 

□ これがメイン、ヒュッツポット(野菜入りマッシュポテト)

オランダの名物料理だそうで、まずまずのお味でした。

 

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□ デン・ハーグは、向こうに霞んで見えるように高層建築も目立ちました。

 

□ そして道を歩きながらも、ここがオランダであることに感じ入りました。

 

□ そして午後にバスに揺られて着いたところは、港町ロッテルダムの近郊でした。

 

□ キンデルダイク=エルスハウトの風車網 (Mill Network at Kinderdijk-Elshout

オランダと言えば、真っ先に頭に浮かぶのがこの風車、そこには牧歌的な風景が広がっていました。

もちろん、オランダ人の血のにじむような水との闘いの歴史が背景にあります。

 

□ 1740年代に建築された19台の風車が残っていて、世界遺産に登録されています。

 

□ 散策中にあいにく雨が降り初めまして、バスで後にする頃には本降りとなっていました。

 

□ その後、高速道路を南下し国境を越えて、ベルギーに入いりました。

ここはベルギーの古都ブルージュ(英語・仏語 Bruges オランダ語 Brugge ブルッヘ)、

ホテル到着後、そのホテルを出てマルクト広場を抜けて夕食に出かけました。

 

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□ レストランの窓辺、この明るさで午後7時半、これから夕暮れ時です。

 

□ この夜は生ビールをいただきました。

日本にも輸入されていますが、ベルギービールのおいしさは格別です。

銘柄別にグラスが違えてあるのもさすがと思いました。

 

□ 前菜、トマトの中は小さいむきエビでした。

 

□ メインは白身魚を巻いてありました。

 

□ デザートはアイスクリーム

 

□ エスプレッソもおいしくいただきました。

 

□ 午後8時半頃、ようやく日が暮れました。

 

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□ ホテルへの帰り道、雨も降りそうで降らずによかったです。

 

 

□ マルクト広場まで戻って来ました。

 

□ 閉店後のお店をウィンドショッピングでした。

 

 

 

□ 美しくてきっとおいしいベルギーのチョコレート、翌日のフリータイムが楽しみになりました。

 

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□ 私が絵画に興味を持ち始めたきっかけ本、そのうちの一冊です。

元々は朝日新聞の日曜版に載っていた特集記事で、当時は毎週楽しみにしていました。

オランダのデルフトへの旅とフェルメールの「牛乳を注ぐ女」の記事は、1986年だったとあります。

30年以上を経過して、もう一度読み直してみようかなと思いました。

 

□ マウリッツハイス美術館で、私自身のおみやげに買い求めたカップです。

 

 

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あの空の向こうに ~ オランダ・ベルギー 春の旅 ② ~

2018年04月20日 17時55分51秒 | 穀雨

◇ 旅の3日目は名画の鑑賞と春の花との触れ合いの旅、今回の旅行のハイライトが凝縮されているような一日ですから、出かける前の朝から胸躍る気分でした。

  十代の頃からクラシックでもポップスでも歌謡曲でも、音楽は毎日の暮らしの中にありましたが、絵画の方はそれこそさっぱり、完全に興味の対象外でした。

  それが二十代の中頃からか、何かの折にモネやルノワールの印象派の画集を見てからだと思いますが、音楽ほどではなくとも絵画に少し興味を持ち始めました。

  それから約40年近く時折画集のページをくってみたりと、無類の絵画好きでもないのですが、今では好みの絵画や画家もできて来たように思います。

 

                                                    2018年4月11日(水)

□ まずは美術館に向かうバスの車窓、アムステルダム市内の朝、自転車の街です。

 

□ いくつかの運河を渡って進みました。

 

□ コンセルトヘボウ (Concertgebouw)

有名なコンサートホール、ここはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の本拠地です。

音楽好きには車窓からではなくて、せめて玄関に立ってみたかったのですが…。

 

□ この日の最初の目的地が見えて来ました。

 

□ アムステルダム国立美術館 (Rijksmuseum Amsterdam)

目指すは17世紀のオランダ絵画、15分くらい並んで9時の開館を待ちました。

 

□ レンブラント(Rembrandt van Rijn 1606-69) 「夜警」(De Nachtwacht) 1642年

私たちが真っ先に向かったのが、レンブラントの代表作。

この絵画との出会いをとても楽しみにしていました。

 

