精神疾患をパソコンの故障に例えると
2009年2月22日(日)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋
昨日は『ルビンの盃』をテーマに書きました。
『ルビンの盃』が分からない人は
http://hw001.gate01.com/heart-art/sinrigaku-18-rubin.html
をご覧下さい。
『ルビンの盃』の絵が大きく出ています。
思い込みが強いと黒地の女性の顔しか見えない、若しくは白地の盃しか見えない、という事を例え話にして、自分が嫌われていると思い込んだらスーパーで買い物をしている名前も何も知らない人がくしゃみをしただけでも自分を嫌っているから向こうに行けという意味でくしゃみをしたのだと思い込む、客観的に見たら全くおかしな発想なのですが、対人緊張や神経症、うつ病の人たちはこのようなおかしな思い込みが強いという事を書きました。
精神疾患に関しての思い込みも『ルビンの盃』のように持たれている人が多いです。
今日は、精神疾患をパソコンの故障に例えてみます。
何故ならば、どんなにお話をしても『ルビンの盃』のように、
「自分は病気だ」
「自分は不幸な事に病気に掛かってしまった」
「病気になったのは全くの不可抗力で自分に全く非はない」
「病気は医師に治してもらうもので、自分で努力などする必要はない」
このような思い込みをしていて他の考え方が出来ない、他の考え方をして頂けない人たちが多く存在します。
私はそういう人たちに根気強く他の考え方も出来るようになる働きかけをするのも大きな仕事だと思っています。
さて、想像して下さい。
パソコンが故障しました。
パソコンはテレビや冷蔵庫、洗濯機などと違って大きく二つの故障に分かれます。
ハードの故障かソフトの故障か、です。
人間に例えると風邪やインフルエンザ、肝臓病などの通常の病気はテレビや冷蔵庫、洗濯機などの故障と同じで全てハードの故障です。
ですから体だけを見ていれば良いのです。
しかし、ソフトにコンピューターウイルスが感染してソフトが壊されている場合などのハードは何の問題もないのです。
パソコンはテレビや冷蔵庫、洗濯機などと違い、ソフトの故障が存在するのです。
この点を私は昔から対人緊張症や神経症、うつ病と他の通常の病気とは違うと言い続けている所です。
しかし、多くの人たちはこのハードの故障とソフトの故障の違いを分かって頂けません。
人間に例えるとこれらが精神疾患です。
もちろんハードの故障から来ている精神疾患も多いです。
例えば医学では『てんかん』は以前は代表的な精神疾患と考えられていましたが最近は脳の機能障害と考えられているそうです。
私もそう思います。
また、ドーパミンなどの脳内物質の分泌などが脳の異常(脳の故障、ハードの故障)とは言えないければも調子の良くない脳を持っている人もいるでしょう。
しかし、脳の機能障害でなければソフトの故障なのです。
あなたのパソコンの調子が悪いのでパソコンショップに持って行ったとしましょう。
パソコンが異常な動きをするからハードの異常かも知れないと思っていたら、ソフトに異常があるからハードの動きが異常になっていますと言われたらどう思いますか?
パソコンショップの店員がどう言おうと、自分の目にはパソコンが異常な動きをしているから、ハードの故障だと思いますか?
思いませんよね。
しかし、精神疾患に関しては脳を調べたら脳内物質が異常分泌されているから脳の機能障害だというのが現在の常識です。
ソフトがハードを動かしているからソフトがおかしくなればハードの動き方がおかしくなるのです。
脳も精神的な考え方や認知が動かしている所があるのです。
例えば、お化け屋敷にお客さんとして入るとこのお化け屋敷に本当のお化けはいないだろうと思っていても若しかしたらいるかもしれないという考え方や認知です。
すると、動悸、発汗、手足の振るえなどの体の機能に変化が現れます。
脳内物質にも変化は現れているはずです。
しかし、同じお化け屋敷に縁があって就職したとしましょう。
このお化け屋敷で働いているのですからこのお化け屋敷の中も外もすべてを見知っています。
すると考え方や認知はこのお化け屋敷にお化けは絶対にいないという考え方や認知に変わっています。
すると、動悸、発汗、手足の振るえなどお化け屋敷の中にいても全く出て来ないはずです。
今の精神疾患の考え方は『病気』だから『薬』を飲んで『医師』に『治してもらう』。
という考え方で『ルビンの盃』のように片方の図しか見えていない人たちがとても多いのです。
精神疾患の原因は体(ハード)と心(ソフト)の二種類の原因が存在するのです。
ご意見、ご感想を
a@happylife.jp
にお気軽にお願い致します。
私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。
明日は今日の続きで、ソフトの直し方も2種類有る。
おかしなソフトに修正ソフトを追加して直す方法とおかしなソフト自体を正しいソフトに書き換える方法の2種類のお話を書く予定です。
「無料資料」の請求方法
心理療法ハッピーライフの認知行動療法のセラピーに興味が有る方は、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書いて
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心理療法という言葉が気になるという人が或る程度いらっしゃいますので個人名(矢野裕洋)でお送り致します。
