折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

そろそろバラの冬作業を始めなければ…

2024年12月20日 19時55分31秒 | 大雪

◇ 今年も早いものであと10日余り、12月に入って師走らしい寒い日が続いていますが、明日は二十四節気の冬至です。

  「とうじ」という言葉の響きを聞くだけでも、この時季らしさが十分に感じられますが、バラ栽培から見ると冬作業開始の通知のようなものです。

  庭のバラは地植えも鉢植えも、蕾が見えたり開花の途中の株がまだいくつかありますが、そろそろ順番に誘引・剪定などをしていきたいと思います。

  それに加えて今シーズンは常緑性のクレマチスが、予想を超えてぐんぐん伸長して行きましたので、その誘引にかなり頭を悩ますことになりそうです。

 

                                2024年12月20日

□ 12月に入って、ぐっと冷え込むようになってからも次々に咲いています。

 

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

雪のように真っ白な花が毎朝見られます。

 

□ まだまだ咲き続けるようですし、花持ちが超が付くほど長いです。

 

□ レッチフィールド・エンジェル

(Lichfield Angel S 2006 D.Austin England)

白バラですが、冬の蕾はピンク、よくあることです。

この鉢植えは、そろそろ用土替えして冬剪定(強剪定)する頃です。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

同じ株なので当たり前ですが、11月から同じような花をずっと咲き継いでいます。

 

□ バラのつる枝に、右側から常緑性のクレマチス「アップル・ブロッサム」が迫っています。

 

□ 主に夏の間、みずみずしい葉がわんさか広がりました。

かなり枝垂れていますので、アーチにからませてあげたいと思っています。

開花は、毎年桜の花の咲く頃です(3月下旬~4月上旬)。

 

何年も前で恐縮ですが、2018年4月の花の様子です。

↓  ↓  ↓

                                    2018年4月1日

□  クレマチス アーマンディ系 アップル・ブロッサム

(Clematis armandii 'Apple Blossom')

庭の花の春は、クリスマスローズに始まって、このクレマチスが咲いて、バラの花へと続きます。

 

□ 12月17日が、今年最後のピアノレッスンの日でした。

次の新しい課題曲は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「悲愴」です。

まず、その第2楽章に取り組む(≒楽しむ)ことになりました。

この1年くらい、ずっと目標にしようと思っていた曲です。

 

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冬のバラらしさが漂います

2024年12月10日 16時10分29秒 | 大雪

◇ 久しぶりのブログ更新ですが、先週末土曜日(12月7日)には故郷で高校の(同級生の)同窓会が開催されてまして、ワクワク・ドキドキ気分で出かけました。

  100名以上の出席者で賑わいまして、高校卒業以来何十年ぶりの再会とか、面と向かって話となるともっと遡るとか、ずっと歓声を上げ続けたひとときでした。

  散会してからもいつまでも心の奥底に余韻が残っている感じ、これが最後の集まりと聞かされていても、お願いだからもう一度だけでも…そんな気分なのです。

  高校生時代ははるかな昔でも、それまでの時の流れが一気に巻き戻されて、何物にも代えがたい、かけがえのない幸せなときが目の前に広がったのでした。

  

                                2024年12月10日

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

これまでも12月までよく咲き続けるバラでした。

今年は開花数は少ないのですが、ちらほら見られます。

 

                                    12月10日

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

こちらも冬のバラらしさが漂います。

つるバラは、できたら12月中に蔓の誘引・剪定を終わらせたいと思います。

 

◇ 今年のバラのシーズンもそろそろお仕舞いですが、長かった夏の猛暑の影響にいろいろと痛めつけられた、そんなシーズンだったと思います。

  真夏の猛暑の中で枯れてしまう株が5、6株にのぼりましたが、こんなことは初めてで、管理もよくなかったのでしょうが、それだけではないような…。

  あと、秋の返り咲きの花の数が極端に少なくて、いつも暑い夏のあとにしっとりとした花で心を癒されていたのが、ほとんどそうはならず、意気消沈でした。

  バラの来シーズンは立て直しの一年、数年前までのように、春夏の華やいだ光景、秋冬のしっとりとした佇まいが目の前に広がる庭を復活させたいと思います。

 

