折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ヘレボルスからクレマチスの春へ

2014年03月30日 15時30分05秒 | 春分

◇ 土曜日から降り出した春の雨、夜半には音を立てて少し強く降っていた時間帯がありましたが、それもいつしか眠りのかなたに消えて行ったようでした。

  明けて日曜日の朝はまだ雨が残っていましたが、朝食の頃には日が射してきて、またその日射しの眩しいこと! 一瞬、5月の連休の頃のような気がしました。

  こちらでは気象台のソメイヨシノの標本木が今日満開を迎えたとのニュースを放映していましたが、今年の春はあれよあれよという間に疾走していくイメージがあります。

  桜の開花に合わせて咲き進んだ庭のクレマチスも満開は数日先でしょうが、雨あがりの庭で上品な香りを漂わせながら、この花の春を謳歌しているかのようです。

 

□ クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム

 (Clematis armandii 'Apple Blossom')

 

□ これで八分咲きくらいでしょうか。

何度も載せて恐縮ですが、満開近いこの花の様子をご覧ください。

 

□ かすかにピンクが差して、このクレマチスの春爛漫です。

 

□ アーチの真下から南側を望んでいますが、香しさが漂います。

 

□ つるを枝垂れさせたら、アーチの内側でも花がたくさん見られるようになりました。

 

□ アーチを北側から見たら、こんな感じです。

アーチの上では、つるがピョンピョン跳ねています。

 

□ 2階のベランダからの光景です。

 

□ 画像の左側が北方向で、蕾が多いのもそちら側です。

 

□ もうすぐにでも満開を迎えそうな雰囲気です。

ご近所さんにもご覧いただけると思います。

 

□ ヘレボルスのニゲルもピークを過ぎてしまいました。

オールド・ローズのマダム・エルンストゥ・カルヴァ(B)の新芽が広がります。

 

□ コンテス・セシル・ドゥ・シャブリアン(HP)の初々しい葉がきれいです(手前)。

 

□ アブラハム・ダービー(ER)の葉が風に揺れて、

その向こうのヘレボルスも満開を過ぎてしまいました。

 

□ ア・シュロップシャイア・ラド(ER)、ようやく芽吹いてきました。

一番花まであと1か月半程度でしょうか。

 

□ ムスカリも、一週間前はようやく地面に見え始めたくらいでしたが、

このところの4月中旬頃の陽気で、一気に伸びて来ました。

 

□ ふと気づいたら、こんな花もいつの間にか…。

 

□ 3月は水仙の季節、いろんな種類の花が咲いています。

 

□ イベリスも真っ白な花が急速に広がって来ました。

 

□ チューリップまで、早くも咲き始めています。

 

□ いつも4月中旬に開花している白牡丹です。

この春も例年通りの開花なんでしょうか。

 

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早咲きのクレマチス、一分から二分咲きくらいです。

2014年03月25日 22時15分05秒 | 春分

◇ ここ数日の春本番を思わせるような暖かい日和に誘われて、当地でも今日3月25日に桜の開花宣言がありました。

  夜になってからは予報どおり雨模様の天気になりましたが、春雨らしくしっとりと静かに降り注いでいるようです。

  先日開花の始まったアーマンディ系のクレマチスは、例年通りのゆったりとした足取りで少しずつ咲き進んでいます。

  春から夏にかけて咲き続くクレマチスの先陣を切って、月末にはアーチにいっぱい、こぼれるほどの花をつけてくれることを期待しているこの頃です。

 

□ 年々迫力を増してくる感じ、前回もご紹介した、アーマンディ系のクレマチスです。

 

□ クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム

(Clematis armandii 'Apple Blossom')

 

□ アーチを南側から見たところ、これが全容です。

6年前でしたか、当初植えた頃には想像すらできなかった光景です。

 

□ このつぼみが満開になると、甘い香りが辺り一帯に漂います。

 

□ ブログを始めた頃に花友さんからいただいたヘレボルスです。

バラのイングリッシュ・ヘリテージ(ER)の株元を飾ります。

タツナミソウやノコギリソウもブログ友さんからいただきました。

 

