折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

梅雨、大雨、夕暮れ

2009年06月29日 20時48分12秒 | 夏至
                 □ フラウ・カール・ドルシュキ
          (Frau Karl Druschki/HP/1901/P.Lambert/Germany)
               この二番花は、今のところたった一輪。
                   地上2m以上のところです。

◇ 分厚く黒い雨雲の下、晴れた日と比較して、夕暮れが一時間は早いようです。
  今日はデジカメではなくて、ケータイの画像、キメが粗いですがご容赦を。
  信じられないくらいにそそっかしい、あまりにお恥ずかしい出来事が…旅の恥。
  昨夜と今夕からの大雨でバラは相当傷んでいますが、梅雨、仕方ないのです。

             
                □ 雨の夕暮れ。
            この一帯、ほんのり明るいのです。

             
             □ 4年ぶりに花が咲いて、
               実が大きくなりました。
                 ドラセナです。

☆☆☆ 6月30日追記 ☆☆☆

  梅雨特有の大雨の日が続いていますし、明日も大雨の予報です。
  バラの二番花も咲き続け蕾も残ってますが、散々痛めつけられています。
  庭のバラは、この春のシーズン、約60品種くらい咲きました。

  バラが咲く度に、つまりほとんど毎日、ブログのアップを続けました。
  それはバラに対する私の精いっぱいの思いでした。
  バラを一つひとつご紹介するのが、半ば義務みたいに感じていました。

  この大雨で春から夏のシーズンがお仕舞いになりそうです。
  バラ中心の狭い庭に、バラ以外に咲いている花はありません。
  ブログもこれからは、バラの三番花の開花に合わせた更新になります。
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バラ、梅雨の合間

2009年06月25日 21時47分55秒 | 夏至
                □ ジュード・ジ・オブスキュア
          (Jude the Obscure/S/1995/D.Austin/England)
            まるで光の神様に賛美されているような感じ。
            だから、これ程バラに魅せられてしまうのです。 

◇ 梅雨の中休みというか、今週一日雨は降りましたが昨日今日は真夏日、晴れ。

     
             □ ジュビリー・セレブレーション
       (Jubilee Celebration/S/2002/D.Austin/England)
      雨の中を咲き始めた二番花は、一番花の半分の大きさ。
 
◇ 日差しに慣れ切った気持でさえ、どこか朝日を浴びたバラの花は格別です。

     
               □ アブラハム・ダービー
         (Abraham Darby/S/1985/D.Austin/England)
             ほとんどうつむいて咲いています。 
            二番花も今月中は咲き続けるはずです。

◇ 雨に傷んだ花もある中で、出勤前のご挨拶のバラがいくつか、さりげなく…。

     
                  □ ハーロウ・カー
          (Harlow Carr/S/2004/D.Austin/England)
                とても愛らしい中輪のバラ。
               二番花もたくさん咲きそうです。
  
◇ 週末にバラとはしばし離れますので、明日の朝、た~~~っぷり水遣りです。

     

     

     
               □ シャルロット オースチン
        (Charlotte Austin/S/1993/D.Austin/England)
                春でも初夏でも梅雨時でも、
             ほんのりと、でもしっかりと咲くバラ。
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バラ、ホッと一息

2009年06月21日 16時26分21秒 | 夏至
          □ 薔薇と紫陽花、庭を彩る花は、主にこの二種類。
            直射日光からは、しばし解放されたようです。

     
                  □ ヘリテージ
           (Heritage/S/1984/D.Austin/England)

◇ 曇り空でも、雨はほとんど降りません。
  午前中パラパラ来た時は、ようやく雨かと思いましたが続きません。
  今日も夕方、水遣りがてらに日曜定番の液肥を、規定量より薄めたっぷりと。
  雨は降ってほしいのですが、バラの二番花の開花には逆にややつらいのかも。

     
                 □ ドミニク・ロワゾー
         (Dominique Loiseau/S/2003/Delbard/France) 

◇ 今日は二十四節気の夏至、そして父の日、でも普通の日曜日。
  明日月曜日は夏至の、あさって火曜日は父の日の振替休日ならいいのに…。
  そんなことをのんびり考えてたら、どしゃ降りの幕張に出かけている娘から
  クマの動画イラストに「くまよりでかくならんように むすめ」のデコメール。

