折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

一輪ずつでも、秋の返り咲きのバラ

2020年09月29日 21時53分15秒 | 秋分

◇ 9月の上旬までは猛暑の夏を引きずっていた印象がありますが、9月7日頃の台風10号の接近・北上を境に、その後は秋らしい、爽やかな日が続くようになりました。

  秋分を過ぎて昼間より夜間の方が短くなりましたし、明け方の気温も20度を下回ることが多くなって、これから名実ともに秋らしさを満喫できることでしょう。

  気がつけばもう9月もそろそろお仕舞いで、それとともにまだちらほらという感じですが、イングリッシュ・ローズの返り咲き品種の開花が始まったようです。

  ただ、デビッド・オースチン社のHPでは、アンブリッジ・ローズを初めとして十数年親しんだ品種がいくつもカタログから外れていて、寂しいような悲しいような変な気分です。

 

                                                      2020年9月25日

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

アプリコットピンクの爽やかな印象のバラ、いち早く返り咲きが始まりました。

 

                                                      9月29日

□ この株も実は挿し木苗が成長したものです。

親株は何年も前に猛暑で枯らしてしまいました。

このバラはカタログから外れた訳ですから、

今後はいくら欲しくなっても、販社から購入できなくなったということです。

(だからと言って、どうってことないのですが…)

 

+----+----+----+----+----+----+ (9月30日追記) +----+----+----+----+----+----+

 

ブログ更新の翌日、朝から雨です。花の様子を追記しました。

 

                                                      9月30日

□ 秋の花らしく、しっとり感が出て来ました。

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□ ついこないだまで、春シーズンの名残りの三番花が咲いていました。

8月上旬には剪定していた部分に、こうして花が咲き始めました。

 

□ ザ・ポエッツ・ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

 

                                                      9月28日

□ 前日はこんな感じ、外側の花びらが緩んでいました。

 

+----+----+----+----+----+----+ (9月30日追記) +----+----+----+----+----+----+

 

                                                      9月30日

□ このバラの特徴、花びらの内から外に向かっての黄色の濃淡がきれいです。

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                                                          9月29日

□ ローゼルの花咲く辺り、その隣の鉢植えのバラも返り咲きが始まりました。

 

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

深みのある赤、夏を越した緑色をバックに、その赤が映えていました。

 

+----+----+----+----+----+----+ (9月30日追記) +----+----+----+----+----+----+

 

                                                      9月30日

□ 黄色いしべが覗いています。

あっという間に、雨でずぶ濡れになりました。

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                                                          9月28日

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

この株の返り咲きは、まだまだ先のことでしょう。

こちらもオースチン社のカタログから外れてしまった品種です。

 

□ この株も返り咲きはずっと先になります。右下の方で一輪咲いていましたが…。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

この品種もカタログから外れていました。

地植えの大株ですので、枯れることは考えにくいのですが、

それでも挿し木で「保険」をかけておくことも考えています。

それにしても、長年楽しんで来た品種が、販社のカタログから外れてしまうのは、

それなりに慣れ親しんできたからか、何となく寂しさを感じてしまいました。

 

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秋の風が吹いて、季節は着実に移り行きます。

2020年09月21日 20時22分53秒 | 白露

◇ このところ朝の最低気温が20度を下回る日が現れて、合わせてもう何日も最高気温も30度を上回ることもなく、ようやくあんなに待ち侘びていた、季節は秋の到来です。

  家の内外どこを取っても季節は秋そのもの、それくらいすっぽりと秋の乾いた空気に包まれてしまっては、あの猛暑の夏もすでに夢のかなたのそのまた向こうです。

  新型コロナウィルス感染防止が最優先ですから、特に猛暑の夏は「何にもしない」ことで体調の維持に努めて来ましたが、涼しくなってようやく身体を動かし始めました。

  もう何か月もわずか半径5km圏内の行動範囲で自重していますが、いつか孫たちに会いに行きたいなどと、庭仕事の途中、上空を東へ向かう飛行機を目で追っています。

 

                                                  2020年9月20日

□ これでもまだ三番花ですから、秋の返り咲きはずっと先になります。

 

                                                           9月21日

□ ジ・エンシェント・マリナー

(The Ancient Mariner S 2015 D. Austin England)

 

□ これから(9月下旬に)夏剪定したら、秋の返り咲きは11月になるかもしれません。

 

                                    9月20日

□ 8月下旬に夏剪定が終わった品種です。

すでに返り咲きの蕾が見えています。

手前は、咲かせることにした(!?)三番花のお仕舞いの花です。

 

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

一番花はピュアな濃いイエローなのですが、

夏のバラですね、花びらの外側に向かって淡い黄色です。

 

                                                          9月19日

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

日差しも、もう秋のもの、どこか涼し気な感じです。

 

□ 秋分の日を前に、リコリスが咲き始めました。

 

□ 今シーズンは挿し木苗に挑戦しているのですが、その一部です。

手前はまだ挿し木中の苗、奥は鉢上げした苗で、毎日鉢数が増えています。

 

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ほんの少しだけ秋めいて来て ~ バラの挿し木苗の鉢上げ ~

2020年09月13日 21時15分09秒 | 白露

◇ 9月も早や中旬となりましたが、この夏の猛暑もさすがに峠を越えたようで、うれしいことに朝夕は涼しい風が吹き渡るようになりました。

  最高気温が30度を超えるような猛暑続きで辟易していた訳ですが、今日も最高気温は28度止まりで、やっとのことで一息付けた感じがします。

  梅雨が明けてからは、主に熱中症予防のために、鉢植え植物の水遣り以外はほとんどパスしていましたが、さぼり尽くした庭仕事もようやく再開となりました。

  年の初めの目標の一つが「庭の雑草を一本残らず引っこ抜く」(!?)、もちろん忘れてはいませんので、今年はまだあと3か月余り、まぁ、頑張ってみましょうかね。。。

 