□ 少しばかりソバカスの入った優しい色合いです。

 

□ その隣のバラ、クイーン・オブ・スウェーデン(ER)の挿し木苗

鉢増しして、ローダンセマムを寄せ植えにしてみました。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン(ER)の親株は、葉の展開が早いようです。

向こうのウッドフェンスには、モンタナ系のクレマチスを誘引しています。

 

□ 日に日に葉っぱが大きくなって、花芽も小さいながら見られます。

 

   

□ モンタナ系のエリザベス(左)とスノー・フレーク(右)です。

まだどちらも幼苗2年目、咲けば初咲きになります。

 

   

□ ビチセラ系のクレマチスも地上に顔を覗かせたら、つるの伸びるのは早いようです。

ウッドフェンスに誘引前に、支柱に仮留しています(左)。

 

□ ヘラクレイフォリア系のクレマチス「サンダー」も芽吹いてきました。

 

□ 日差しが温かくなると、どの花も反応が早いですね。

ベロニカ・オックスフォード・ブルーです。

 

 

  

□ ヒヤシンスも地植え鉢植えともに、ほぼ満開の様子です。

 

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暖かさが戻って、クレマチスの春の始まりです。

2014年03月22日 19時56分53秒 | 春分

◇ ここ数日は冬の寒さに包まれていましたが、今日は最高気温が14度くらいまで上がって、ようやく春の暖かさが戻って来ました。

  九州の県庁所在地では、ここ大分だけがソメイヨシノの開花宣言がまだのようですが、数日のうちに咲き始めるのではないでしょうか。

  庭ではクレマチスの先陣を切って、まだほんのわずかながら、常緑性のアーマンディ系の開花が始まりました。

  これから平年を上回る暖かい陽気の日々が続くようですので、例年のように桜咲く季節のクレマチスを静かに楽しむことになりそうです。

 

□ 穏やかな春の空にお似合いの花が咲き始めました。

 

□ クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム

 (Clematis armandii 'Apple Blossom')

 

□ アーチに誘引というか、ドサッと乗っかっている感じです。

 

□ 当然のことながら、南側のつぼみから順次開花していきます。

 

□ 今年はアーチの上方から、つるを少しばかり枝垂れさせてみました。

 

□ モンタナ系のクレマチスの芽吹きも始まっています。

 

□ クレマチス モンタナ系 スノー・フレーク

(Clematis montana 'Snow Flake')

葉も生え揃っていないのに、小さな花芽がユーモラスでもあります。

 

□ クレマチス テキセンシス系 プリンセス・ダイアナ

(Clematis texensis 'Princess Diana')

そのうちにするすると、一気にアーチを駆け上がります。

 

□ 陽だまりでは、春の花らしい装いが感じられます。

 

□ ここは以前、バラのレオナルド・ダ・ヴィンチが咲いていた辺り。

カミキリムシの幼虫の食害で、大切なバラが枯れてしまいました。

 

□ 宿根草のイベリスがようやく咲き始めました。

 

□ アップル・ブロッサムのアーチのたもと。

 

□ マーガレット、この花はやはり陽だまりが似合います。

 

□ ベロニカ・オックスフォード・ブルーにも、ちらほら小花が…。

 

□ 通路沿いでは、ムスカリが顔を覗かせ始めました。

 

□ マダム・エルンストゥ・カルヴァ

(Mme. Ernst Calvat B 1888 Y.Schwartz France)

バラの芽吹きも、こうして順調に進んでいるようです。

 

□ 陽だまりだと、ヘレボルスも眩しく感じられるようになりました。

 

□ 冒頭にご紹介のクレマチス「アップル・ブロッサム」ですが、

アーチの上の開花の様子を見たくて、脚立を取り出して登ってみました。

 

□ 明日は気温も上がって、もっとたくさん開花することでしょう。

 

□ 辺りが上品な芳しさに包まれるのも、もうすぐです。

 

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バラの芽吹きが進んでいます。

2014年03月14日 22時03分50秒 | 啓蟄

◇ 三寒四温ならぬ、日替わりで冬と春を繰り返している今週でした。

  庭のバラの新芽も、葉っぱが次々に展開しているようです。

  これから2か月程で、一番花に向かって進んでいく訳です。

  前回の続きですが、その様子を…。

 