                                   12月10日

□ 秋の返り咲きのバラは少ないのですが、

この株だけは11月からずっと咲き継いでいます。

 

                                    12月4日

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

 

                                    11月10日

□ 一か月前で恐縮ですが、よく似たピンクの花が咲いていました。

 

                                    11月9日

□ ブリリアント・ピンク・アイスバーグ

(Brilliant Pink Iceberg F 1995 L.Weatherly Australia)

愛らしいナチュラルなピンクの半八重のバラ、お好みなんですけど…。

 

                                    12月10日

□ デインティ・ベス(デンティ・ベス)

(Dainty Bess HT 1925 W.Archer England)

1年目で地植えにして枯らしてしまいましたので、もう一度今度は鉢植えでトライしてみます。

 

□ ルーティン化しているピアノ練習♪なんですが、

秋からず~~っと、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」です。

私にはなかなか難しくてなどと、同じことを何度もつぶやいていますが、

ホント、難しくて弾きこなせません。

 

□ 今年はずっとクラシック曲を続けて来ましたので、

目先を変えて、同時にこんな曲も練習したいと思ったりします。

(前から弾いてみたかったものですから…)

 

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もう咲き切れない真冬のバラに代わって ~ 今年咲いた庭のバラ(その2) ~

2022年12月21日 19時55分15秒 | 大雪

◇ 今日は午前中から冷たい雨、この時季にしては珍しい、やや本降りの雨となりました。

  傘をさしてのバス待ちの停留所で、荒井(松任谷)由実さんの「12月の雨」(1974年)を思い出していました … 時はいつの日にも、親切な友達♪

  今日はピアノ教室の日、課題曲の「ルージュの伝言」も少しは弾けるようになり、オッフェンバックの「ホフマンの舟歌」に取り組み中(まだまだ…)。

  バラはピンクのアンジェラも花が開き切ったままで、何となく時が止まったような雰囲気、今回も今年咲いたバラの花の振り返りです。

 

※ 冒頭の画像を除いて、今回も今咲いている花ではありません。

 

                                2022年12月20日

□ アンジェラ

(Angela F 1984 W.Kordes Germany)

何だかずいぶん前からこんな感じで咲いていたような気がするくらい、数日の間変わらない様子です。

 

                                    5月25日

□ 今年の一番花です。クライミングとしては仕立てていないですが、とにかくよく咲きます。

 

                                        5月7日

□ 今回は赤いバラと白いバラの回想ですが、2種類の赤いバラが咲いていました。

テス・オブ・ザ・ダーバービルズ(左)とダーシー・バッセル(右)です。

 

                                     5月5日

□ テス・オブ・ザ・ダーバービルズ

(Tess of The D'urbervilles S 1998 D.Austin England)

深紅のバラですが、思ったより明るい色という印象が残っています。

来シーズンからは、つるバラとして栽培したいと思っています。

 

                                     5月6日

□  ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D.Austin England)

一番花は明るい色に写っていますが、実際はもっと深みのあるクリムズンだと思います。

数年前の地植えの株もありますが、この花はその挿し木苗(3年目)です。

 

                           5月8日

□ 庭で最も濃い深紅のバラも時折咲いていました。

 

                                    5月10日

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

華やかというより豪勢な感じのする大輪の花です。

 

                                       5月18日

□ 白バラと言えば、このスプレー咲きの中輪の花がたくさん咲いて、とても賑やかでした。

 

                                    5月15日

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

咲き始めの花びらにはかすかにピンクが差して、やわらかな雰囲気を醸し出しています。

 

                                    5月19日

□ 半八重の白い花びらに黄色いしべがとても印象的なオールドローズです。

 

□ アルバ・セミプレナ

(Alba Semi-plena A before 16th century)

 

 

                                     5月4日

□ 咲き始めはレモンイエローで、咲き進むに連れてクリーミーホワイトに変わり…

 

