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対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病、等の心理療法、認知行動療法、人生勉強療法。電話、スカイプでも通院と同じように治ります

脳(遺伝)と対人緊張、神経症、うつ病

2009年02月13日 | 心理療法ハッピーライフ
脳(遺伝)と対人緊張、神経症、うつ病


2009年2月13日(金)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


2月11日(水)に放送されました「NHK、ふたご大研究」という番組を興味深く見させて頂きました。


この番組では一卵性双生児がどれだけ遺伝で似ているのかを多方面から調べています。
一例ですが、学校の勉強に関して社会科は遺伝的な要素が強いが数学は遺伝的要素は低い。
運動能力に関しては短距離走は遺伝的要素が強いが長距離走は遺伝的要素は低いという結果が出て興味深く拝見しました。


私自身、心理療法の仕事を始めて約15年、心理療法ハッピーライフを開業して今年で12年になります。

この間の、対人緊張、神経症、うつ病のケアに関しての豊富な経験を元に語らせて頂いていますが、私は確かに遺伝的要素はあると思っています。

例えば、対人緊張症の中の赤面症を具体例にしますと、赤面症の人たちは自分が赤面する事をとても怖がります。
逆に言うと、自分が赤面することはどうでも良いと思っている人は赤面しません。
こういう考え方の赤面症のクライエントさんに、
「あなたは赤面をしたら怖いと思っていますが、具体的にどんな怖い事が起るのですか?」
と私が質問をします。
すると、ほとんどの赤面症のクライエントさんは『赤面したらどんな怖い事が起るのか?』を今まで具体的に考えた事がないと言います。


☆ ここが最初のポイントです。
ほとんどの赤面症のクライエントさんは赤面をしたら怖いと思っていたのに具体的に何が怖いのかを考えた事がないのです。
私事ですが、私は子供の頃、短距離走は早くて、社会科は得意でした。
走る訓練などした事はありません。
社会も興味がありますから授業を聞いているだけで大体の事は覚えていましたし、この年齢になっても歴史は大好きですからわざわざ本を買って読みます。
要するに、ほとんど努力をしないで身に付けられたのです。
しかし、英語や数学、長距離走は苦手でした。
それと同じような事が対人緊張や神経症、うつ病の人たちの心の中で起っていると私は考えています。
ほとんど努力しないで自分の間違った考え方を修正できる人の方が多いから対人緊張や神経症、うつ病で困らない人の方が多いのですが、自分の間違った考え方を中々修正できない脳(遺伝)を持っている人の多くが対人緊張や神経症、うつ病になっているのではないかと私は思っています。
逆に言うと、対人緊張や神経症、うつ病の多くの人は大なり小なり脳(遺伝)の影響があるのではないかと私は考えています。
しかし、社会科は苦手でも頑張ればクラスで一番にはなれなくても平均点は取れるはずです。
心理療法ハッピーライフの実際の臨床で、この間違っている考え方『赤面したら怖い』という考え方を頑張って勉強して頂けば「難しい、難しい」と言う人もいますが、『赤面したら怖い』という考え方はおかしい。
少なくても『赤面したら恥ずかしい』で『赤面したら怖い』ではない。
今まで自分の人生の中で『赤面しているか、赤面していないか』が最大の問題点だったがそれは違う。
相手の立場になって洞察して見たり、鳥瞰(ちょうかん)して自分や自分の周りを洞察して見たら赤面など小さな事、些細な事と受け取って頂けます。
すると、赤面をしてもしなくても大した事ではないという考え方になるから、結果として赤面しなくなります。
治ります。


先ほどの続きですが、『赤面したらどんな怖い事が起るのか?』を一緒に考えて行きましょうと私が言い一緒に考えて行ったりします。
「赤面したら殺されるのですか?」
「赤面したら逮捕されるのですか?」
など極端な事をわざと言うと「そんな事はない」とまず皆さんは言います。
そんなこんなをしている内に辿り着くのが、
「赤面したら恥ずかしい」 = 「赤面したら怖い」
という恥ずかしいと怖いを一緒にしている発想です。