     
             □ スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
      (Souvenir de la Malmaison/B/1843/J.Beluze/France)

     
              □ クイーン・オブ・スウェーデン
        (Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England) 

◇ 午前中のテレビで、脳科学者の茂木健一郎さんが面白い話をしていました。

     現代人はどうしても「前のめりの生き方」になってしまう
     朝「ブログ」に向かって「昨日のこと」を思い出すのはいいことですよ
     それで脳の「感情」と「記憶」の中枢のバランスが取れます
     「学ぶ」意識と「正解のないこと」でも「選ぶ」行為が大切です

  断片的ですが、そういった内容だったと思います。
  「五感を総動員」して、毎日「良かった探し」をするつもりです。

     
                  □ ハーロウ・カー
          (Harlow Carr/S/2004/D.Austin/England)

     
               □ ガートルード・ジェキル
         (Gertrude Jekyll/S/1986/D.Austin/England)

◇ 夏至を過ぎて、これからは昼の長さが、夜にそれを譲る番です。
  庭の花が終わってしまうと、ほとんど水遣りだけの真夏の到来となります。
  例年通り、私の「読書の夏」の始まりです。

     
             □ セイヨウアジサイ「アナベル」

   
   (una poesia di oggi)

       山の木の 葉音さやかや 夏至の雨  鷲谷七菜子

     
           □ 読んでみたい本を読むだけです。
             数ページ読んで面白くなかったら、
             途中でその本を読むのを止めます。  
             もちろん、この三冊は読破します。
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明日に架ける薔薇

2009年06月20日 22時59分50秒 | 芒種
                  □ ドミニク・ロワゾー
           (Dominique Loiseau/S/2003/Delbard/France)
             大好きなクチナシにも通じる趣き、二番花。

◇ 一ケ月前は当然のように、庭を埋め尽くすように咲いていた薔薇。
  この頃はポツリポツリとでも、取りあえず明日へと咲きつないで。
  朝の薔薇が、とても爽やかに感じられる季節。
  このところの空梅雨、連日むしむしする真夏日に、薔薇は心の清涼剤。

     
                  □ ヘリテージ
           (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
           朝日を浴びて、この時刻はまだ涼しげ。

     
                □ グラミス・キャッスル
         (Glamis Castle/S/1992/D.Austin/England)
            一番花が極端に少なく、心配しました。
          剪定後の二番花で、妖艶な彩りを楽しめます。

       
                 □ パット・オースチン
           (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
               グラミス・キャッスルの斜め横。
            朝日には、オレンジ色が一段と映えます。

◇ 二番花をつける品種は限られても、それぞれにまるで意思があるかのよう。
  梅雨の季節の緑深まる庭の中、思い思いのスタイルで美を競うでもなく。
  豪華に薔薇の咲き誇る光景は、永遠の憧れ、ため息混じり。
  遠慮がちに「お茶をどうぞ」そんな一輪、数輪は、手に届きそうな憧れです。

     
              □ クイーン・オブ・スウェーデン
        (Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England)
          生育旺盛で直立性の薔薇、二番花もうすぐ。

     
                 □ L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite/S/1988/D.Austin/England)
      生育旺盛さでは負けていない、典型的なシュラブ・ローズ。

     
               □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude the Obscure/S/1995/D.Austin/England)
         生育旺盛で、横張性がやや強いシュラブです。
             山吹色とでもいうのでしょうか。
               枇杷の実の色みたいで、
              この季節によく似合います。
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バラ、蕾から花へ

2009年06月19日 22時47分15秒 | 芒種
                   □ メアリー・ローズ
            (Mary Rose/S/1983/D.Austin/England)
            二番花、黄色いシベがチャーミング・ポイント。

◇ バラの開花が、いよいよ少なくなってきました。
  蒸し暑い真夏日を予感してか、朝日を浴びてバラがはこじんまりと咲きます。
  夕方の蕾が翌朝の開花、目まぐるしいくらいにやや賑って、やがて寂しき…。
  日曜日から梅雨本番になるとの予報、バラは今月いっぱいで一休みでしょう。

