折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ようやく雨が上がって

2015年07月09日 21時34分29秒 | 小暑

◇ これまでずっと九州付近に停滞していた梅雨前線が、今日は北上して離れていったようです。

  降り続いた雨がようやく止んだようで、日中は梅雨明けのような水色の空が広がっていました。

  バラの二番花も、しばらくは雨に濡れることなく咲いている姿を見ていたいものだと思います。

  

    (7月10日追記)

  今日は台風の影響で熱波が吹いて最高気温32.5度まで上がったとか、猛烈な暑さでした。

  今日のバラを少しだけ追加しています。

 

                                                     2015年7月8日

□ オリビア・ローズ・オースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

 

                                                      7月9日

□ 今年が初咲きの鉢植え、一番花の開花の始まりは5月5日でした。

 

□ すっきりとしたピンクの蕾がいくつか控えています。

 

                                                      7月10日

□ 朝の風に、小刻みに揺れていました。

 

                                                      7月8日

□ 雨が降り続いてなければなあ…と、そんな感じがしました。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

花弁の中心のピンクがとても美しいと思いました。

 

                                                      7月9日

□ 何度も載せて恐縮ですが、花びらの詰まった花が続きます。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

 

□ 二番花がしっかりと咲いてくれた品種です。

 

□ ザ・プリオレス

(The Prioress S 1969 D.Austin England)

二番花は淡いアプリコット色で咲いています。

 

                                    7月8日

□ これからしばらくは、このバラの季節かもしれません。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

 

□ クラウン・プリンセス・マルガリータ

(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)

このバラも、これからが二番花の季節になります。

 

                                                     7月10日

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

雨が降り続いていたせいか、この二番花には気がつきませんでした。

何とか復活してほしい、イエロー系統のバラです。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

このバラは、まだもうしばらくの間は咲き続きます。

 

                                                     7月10日

□ もともと巨大輪とでも言えそうなバラですが、

二番花も相当の大輪の花、豪華に感じます。

 

□ 朝、深紅の一輪の花が開き始めていました。

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

 

                                                     7月10日

□ 朝の眩しい光に当たって、これまでとは少し違う花色に感じられました。

 

※ いつもご覧いただきまして、どうもありがとうございます。

咲くべき花がほぼ咲き揃ったところですが、若干多忙な毎日が続きそうです。

しばらくブログの更新はお休みいたします。 

 

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七夕、雨、バラの花が咲き継いで

2015年07月07日 22時05分11秒 | 小暑

◇ 今宵は七夕、雨は上がりましたが夜空はおそらく曇り空で、織姫も彦星も天の川もすべては雲の上、戸外に出てみても飛行機の爆音が小さく響いているだけでした。

  今日はまた二十四節気の小暑、そろそろ一年で最も暑い季節に入って行きますが、6月末に蝉の初鳴きを聞いたものの、本格的な夏の到来はもちろん梅雨明け以降です。

  バラの二番花はその品種や花の数には限りがあるのですのですが、もうずいぶん長い間咲き続けていて、大雨が降ろうと長雨が続こうとしっかりと咲き継いできました。

  その二番花もさすがに最後の2、3品種になってきまして、その花が咲いて終わるとバラも大方夏休みに入ってしまいそうで、庭から花の彩りがしばし絶えることになります。 

 

                                                  2015年7月7日

□ けさも雨にぐっしょりと濡れながら、二番花があちこちで咲いていました。

 

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

□ 晴れた空の下で、明るいイエローの花を見たいものです。

 

□ その隣では、明るいローズピンクが雨に濡れていました。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

 

□ やや遅咲きの品種は、二番花も遅れて咲くようです。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

ややペールピンク気味の花、いつも上品さを感じます。

 

                                                           7月6日

□ 大苗の初年度のバラですが、ようやくランブラーらしさが見えてきました。

 

 

□ ジ・オルブライトン・ランブラー

(The Albrighton Rambler S 2013 D.Austin England)

 

                                                          7月6日

□ 二品種のバラ、どちらも鉢植えですが次々に咲き続けています。

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

 

                                                       7月7日

□ 雨に濡れても、どことなく夏のバラらしい趣きが感じられます。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

今度は限りなく真紅に近い色合いの花が咲いています。

 

□ これで二番花も最終近くになった感じがします。

 

□ クラウン・プリンセス・マルガリータ

(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)

 

□ アメリカアジサイのアナベルも、白い花は数えるほどになりました。

 

□ ホスタがようやく咲き始めています。

梅雨明けなどまだ先だと感じさせられます。

 

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雨が降っても咲き続ける、バラの二番花

2015年07月03日 22時23分53秒 | 夏至

◇ 7月もかなり強い雨降りの日で始まりましたが、昨日と今日はほとんどどんよりとした曇り空ながら、雨は落ちては来ませんでした。

  でも明日からの週末、そして週明けはずっと傘マークが並んでいて、しかもはるか南の海上の台風9号の今後の進路が気になるところです。

  6月から咲き継いでいる庭のバラ、その二番花も一週間から10日くらいの間隔で、品種ごとに(株単位で)主客が移り変わってているような気がします。

  以前からこの時季のバラは害虫の食害を気にすることもなく、しっとりと咲くバラ本来の風情を楽しめると感じていましたが、今年はそれが一層際立っているようです。

 

                                                     2015年7月3日

□ 背丈よりも高い2m位のところに咲く二番花です。

 

□ 一番花の頃にベーサルシュートがあれよあれよと言う間に伸びてきて、

その先端に蕾をたくさんつけたもの、その開花が始まっています。

 

                                                   7月2日

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

                                                              6月30日

□ 少し前ですが、この二番花も豪華な感じさえしました。

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

 

