折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

雨の中を ~ 返り咲きのバラたち ~

2009年09月30日 19時11分15秒 | 秋分
                    □ メアリー・ローズ
              (Mary Rose S 1983 D.Austin England)
           フォールスタッフ(ER)とともに、つる仕立ての候補。
           初夏の明るい日差しにも、秋雨に沈むようなその様も、
                  いつも変わらない美しさ。

◇ 今週に入って秋雨前線が活発化しているようで、昨日から本格的な雨模様。
  秋の返り咲きが始まった庭、バラは心なしかボワンとして精彩を欠きます。
  通常開花が雨にたたられたら、バラは水分その他で痛んでしまうのです。
  それを憐れむかのようなこちらの視線を、バラは感じているのでしょうか。

     
                  □ エグランタイン
           (Eglantyne S 1994 D.Austin England)
          やや小さめサイズで返り咲きが始まりました。
            雨で傷んでいるのがよくわかります。

     
              □ イングリッシュ・ヘリテージ
         (English Heritage S 1984 D.Austin England)
        季節によって、花の姿も彩りも微妙に変化するバラ。
          アプリコット・ピンクに近い色で秋の返り咲き。
          例年どおりだと、年末まで咲き続けるはずです。

     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
            どこまでも明るい、このバラらしく、
              笑顔で秋の返り咲きです。

     
                  □ ノック・アウト
           (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
         夏剪定は8月30日、ちょうど一ヵ月後の返り咲き。
        新芽の生長が著しく、株が一新されたような趣です。

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バラ色の人生 ~ 憧れの世界、その色 ~

2009年09月29日 22時14分00秒 | 秋分
                   □ アブラハム・ダービー
             (Abraham Darby S 1985 D.Austin England)
          春は超大輪の花、秋の返り咲きは大輪でのお出まし。
               表情豊かなアプリコット色ゆかしく、
            私にとって「バラ色の人生」は、端的にこの色。

◇ 自宅の庭に咲いた花を見て、まさか気分が悪くなる方はいらっしゃらないでしょう。
  もし気分が悪くなるというのなら、直接の原因はおそらく他にあると考えられます。
  別腹まで満腹になる程食べ過ぎ、勝つに決まっている夫婦喧嘩で連勝を伸ばした。
  …にも関わらず、それでもどこかムカつく…ほら、理由は他にあるでしょう!?

     
                  □ スカボロ・フェア
         (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
             横浜でたくさん咲いていました。

◇ 何を言っているのかわからなくなりますが、つまり庭の花は癒しなのです。
  つい数年前まで、庭にバラの花は皆無に等しい状態でした。
  ここ数年来、庭で当然のように、ちらほらとでも咲いてくれています。
  手塩にかけても(つもりでも)自由に咲いても、たとえ雨の日でも気が晴れます。

     
                □ ジャック・カルティエ
       (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)
       オールド・ローズの少ない秋、香りのバラは貴重です。

◇ 趣味の世界の花、特にバラの花は切っても切り離せない、心の花になりました。
  気がつけば、バラの花は4月下旬からお正月明けまで、ずっとそばにいてくれます。
  文句一つ言わず、まあ態度では示されますが…「お連れの方」はこうは行きません。

     
               □ アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
          このふわふわ感、優しさの表現でしょうか。

◇ 昨日家内の親友からの手紙に同封されていた、30年近く前の暑中見舞いの葉書。
  先日どなたか歌われてた「あんな時代もあったねと♪」脳裏をかすめていきました。
  すっかり忘れてしまっていたなつかしい頃、通って来た道が確かにそこに…。

     
       □ 1981年の夏は、今年結婚した長男がまだ2歳。
          そう言えば、家内は謄写版と水彩絵の具で…。
           人生で大切にしなければならないこと、
             それを再認識させられます。

     
     (una poesia di oggi)

          そんな時代もあったねと
          いつか話せる日が来るわ
          あんな時代もあったねと
          きっと笑って話せるわ
          だから今日はくよくよしないで
          今日の風に吹かれましょう