     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
          けさ咲いたばかりでも、夕方には痛みます。

     
                  □ ヘリテージ
          (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
             二番花も、典型的なカップ咲き。

     
              □ ジャクリーヌ・デュ・プレ
       (Jacqueline du Pré/S/1988/Harkness/England)
              二番花、たくさん咲いています。
             一番花の三分の二程度の広がりで、
             その分、黄色いしべが目を惹きます。

     
               □ シャルロット オースチン
         (Charlotte Austin/S/1993/D.Austin/England)
              2009年6月19日6時39分のバラ。
               夕方には、散っていました。

      
             □ 苺一絵、ちいさい苺の実です。
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バラ、花持ちが短くなりました。

2009年06月18日 22時25分35秒 | 芒種
                 □ シャルロット オースチン
           (Charlotte Austin/S/1993/D.Austin/England)
              こちらは花持ちの良いバラの代表です。

◇ 今日は曇り空で蒸し暑い一日、雨が降りません。
  バラの花にとっては、だんだんと過酷な環境になってきました。
  朝きれいに咲いていたのに、夕方帰宅したら傷みが激しい、そんな状況です。
  朝もう十分早起きして、せっかく咲いたバラの花を撮影しようと思います。

     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
             朝きれいに咲いていましたのに…。
             夕方、何と花殻摘みになるとは…。

     
              □ レオナルド・ダ・ヴィンチ
        (Léonardo de Vinci/F/1993/Meilland/France)
        花数は少ないのですが、二番花が咲き始めました。

     
         □ この時季の二番花の特徴…花びらの傷み。

◇ そろそろ庭のバラも、花が絶えるかと思ってました。
  ところが不思議なもので、二番花の蕾が日に日に膨らんで色づいてきました。
  主役は譲らないとばかりに、真っ赤なバラはずっと咲き続けています。
  他のバラたちは皆わが道を行く、この時季ならではの庭の彩りでしょう。

     
                  □ ノック・アウト
           (Knock Out/F/1999/J.W.Radler/USA)
            一番花、二番花が混じり合っています。

     
            □ 収拾がつかなくなるほどでもなく、
              こじんまりとまとまって咲きます。

              うちを訪ねて来た方々は、
              皆が目を奪われて、眼がごろごろ。。。
              しているわけありませんが…。
              こんなにずっと鮮やかに咲き続けて、
              見ていて飽きない花を知りません。

     
                □ メアリー・ローズ
          (Mary Rose/S/1983/D.Austin/England)
          二番花がひょっこり、明日の開花でしょう。

     
             □ クイーン・オブ・スウェーデン
        (Queen of Sweden/S/2004/D.Austin/England)
               まっすぐに伸びます、二番花。

     
                □ ドミニク・ロワゾー
         (Dominique Loiseau/S/2003/Delbard/France)
          期待の二番花は「房々々咲き」くらいでしょうか。
               急に蕾が色づいてきました。
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バラ、来シーズンの花咲かシュートさん

2009年06月17日 21時55分50秒 | 芒種
          □ この時季の風の色を映しているような花たち。

   
   (una poesia di oggi)
        六月を 綺麗な風の 吹くことよ    正岡子規

     
          □ バラらしく、葉っぱの色も2種類以上。

   
   (una poesia di oggi)
        心よき 青葉の風や 旅姿       正岡子規

◇ 六月も後半、梅雨入りしたものの雨が降りません。
  バラの花の数も、次第に少なくなりました。
  でも気がつけば、新しいシュートがいたる所に見られます。
  これは来シーズンに花をつける、大事な大切なバラの枝なのです。

     
                  □ ヘリテージ
          (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
           アイスバーグの流れをくむカップ咲き。

     
             □ 株元には新しいシュート…。
               着々と「準備」が進んでいます。

     
              □ シャルロット オースチン
        (Charlotte Austin/S/1993/D.Austin/England)
           形の整った二番花、うれしいものです。

