折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

赤いバラが咲いて、そろそろ秋の気配が。

2015年08月27日 23時28分52秒 | 処暑

◇ ここ数日はようやく熱帯夜から解き放たれた感じで、けさ方などはずいぶん涼しく感じられました。

  秋の気配が漂い始めて、気がつけば8月ももうすぐお仕舞い、1年の3分の2が早くも経過したということです。

  先日の台風で傷めつけられた庭のバラでしたが、それでもせっせと開花した赤いバラがあります。

  朝の出勤前のホッとする時間は変わらず健在のようで、これまで当たり前だったひとときが、何となくかけがえのないものに思えてくるのでした。

 

□ 高いところと低いところに、鮮やかな二輪の真紅のバラです。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

クレマチスのアーチ倒壊の巻き添えでほとんどの枝をなくしたのですが、

深紅のバラがわずかに二輪、こうして開花していました。

 

□ 秋らしさをいち早く感じる…何でしたっけ、この花は!?

 

                                                  8月27日

□ 孫娘のKちゃん(3歳11か月)が、淡いピンクの切り花を買おうとねだったそうです。

「じいじのバラがいっぱいダメになったけど、がんばっておかたづけしてたんだよ!」

そのKちゃんは、今夕の飛行機で千葉県に戻ってしまいました。

 

                                                8月29日

 

  

  

                                                                     8月28日

□ 大なり小なり何らかのダメージを受けながらも、こうして一輪だけでも咲いていました。

 

※ いつもご覧いただきましてありがとうございます。

しばらくの間ブログ更新をお休みいたします。

また再開できましたら、その際はどうぞよろしくお願いいたします。

 

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たかが趣味の園芸、されど趣味の園芸

2015年08月25日 20時35分50秒 | 処暑

◇ 25日の未明より当地に暴風雨をもたらした台風15号、昼過ぎても吹き返しの強風が続いていましたが、あっさりと遠ざかって行きました。

  ただ、被害に合われた方がいらっしゃる中で、こんなことを言うのも恥ずかしいのですが、こちらの庭には少なからぬ爪痕を残してくれました。

  バラ園芸にクレマチス園芸と足かけ10年の経験でもっとも厳しい台風の被害、大切にしていた常緑性クレマチスをなくしてしまいそうです。

  地植えのバラも根元から折れてしまったりして、心の中では庭のシンボル的存在だったクレマチスの突然の決定的なダメージに、しばらく呆然としてしまいました。

 

                                                    2015年8月24日

□ クラウン・プリンセス・マルガリータ

(Crown Princess Margareta S 1999 D.Austin England)

毎年8月の三番花を楽しめるアプリコット色した優しいバラ、

まだこの頃はよかったのですが…。

 

                                                          8月24日

□ クレア・オースチン

(Claire Austin S 2007 D.Austin England)

台風の襲来の前日、こうしたイエロー系統のバラも咲いていました。

この地植え株は何とか大丈夫でしたが、

バラを始めた頃からいつもいっしょだった、シャルロット・オースチンは再起不能になりました。

 

                                                      8月25日

□ 鉢植えはこんな状態、ころがっているのを起こしたら、もちろん何とかなります。

 

□ アーマンディ系クレマチス「アップル・ブロッサム」のアーチが倒れていました。

 

□ 地中深く杭を打って、他にも支えをしていましたが、暴風にやられました。

鉢植えバラのムンステッド・ウッドも巻き添えに遭っていました。

 

□ これまで幾多の台風も潜り抜けて来ましたが、さすがに今回は…。

太い幹が2本、しかもこれしかないのに、折れてしまってます。

生い茂ったつるの4分の3を刈って、ほんのわずかだけ残しましたが、

ここまでダメージを受けていたら、復活はまず望み薄でしょう。

 

                                         3月29日

□ 孫娘のKちゃん(3歳)が前回帰省していた頃に開花していました。

 

  

□ 今年も桜の咲く頃でしたが、こんな光景も見られなくなる訳です。

なつかしいバラもいくつか失ってしまいましたし、

春になると真っ先に心待ちにしていたクレマチスが、消えてしまいそうです。

 

□ バラ栽培を始めて10年、すなわちブログを始めて10年の節目の年、こんな形で迎えることになるとは、思いもよりませんでした。

  趣味の園芸のことにブログのこと、あれこれ考えても仕方のないことですが、タイトルのような心境で気持ちが揺れ動きそうです。

 

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耳を澄ますと、虫の鳴き声が聞こえます。

2015年08月18日 22時28分00秒 | 立秋

◇ 残暑お見舞い申し上げます。

  こちらはここ数日、ほんの少しだけ猛暑が和らいだ感じがします。

  暦のとおり、名実ともに秋の立つ日が待ち遠しいこの頃、かすかにコオロギの鳴き声が聞こえます。

  まだまだ厳しい暑さが続きそうですが、皆様、ご自愛の上お過ごしください。

 

                                                     2015年8月17日

□ まだまだ夏モードのバラの中で、秋らしさを感じさせる花も咲き始めました。

 

                                                         8月18日

□ オリビア・ローズ・オースチン

(Olivia Rose Austin S 2014 D.Austin England)

 

                                                              8月16日

□ 数は少ないのですが、先日から三番花が咲き続けています。

 