          まわるまわるよ 時代はまわる
          喜び悲しみくり返し
          今日は別れた恋人たちも
          生まれ変わって めぐりあうよ

                          (中島みゆき 時代 1975)

        ☆ 時代(過去)と今日(現在)の配列を見ると、
          時代・時代・今日・今日・時代・今日の順。
          最後の今日は未来へとつながる今日でしょう。
          だから、現在から未来への歌とも受け取れます。

          今日は今日の風に吹かれるままに、
          ただ生きていったらいい。
          生きる上である大切なこと、それは何か、
          さり気なく教えてくれているようです。
   
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バラの秋、返り咲きに。

2009年09月28日 19時45分56秒 | 秋分
                      □ エブリン
               (Evelyn S 1991 D.Austin England)
          穏やかに上品に、これまで「ひ弱」だった株がようやく。

◇ うちのバラは、現在一輪咲きかせいぜい二輪咲き、それでも味わいのバラたち。
  花付きを一株でも格段によくできたら…来シーズン以降のテーマの一つです。
  これまでは庭で新しい「品種」が咲くことに、心を奪われていました(収集)。
  これからは新しい「姿」(花付き、仕立て等)で咲くことに軸足を移します。

     
                □ アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

     
             □ まだ夏モードの花の姿ですが、
           透き通ったような「美人画」のようなバラ。
           これからも、鉢植えで続けるつもりです。

◇ どうせなら、バラと深く関わっていたいという気持ち、一番正直なところです。
  それには「時間」と「資金」が…でも、バラに注ぐのは「水」と「情熱」のはず。
  様々な情報の中から自分なりに取捨選択して、あとは「創意工夫」次第でしょう。
  何よりも趣味の世界ですから「70%主義」…頂点や限界を追い求めはしません。

     
               □ アブラハム・ダービー
         (Abraham Darby S 1985 D.Austin England)
        春よりもたくさんの蕾を従えて、雨の中返り咲き。
          この株もあまり元気がなかった方でした。

◇ 趣味の世界…バラもやりたい、ブログもその他もろもろも、やりたいことばかり。
  日替わりでも、割いた時間は全力投球でありたいと、気持ちだけはプラス志向!?
  「全力」は「好きこそものの上手なれ」「継続は力なり」に支えられています。

      
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)
            久しぶりに「純粋」なこのバラの色。
          いきなり、このバラ「らしい」彩りの美しさに。
            期待に違わず、秋の返り咲きです。

◇ 個性あふれるバラを生き生きとした姿で…シーズンオフからは「選択と集中」
  いや、バラの「選択」はずいぶんやってきましたので、もうこれ以上増やさない庭。
  分相応のバラの庭、目の届く範囲のバラの庭、ぼんやりとそう考えています。

     
                 □ ハーロウ・カー
          (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)
           細い茎に「たわわに」咲いてくれるはず。

     
        □ 魅力的な中輪が返り咲き、これも鉢植えで…。  

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バラ ~ 思いがけずに名前がわかって良かった ~

2009年09月27日 21時56分35秒 | 秋分
                   □ つるルスティカーナ
              (Cl.Rusticana Cl 1974 Meilland France)
                    横浜・港の見える丘公園   2009年9月26日

     
   □ ルスティカーナで思い出すのは、宝石の輝きのような美しい曲。
                        (NHK 名曲アルバム100選より)

◇ 偶然にバラの名前が判明しました。
  ずっと気になっていたオレンジ色が、目の前に咲いているんですから驚きました。
  31年振りの横浜、バラに引き寄せられた面もあったのでしょうか。
  週末の東京、横浜散策、そして千葉へ、まあ九州からは「海外旅行」なのです。

     
            □ 金曜日は、娘と吉祥寺で食事。

     
      □ スルメイカのスパゲティ、素朴で不思議なおいしさ。

                     

     