電話番号はまれにある配達先不明の場合に必要ですからお伺いしております。
こちらから配達先不明の場合以外にお電話をする事はありません。
ヤマト運輸メール便にて約50枚ほどの資料を無料でお送り致します。
心理療法ハッピーライフ公式ホームページhttp://www.happylife.jp
心理療法ハッピーライフは1998年開業ですから12年目になります。
2009年2月22日(日)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋
昨日は『ルビンの盃』をテーマに書きました。
『ルビンの盃』が分からない人は
http://hw001.gate01.com/heart-art/sinrigaku-18-rubin.html
をご覧下さい。
『ルビンの盃』の絵が大きく出ています。
思い込みが強いと黒地の女性の顔しか見えない、若しくは白地の盃しか見えない、という事を例え話にして、自分が嫌われていると思い込んだらスーパーで買い物をしている名前も何も知らない人がくしゃみをしただけでも自分を嫌っているから向こうに行けという意味でくしゃみをしたのだと思い込む、客観的に見たら全くおかしな発想なのですが、対人緊張や神経症、うつ病の人たちはこのようなおかしな思い込みが強いという事を書きました。
精神疾患に関しての思い込みも『ルビンの盃』のように持たれている人が多いです。
今日は、精神疾患をパソコンの故障に例えてみます。
何故ならば、どんなにお話をしても『ルビンの盃』のように、
「自分は病気だ」
「自分は不幸な事に病気に掛かってしまった」
「病気になったのは全くの不可抗力で自分に全く非はない」
「病気は医師に治してもらうもので、自分で努力などする必要はない」
このような思い込みをしていて他の考え方が出来ない、他の考え方をして頂けない人たちが多く存在します。
私はそういう人たちに根気強く他の考え方も出来るようになる働きかけをするのも大きな仕事だと思っています。
さて、想像して下さい。
パソコンが故障しました。
パソコンはテレビや冷蔵庫、洗濯機などと違って大きく二つの故障に分かれます。
ハードの故障かソフトの故障か、です。
人間に例えると風邪やインフルエンザ、肝臓病などの通常の病気はテレビや冷蔵庫、洗濯機などの故障と同じで全てハードの故障です。
ですから体だけを見ていれば良いのです。
しかし、ソフトにコンピューターウイルスが感染してソフトが壊されている場合などのハードは何の問題もないのです。
パソコンはテレビや冷蔵庫、洗濯機などと違い、ソフトの故障が存在するのです。
この点を私は昔から対人緊張症や神経症、うつ病と他の通常の病気とは違うと言い続けている所です。
しかし、多くの人たちはこのハードの故障とソフトの故障の違いを分かって頂けません。
人間に例えるとこれらが精神疾患です。
もちろんハードの故障から来ている精神疾患も多いです。
例えば医学では『てんかん』は以前は代表的な精神疾患と考えられていましたが最近は脳の機能障害と考えられているそうです。
私もそう思います。
また、ドーパミンなどの脳内物質の分泌などが脳の異常(脳の故障、ハードの故障)とは言えないければも調子の良くない脳を持っている人もいるでしょう。
しかし、脳の機能障害でなければソフトの故障なのです。
あなたのパソコンの調子が悪いのでパソコンショップに持って行ったとしましょう。
パソコンが異常な動きをするからハードの異常かも知れないと思っていたら、ソフトに異常があるからハードの動きが異常になっていますと言われたらどう思いますか?
パソコンショップの店員がどう言おうと、自分の目にはパソコンが異常な動きをしているから、ハードの故障だと思いますか?
思いませんよね。
しかし、精神疾患に関しては脳を調べたら脳内物質が異常分泌されているから脳の機能障害だというのが現在の常識です。
ソフトがハードを動かしているからソフトがおかしくなればハードの動き方がおかしくなるのです。
脳も精神的な考え方や認知が動かしている所があるのです。
例えば、お化け屋敷にお客さんとして入るとこのお化け屋敷に本当のお化けはいないだろうと思っていても若しかしたらいるかもしれないという考え方や認知です。
すると、動悸、発汗、手足の振るえなどの体の機能に変化が現れます。
脳内物質にも変化は現れているはずです。
しかし、同じお化け屋敷に縁があって就職したとしましょう。
このお化け屋敷で働いているのですからこのお化け屋敷の中も外もすべてを見知っています。
すると考え方や認知はこのお化け屋敷にお化けは絶対にいないという考え方や認知に変わっています。
すると、動悸、発汗、手足の振るえなどお化け屋敷の中にいても全く出て来ないはずです。
今の精神疾患の考え方は『病気』だから『薬』を飲んで『医師』に『治してもらう』。
という考え方で『ルビンの盃』のように片方の図しか見えていない人たちがとても多いのです。
精神疾患の原因は体(ハード)と心(ソフト)の二種類の原因が存在するのです。
ご意見、ご感想を
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私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。
明日は今日の続きで、ソフトの直し方も2種類有る。
おかしなソフトに修正ソフトを追加して直す方法とおかしなソフト自体を正しいソフトに書き換える方法の2種類のお話を書く予定です。
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