                                    5月20日

□  クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

最後には、ほとんどホワイトの花びらになります。

来シーズンは、つるバラとして育てたいと思っています。

 

                                     5月3日

□ 半八重の白いバラ、愛らしいしべがチャームポイントです。

 

                                    5月22日

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

しべの色も朝方と午後からでは微妙に変化して行きます。

 

※ 今回は、今年咲いた一番花のうち、赤いバラと白いバラを載せています。

 

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もう咲き切れない真冬のバラに代わって ~ 今年咲いた庭のバラ(その1) ~

2022年12月20日 19時56分09秒 | 大雪

◇ ここ数日はこちら九州でも真冬の天気が続いていますが、けさはとうとう氷点下の気温(-0.1度ですが…)となったようです。

  海辺の温暖な当地ですが、先日は初雪もちらりと降っていましたし、週間天気予報では23日(金)も雪マークがついています。

  庭ではほとんどすべての植物が休眠モード、今月開き始めていた真冬のバラの花も、もうきっと咲き切れないでしょう。

  バラの他には咲いている花もありませんので、今年庭を飾ってくれたバラの花たちを思い出してみることにしました。

 

                                2022年12月20日

□  ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

この秋ずっと返り咲きが見られたバフイエローのバラですが、このまま咲き切れないようです。

このあとは、今年の春の一番花のうち、ピンク系統のバラを回想します。

 

※ すべて、今咲いているバラではありません。

 

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                                       4月28日

□ オリビア・ローズ・オースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

 

 □ ソフトピンクのカップ型の花は、いつも開花は庭で一番乗りです。

美しく魅力あふれるバラ、挿し木苗もよく育っています。

 

                                    5月18日

□ ジ・エンシェント・マリナー

 (The Ancient Mariner S 2015 D. Austin England)

とても花びらの数が多い、美しいピンクのバラです。

 

                                       5月10日

□ 2種類のピンクのバラが仲良く咲き誇っていました。

ウィズレー 2008(左)とガートルード・ジェキル(右)です。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

ソフトピンクの優しい花の色、次々によく咲いてくれます。

 

                                       5月15日

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

ピンクの大輪、とても芳しい花が咲きます。

リビングの窓を開けると、この花の香りが漂います。

 

                                       5月16日

□ スカボロ・フェア

(Scarborough Fair S 2004 D.Austin England)

春の一番花はいつもより早めに咲き誇りました。

 

                                    5月25日

□ ところが、必ず咲かせていた秋の返り咲きの花が、今年は全く見られませんでした。

 

                                     5月8日

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

咲き始めはアプリコットピンク、咲き進むとソフトピンクの花の色に変わります。

お気に入りのバラですから、リビングの私の座席からよく見える所に植えています。

 

                                       5月15日

□ ピュアなピンクの中輪の花、とてもよく咲き続けます。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

このバラも秋の返り咲きが全くなくて、少し寂しい思いをしました。

来年の5月を楽しみに待つことにします。

 

                                           5月8日

□ 庭に地植えしてから、早や15年が経ちました。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

美しいソフトピンクの花、辺りが上品な香りに包まれます。

 

□ この株も地植えして15年以上、庭で一番大きなシュラブに育ちました。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

いつもは遅咲きのバラですが、5月の上旬には咲き始めていました。

 

このようにピンク系統のバラの花といっても、それぞれに個性的で味わいのある花の色です。

 

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ようやく始めたバラの冬作業

2019年12月21日 20時27分58秒 | 大雪

◇ 今年もあと10日あまりとなりましたが、クリスマスそして大みそかと、いつものようにあっという間にかけ抜けてしまいそうな、まさに年の瀬です。

  数日前は11月の頃の陽気に逆戻りしたような暖かい日がありましたが、週末はこの時季らしい寒い日が続いて、明日は一段と寒くなりそう、しかも雨予報となっています。

  そんな訳で明日の日曜日は庭仕事ができそうにありませんので、今日のところは地植えの木立バラの剪定を中心に、久しぶりに剪定バサミを握りっぱなしの半日でした。

  それはそうと、遠い中東の国で暮す娘家族が30日に帰国することになり、元日にこちらに帰省する予定で、童謡「お正月」の歌のように指折り数えて待っている毎日です。

 