      
               □ 時間は、あっという間。

◇ 何十年振りかでしたから、キョロキョロと目に焼き付たいところばかりなり…。
  夕方は話題満載、歌全開で弾け飛んだ交歓会。  
  「近くて遠い」よりも「遠くても近い」それが人の心の温もりというものです。
  温かく迎えて下さる千葉の皆さま、改めてありがとうございました。

     
         □ 港の見える丘公園より、横浜ベイブリッジ
              桟橋までは見えないようでした。
 

(una poesia di oggi)

            港が見える丘                 1947         
                              東辰三

         あなたと二人で 来た丘は 
         港が見える丘
         色あせた桜 唯一つ 
         淋しく 咲いていた
         船の汽笛 咽び泣けば 
         チラリホラリと 花片
         あなたと私に 降りかかる 
         春の午後でした

                     ※ 咽び むせび   花片 はなびら
 

     

    
                □ 大佛次郎記念館
                  (おさらぎじろう) 

             
             □ 山下公園の方へ歩きました。

     
         □ 氷川丸、一度見てみたいと思ってました。

      
        □ 想像していた横浜とは、ずい分違いが…。

     
             □ 当然お昼は中華街でした。

      
         □ 桜木町から出発して戻って来ました。
               周遊バス「あかいくつ」   2009年9月26日

     
        □ こちらは、9月27日朝の千葉市の様子です。
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バラ ~ 返り咲きの始まり その3 ~

2009年09月25日 08時38分26秒 | 秋分
                  □ クレア・オースチン
           (Claire Austin S 2007 D.Austin England)
             このバラは、開花の途中も魅力的です。

◇ 朝、期待どおりの秋の彩りを楽しめました。
  やわらかい色のバラ、せっかくですから、あわただしくデジカメに収めました。

    
      □ 咲き始めは、レモン・イエロー、とても繊細な色合い。
         おそらく、午後にはクリーミー・ホワイトに…。
           そう、このバラは「白バラ」なのです。

     
     □ カラミンサが満開の花壇は、エグランタインの株元です。
              その隣に鉢を置いています。

     
               □ レディ・エマ・ハミルトン
        (Lady Emma Hamilton S 2005 D.Austin England)
            これもオレンジ色というのでしょうか…。
           その隣りで、もう一つ別の品種が返り咲き。

     
                □ アンブリッジ・ローズ
          (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
           明るいアプリコット色で開花が始まります。

     
                □ ジャック・カルティエ
       (Jacques Cartier P 1868 Moreau-Robert France)
      清々しい朝に素晴らしい香り、ポートランド系ならでは…。

      ※ では、飛行機を待たせていますので、出かけます。
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バラ ~ 返り咲きの始まり その2 ~

2009年09月24日 22時54分32秒 | 秋分
                  □ レディ・エマ・ハミルトン
           (Lady Emma Hamilton S 2005 D.Austin England)
            夏剪定が8月30日、わずか25日後の返り咲きです。

     
            □ こちらは開花が進むにつれて
              「高島屋のバラ」のように…。
               品種名不明のバラです。

◇ 秋分の日を過ぎたものの、当地はまだ昼の方がちょっとだけ長いようです。
  このところ生育が順調な株が、夏剪定後の蕾をつけ、開花に至りました。
  大苗初年度から庭では開花数が桁違いに多く、しかも花期の長い品種。
                           (レディ・エマ・ハミルトン Top↑)
  だからイングリッシュ・ローズはやめられない、正直な気持ちです。

     
                 □ スカボロ・フェア
         (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
           大好きなバラ、4年目のシーズンです。

◇ イングリッシュ・ローズに惹かれる理由を考えてみたことがあります。
  大きくは、次の三つのようです。
  ① 人に薦められて ② とにかく好みの品種が多い ③ トータルとして経済性
  当たり前ですが②番が中心です。

     
                 □ L.D.ブレスウェイト
          (L.D.Braithwaite S 1988 D.Austin England)
       「真紅」安物デジカメでは、自然の色が出にくいのです。