□ レンブラント(Rembrandt van Rijn 1606-69) 「ユダヤの花嫁」 1667年

 

□ フェルメール(Johannes Vermeer 1632-75) 「牛乳を注ぐ女」(Het melkmeisje) 1657年頃

 

□ フェルメール(Johannes Vermeer 1632-75

「青衣の女」(Brieflezende vrouw in het blauw) 1662-63年頃

 

□ こんな風にフェルメールの作品がいくつか並んでいます。

何年か前に東京のフェルメール展で何点か鑑賞しましたが、

やはり「定位置」で、押し合いへし合いでなく、ゆったりと見られるのもいいと思います。

 

□ 美術館の3階、正面奥がレンブラントの夜警です。

 

□ 美術館をあとにして、次の目的地は…。

 

□ アムステルダム中央駅の前からボートに乗船しての運河巡りです。

 

□ 跳ね橋をくぐり抜けたり

 

□ 両岸の新旧の建物には「きょろきょろ」状態でした。

 

□ 昼食の前菜はニシンでしたか。

 

□ 濃厚なスープに

 

□ 確かスズキ料理だったと思いますが…。

 

◇ オランダの春は正真正銘の花の春、チューリップを始めとして色鮮やかな花が咲き誇る様を思いのほか堪能することができました。

  キューケンホフ公園は春限定の開園(今年は3月23日から5月13日まで)で、色とりどりの素晴らしい眺めを疲れも忘れて歩き回りました。

  もちろん花が一斉に咲く訳ではなく、全体的には半分程度が咲いている印象でしたが、まあ、息を呑むような見事な咲きっぷりでした。

  この日の午後がデジカメの撮影枚数は最も多かったようで、それを順番にピックアップして載せますので、どうぞ飛ばしながらご覧ください。

 

□ まずは公園への到着前の車窓から、チューリップの花の絨毯です。

 

□ この黄色は水仙だったかもしれません、この広がりが見事です。

 

□ アムステルダムからバスで40分くらい、キューケンホフ公園の入り口です。

 

□ 園に入るとお出迎えのチューリップです。

 

□ 振り返ってみると、こんな光景になります。

 

□ どれだけの種類のチューリップでしょうか。

 

□ 品種の違いで咲き具合・スピードの違いがわかります。

紫色はクロッカスですね。

 

□ すがすがしく晴れ上がった午後でした。

 

□ 水仙

 

□ いずこも計算し尽くされた上で植えられていました。

 

□ ヒヤシンスの香りが漂います。

 

□ もちろん、実物の方がはるかに美しいですよ。

 

□ ここはもう少し咲き進むと見事でしょう。

 

□ アマリリス

 

□ こんな小道を通り抜けて歩きます。

 

□ 手前は少し早いようでしたが…スロープが絶景です。

 

□ こうした色とりどりの花のベルトが限りなく美しく感じました。

 

□ 紫色の花の春

 

□ 歓声を上げて立ち止まって、また歩き始めての繰り返しでした。

 

□ ヒヤシンスのベルトです。

 

□ 黄色のチューリップが多く咲いているようでした。

 

□ 水辺のチューリップも満開でした。

 

□ さすがに世界的な花公園だけあって、見学者も多かったと思います。

 

□ ヒヤシンスもチューリップも、よくこれだけ揃って咲くものです。

 

 

 □ これもヒヤシンスのベルト。

 

□ 2種類の水仙にチューリップはまだ蕾

 

□ あまり説明も要らないですよね。

 

□ ヒヤシンスの優しい彩りがとても印象的でした。

 

□ こちらは屋根付きの展示場です。

 

□ 同一品種を鉢に植えていると言えば、それはそうなのですが…。

 

□ この一帯もまた美しい花、花、花でした。

 

□ チューリップが…もう言葉も出ないくらいの美しさでした。

以下同文(!?)です。

 

□ 改めてチューリップの国、その歴史を感じました。

 

□ 当然すべてのチューリップを撮り切れた訳ではありません(半分くらい…)。

 

□ もちろん、こうした花をバックに記念の写真を撮ったりしました。

 

□ 春爛漫とは、まさにこのことだと思いました。

 

□ 目をつぶってもこうした光景が脳裏に焼き付いている感じです。

 

□ 好みのチューリップの色にも出会いました。

 

