山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

植物の力

2010-06-01 | 植物利用
薬草の第一人者の先生の講座を受講してきました。
薬草茶etc. 植物が薬になることは知ってはいるのだけど
本当に効くということが信じられる講座でした(洗脳されたか?)
あとは自分で試してみるだけ。

ウドの力をたっぷり聞かされました。
帰りに森林組合勤務の友人に久しぶりに会いにいったら、
なんと、「今、山で採ってきた」と
ウドをいっぱいくれました。

その森林組合(飛騨高山)では、クロモジオイルの原料を出荷していると昨日聞きました。
2年ぐらい前に、デパートでクロモジオイルを見つけて驚いた話をこのブログに書いたのですが、その原料を作っていたのが知人だったとは。


庭の草が抜けなくなりました。
この春以来、うちの花壇には「雑草」と言われるものを選択的に残したり、植えたりしているのだけど、花がきれいだから気に入って生やしているものが結構薬です。
キランソウとか、カキドオシとか、ハコベとか。
カキドオシはほんとに大事ですねえ。
でも、効くほど生やそうと思ったら、もっと広い場所が要ります。

柿の葉茶もドクダミ茶も作りどきです。どちらもうちに生えています。
ほんとのお茶はぎりぎりまだいけるか。


講座で聞いた植物は、私の住むところでは、ほとんど身の回りで入手することができます。
ないのはビワぐらい。
今晩のおかずは山からふんだんに調達できる。
そういう自然を生かしきれていないのはほんともったいない。

ただ、野菜づくりと同じで、どれだけ自分の食に時間をかけられるかということです。
本当は、ほぼ全部の時間をそれにかけているのが人間の営みのはずなんですが。
この乖離はいつになったら埋めることができるのか、と自問してしまいます。
自分次第です。


先生に聞いたもの全部作って試してみたいけれど
それをしていると、多分1日4、5時間はそういうことにかけないといけなくなります。
それはシアワセな毎日でしょう。