◇ 「人に薦められて」というのは、きっかけの一つです(正確には本を読んで)。
  ある日、偶然に見た画面いっぱいの「ウィリアム・シェイクスピア2000」
  それが脳裏を離れずバラ栽培を思い立ったものの、さて何を育てたものか。
  プロのお薦め「イングリッシュ・ローズは美しくて強くて育てやすい」を信じて…。

     
                □ グラミス・キャッスル
          (Glamis Castle S 1992 D.Austin England)
           私には唯一育てにくい部類に入ります。
              カマキリが休んでいました。

◇ オールド・ローズとモダン・ローズを比べると、私の好みは断然前者となります。
  なにより花の色も姿も繊細でやわらかい、パステル・カラーも私のお好みです。
  カップ咲きやロゼット咲きに、よりナチュラルなバラの美しさを感じます。
  それを受け継いでいるイングリッシュ・ローズに、好みが多いのも必然でしょう。

     
             □ コントゥ・ドゥ・シャンボール
     (Comte de Chambord P 1860 Moreau-Robert France)

◇ トータルとしての「経済性」 今年になって強く感じているところです。
  イングリッシュ・ローズは、無茶苦茶高価(特に日本は! アメリカの1.5倍以上)。
  しかし切り戻しに耐え、樹勢も思いどおり、耐病性もあり育てやすい品種が多い。
  株の生長につれて年々優雅さを増す花、失敗も少なく、初期投資をすぐに回収。

     
               □ レディ・オブ・メギンチ
         (Lady of Megginch S 2006 D.Austin England)

◇ いつの間にか、庭の品種の4分の3は、イングリッシュ・ローズが占めています。
  今はどちらかというと、単に植えて単に咲いて単に愛でて、それで満足です。
  ただ、これからは「庭」の真似事にもう少し力を注いでみようかと思っています。
  バラ中心の庭も来シーズンで5年目ですから、それくらい当然かもしれません。

     
                 □ クレア・オースチン
          (Claire Austin S 2007 D.Austin England)
         遅咲き、春夏シーズンの三番花の蕾、今が盛り。

     ※ これから週末にかけて留守します。

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秋のバラ、返り咲きが始まりました。

2009年09月23日 15時46分45秒 | 秋分
                □ コントゥ・ドゥ・シャンボール
         (Comte de Chambord P 1860 Moreau-Robert France)
               もっとも気に入っているバラの一つ。
               ルリマツリの間から、開花の途中。

     
            □ 昨日(2009年9月22日)の様子です。

◇ 「暑さ寒さも彼岸まで」に今年は「シルバーウィーク彼岸まで」が重なりました。
  もっとも「蒸し暑い夏」からはすでに解放され、爽やかな秋の風が吹いています。
  今年は秋が長いのでしょうか、それとも冬の到来も早いのでしょうか。
  長期予報では、確かこの秋は気温が平年より高めだと報じられていました。

     
                 □ アイスバーグ
           (Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

     
           □ 来年は、別の場所に移植します。

     
           □ チャールズ・レニー・マッキントッシュ
      (Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)
       来シーズンは、鉢でこじんまり育てようか、思案中です。

     
               □ グラミス・キャッスル
         (Glamis Castle S 1992 D.Austin England)
            蕾をたくさん従えて、返り咲きです。

     
               □ レディ・オブ・メギンチ
        (Lady of Megginch S 2006 D.Austin England)
         返り咲き、曇り空ですが、透かしてみました。

     
               □ 朝はこんな様子でした。

     
           □ 実際の花は、この蕾に近い色です。
  
◇ 庭のバラたち、このところの秋の気配を敏感に察して、返り咲きが早まりました。
  ひと夏を越して、これから多彩な色と姿で庭を飾ってくれることと思います。
  春夏のシーズンよりも落ち着いて咲く花、こちらも落ち着いて見られます。
  そうして来シーズンのボーダー・ガーデン等々を、もう思い描くことになります。

    
                □ アンブリッジ・ローズ
          (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)
          夏剪定(2009年8月30日)後、順調そのものです。