□ いかにも寒々しいような、12月の庭の彩りですね。

1週間前までは青々としていたホスタの枯れ葉、それで季節がわかります。

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

バラは今シーズン最終の花となったものばかりです。 

 

□  ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

一輪だけ1週間くらい静かに咲き続けていました。

 

□ まだ蕾も見られますが、そろそろ切り花にするつもりです。

 

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D.Austin England)

もう10年以上、晩秋まで咲き続けてくれるバラの花です。

穏やかなライラック・ピンクの花の色、気に入っています。

 

□ 庭で晩秋から初冬のバラと言えば、このピンクの大輪です。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

年明けまで咲き続けるこのバラの木立が、冬剪定の最終となります。

今回は1月までには剪定を終える予定です。

 

□ 今日はたとえばこんなバラの株を剪定してみました。

 

□ ティー・クリッパー

(Tea Clipper S 2006 D.Austin England)

全体を2分の1くらいの背丈に剪定しました。

1月にもう少し背丈を低く剪定するかもしれません。

 

                                             2019年5月17日

□ こちらは5月の一番花の様子、みずみずしいアプリコットの花色です。

 

□ このシュートは、2mをはるかに超えていました。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

全体的にはこれも2分の1程度の剪定ですが、

もう少し低く剪定しなおすことになるでしょう。

二番花以降、あまりに高いところで咲いていましたから…。

 

                                             2019年5月17日

□ エグランタインの5月の一番花の様子です。

ソフトピンクの大輪の花咲く、来年の5月を楽しみにしています。

 

□ もうすぐクリスマス、グリューワインのカップです。

 グリューワインはそうそう飲んだりできませんので、

コーヒーをこうしたクリスマス・バージョンのカップで楽しんでいます。

 

 

□ 娘家族が昨年ドイツのライプツィヒのクリスマス・マーケットで買って来てくれたものです。

 

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冷たい北寄りの風が強く吹いても ~ 12月のバラ ~

2019年12月12日 20時32分32秒 | 大雪

◇ 師走になると追い立てられる気分が強くなるのか、毎年この頃にはいつも不思議なくらいぼやいている気がします。

  「ああ、12月ももう12日になった。年内に○×だけはやっておこうと思っていたのに…」とか。

  ぼやく暇があるくらいなら、まずは一歩踏み出すことこそが大事で、空き時間に少しでも手足さえ動かしていたら、いつの間にか終わっていた…よくあることです。

  さて、その「○×」の部分は、たとえば「バラの株の植え替え」(鉢植え→地植え)なのですが、暖かくなるとの予報の今週末からでも、ボチボチ始めることにします。

 

                                                     2019年12月12日

□ ダーシー・バッセル

(Darcy Bussell S 2006 D. Austin England)

花の赤と葉の緑、ここだけはクリスマスの彩りの趣が感じられる気がします。

 

□ 晩秋らしさの漂うピンクのバラも、さすがにお仕舞いのようです。

バックの緑は、常緑性のクレマチス「アップル・ブロッサム」のアーチです。

 

                                             2018年3月29日

□ クレマチス・アーマンディ「アップル・ブロッサム」

(Clematis armandii 'Apple Blossom')

春、桜の花の咲く頃に、アーチは淡いピンクの花がこぼれます。

※ この画像は、今の様子ではありません。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

それにしても、師走の空はどこまでも晴れ渡っていました。

 

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

どんよりとした曇りの日が多かったせいか、バラのピンクが青空に映える気がします。

 

  

□ いつの間にか、日本水仙の花が咲いていました。

 