     
           □ こちらは、目新しいシュートが2本。

     
                               2009年5月23日            
            □ ジュビリー・セレブレーション
       (Jubilee Celebration/S/2002/D.Austin/England)
              二番花は、まだ先のようです。

     
              □ この一帯は、涼しげです。

   
   (una poesia di oggi)
        紫陽花に 重たき朝日 夕日哉     中川乙由


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花、六月

2009年06月16日 23時10分33秒 | 芒種
                □ 百合の大輪が咲きました。

     
          □ けさ、ゆるやかに咲き始めていました。
   
   (una poesia di oggi)
        六月や 川音高き 思川     後藤夜半

     
               □ 色を濃くする紫陽花
   
   (una poesia di oggi)
        紫陽花の 浅黄のまゝの月夜かな    鈴木花蓑

     
              □ こちらも、仄かなともし火
   
   (una poesia di oggi)
        あけがたや 額の咲くより 空ひくゝ  石橋秀野
 
     
                □ L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite/S/1988/D.Austin/England)
   
   (una poesia di oggi)
        空梅雨の 日輪病みて 鶏鳴けり   高橋淡路女

     
              □ シャルロット オースチン
        (Charlotte Austin/S/1993/D.Austin/England)
                少しずつ、咲き進んでいました。
   
   (una poesia di oggi)
        もの思へば 沢のほたるも わが身より
          あくがれ出づる たまかとぞ見る  和泉式部

     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
          地植えにして、生長著しい株になりました。
   
   (una poesia di oggi)
        芒種とふ こころに播かん 種子もがな 能村登四郎

     
                 □ ヘリテージ
          (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
              あくまでも、じっくりと…。
   
   (una poesia di oggi)
        かすかにも 顔明りあり 五月闇    鈴木花蓑

     
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude the Obscure/S/1995/D.Austin/England)
          まんまるカップ咲き、梅雨の時季の二番花。
   
   (una poesia di oggi)
        夏は夜。
        月のころはさらなり、
        闇もなほ、
        蛍のおほく飛びちがひたる。
        また、ただ一つ二つなど、
        ほのかにうち光りて行くもをかし。
        雨など降るもをかし。
                        清少納言 枕草子

     
               □ レディ・オブ・メギンチ
        (Lady of Megginch/S/2006/D.Austin/England) 
   
   (una poesia di oggi)
        時の日の 花鬱々と 花時計       下村ひろし

               □ 体調を崩しやすい季節です。
                 皆さん、お身体にお気をつけ下さい。
      
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バラ ~ 楽しい趣味の世界も出会いから ~

2009年06月15日 22時21分28秒 | 芒種
                 □ シャルロット オースチン
           (Charlotte Austin/S/1993/D.Austin/England)
             二番花、次はこの黄色い花の出番です。
             ブログ上は、毎日変わり映えしないバラ。
             庭では少しずつ、咲く花が動いています。

◇ 紫外線が一番強いのが、この六月と聞いたことがあります。
  確かに、太陽の南中高度が最も高い「夏至」(今年は21日)を含みます。
  では旧暦六月をなぜ「水無月」と称したのか、よくは存じ上げません。
  梅雨なのに水が無いなんて、水は雨水とは限らないということなのでしょう。

     
         □ オールド・ローズのすごいシュートの手前。
           とても愛らしい紫陽花、鮮やかな赤です。

◇ その点「ジューン・ブライド」(June bride)の方が、わかりやすいようです。
  英語の「ジューン」(June)は、ローマ神話の女神「ユノ」(Juno)に由来します。
  この神は「家庭」の女神で「結婚」の女神、幸せをもたらす愛の女神なのです。
  6月に結婚式を挙げると幸せになれるとの言い伝え、ここから来ています。

     
               □ レディ・オブ・メギンチ
        (Lady of Megginch/S/2006/D.Austin/England)
          二番花は、一番花よりも花びらが少なめ。
           その分、色が濃くて、それも魅力です。

     
               □ ハッピートレイルズ
       (Happy Trails/Min/1992/Jackson & Perkins/USA)
          一度終わって、次の蕾が開花、二番花。