     
               □  レディ・エマ・ハミルトン
        (Lady Emma Hamilton S 2005 D.Austin England)
             もうすぐ、返り咲きを迎えそうです。

     
                □  L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite S 1988 D.Austin England)
           春は早咲き、返り咲きもそのようです。

     
                □ アブラハム・ダービー
          (Abraham Darby S 1985 D.Austin England)
         夏場は完全休養、しばらくぶりの開花となります。

     
       □ 名前がわからない、でも10年以上咲いているバラ。
             うちではめずらしい「剣弁高芯咲き」
            「高島屋」のバラと、私は呼んでます。

     
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)
             月末の開花となることでしょう。
                山吹色というよりも、
          バニラアイスのような彩りに出会えます。

     
                 □ ノック・アウト
           (Knock Out F 1999 J.W.Radler USA)
          初々しい、秋に向かってもこれだけの勢い。

☆☆☆☆☆
 
     
        □ 名前がわからないのですが、黄色いミニバラ。

     


(una poesia di oggi)

 ためらひもなく花季となる黄薔薇 何を怖れつつ吾は生き来し
                                       尾崎佐永子
                      ※ 花季 はなどき

     咲けば必ず散るのが花の運命だ。美しければ美しいほど、散るのは
     さぞ辛いことだろう、と思うのが人の心だが、花の心は、どうやらそう
     でもないらしい。「ためらひもなく」堂々と花ひらく黄薔薇。散ることを
     前提としていながら、こんなにもいさぎよく、明るく、美しい。このくった
     くのない、天真爛漫な感じというのが「黄」という色によって、より鮮明
     に伝わってくる。これが、「白」や「真紅」の薔薇だったら、少しニュアン
     スが異なってしまうだろう。    
                 
                (たわらまち みそひともじのパレット 本文より)

☆☆☆☆☆

    
     □ パカラ (Paccarat ♂ 3歳) 久しぶりにカメラ目線です。

  
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バラ、思い思いの秋色を携えて

2009年09月22日 11時16分01秒 | 白露
               □ ジュビリー・セレブレーション
          (Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)
            花びらの奥、この黄色が何とも言えません。
             花持ちの長い花、そろそろお仕舞いです。

     
    □ イングリッシュ・ローズでは唯一と言われるサーモン・ピンク。
      深く味わいのある色、狭い庭でも「女王様」の風格を感じます。

◇ 明日は秋分の日、この頃になると秋の玄関から御座敷に入って来たと実感します。
  朝、外が白み出す時刻が少しずつ遅くなり、夕日もあれよのつるべ落とし。
  夏日の気温でも乾燥注意報ですから、青空の下空気も風も顔に心地好い日々です。
  庭にポツリ見え始めた返り咲きのバラに、満を持しての秋の装いが見て取れます。

     
                 □ ザ・ダーク・レディ
         (The Dark Lady S 1991 D.Austin England)
       深いローズ・ピンク、曇り空だと見た目に近い色です。

     
                             (2009年9月21日) 
 
     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin S 1995 D.Austin England)
      このカッパー・オレンジは、まだ三番花が続いています。

     
                             (2009年9月21日)
   □ 経験的には、パット・オースチンは、日照が大好きのようです。

     
                 □ ドミニク・ロワゾー
         (Dominique Loiseau S 2003 Derbard France)
          9月に入って、日照時間にも恵まれたせいか、
          夏剪定後順調で、返り咲きが始まりました。
           蕾がたくさん控えていて、有望株です。

◇ 秋のバラは、深みを帯びたその彩りにこそ美しさが、そのとおりだと思います。
  春の勢いのある豪華な咲き姿とは一変、穏やかで落ち着きのある様は秋の化身。
  まだまだ顔を見せ始めたばかりの花の色に、気持ちはすでに吸い込まれそうです。
  深まりゆく秋を思い思いに花びらに映す、そんなバラを静かに見ることにします。

     
                             (2009年9月20日)
                □ スカボロ・フェア
        (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
            このバラは、秋の日に映えます。