☆ ここが二番目のポイントです。
対人緊張の人は100%と言っても良いと思いますが「恥ずかしい = 怖い」にしています。
この点も社会科が自然に何の努力もしないで出来たのと同じで多くの困っていない人たちは自然に「恥ずかしいは恥ずかしいで怖いではない」という考え方になっているのが自然には出来ていないのです。
ここで簡単に受け入れられる人と「恥ずかしいは怖いと一緒で違うという事が分からない」と言い続ける人もいます。



まとめを書きますと、
対人緊張、神経症、うつ病は私の約15年間の臨床経験と臨床結果から間違った考え方を修正すれば困らなくなる(治る)という事例を山ほど持っていますから、従来から、
「対人緊張、神経症、うつ病は肝臓病や心臓病、風邪などの病気とは違う。」
と言って来ました。
しかし、間違った考え方が原因ですが、日常生活が送れないほどの状態ですから医師の投薬治療は必要です。
対人緊張、神経症、うつ病の人たちは、脳(遺伝)の影響で多くの困っていない人たちとは違い、同じように簡単に間違った考え方を修正できにくい傾向を持っていると考えています。
しかし、クラスや学年で一番の社会科の成績や短距離のタイムが必要なのではなく『平均点、人並み』になれれば楽になれます。
治ります。
社会科や短距離走は努力をすれば『平均点、人並み』になれます。
これと同じで、

『間違った考え方を修正する適した努力をして頂く事で、対人緊張、神経症、うつ病の人たちは困らなくなる。治る。』

という主張です。

再度書きますが、この内容は空論ではなく実際に私の約15年間の経験に基づいたものです。



ご意見、ご感想を
a@happylife.jp
にお気軽にお願い致します。
私は世の中の精神疾患に関しての「社会意識」を修正して行きたいと思っています。



明日は新たなテーマで書く予定です。



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「ひきこもり」は昔はなかった

2009年02月12日 | 心理療法ハッピーライフ
「ひきこもり」は昔はなかった


2009年2月12日(木)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


突然ですが、春風亭昇太さんの落語を聞いていましたら、
「ひきこものは昔はなかった。その前にひきこもる部屋がなかった。」
と話していました。
春風亭昇太さんと私は同じ年生まれですからよく分かりますが昔はひきこもりという言葉自体がありませんでした。
学校に滅多に来ない勉強嫌いな子はいましたが学校にはほとんど来ないのですが毎日一緒に遊んでいました。
そして、勉強嫌いの子も中学を卒業すると仕事をしっかり始めました。

私はひきこもりの子に昔のように厳しく接しなさいと言っているのではありません。

春風亭昇太さんの話の続きですが、
「昔は今ほど物がなかったから、洗濯機を初めて買った時、母親が、今日は洗濯機が家に来るから学校が終わったら遊ばないで早く帰っておいで、と言い、友達に洗濯機が家に来る事を言うと見たいと言って友達が何人も付いて来た。帰ると先に兄が友達を連れて帰っていて洗濯機を見ていた。母親は得意げに新しい洗濯機で洗濯をしていた。」
という話です。

何が言いたいのかというと、ここ何十年かで
『豊かになり』『兄弟が少なくなり』『人の考え方が変わった』
という事です。

考えてみると本当に豊かになりました。
テレビ、エアコン、車とほとんどの物はそろっています。
昔の物がない時代の洗濯機のように、今、本当に欲しくて欲しくて仕方のない物はないでしょう。
兄弟も私の世代では3人くらいいるのがあたり前で一人っ子は奇妙な存在でしたが今は一人っ子の方があたり前でしょう。
豊かになり兄弟が少なくなったから、親は子供をより大切にする、子供は大切にされてあたり前となる。
親も子供も学校の先生も周りの人たちもいつの間にか考え方が変わっているのです。

私はひきこもりはズルをしているとか本人に非があると言っているのではありません。
本人も親も真剣に苦しんでいます。
ただ、言いたいのは、この何十年かの間に人間の能力が低下したわけではありません。
人間の能力は決して低下していません。
能力の問題ではなく、昔は出来てあたり前だった人間関係の能力開発(私は人生勉強と言っています)が出来ていない事が原因だと言いたいのです。