□ 最初くらいは、少ないながらも花の様子から。

黄色い小さい春、バラの咲くのはまだ先の話です。

 

□ ヤング・リシダス(ER)、ここ2日で葉が広がってきました。

初々しい葉の色、品種でずいぶんの違いがあります。

 

□ パット・オースチン(ER)

新芽の展開の早かった品種、オーソドックスな葉の色です。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレも、葉の色や様子はよく似ています。

 

□ アンブリッジ・ローズ(ER)

とても明るい緑色、今の庭で目立ちます。

好い花、咲かせてくれるでしょうか。

 

□ ジュビリー・セレブレーション(ER)

ようやく葉が広がり始めた頃です。

 

□ ア・シュロップシャイア・ラド(ER)

この品種が最終、少しばかり新芽が膨らんできました。

数年後には、ウッドフェンスに誘引したい、つるバラです。

 

□ ウィズレー2008(ER)

アーチに新しい葉が広がって来ました。

 

□ その上方、クレマチスのアップル・ブロッサムは

花芽の色が変わっていますが、開花も近いようです。

 

□ 丸々とした小花、ハナカンザシが満開を迎えています。

 

□ 先日、クレマチスを地植えにした辺りでは…。

 

□ こんな野性的なヘレボルスが咲いています。

 

□ 少しピークを過ぎつつあるヘレボルスも出て来ました。

 

※ いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。

しばらくブログ更新をお休みします。

 

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バラやクレマチスの芽吹きの頃

2014年03月09日 22時10分59秒 | 啓蟄

◇ 昨日の土曜日は一日ずっと好いお天気でしたが、何せ日中は北風が冷たくて、久しぶりの庭仕事も何となく歩みの鈍いものになりました。

  今日の日曜日は当地の気象台で最高気温12.6度と平年並み近くまで上がったらしいのですが、ずっと曇りがちだったせいか、昨日よりも風が冷たく感じられました。

  普通は3月に入ってからの仕事ではないでしょうが、バラの施肥(寒肥の必要な品種のみ)をして、あと鉢植えのバラの鉢増し(原則、年中実施可)をいくつか実施しました。

  ここ一か月は真冬並みの寒さが続いていましたが、3月のこの時季ともなりますと、バラやクレマチスは判で押したように、庭のあちこちで一斉に芽吹きが始まっています。

 

□ クレア・オースチン(ER)、北東側に地植えです。

庭の半分程度の品種で、こうした若葉が見え始めました。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ(S)、鉢植えです。

庭の南東側、日当たりの最も好い場所です。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン(ER)のはずですが…。

庭の南側、挿し木で増やした鉢植えバラの定位置です。

 

□ スカボロー・フェア(ER)も葉っぱが開く寸前です。

 

□ ヒースクリフ(ER)、今シーズンの期待の新人(新バラ!?)です。

庭の南側、日当たり良好、駅まで車で20分(!?)

紅い新芽の展開がそろそろ始まりそうです。

 

□ ガリカ系のオールド・ローズ、カルディナル・ドゥ・リシュリューです。

葉っぱはまだ見えませんが、それも時間の問題のようですね。

 

□ アーチに誘引のウィズレー2008(ER)も

ずいぶん葉っぱが見られるようになりました。

 

□ アーチの上方は、常緑性のクレマチス、

アーマンディ系のアップル・ブロッサムです。

 

□ この一週間で花芽が見え始めています。

開花の準備が着々と進んでいるようです。

 

□ モンタナ系のクレマチス、スプーネリを地植えにしました。

銭形平次の主題歌ではないですが(古い!?)、「かけてもつれた謎をとく♪」状態…。

 

□ 銭も投げずに、さじも投げずに、ここまで漕ぎ着けました。

…が、花を咲かせてくれるかどうか、保障の限りではないんです。

 

□ 手前は1か月前に誘引した、同じモンタナ系のスノーフレークです。

 

□ もちろん、新芽がほんわりと膨らみ始めています。

 