□ 自動演奏、のんびりとした音がユーモラスでした。

 

□ 花と木々がよく調和していました。

 

□ 木々も無数とも思えるくらいに植えられていて、爽やかな気分に包まれました。

 

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□ 夕食の前菜です。

 

□ メインは肉料理

 

□ デザートはシャーベット

このときは歩き疲れていて、ビールは飲みませんでした。

 

※ 長い長いブログ記事をご覧いただきましてありがとうございました。

 

 

 

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あの空の向こうに ~ オランダ・ベルギー 春の旅 ① ~

2018年04月18日 20時18分56秒 | 清明

◇ 4月9日~16日と8日間をかけてのヨーロッパ旅行、今回はオランダ・ベルギーという絵画を中心とした美術品に加えて、歴史的な建築物などに触れる旅となりました。

  家内のお友達ご夫妻が旅行を予定されていることをお伺いして、私たちも急にごいっしょさせていただくことになりましたが、旅行となるとさっさと決めてしまう私たちです。

  オランダ・ベルギーへの旅行は、何年か前に一度計画して都合でキャンセルしたことがありましただけに、私としても機会を見つけて行きたいと思っていたところでした。

  数々の美術品に間近に触れ、壮大な建築物を見上げたり、何より花の春の始まりを目の当たりにできて、期待をはるかに超える「好かった」が実感できた旅行となりました。

  旅程に合わせて、これから何回かに分けてブログアップしていきたいと思いますので、お付き合いいただけたら幸いです。

 

                                                    2018年4月10日(火)

□ 4月9日にドイツのデュッセルドルフに飛んで、その近郊のケルンに一泊しました。

 

□ ですから、今回のオランダ・ベルギーの旅は、実はドイツのケルンから始まりました。

ケルンのホテル前での散歩の途中、静かな朝の佇まいです。

 

□ ケルン大聖堂(Kölner Dom)

 

□ ケルンと言えば、この壮大なゴシック様式の大聖堂です(高さ157m、1880年完成)。

 

□ 内部も壮麗で何とも言えないような淡い光が差していました。

 

□ しばし座って、ぼんやりと見上げていました。

 

□ 回廊も高くて巨大です。

 

□ ステンドグラスも素晴らしい色彩美に溢れていました。

 

□ ファサードは無数の細かい装飾が施され、ただただため息でした。

 

□ どこからも天に向かって伸びていました。

これぞゴシック建築です。

 

□ 大聖堂から東に少し歩くとライン川が見えて来ました。

桜に似た一重の淡いピンクの花(桜かも…)が満開を過ぎていました。

 

□ ライン川下りの観光船が停泊していました。

 

□ 振り返ると西の方角に大聖堂がそびえ立っていました。

 

□ 大聖堂近くで見かけたショップです。

 

□ ここはオーデコロン(eau de Cologne ケルンの水)発祥の地ですものね。

ただ、朝の8時45分では、お店はまだ開いていませんでした。

 

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□ その後、国境を越えてオランダでの昼食です。

 

□ スープのあとに、スズキのお料理でした。

 

□ フルーツのデザート

 

□ さて、バスは林の中を抜けたり

 

□ 淡いピンクの花の咲く街を通り抜けていきました。

 

□ オランダの空も晴れ渡って、この数日前から急に春爛漫の陽気になったとのことでした。

 

□ デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の一角に、目指す美術館はありました。

 

□ クレラー・ミュラー美術館(Kröller Müller Museum)

ゴッホのコレクションで有名で、もちろん旅の楽しみの一つでした。

 

□ ゴッホ 「夜のカフェテラス」 (Terrasse du café le soir 1888

この旅行で驚いたのは、美術館での写真撮影可(フラッシュは厳禁)でした。

名画とツーショット写真が可能だなんて、正直びっくりしました。

 

□ ゴッホ 「糸杉と星の見える道」 (Cypres bij sterrennacht 1890)

いいですね、この絵は亡くなる年の作品です。

 

□ ゴッホ 「種まく人」 (Le Semeur 1889)

 

□ ゴッホ 「アルルの跳ね橋」 (Le Pont de l'Anglois 1888

この絵を実は最も楽しみにしていました。

もちろん、この絵とのツーショットも撮ってもらいました(うれしそうに)。

 