人は人の中で生きる動物です。
一人では生きられません。
豊かになったからひきこもっても食べ物を親が与えてくれますが、本人も親も苦しいままです。
人間関係の能力開発(私は人生勉強と言っています)をして人の中で生きられる人間になる事が必要なのです。
心理療法ハッピーライフの認知行動療法は結果の症状を言い聞かせや開き直り、気をそらすなどでごまかすのではなく、根本原因の人間関係の能力開発(私は人生勉強と言っています)のお手伝いをしています。

結果の出来る、出来ない、努力をしている、努力が足りない、出来る事からしてみよう、などに焦点を当てるのがあたり前と思われているでしょうが、原因の人と自分の心の中での関係が正しく出来ていなければ、極端に言うと、『ライオンの中で無理して頑張って仕事をしている』『バルタン星人の中で作り笑いをして無理して話している』という状態ですから本人はとても疲れますし苦しい、出来ない自分に幻滅をします。
しかし、親や周りの人は『まさかライオンの中にいる、バルタン星人の中にいる等と思い込んでいる』とは夢にも考えませんから、努力が足りない、サボっている、これ位の事は出来るだろう、と思います。

本人も親や周りの人も結果に焦点を当て続ける限り不幸が続きます。

足し算、引き算、九九、が出来ない子に計算しろと言っても出来ないのと同じで、昔だったら自然に身に付けられた人間関係の能力開発(私は人生勉強と言っています)が『豊かになり』『兄弟が少なくなり』『人の考え方が変わった』等から身に付けられなかったのだから、まずは、足し算、引き算、九九、を身につけるように人間関係の能力開発(私は人生勉強と言っています)を身に付けないと解決しない事を本人や親、周りの人たちが気付いて分かって頂きたいと思います。



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心理療法ハッピーライフの認知行動療法をお教えします

2009年02月11日 | 心理療法ハッピーライフ
心理療法ハッピーライフの認知行動療法をお教えします


2009年2月11日(水)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


ハッピーライフの心理療法(認知行動療法)を広めるという目的の一つとして、

間違った思い込み(考え方、認知、信念)を多くの困っていない人たちと同じ、正しい考え方に修正して頂く事で何年も何十年も対人緊張や対人恐怖、神経症、うつ病の人が結果として治るハッピーライフの心理療法の全てお教えしようと思います。

ハッピーライフの心理療法(認知行動療法)を広めるという目的ですから、広める事に協力して頂ける人に限ります。

まずは、習いたい理由、目的、どのように広める協力をして頂けるかを
a@happylife.jp
にご連絡下さい。

何度かの話し合いの後、お教えするかどうかを判断させて頂きます。

料金は1時間4500円~0円の間です。
金額は私が決めさせて頂きます。
熱意や広める事への協力の度合いなどで決めさせて頂きます。



心理療法ハッピーライフの心理療法(認知行動療法)を理解して頂く為に必要な考え方を箇条書き致します。

1. 結果の症状に焦点を当てるのではなく、症状が出る原因に焦点を当てる。
従来の考え方は症状に焦点を当てるのが常識ですが、症状が出る原因は必ずあります。
特に、対人緊張、対人恐怖、神経症、うつ病は精神疾患ですから原因は主に間違った思い込み(考え方、認知、信念)です。
この間違った思い込み(考え方、認知、信念)を多くの困っていない人たちと同じ正しい考え方に修正して頂く事を目的にします。
ただし、気質的な問題も存在しますから十分に気質的な問題も理解と配慮をしなければいけません。

2. 医療と心理療法を両輪の輪と考えます。
例えば、頭が痛い時、頭痛薬を飲まなければ日常生活が出来ません。
しかし、頭痛薬は頭痛を治しているのではなく、痛みを抑えている鎮痛薬です。
これと同じで、医療の投薬治療で症状を抑えて、平行して原因の間違った考え方を修正する事で治って頂くという考え方です。