   
                               (2009年9月20日) 
      □ 半八重の花を見ていると、心が軽くなります。
          体重も軽くなると、言うことなし…です。

     
                             (2009年9月20日)
                 □ クレア・オースチン
         (Claire Austin S 2007 D.Austin England)
           このところ、三番花が旺盛に咲きます。
 
     
                             (2009年9月21日)
    □ まだ花数は限られていますが、来シーズン期待の株です。
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さわわ、秋風は北寄りの風

2009年09月19日 21時36分21秒 | 白露
           □ いたる所のススキの穂、南へ大きくなびいて。
             風の音は「ざわわ」よりも柔らかいようでした。

     
              □ ここは、阿蘇の外輪山。

◇ 連休最初の土曜日、目が覚めると真っ青な秋の空。
  この青空は、100km近く南の高原にも広がっているだろうな。
  ところを変えて、今どきの秋を探しに、片道2時間弱のドライブ。
  確かに雲一つない青空が、視界の限りどこまでも広がっていました。

     
                  □ 青空。。。

     
             □ 熊本県阿蘇市 標高936m
 
◇ 阿蘇の外輪山の縁、360度のパノラマが雄大な大観峰(だいかんぼう)。
  北風が強く、半袖ではやや肌寒く感じられ、これこそ秋の風そのものです。
  吹き渡る風が外輪山を伝って沈み込んで、合わせて風の音も沈んでいくような。
  目に入る青と緑の自然の彩り、始まったばかりの秋を感じて、命の洗濯でした。

      
             □ 阿蘇五岳、あくまでも静かに。
               まるで、こちら側だけの秋の風。

     
         □ ここでは、風がびゅーんと飛んで行きます。

     
    □ 秋の訪れが早いようで、稲刈りもずいぶん終わっています。

     
              □ 九重連山、来た方向です。
  
  
  
  
  
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バラ ~ 一番の癒し ~

2009年09月17日 22時01分56秒 | 白露
                    □ スカボロ・フェア
            (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
              秋を先取りするかのように、毎朝一輪ずつ。
             やわらかさ、私にとっての癒しの花の代表です。

     
                             (2009年9月17日)

     
                                 (9月16日)

     
                                 (9月16日) 

◇ 明け方の気温が、昨日今日と15~17度まで下がってきました。
  日中は30度近くまで気温が上がっても、空気が乾燥していて清々しい日々です。
  9月中旬にして早くも秋らしい毎日は、ここ数年間記憶にありません。
  バラの夏剪定後まだ3週間目ですが、新芽の生長はとても順調のようです。

              
              □ ピエール・ドゥ・ロンサール
        (Pierre de Ronsard LCl 1988 M.L.Meilland France)
         アーチのてっぺん、地上約3mはゆうにあります…。
               これは夏剪定の対象外です。

     

     
                □ L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite S 1993 D.Austin England)
         早咲き品種、そろそろ返り咲きの時季でしょうか。

    
      □ チャイコフスキー
(Tchaikovski S 2000 Meilland France)
                           □ アンブリッジ・ローズ
                     (Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

           8月30日に夏剪定した株の現在の様子です。

◇ スカボロ・フェアは夏剪定に加えて、その前の花殻詰みの部分からもあるでしょう。
  新芽の蕾が急に充実してきて、今週になって一輪ずつ癒してくれるかのごとく。
  魅せられたら最後、欲しくて止まないバラの品種がいくつかあるはずです。
  いくら我慢を重ねても、最初から無理だとわかっているのはこんな花なのです。

     

      
                                 (9月14日) 
                 □ スカボロ・フェア
         (Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)
         これからしばらく、愛らしい秋を楽しめそうです。

☆ こちらは、遅咲きの三番花

     
                                 (9月15日)

     
                                 (9月16日)

     
                                (9月17日朝)

     
                                (9月17日夕)
                □ クレア・オースチン
         (Claire Austin S 2007 D.Austin England)       
       来シーズンは、クラウン・プリンセス・マルガリータと
          穏やかな色合いのアーチを夢見ています。
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