山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

ジャワティー 2 お茶の産地とパカロガン

2012-04-06 | 植物利用
*前の記事の続き。

紅茶です。
この2つ、パッケージがかわいい。見ているだけでうれしくなる。
左側はブランコに乗っている娘さん。
右側は、農夫のお兄さん。背後は茶園じゃなく田んぼみたいです。

値段は、片方が日本円で8円(1000ルピア)、もう片方が40円(5000ルピア)。
激安です。
どっちがどっちだったかは忘れました。

どちらもジャスミンが入っています。
そして、ブランコ娘のほうは、
ジャワ島のパカロガンで作られた(販売された)ものです。

いろいろな紅茶を買ってみて分かったこと……
ジャスミンの入っていないもののほうが珍しいということ。
パカロガンの紅茶がとても多いということ。

パカロガンは、バティック(ろうけつ染めの布で世界遺産)で有名な、ジャワ島の北海岸にある町です。
ちなみに、バティックで有名なジャワの町はほかに、チルボン、ソロ(スラカルタ)、マドゥーラ(島)、ジョグジャカルタなどがあります。
パカロガン、って響きが素敵です。

パカロガンには行ったことがないけど、海辺の平野にあって、茶園はありそうもないので、
集積地なのだと思います。
本によると、その南、島中央部のバンドゥンという高原の町がお茶の産地だということ。
インドネシアのお茶の6割がバンドゥンで生産されているとか。

しかしバンドゥンの町には茶畑はありません(私は見てない)。
それよりずっと西に行った山岳地帯に、
見渡す限りの段々茶畑が広がっています。
それは見事な、とても美しい景色です。
高速バスがその真っ只中を走って峠を越えていくので
車窓から見ることができます。


紅茶の話は尽きません。