3. 治せません。医療行為ではありません。
心理療法ハッピーライフの心理療法(認知行動療法)は資料を使ってお話し合いをするだけです。
クライエントさんに指一本触れる事はありません。
効果はクライエントさんが話を聞いて自分の間違った考え方に気付き、多くの困っていない人たちの考え方を受け取って頂く事のみから発生しますので、医療行為ではなく、人生勉強、こういう風に考えたり認知したりしながら生きるという事をお教えしているだけです。

4. 常識の壁は厚い
現実に心理療法ハッピーライフで間違った考え方を修正する事で何年も何十年も苦しんでいたクライエントさんが楽になっています。
また、楽になられたクライエントさんの中には、ハッピーライフの心理療法を広めるお手伝いを自主的にして頂いている人もいますが、一般の人の考え方は、病気で医師に薬で治してもらうもの、という意識が強いです。
クライエントさんが正しい考え方を受け取って頂くと嘘のように簡単に治りますからやりがいのある仕事です。
しかし、この常識(社会意識)を変える事は簡単な仕事ではない事を理解して下さい。

5. 医療(医師)を否定していない
医療(医師)から見ると病気となりますが、ハッピーライフの心理療法(認知行動療法)からすると病気というよりも勘違いや人生勉強不足と見えます。
しかし、これは同じ物を別の角度から見ている為の違い(例えば、三角錐を正面から見ると三角形ですが真上から見たら円に見えるのと同じような物)です。
また、上記の通り、医療と心理療法の二方向からケアする事が重要ですから、医療(医師)の見方を尊重しつつ心理療法ハッピーライフの側からの見方を世間に常識(社会意識)として広めて行く立場です。



私は他の心理療法をお教えした経験は十分ありますが、この心理療法お教えする事は今回が初めてになります。
しかし、この療法自体は完成しておりますからご安心下さい。

では、お問い合わせを心からお待ちしております。

よろしくお願いします。



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対人緊張(対人恐怖症、社会不安障害)、神経症、うつ病、統合失調症に関して

2009年02月10日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張(対人恐怖症、社会不安障害とも呼ばれています)、神経症、うつ病、統合失調症に関して


2009年2月10日(火)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


今日のブログは昨日の「思い込み 神経症」の続きです。


思い込み=神経症 その通りです。


具体的に書きますと、

対人緊張(対人恐怖、社会不安障害)は人に自分が緊張しているのを見られたり知られたらとても怖いという思い込みから精神的な問題に加えて赤面症や吃音など色々な症状を出します。
この症状に関して分かっていない人たちが多いのですが、精神的に思い込む事で体の症状はほとんど出せます。
ですから、発熱や下痢など、まさか精神が原因とは本人も周りの人も思っていない症状まで出しますから精神的な思い込みからの症状だと分かっていない事が多いです。
また、不登校、摂食障害、神経症、うつ病など一見対人緊張とは関係なさそうに思える症状の人の中には、本人や周りの人が認知していない場合がほとんどですが、根本原因は対人緊張のケースが結構あります。
これらの症状のケアを不登校や摂食障害、うつ病に焦点を合わせてしまいますと中々改善が出来ません。


神経症はパニック障害や強迫性障害などをはじめ多くの症名が存在しますが、「思い込み」という視点から見たら二つの大きな思い込みが存在します。
一つは上記しました「対人緊張」の思い込みです。
人に変に思われたら怖い、人から悪い評価をもらうと怖いという「対人に関しての間違った思い込み」です。
これらは人と自分の精神的な正しい関係が築けていない為に起っています。
正しい精神的な関係は20歳を過ぎれば、肉体的、精神的、社会的にも対等の大人同士の関係でなければいけないのに精神的な関係が「子供と大人」の関係のままになっているのが原因です。
ですから、正しい精神的な関係になっている人は、
人に変に思われたら嫌ですが怖いとは思いません。
同様に、人から悪い評価をもらうと嫌ですが怖いとは思いません。
しかし、精神的な関係が「子供と大人」の関係のままですから、5才の子供は一人で生きる能力はありませんから母親に嫌われたらもう育ててくれないので生きて行く事が出来ませんから怖いと感じるのと同じように人に変に思われたら恐怖を感じるのです。