◇ ジュノー、イモータル・ジュノーと、バラにも名前を留めています。
  私は栽培していませんが、どなたか楽しんでいらしたのを記憶しています。
  母音で終わる名前は、われわれ日本人には耳に心地好いものがあります。
  彼の地では、こんなバラたちも、今がその真っ盛りのはずです。

     
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude the Obscure/S/1995/D.Austin/England)

     
        □ うちの庭で一二を争う、枝の花の広がりです。

◇ 読書していてよく思います、ホントの × ⇒ 本との出会い ○
  星の数ほど本があって、限られた出会い、良い本にめぐり合いたいもの。
  趣味の世界もそうです、バラの楽しみも、ほんのちょっとしたきっかけから。
  読書、音楽、バラ、一生の友達、すべて出会いから始まりました。

             
                   □ ミニバラ…。

     
               □ アンブリッジ・ローズ
         (Ambridge Rose/S/1990/D.Austin/England) 
           花びらの数が少なく、姿、形も崩れる…。
           高温多湿の日本、二番花の宿命でしょう。
           それでバラの花の値打ちが下がるとは、
               私は決して思いません。 

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バラ、二番花に敬意を表して。

2009年06月14日 22時22分00秒 | 芒種
         □ ノック・アウト(Knock Out/F/1999/J.W.Radler/USA)
             花の終りのピンク色を剪定したのちです。

◇ バラの一番花が、狭い庭に乱舞してまだ三週間あまり。
  六月に入って、あちらこちらにバラの二番花が開花しはじめました。
  先月は一季咲きのオールド・ローズが混じってましたので、豪華絢爛なさま。
  気温と湿度と日照等の環境が違いますが、二番花も十分にゆかしい姿です。

     
                □ L.D.ブレスウェイト
         (L.D.Braithwaite/S/1988/D.Austin/England)
            日曜日の午後、東側は半日陰です。
           向かって右側、アナベルが開花直前…。

     
        □ カップ咲きからクォーター・ロゼット咲きへ。
            二番花は、やや濃いめの色です。
          一つ上(↑)の画像が、実物に近い色です。

◇ バラの一番花は、こちらの期待と不安が拮抗する中を自信満々に咲きます。
  それは私には、優雅で、ときに眩しいくらい華麗にさえ感じられます。
  でも二番花は、一番花のそんな華やかな様子を経験しているからでしょうか。
  あくまで密度の濃い、その成長した花の姿には品格さえ漂うように思えます。

     
               □ レディ・オブ・メギンチ
        (Lady of Megginch/S/2006/D.Austin/England)
         こちらはさっぱりと、始まりは中輪のカップ咲き。

     

     
         □ このバラの葉っぱは、「七枚葉」です(左下)。
           一番花を剪定した跡、わかりにくいでしょうが…。
           茎の途中、初々しいシュートの先に蕾(右上下)。

     
     □ 今シーズン終了後、リビングの横に地植えの予定です。

◇ 梅雨に入って、連日の夏日の中を、日替わりで咲いてくれる二番花たち。
  真っ赤な半八重、緋色にも見える真紅のクォーター・ロゼット咲き、
  深いローズ・ピンク、オレンジ、そしてミディアム・イエローのカップ咲き。
  狭い庭のごく一角でも、どこか上品に見えるのが不思議(自画自賛)です。

     
                □ パット・オースチン
          (Pat Austin/S/1995/D.Austin/England)
            この二番花は、蕾も充実しています。
              印象的な深いオレンジ色です。

◇ 私みたいなところにこうして咲いて「良かった探し」も不要なくらいです。
  毎日毎日、咲いたバラを載せ続けることにしています(敬意を表して…)。
  バラが咲いてゆとりが生まれ、余裕のある心でバラに接することができます。
  そんな相乗効果を、今シーズンになってから、この二番花に感じています。

     
              □ ジュード・ジ・オブスキュア
        (Jude The Obscure/S/1995/D.Austin/England)
        三年目、生育旺盛な品種、勢いを感じる広がりです。

     
          □ 爽やかさを感じさせるカップ咲きです。

     
                   □ ヘリテージ
           (Heritage/S/1984/D.Austin/England)
         こちらも一番花とは装いを新たな色、二番花の蕾。
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