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今年のバラのシーズンも終了です。

2016年12月18日 20時10分58秒 | 大雪

◇ ここ数日冬晴れの毎日が続いていますが、朝の冷え込みがこの地にしては厳しいものですから、午前中は日が照っても庭ではどこか空気の冷たさを感じました。

  それでも明日月曜日から木曜日まではかなり気温が上がって11月の陽気に戻るとか、ここまで押し迫っても今年の12月は暖かめの陽気の日が多いようです。

  庭のバラの花もいよいよ最終盤(という程の返り咲きではなかったのですが)、来週末からはつるバラの誘引を筆頭にバラの冬作業が始まることになります。

  バラの開花は風薫る5月の頃、暦では今より最も遠い対角の位置関係にありますが、毎年あっという間に冬が過ぎ春が来て、5月までなど「ああっという間」です。

 

□ 玄関先の白バラも(蕾はピンクですが)開花のペースが鈍りました。

 

□ アイスバーグ

(Iceberg F 1958 R.Kordes Germany)

来週は蕾は切り花にして花瓶に差すことにします。

 

□ このピンクのバラも同じような様子の花が目立ちます。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin)

暖かくなる週の半ばには開花しそうです。

 

□ ジュード・ジ・オブスキュア

(Jude the Obscure S 1995 D.Austin England)

夏によく開花する花ですが、冬場は咲ききれないのでしょうか。

 

□ さて、日曜日の午後、孫のつーくん(2か月)がやってきました。

すくすくと育っていまして、生まれた時の2倍の体重だそうです。

 

                                 12月18日17時30分

□ 夕方、真っ赤に染まる夕焼けが見られました。

 

□ 昨日12月17日、午前中はうっすらと雪化粧の由布岳でした。

 

□ その帰りの大分自動車道で、夕映えの由布岳です。

 

□ ピンクに染まる幻想的な山容、久しぶりに見たような気がします。

 

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そのお花は…

2016年12月11日 17時52分30秒 | 大雪

◇ 真っ青に晴れ上がった冬空の下、先日買い求めたビオラを鉢に植え替えたり、購入したことすらすっかり忘れていた(!?)チューリップの球根をようやく植え付けました。

  『じいじ、そのお花は葉っぱが出てる数だけ咲くお花でしょ?』 ガーデンシクラメンのポット苗をLINE経由で見た孫娘のKちゃん(5歳3か月)から、声の便りがありました。

  毎週日曜日の朝はEテレ「趣味の園芸」の放映を見ているらしく、さすがにシクラメンの花の特性も知っているんだなあと、手前味噌で恐縮ですが感心しました。

  もうすぐクリスマスの頃に帰省して来ますので、何か記念の花を植えようかと思っていましたが、ガーデンシクラメンをこじんまりと地植えすることにしましょう。

 

□ 今日はこのとおり澄み切った青空の広がる日曜日でした。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

12月のバラの花、この株だけは蕾が着実に開花しています。

 

□ ブラッシュ・ノワゼット

(Blush Noisette N 1814 P.Noisette USA)

季節はもう進んでいますが、小春日和を思わせるような日差しの明るさでした。

バラの蕾がローズマリーに絡んでいる状態でした。 

 

□ 一週間越しでようやくビオラの鉢植えができあがりました。

 

□ 取りあえずは、好みの彩りの花を求めることができました。

 

□ もう何年も前から、パンジーよりもビオラを求めています。

 

□ ビオラにしてはやや大きめの花、これもビオラです。

 

□ 2月以降、暖かくなったら一株でも花がびっしり咲くはずです。

 

□ 孫娘のKちゃんといっしょに、こんなガーデンシクラメンを植えることにします。

 

□ 今日は本当に好いお天気、見上げると天高く東へ向かう飛行機雲。

この時刻で調べたら、中国東方航空「上海発カナダ・バンクーバー行き」のようでした。

 

□ Merry Christmas!

 

□ ドレスデンのクリスマスカードです。

Frohe Weihnachten!