□ 新枝咲きのクレマチス、ビチセラ系のペンドラゴンも地上に現れました。

するすると伸びますので、適宜誘引をすることになります。

 

□ こちらは、ビチセラ系のリトル・ネルだったか…。

 

□ オキザリスの葉の間から顔を覗かせているのは、

インテグリフォリア系のリトル・ボーイのはずです。

 

□ テキセンシス系のプリンセス・ダイアナ。

今年も新芽が動き始めました。

 

□ 一昨年の秋に購入した小さいポット苗を地植えしたヘレボルス。

たったの一輪が咲き始めました。

 

□ ラベルは白花でしたが、もちろん親の色は出る訳ありません。

 

□ こんな色のヘレボルスがほしかったので、大事に育てたいと思います。

 

□ とても気に入ってしまいまして、絶やさないように頑張ってみようと思います。

 

□ こちらは、あまり目立たないヘレボルスですが…

 

□ ヘレボルスらしい花、こんなシンプルな花も好みです。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ(ER)の株元です。

 

□ このヘレボルスは、ようやく開花が始まったところです。

 

□ 庭の南側、バラとヘレボルスを交互に植えています。

 

□ 夕方、西日を浴びているところです。

 

□ 先に咲いたヘレボルスは、ほぼ満開となりました。

 

□ しっとりとした花の静けさ、何物にも代えがたい美しさだと思います。

 

※ 長々とご覧いただきまして、どうもありがとうございました。

 

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バラの新芽の展開が始まったばかりの頃

2014年03月03日 22時06分53秒 | 雨水

◇ 3月に入って早や3日、桃の節句は好いお天気に恵まれまして、しばらくぐずついた空ばかり見上げてましたので、久しぶりの青空が目に沁みました。

  合わせてスギ花粉も相当量飛散していたみたいで、午後からは突然目がかゆくなったりして、そのたびに目薬を差しては、ため息の一日でもありました。

  先週末にかけて出張その他で大阪、東京へと不在でしたから、けさ4日振りの庭をチェックしてみると、バラの新芽がずいぶん動き出しているなと実感できました。

  品種による新芽の展開は差があって、いくつも葉っぱが広がっている株もあれば、新芽がようやく赤い点に見えてきた株もあり、動き出しの違いもこの季節の特徴でしょう。

                                                                   ☆  後半部分に3月4日の朝の様子を追記しました。  ☆   

 

□ 前回も載せましたが、パット・オースチン(ER)は、あちこちで葉が見えています。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン(ER)も、葉っぱが広がる寸前です。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン アンブリッジ・ローズ(ER)の挿し木苗です。

                                   (↑ まちがいでした)   

 

□ 原種系のヘレボルスは、先月の積雪で「ペシャンコ」状態でした。

ようやく起き上がって、花が咲き始めました。

 

□ リビング前でも、次第に花が増えています。

 

+----+----+----+----+   3月4日の庭の様子を若干追記しました。   +----+----+----+----+

 

□ 先に咲いた白のダブルを、紫のシングルが追いかけています。

 

□ 微妙な色合いのヘレボルスも咲き始めています。

 

□ リベンジに昨年暮れに迎えた、ジャクリーヌ・デュ・プレです。

 

□ 常緑性クレマチス、アーマンディ系のアップル・ブロッサム

 

□ 花芽の数は、これまでで最も多いようです。

開花はいつも3月下旬、桜の花の咲く頃です。

 

□ ハーロウ・カー(ER)の開花まで、ハナカンザシが春風に揺れることになります。

 

+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+----+

 

□ 先週末、出張その他で大阪、東京へ出かけて来ました。

 

□ 宝塚ホテル、初めてでしたが、ホッとする素敵な宿でした(2月28日朝)。

 

□ こんなディスプレーもあったりして。

 

□ ゆっくりとくつろげたら、よかったのですが…

 

□ 出張の宿では、そういう訳にもいかず、いつもあわただしく…。

 

        

□ こちらは孫のKちゃん、2歳5か月です。

「じいじ、おっきいのイオン、いく~?」

幕張のおっきいイオン(右の画像、書店)、私は初めてでした。

土日はずっといっしょで、こうして命の洗濯ができました。

  

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