風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

早春の淀川

2014-03-03 | 趣味
久しぶりに自転車で出かけたが、北風がビュービュー、途中からは粉雪が舞うほどの空模様に。また、冬に逆戻りのような春先の天気だった。

先月の23日には、春を呼ぶ風物詩のとなっている河川敷のヨシ焼きが終わって、焼け跡は一面が黒く灰で覆われていたが、よく見てみると早春の息吹を感じさせる新しい芽が所々に顔を出していた。

   

昨年の秋には、上流に降った大雨によって、ここ数十年なかった危険水位に達するほどの水位になり、河川敷のスポーツ施設や本流沿いの護岸などに大きな被害が出た。あれから半年経つが復旧は進まず、未だにあちこちにその爪跡を残している。

今回の大水はヨシ原やそこに生息するさまざまな生物にも大きな影響を与えているのかもしれない。ちょっと心配だ。
例年なら、もう少しすると焼け跡から一斉に噴き出すように新しいヨシの芽が出てくるのだが、果たして今年はどうなるか。ヨシ原の保護活動をされている人たちも、固唾を飲んで見守っていることだろう。