                                                     8月18日

□ ハーロウ・カー (Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

こんなピンクの中輪も一輪だけ咲いています。

 

                                                  8月18日

□ わかりにくいですが、ここ数日で銅褐色の新芽が増えて来ました。

小さい蕾が見られますが、これが咲いたら四番花になります。

 

                                                      8月9日

□ その挿し木苗、孫娘のKちゃんが以前2度、鉢上げ・鉢増しをしてくれたものです。

 

                                        8月14日

□ Kちゃん(3歳11か月)、幼稚園児として初めての夏休みです。

 

                                                     8月12日

□ チャーミングなピンクの半八重のバラも、一輪ずつ咲き続けています。

 

                                                     8月15日

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Austin England)

 

                                                         8月17日

□ 黄色いバラも、こうして三番花がちらほら見られます。

 

                                                    8月17日

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

 

                                                      8月18日

□ 黄色いバラは、この時季、涼を運んでくれる気がします。

 

                                                    8月11日

□ 涼を運ぶと言えば、こうしたアプリコット色のバラも涼しげです。

 

                                                         8月12日

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

                                                         8月15日

□ オールド・ローズのアルバ・セミプレナのローズヒップが、次第に色づいて来ました。

 

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猛暑の極みでも ~ 暦は立秋 ~

2015年08月08日 22時58分11秒 | 立秋

◇ 今日は二十四節気の立秋、一応は暦の上では、涼しい風が吹き渡る頃ということになりました。

  いつの暦がそうなんですかと、ついグチをこぼしてみたくなりそうな今年の立秋、連日の猛暑の延長線上で迎えました。

  こちらでは週間予報の最高気温は、33度から35度の数字が並んでいますので、お盆の頃までは極端な猛暑が続きそうです。

  そんな中でもバラの花はいくつか三番花が咲き始めたりして、熱帯夜の翌朝でも心の中をいち早く涼しげな風が吹き渡るような気分です。

  昨日今日のバラの花を…。

 

                                                          2015年8月7日

□ 今年が初咲きの深紅のバラも三番花になりました。

 

□ ムンステッド・ウッド

(Munstead Wood S 2008 D.Austin England)

 

□ こんなに旺盛に返り咲くとは思ってもみませんでした。

秋のバラがとても楽しみになります。

 

                                                              8月8日

□ 帰省している孫娘のKちゃん(3歳10か月)が、リビングの窓の外を見て、

「ピンクのバラ、ほら、あんなにきれいだよ!」

 

                                                     8月7日

□ チャールズ・レニー・マッキントッシュ

(Charles Rennie Mackintosh S 1988 D. Austin England)

写真より実物がもう少しはっきりとしてピュアな彩り、ライラック・ピンクです。

 

□ 前回ご紹介のアプリコット・ピンクからピュアなピンクに変化する花、これも三番花です。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

 

□ 朝、開花直後のアプリコット・ピンクから、ピュアなピンクに変化する途中です。

 

                                                       8月6日

□ 前日の蕾から、こちらも三番花の開花です。

 

                                                     8月7日

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

~ あとは、一輪ずつの三番花です。 ~

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

 

□ プリンセス・アレキサンドラ・オブ・ケント

(Princess Alexandra of Kent S 2007 D.Austin England)

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

 

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猛暑でも癒しの夏のバラ

2015年08月06日 23時03分10秒 | 大暑

◇ 今日は最高気温35度の猛暑日となりましたが、確かこの夏3度目のはずです。

  そんな中でも出勤前の庭での水遣りが心和むひとときとなっています。

  昨日今日と、たった数輪でもバラの開花に癒されました。

  明日の朝も何か咲いてくれたらと、ついつい期待してしまいます。

 

                                                  2015年8月6日

□ ザ・ピルグリム

(The Pilgrim S 1991 D.Austin England)

 

□ 中輪と称した方がぴったりなくらい、小ぶりの花が咲きました。

 

□ ここ数年不調でしたが、今年ようやく復活の兆しです。

 

                                                      8月3日

□ シャルロット・オースチン

(Charlotte Austin S 1993 D.Austin England)

そう言えば、やや傷みは見えますが、こんな黄色いバラも時折咲いていました。

 

                                                              8月6日

□ 南側の鉢植えですから、容赦のない直射日光を浴びるところです。

それでもこんな中輪の三番花が咲き始めました。

 

□ クイーン・オブ・スウェーデン

(Queen of Sweden S 2004 D.Austin England)

ホッとしますよね、優しげなアプリコット色。

 

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猛暑の8月に 暑中お見舞い申し上げます。

2015年08月05日 22時51分55秒 | 大暑

◇ 毎日とんでもない暑さ続きですが、お変わりございませんか。

  まだまだこの先が思いやられますが、お身体をどうぞ大切にお過ごしください。

 

                                                         2015年8月5日

□ バラの花もほとんど咲くことがありませんが、半八重のバラがけさはたったの三輪だけ…。

 

□ スカボロー・フェア

(Scarborough Fair S 2003 D.Austin England)

 

□ 毎年必ず8月に咲いている記憶がありますが、三番花になります。

 

                                                     8月3日

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

7月中旬から下旬によく咲いた花の名残の一輪です。

 

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