山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

今日もワラビ採り・ワラビをゆでる

2012-04-23 | 植物利用
今日はひどい天気になるという予報だったので油断していたら、朝10時にはやんで明るい日差し。
今日もまたおかずのワラビを採りに出かける。家から30秒ぐらい。
10本採ればOK、と心の中でつぶやきつつ。

しかし、家の出口を出た途端、袋に1杯ワラビを入れて歩いている
近所の人と遭遇……
しまった、出遅れた。
「少しは残ってる?」と聞こうかと思ったけど
「あげるわ」と言われると面倒なので
(この場合もらって食べたくはない。自分で採ったのがいい。)
聞かずに現場へ行ってみると
きれいさっぱり、なくなってました。

何もそんなに全部採らなくてもいいじゃないのよ!こっちは10本でいいんだから。
ちぇっ。

それでも枯れ草の茂みの下なんかをめくってみれば、多少は残っていて
何とか10本は確保できました。
まあ、ワラビを牛のえさみたいにわっさわっさ食べるわけじゃないんですから、
1人1食分なら、3、4本でいい。10本も要らないんですけどね。

ワラビ採りをするときは、少しは後の人の分も残してあげましょう!
そして明日も軽く150本は出そうな気配であります。

写真、ワラビの横っちょにあるこちゃこちゃしたのは
ついでに採ってきたサンショです。


ワラビはちょっとゆですぎるとグダグダになります。
特に、くにゃっと曲がった首のところが軟らかい。
ここがどろんどろんになると、テンション急降下です。

なので、私は、頭から10cmぐらいと、その下の部分を切り離して
時間差をつけてゆでます。

1、少しのお湯を沸騰させて、重曹を少々入れ、下の硬い方を入れて1分弱ぐらいゆでる。
2、その後、頭の方を入れて再び沸騰したらすぐふたをして火を止める。
3、そのまま5分置く。
4、取り出して水に漬ける。水が温まったらすぐ水を取り替えて冷やす。5分ぐらいで取り出す。
5、味付けして食べる。酢味噌でも胡麻和えでも何でもOK。

水に漬けてからも、ワラビ自体の余熱でどんどん軟らかくなっていくので、
とにかく早く冷たくすることが大事かなと思います。

10本調理するぐらいは簡単です。
大量にやろうと思うとまたいろいろコツがあるんでしょうね。
本当は重曹は使いたくないけど、灰を作る手間を省略しています。

味付けには、ずーっと前に買って放置されていた「五平餅のタレ」が
人気復活してます。



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