 

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あの空の向こうに ~ ドイツ・オーストリア 冬の旅 ⑥ ~

2014年12月21日 18時58分17秒 | 大雪

◇ 今回のドイツ・オーストリアの旅も、残すところはザルツブルクを発ってウィーンへ向かうのみとなりました。

  ザルツブルク・ウィーン間はバスで約300km、途中昼食休憩も含めて二度の下車観光があって、しかも見どころの結構あるところばかりでした。

  午前中はザルツカンマーグートの湖畔の街、ザンクト・ヴォルフガンクを散策、午後はシュタイヤーという街の隣の村、クリスキンドルの教会とクリスマス郵便局で昼食休憩。

  ザルツカンマーグートの大自然を垣間見たあとで、緑の牧草地帯をひたすら東へ、ちょっとだけ青空がのぞいた時間帯もあって、味わい深い冬の旅となりました。

  

 

                                                       2014年12月4日

□ ヴォルフガング湖、朝方の霧が晴れて湖面には山や湖畔の街が逆さに映ります。

この日もザルツブルクからしばらくは、濃霧の中を走りました。

 

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□ 途中、オーベンドルフという村を通過しました。

「きよしこの夜」が生まれた村という解説中に、車窓から撮ったものです。

この教会そのものがゆかりの地であるかどうかは、よくわかりません。

 

□ 運転手さんは湖が見えると言ってましたが(もちろんドイツ語で…)、

こんな濃霧では、はっきりしませんでした。

 

□ 少し走ると、シャーフベルク山(左)が見えて来ました。

 

□ 霧も晴れてきて、湖畔にはザンクト・ヴォルフガングの街が見え始めました。

 

□ 少し見る方角が違いますが、映画「サウンド・オブ・ミュージック」(1964)で

映し出された風景に似た景色のような気がしました。

(たとえば、マリア先生とトラップ家の子ども達が、ボートからドボ~ンと落ちる場面)

 

□ 行く手には、遠くアルプスの山々も少しだけ見えていました。

 

□ 湖面に映る逆さの山々、首を逆にひねって眺めて見たりしてました。

 

□ 湖を半分回り込むようにして、ザンクト・ヴォルフガングに向かいました。

 

□ ザンクト・ヴォルフガングの街の様子です。

 

□ ここを背景に、皆が記念のツーショットを撮っていました。

 

□ 風がほとんどなくて、きーんと冷え切った空気だけ。

湖畔の冬景色がこれだけ美しいのだから、夏はさぞかしと思いました。

 

□ 晴れたら遠くのアルプスの山々も見えたことでしょう。

ここを背景に、同行の方々とも記念写真を撮りました。

 

  

□ ホテル「イム・ヴァイセン・レッスル」(白馬亭にて)

同名のオペレッタの舞台となったそうです。

 

□ この街のクリスマスの飾りつけも素敵でした。

 

□ お手製の長靴もユーモラスでした。

 

□ 振り返ると教会が…。

 

□ ザンクト・ヴォルフガングをあとに、トラウン川沿いを走りました。

護岸工事の跡など、もちろんありません。

 

□ トラウン湖、冬の湖は寒々と…。

 

□ ここも晴れたらそれだけで美しいでしょうね。

 

□ ザルツカンマングートを抜けると、こうした風景がしばらく続きます。

 

□ のんびりとした風情のあるところで昼食休憩でした。

 

  

□ 川沿いに街が広がる、のどかな感じのするところでした。

 

□ クリスマス郵便局とレストランの入り口です。

出店のお嬢さんが寒い中で一人で頑張ってました。

 

  

□ 記念にスタンプを押してもらったり、この郵便局から絵葉書を送ったり。

(右は自宅宛のもの、帰国してから届きました)

 

  

  

□ この食事も、とてもおいしくいただけました。

 

□ クリスキンドルの巡礼教会、教会は上半分しか写っていませんが…。

 

  

□ 内装もとても美しく、クリスマス・シーズンは巡礼者が多くなるとのことでした。

 

□ クリスキンドルをあとにして、この辺りはどこでしたか。

オーストリアの川は、いずこも豊かに流れていました。

 

□ ここも中世の風情ある街並みでした。

 

□ ウィーンへひた走るバスの車窓から。

午後3時半ともなると、少しずつ暗くなります。

 