                                                      2020年9月13日

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

 

□ 秋の返り咲きに向けて夏剪定しようとしましたら、

いい蕾が3つ残ってましたので、咲かせることにしました。

 

□ この枝も挿し木に使ってみましょうかね。

この秋も気温は平年を上回るとのことですので、

上手く行けば、挿し木も活着して育つことを期待します。

 

□ この半八重のピンクも、三番花はこれが最終です。

これだけ咲いたら、秋の返り咲きは、今シーズンはないかもしれません。

 

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

 

□ 猛暑の夏を越した、今シーズンの挿し木苗です。

暑さも峠を越したので、ようやく鉢上げを始めたところです。

 

□ 本日の鉢上げの様子です。明日以降も続けます。

ウィリアム・シェイクスピア2000 1鉢

アンブリッジ・ローズ        2鉢

オリビア・ローズ・オースチン   6鉢

 

※ 今シーズンは、オリビア・ローズ・オースチンの活着状況がとても良いと思います。

 

                                                      2020年5月8日

□ オリビア・ローズ・オースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

ちなみに、このバラの一番花の様子です。

 

 

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この夏の最後のバラ ~ 台風10号接近中 ~

2020年09月05日 21時32分59秒 | 処暑

◇ 大型で非常に強い台風10号が九州の南海上を北上中、過去に経験したことのないような最強クラスの台風だということで、正直緊張している自分に気がつきます。

  予報では、6日(日)夕刻から7日(月)にかけて九州の西岸を進むという、九州には最悪のコースで、周辺地域に甚大な被害をもたらすのではないかと懸念されます。

  ここ大分ではすでに波浪警報が発せられ、朝方は強い雨も降ってまして、これから先どれくらいの大雨が降り暴風が吹き荒れるのか、心配したら切りがありません。

  昨日今日は、家の内外の養生をしたり避難時等の身の回り品や非常食をチェックしましたが、明日の朝はバラの大鉢を横倒しにしたり、できる限り備えたいと思います。

 

(少しですが、台風10号接近前のバラの開花の様子です)

 

                                                       2020年9月3日

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

秋も少しは返り咲きしてくれるものと、楽しみにしています。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

夏の終わりまで、ずっと律儀に咲き続けてくれました。

 

                                                           9月4日

□ 猛暑の夏で草引きをさぼってましたので、

お恥ずかしいことに雑草がかなり蔓延っています…。

 

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

今シーズンは、久しぶりにこのバラの挿し木苗が活着しました。

 

                                                       9月5日

□ ガブリエル・オーク

(Gabriel Oak S 2019 D.Austin England)

今年庭で初咲きのバラでしたが、思いがけなく開花していました。

秋の返り咲きを楽しみにしています。

 

□ バラやクレマチスの挿し木苗を、

このあと家の中に取り入れて避難しました。

 

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真夏のバラ、ちょっぴり驚きのバラ

2020年09月01日 21時21分20秒 | 処暑

◇ 季節は二十四節気の処暑を通過中ですが(8月23日~9月6日)、暦のとおりなら暑さもそろそろ峠を越えて、せめて明け方くらいは少しは涼しくなってもよさそうな頃です。

  これまでは9月の声を聞くだけで何となくホッとする気分になっていましたが、それはお盆明けの頃から、朝夕に秋を思わせる涼しさを感じていたからでしょう。

  それが今年の夏はいつまでたっても真夏のまま、それも来る日も来る日も猛暑の夏のまま、からっと涼しい秋の高気圧に覆われるのは、いったいいつのことでしょう。

  庭のバラは、ほんの少しだけ思いがけなくポツリと花開くことがありましたが、10月下旬からの秋の返り咲きに向けて、9月上旬までには剪定終了の予定です。

 

(この1週間くらいの、まさに夏モードのバラの様子です)

 

                                                      2020年8月28日

□ 朝のバラを眺めていますと、その辺りだけは涼し気に感じられる気もしますが、

実際のところは、ずっと気温25度以上の熱帯夜です。

 

                                                          8月30日

□ ウィズレー2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

このバラは、真夏でも結構花びらの数は多いように思います。

淡いピンク、爽やかそのものの花の姿です。

 

                                                          8月25日

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

淡いピンクのバラも、咲く度に夏モードです。

 

                                                          8月30日

□ ザ・ポエッツ・ ワイフ

(The Poet's Wife S 2014 D.Austin England)

さっぱりしたイエローのバラも時折咲いています。

 

                                       8月31日

□ 中輪よりも小さいくらいの花しか咲かないのも、真夏そのものです。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D. Austin England)

久しぶりです、ライラックピンクの花の色。

 

□ 8月の最終日には、真っ赤なバラが咲いていました。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

春の一番花と遜色のない姿です。

猛暑下で葉焼けしているのは仕方ありません。

 

                                                      8月29日

□ 挿し木して鉢上げした苗も、ほぼ順調に育っています。

驚いたことに、いち早く蕾まで付けた苗がありました。

 

                                                      8月30日

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

あっという間に、一重の愛らしいバラの花が咲きました。

 

                                                           5月13日

□ 挿し木苗の親株です。

ダーシー・バッセルも、春の一番花は、こんな感じの花です。

 

                                                 8月30日

□ 8月下旬辺りから、ローゼルの花がちらほら咲き始めました。

 

□ 最終的には、今年も家内がジャムを作ってくれるそうです。

 

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