                                                         6月29日

□ この花もベーサルシュートの先端に蕾をつけて咲いたものです。

 

□ 午後7時過ぎで辺りが暗くなりかけた頃です。

花そのものがほんのり明かりが灯ったようにも見えました。

 

                                                    6月28日

□ 咲く時季によって微妙な色彩の違いが感じられるバラです。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

いつもの真紅ではなくて、濃い桃色が強く出ているような感じがしました。

 

□ これまであまり2番花が咲かなかった品種も、今年は好く咲きます。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

大輪のアプリコット色は、やはり見応えがあります。

 

□ おとなしい感じのアプリコット色の二番花もよく咲いています。

 

                                                 7月3日

□ 途中、雨で台無しになった花もいくつかありましたが、よく咲きます。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

                                                     6月30日

□ ピンクともアプリコット色ともつかない微妙な中間色です。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

 

□ 真ん中がジュビリー・セレブレーションで、

向かって右がクイーン・オブ・スウェーデンです。

左上がイングリッシュ・ヘリテージ、かなり高い位置です。

 

                                                          7月3日

□ この白バラもベーサルシュートの先端にスプレー咲き、たくさんな花数です。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

□ クレマチス ヘラクレイフォリア系 サンダー

(Clematis heracleifolia 'Sander')

白いバラのそばで木立性のクレマチスの開花が始まっていました。

 

□ 地植えのクイーン・オブ・スウェーデン(ER)の株元、

ホスタの花芽がようやく上がって来ました。

 

□ カサブランカも超大輪のピンク、咲き続けています。

 

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その後(7月4日~5日)の二番花の様子を、少しだけ追加しました。

 

                                                 7月4日

□ 雨に濡れて蕾が緩み始めていました。

 

                                                     7月5日

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

 

□ 香りのとても素敵なバラ、二番花が始まりました。

左向こうにクレマチス「プリンセス・ダイアナ」が、点のように見えます。

 

                                                  7月4日

□ 雨に濡れていましたが、開花の始まり…。

 

                                                     7月5日

□ 冒頭でも載せていますが、雨にもかかわらず、しっかりとした二番花が咲き続けています。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

 

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野ばらを思い起こす花

2015年07月01日 23時01分08秒 | 夏至

◇ 梅雨の大雨があったり、梅雨の晴れ間が見えたり、日替わりでも若干雨の日の方がお天気の綱引きに勝っているような今年の雨の季節です。

  そんな中でも今年の6月は、バラの二番花がこの時季らしくしっとりと、それにどのバラもほんの気持ち濃いめの花を咲かせてくれている感じがします。

  ベーサルシュートの出現もいつになく多くて、気に入っている真っ白な半八重のバラも、本体に隠れるような感じでたくさんの花を咲かせてくれています。

  このバラを見ているとときどき世界中で愛されている、あの「野ばら」の歌を思い出しますが、先日放映された名曲アルバムでは、いっしょにハモってしまいました。

 

                                                    2015年6月30日

□ 一番花も二番花もあまり関係ないくらい、5月中旬から咲き継いでいるバラです。

これで地上1m50cmあたりだと思いますが、淡いピンクが入って繊細な趣もあります。

 

                                                              6月28日

□ これがベーサルシュートの花、地上40cmあたりにわーっと咲き始めました。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

こう感じる人はあまりいないでしょうが、何となく野バラのイメージがあります。

 

 

 

□ 野ばら Heidenröslein ヴェルナーの作曲でした。

中高生の頃でしたか、海外文通(懐かしい響き!)をしていました。

ドイツのブレーメンの女の子の名前が、Heiderose でした。

だからこの歌には、他のどの曲にもない懐かしさを覚えるのでしょう。

 

                  (una poesia di oggi)

                                         Heidenröslein            

                                                             Johann Wolfgang von Goethe, 1749-1832

                                 Sah ein Knab’ein Roslein steh’n, 
                                 Roslein auf der Heiden, 
                                 war so jung und morgen schon,
                                 lief er schnell, es nah zu seh’n, 
                                 sah's mit vielen Freuden.
                                 Roslein, Roslein, Roslein rot,
                                 Roslein auf der Heiden.
   
                                 Knabe sprach: ich breche dich,
                                 Roslein auf der Heiden!
                                 Roslein sprach: ich steche dich,
                                 das du ewig denkst an mich,
                                 und ich will's nicht leiden.
                                 Roslein, Roslein, Roslein rot,
                                 Roslein auf der Heiden.
   
                                 Und der wilde Knabe brach 
                                 's Roslein auf der Heiden. 
                                 Roslein wehrte sich und stach,
                                 half ihn doch kein Weh und Ach, 
                                 must' es eben leiden. 
                                 Roslein, Roslein, Roslein rot,
                                 Roslein auf der Heiden.

 

                                           野ばら

                                    童は見たり 野中の ばら 
                                    清らに咲ける その色 愛でつ
                                    飽かず ながむ 
                                    紅におう  野中の ばら 
 
                                    手折りて行かん 野中の ばら
                                    手折らば手折れ 思い出ぐさに
                                    君を刺さん 
                                    紅におう  野中の ばら
   
                                    童は折りぬ 野中の ばら
                                    手折りてあわれ 清らの色香
                                    永久にあせぬ
                                    紅におう 野中の ばら

 

                                                     6月30日

□ クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

挿し木苗ですが、淡い色の二番花も咲き始めました。

 

□ ジ・オルブライトン・ランブラー

(The Albrighton Rambler S 2013 D.Austin England)

一番花のあと、シュートがずいぶん伸びて来ました。

その先につけた二番花が咲き始めています。

 

7月1日

□ そして日没の時刻、西の空は燃えるような夕焼けでした。

 

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