5日前のウツギの花。ガマズミと一緒に咲いていました。
今日はガマズミは半分ぐらい茶色くなっていて、ウツギにも気づかなかった。
この後、白い花はノイバラ、ネジキと続いていきます。
昨日は未明から早朝にかけて、ホトトギスが空を渡りながらしきりに鳴いていた。
「卯の花のにおう垣根にホトトギス早も来啼きて」の歌詞のとおり
ウツギとホトトギスはセットですね。
でもホトトギスは垣根のような低いところには(私の知る限り)来ません。
垣根のはるか上空を飛んでいきます。
ウツギには香りはほとんどありませんので、「におう」とは「香りがする」という意味ではなくて、源氏物語での用例のとおり、なんというか、「はなやかさが表に出る」というような意味であると思います。はなやかさというのも微妙に不適切で、「におう」だけで、なにかいいものがかもし出される、という意味であると思われます。
そういう難しい言葉が使ってある歌詞なので
垣根にホトトギスが来て啼く、というのも、ウツギの花咲く垣根があって、ホトトギスが早くも南国からやってきてその上を啼いていく、ということであるかもしれません。
ついでながら、ウツギの垣根というのも、見たことがありません。
ツクバネウツギの垣根ならあります。
ツクバネウツギも白い花ですがウツギとはあまり似ていません。
ウツギのような樹形の木は垣根にはならない感じです。
なので、これもまた、垣根の中にウツギの木が混じっている、
とでも思ったほうがよさそうです。
そうなってくると、あるいは、この歌に歌われた情景をリアリティーをもって思い浮かべようとすると、かなりの想像力が要求されます。
ところで、「ホトトギス早も来啼きてしのびねもらす」
の「しのびね」って何?
忍び音だと思いますが、
ホトトギスはいつも叫んでいます。
啼いて血を吐くホトトギスのほうがピンときます。
あの叫びとは違う啼き方なのでしょうか?
誰か教えてください。
謎だらけですが、いずれにしても、私の好きな歌です。
今日はガマズミは半分ぐらい茶色くなっていて、ウツギにも気づかなかった。
この後、白い花はノイバラ、ネジキと続いていきます。
昨日は未明から早朝にかけて、ホトトギスが空を渡りながらしきりに鳴いていた。
「卯の花のにおう垣根にホトトギス早も来啼きて」の歌詞のとおり
ウツギとホトトギスはセットですね。
でもホトトギスは垣根のような低いところには(私の知る限り)来ません。
垣根のはるか上空を飛んでいきます。
ウツギには香りはほとんどありませんので、「におう」とは「香りがする」という意味ではなくて、源氏物語での用例のとおり、なんというか、「はなやかさが表に出る」というような意味であると思います。はなやかさというのも微妙に不適切で、「におう」だけで、なにかいいものがかもし出される、という意味であると思われます。
そういう難しい言葉が使ってある歌詞なので
垣根にホトトギスが来て啼く、というのも、ウツギの花咲く垣根があって、ホトトギスが早くも南国からやってきてその上を啼いていく、ということであるかもしれません。
ついでながら、ウツギの垣根というのも、見たことがありません。
ツクバネウツギの垣根ならあります。
ツクバネウツギも白い花ですがウツギとはあまり似ていません。
ウツギのような樹形の木は垣根にはならない感じです。
なので、これもまた、垣根の中にウツギの木が混じっている、
とでも思ったほうがよさそうです。
そうなってくると、あるいは、この歌に歌われた情景をリアリティーをもって思い浮かべようとすると、かなりの想像力が要求されます。
ところで、「ホトトギス早も来啼きてしのびねもらす」
の「しのびね」って何?
忍び音だと思いますが、
ホトトギスはいつも叫んでいます。
啼いて血を吐くホトトギスのほうがピンときます。
あの叫びとは違う啼き方なのでしょうか?
誰か教えてください。
謎だらけですが、いずれにしても、私の好きな歌です。