□ 郵便配達夫ルーラン(右)とその妻オーギュスティーヌ(子守女)です(ゴッホ 1889)。

 

□ スーラの作品も何点かありまして、どれも印象的な絵画でした。

 

□ 誰の作品か失念しましたが、これも美しい絵画でした。

 

□ すみません、食事の写真ばかりで…。

あまり飲めない私がビールを注文しています(おいしいのです)。

 

□ アムステルダムでの夕食(肉料理)です。

 

□ 記録のためにも載せますが、ご容赦下さいませ。

 

□ このシラー・シベリカは、クレラー・ミュラー美術館の中庭でしたか。

春の旅は、花を愛でる旅でもあります。

 

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久しぶりの春の雨と風の強かった午後

2018年04月06日 17時20分26秒 | 清明

◇ この時季にしては珍しく、2週間くらい雨が一滴も降らない日が続きましたが、ようやくお湿り程度の雨が降りました。

  午後からは一時北寄りの強い風が吹いて、横殴りの雨には春の嵐かと思いましたが、それも程なく止んでしまいました。

  いつもより歩みの早いような今年の花の春、どの花も最低で一週間は前倒しで咲き急いで来ました。

  バラの方も同様で、蕾の付き具合からも、いつもなら5月に入ってからの一番花が、少し早まりそうな感じがしています。

 

□ 鉢植えのチューリップの蕾が急に色づいて、もう開花しそうです。

 

□ 早咲きのレディー・ジェーン、開花が始まりました。

 

□ これは昨日で、一昨日あたりから咲いていますが、なぜか一輪ポツンと…。

 

□ イングリッシュ・ローズ「ヤング・リシダス」の株元辺りでも、蕾が色づいています。

 

□ ウッドフェンスに誘引しているつるバラも、着実に葉を広げて来ました。

 

□ この辺りは3品種くらい、まだ蕾は見られないようです。

 

□ イングリッシュ・ローズ「オリビア・ローズ・オースチン」は、

早咲き品種だけに、蕾が日に日に上がって来ました。

 

□ クレマチス「アップル・ブロッサム」は、そろそろ散り始めです。

 

□ 花びらに満開までの「張り」がなくなってきました。

 

□ 庭の至る所では、スミレの可憐な花が見られます。

 

□ いつの間にか、ホスタも葉を広げて来ています。

 

【4月8日 追記しました】

 

※ いつもご覧いただきましてありがとうございます。

しばらくお出かけしますので、ブログ更新をお休みします。

コメント欄(新規投稿)も閉じさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

皆様、お身体を大切にお過ごしください。

 

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春4月、早咲きのクレマチスが満開です。

2018年04月01日 22時22分51秒 | 春分

◇ このところ4月下旬頃の陽気の日が続いて、3月30日には当地でも桜の花が満開になりました。

  それに歩調を合わせるかのように、庭のアーチに誘引しているクレマチスが満開を迎えています。

  朝夕は光の具合で花がかすかにピンクを帯びて、どこからともなくほんのりと甘い香りが漂います。

  毎年このクレマチスがこぼれるように咲いて、やがてバラの咲く庭へと季節はバトンタッチされて行くのです。

 

                                                          2018年3月30日

□ 当地のソメイヨシノが満開を迎えた日、このクレマチスもほぼ満開となりました。

 

                                                           4月1日

□ クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム

(Clematis armandii 'Apple Blossom')

 

□ 朝7時前、ほんのりとピンクがかった花が美しいと思います。

 

                                                          3月30日

□ このように花がぎっしりと詰まった様子でひしめき合っています。

 

□ 枝垂れている部分も、こうして趣があります。

 

□ つるバラ「ウィズレー2008」を、右側(西側)に申し訳ない程度に誘引しています。

 

                                                              3月29日

□ 2階のベランダからのワンシーン(この日は5分咲きくらい、下方が北側)です。

 

                                                       4月1日

□ 噴き出すように咲き上がるエネルギーは、どこから来るのでしょうね。

 

                                    3月30日

□ アップル・ブロッサムは、植えてからもう10年になります。

木質化している太い茎には、それなりの年月を感じます。

久しぶりに地面から新しいつるが伸びて来ました。

 

□ そして今、庭は水仙の季節でもあります。

 

□ 庭のあちこちで、春がさっと通り過ぎるくらいの陽光も感じています。

 

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