□ 途中、メルク修道院(世界遺産)が望めました。

のんびりとした旅の一日、

この夜ウィーンに到着しましたが、それは次回の更新に譲ります。

 

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あの空の向こうに ~ ドイツ・オーストリア 冬の旅 ⑤ ~

2014年12月18日 21時45分38秒 | 大雪

◇  モーツァルト(1756-91)が生まれ育った地、そのモーツァルトを記念したザルツブルク音楽祭、映画「サウンド・オブ・ミュージック」(1964)の舞台であり、ロケ地…。

  音楽好きで映画ファンにはこたえられないこのオーストリアの古都は、これまで長い間、ウィーンとともに私の憧れの中心の地であり続けてきました。

  クラシック音楽の作曲家では、中高生の頃からのお友達であり続けたのがモーツァルト、その生誕の地にようやく足を下ろすことができました。

  おそらくあまり表情には出てなかったと思いますが、美しい街並みを歩いてはモーツァルトに思いをはせながら、深く静かに感激していたのは確かです。

  

                                                             2014年12月3日

□ ザルツブルク旧市街とホーエンザルツブルク城の遠景

ザルツァッハ川にかかるマカルト橋より

 

□ ホーエンザルツブルク城塞からの旧市街の眺め

 

◇ 冬の冷気とともに、夜のとばりが音もなく下りて来た夕暮れ時。

  ポツリポツリと街のあちこちで、ほのかな灯りが増えて来ました。

  川向こうにぼんやりと浮かび上がって見えた、ホーエンザルツブルク城塞や旧市街の光景は幻想的でもありました。

  夢にまで見たザルツブルクの街が、夢にも思わなかった彩りに包まれたその瞬間を、おそらく一生忘れることがないでしょう。

 

□ ホテルはミラベル宮殿近くの新市街でしたので、

昼食予定の旧市街のレストランまで徒歩にて。

 

□ 指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンの生家です。

 

 

□ 橋の部分が重複していますが、新市街(左)と旧市街(右)

 

□ 大聖堂前の広場では、クリスマス・マーケット開催中!

 

□ 教会の洞窟(!?)に昼食のレストランはありました。

 

  

□ 私たちが食事した部屋とは違うのですが、素敵なレストランでした。

 

  

□ お昼のメインとデザート(甘~い)です。

 

   

  

□ その後、ホーエンザルツブルクの城塞に、ケーブルカーで登りました。

そこから、南側と北側の眺めです。

 

□ 下りてきて、ここは大聖堂の入り口です。

 

□ モーツァルトは、ここで洗礼を受けました。

 

□ 美しい教会内では、天井画にも見とれてしまいました。

 

□ クリスマス・マーケットの中を、きょろきょろしながら通りました。

 

□ どの出店もクリスマス・カラーが基調で、とてもきれいでした。

 

□ 午後、人出もかなり多くなっていました。

 

□ 目についたお店を、ほんの少しだけ載せています。

 

□ クリスマス「らしさ」とともに、ご覧になって下さい。

 

□ ほとんどさらっと見て回るだけでしたが…

 

□ それでも心に残るクリスマス・マーケットでした。

 

 □ 素朴でも楽しげなツリー、きれいでした。

 

□ 大聖堂前広場のクリスマス・マーケットは、このとおり、独特の雰囲気がありました。

 

□ モーツァルトの生家、中をじっくりと見学しました(撮影禁止)。

 

□ ゲトライデガッセ、もっとも賑わいのある通りです。

 

  

  

  

□ この通りの釣り看板も、情緒溢れるものばかりです。

 

□ 素朴なツリーがこんなに美しいとは…。

 

□ ホテルへの帰り道、ミラベル宮殿です。

 

□ この辺りではないのですが、サウンド・オブ・ミュージックのドレミの歌が思い出されます。

 

□ 手前の紫色は、パンジーの植栽です。

遠く、ホーエンザルツブルク城塞が望めました。

 

□ この光景もきっと忘れることがないでしょう。

 

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