風・感じるままに

身の回りの出来事と生いたちを綴っています。

満身の怒りを込めて

2013-12-07 | 社会
強行許すなと集まった15000人(12/6日比谷野外音楽堂)※写真は「しんぶん赤旗」12/7より

参院本会議で満身の怒りを込めて反対討論を行う日本共産党仁比聡平議員(12月6日)
民主党は討論を放棄して退席(採決は出席)、維新、みんなは討論もせず、採決も退席。

12.6秘密保護法案への反対討論(+ 再生リスト)

師走の街に怒りのシュプレヒコール

2013-12-05 | 社会

秘密保護法ハイアーン! 強硬採決ユルサナイゾー! 

昨夜、高槻・島本の「秘密保護法の廃案を求める」集会(同実行委員主催)が高槻市役所前広場で開かれた。
師走の夜、しかも平日だというのにどんどん人が集まり、開会の6時にはその数300人以上?になった。

国会の緊迫した情勢を反映して、集まったみなさんの顔も真剣そのもの。
この集会には、法案の強行に反対する高槻市と島本町の市・町会議員も13人も参加し、全員が一言づつ怒りのスピーチ。

集会後は、阪急高槻市駅から、同市で一番の繁華街を通りJR高槻駅までシュプレヒコールをやりながら30分くらいデモ行進をした。
車で通る人、通勤帰りの人、居酒屋で一杯飲んでいる人、商店の人らも、何があったのかというように注目してくれ、「がんばりやー」の激励の声もあった。



久しぶりに思いっきり大きな声を出しながら歩いたので、師走の夜だというのに体はホカホカしていた。
解散後は、いつものパターン。安い居酒屋で寄り合をして、「廃案までがんばろー」と誓い合った。

自民党の石破茂幹事長によれば、このような集会やデモが「テロ」になり、法案が通れば一杯飲みながら話している内容も、政府が決めた「秘密」に触れると警察などが判断すれば、「ちょっと署まで来てくれるか」となってしまいかねないのです。
世紀の悪法(案)は廃案しかない。頑張らなければ。

12月のハガキ

2013-12-04 | 日常
師走に入って1枚の喪中ハガキが来た。定年前の2年間一緒に仕事をしていた後輩のF君が、この10月に51歳の若さで亡くなっていた。

F君は私の定年2年前に、今までの事業所がリストラで閉鎖になり移動してきた。彼は「きつく(早期)退職を迫られたが、二人の子供もまだまだお金がかかるからと拒否した。ここへ来てどんな仕事をやらされるかわからないが、ガマンするつもり」といっていた。

彼は糖尿病を患っていて、私と一緒に働いていた時にも入院で休職したことがあった。そんな彼に対して、上司の評価や職場の周りの目は少し厳しいものがあり、本人もあまり元気がなく言葉も少なげだった。
グループの作業リーダーをしていた私は、時々「体の調子はどうや?」など、気軽に声をかけるようになり、休職中も電話等をかけたりしていた。

休職中のある日に電話をした時、電話口から「体もボロボロやし、もうアカンわ!」と、弱々しい返事が返ってきてびっくりした。心配になり、家を訪問した。彼は、「よう来てくれた」とあたたかく迎えてくれて、病気のことだけでなく、仕事のことや家庭のことなどもいろいろ話してくれた。休職中に、私の家に来てくれたこともあった。

ある日、彼が「若い時に乗っていた自転車をあげる」というのだ。サイクリングを趣味にしていた私の話を聞いていたという。「若い頃にサイクリングに興味を持ち、ロード用自転車(細身の車体でドロップハンドルのやつ)をオーダーしたが、ちょっとしか乗らなくて、今は実家の物置に置いたまま」だという。自転車だけでなく、ウェアーや手袋も一緒にもらうことになった。

そんな彼だったが、やはり体がもたなかったようで、私が定年退職した2年後のリストラによる早期退職に応募して会社を辞めた。
その後も、時々電話や家を訪問していたが、ここ一年ほど、電話も通じなくなり、訪問してもいつも留守だったので、心配していた。

喪中はがきを見ていて、いつも少しはにかんだように話す彼の顔が蘇ってきた。51歳の若さで・・・、本当に残念でならない。
今日、もらった自転車を改めて見てみた。ハンドルの横にF君の名前がローマ字で刻まれていた。

〝石破暴言〟声を大にして追及しよう

2013-12-03 | 社会
秘密保護法案に反対する市民のデモを「テロ行為」と批判した石破自民党幹事長は、国民の怒りの前に一部を撤回したが、国会前での国民の行動を「本来あるべき民主主義の手法とは異なる」と述べるなど、まったく詫びていない。
私は、これが彼ら現政権の本音だと思います。

法案には「テロ」を「国家もしくは他人に政治上のその他の主義主張を強要すること」を含むと書いてある。これでは、犯罪行為の殺傷や破壊だけでなく、デモなどによる〝圧力〟までテロに指定され、調査、捜査の対象になりかねない。
今回の〝石破発言〟によって、法案のほんとうの狙いがより明らかになったと思います。

法案反対の声は、法曹界やジャーナリストなど、今や立場の違いを超えて急速に広がり、連日、街頭宣伝や集会、デモがつづいています。
2日付けの「朝日」の調査でも反対が50%になり、賛成は25%に減りました。今国会での成立はわづか14%にすぎません。

反対、慎重審議を求める声を無視して暴走をつづける推進勢力には、彼らが最も恐れる街頭宣伝や集会、デモで追いつめていきましょう。

障子張り

2013-12-02 | 日常
昨日から師走、正月まではまだ30日もある。なのに…、家人は先月の中ごろからカーテンの洗濯やら台所の片づけを始めている。
年末の私の仕事の持ち分は、窓ふき、アミ戸洗い、換気扇、コンロの掃除など、ほぼ毎年決まっているのだが、今年はそれかに加えて二年に一回の障子の張り替があるのです。

二人は、それぞれが年末まで残日数を考えながら自分の段取りでやったらいいので、家人は、私に向かって何もいいませんが、だいたい感じでわかるのです。〝あんたも、もうそろそろ始めたら〟と、目で言っているのが。

そんな家人の圧力?に押されて、障子の張り替えから始めました。
昔は家の外で水に濡らして障子紙を剥がし、桟が乾いてから糊を塗り、霧吹きをしながら張ったものだが、今はそんな光景もほとんど見なくなった。
もちろん、我が家もそんな面倒なやり方はしてなくて、アイロンで温めて剥がし、張るときもアイロンで押さえるという、超簡単なやり方をしている。

これだけだと、エライ楽なやり方やなと思われるかもしれませんが、これでもなかなかしんどいのです
このやり方は障子を立掛けてできないので、部屋の畳の上にシートを敷いてそこへ障子を寝かせてやるので、腰を屈めて、膝をついての姿勢になるので腰に負担がかかるのです。

今日も、10時前くらいからやり始めて、一部屋分(4枚)を完了したかったのですが、途中で腰が痛くなってきたので12時でやめました。
そんなことで、師走の私の仕事はまだ始まったばかり、残りの方が多く、ちょっと憂鬱なのですが仕方ありません。
私は飽き性なので、朝から晩まで一日中やるというようなことはとてもできません。せいぜい半日が限界。

きょうはちょっとだけでしたが、〝始めた〟ということが家人に伝わるので、少しくらい遊びに行っても苦言が出ることはないでしょう。