もう一つは、「嫌だ=怖い」にしている思い込みです。
対人緊張も「恥ずかしい=怖い」「嫌だ=怖い」という間違った思い込みですから同じではないかと思われる人もいらっしゃるでしょうが、ここでの思い込みは対人が関係ない「嫌だ=怖い」という思い込みです。
例えば、疾病恐怖とも言いますが、
「自分は大変な病気になっているのではないか?」
というものです。
(皆さんはノイローゼという方が分かりやすいかも知れません。)
焦点は自分の病気ですから例外を除けば、人がどう思おうが全く気にならないのですが、大変な病気になっているのではないか? と病的に怖がるのです。
神経症でない人たちの思考は、大変な病気になるのは嫌だけれども大変な病気になったら怖いと思い続けて生きるのはおかしい、大変な病気になるのは嫌だけれども今は大変な病気になっていないのだから怖いではない、としています。


うつ病の思い込みも上記と同じ2つの間違った思い込みからうつが発生している状態です。
ちなみに、驚かれるかも知れませんが、対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害)や神経症、うつ病の分類は主に症状の強弱で判断していると言ってもおかしくないのです。
一般の人たちの考え方では、風邪は風邪で風邪が酷くなったらインフルエンザになるとは思っていませんよね。
病名は病気にしっかりと当てはまるもので医者によっては風邪、医者によってはインフルエンザでは困るし、最初は症状が軽かったから風邪だと言いましたが症状が重くなりましたので病名をインフルエンザに変更しますと言われても納得できないでしょう。
しかし、精神的な疾病は皆さんが思っているような病名の付け方ではないのです。

「神経症とは精神医学用語で、主に統合失調症や躁うつ病などよりも軽症であり、病因が気質的なものによらない精神疾患のことをさす。」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

という事は症状が重かったら統合失調症や躁うつ病で軽かったら神経症という事なのです。

何を言いたいかというと、風邪の原因は風邪のウイルスでインフルエンザの原因はインフルエンザのウイルスだから対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害とも呼ばれます)、神経症、うつ病、統合失調症の原因がこのブログでは同じと書かれている事はおかしいとなってしまうという事です。

しかし、精神的な思い込みに関しては、対人緊張症(対人恐怖症、社会不安障害)、神経症、うつ病、統合失調症も同じで、この思い込みを解消する事で治ったり症状が軽減したりするのです。


結論です。
「神経症とは精神医学用語で、主に統合失調症や躁うつ病などよりも軽症であり、病因が気質的なものによらない精神疾患のことをさす。」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
の気質的なものに対して書きます。

上記しました通り、精神疾患は症状の軽い重いを重要な判断材料にしています。
重いと捉われている統合失調症や躁うつ病には「体の器官としての脳の気質」が関係している事が予想されます。
統合失調症や躁うつ病は強い妄想が出たりします。
また、自分は異常だという病識(自分は病気だと認識する事)や病感(自分は病気ではないかと感じる事)がなかったりします。
例えば、背が高い人がいれば低い人もいるのと同じで、脳内物質の分泌が良い人悪い人、など気質的な差はあると思います。
特に統合失調症の場合は幻聴がまずあります。
この幻聴は本当に聞こえる音や声と区別が付かない幻聴の為に本人は何が何だか分からなくなるのですから本人の脳の気質的な問題が考えられます。
しかし、人は孤独になると大なり小なり独り言を言ったり空耳を聞いたり奇行が出ます。
何を言う私も大学受験に失敗して孤独な東京での浪人生活の時に経験をした事があります。


私が、私の約15年の心理療法の臨床経験から、皆さんに伝えたい事は、
1. 精神疾患は脳の気質的な問題は確かにあると思います。
2. 育てられ方などの環境的な影響も確かにあると思います。
3. 日常生活が送れない程の症状が出ているのですから投薬治療で症状を抑えなければいけません。
4. 心理療法だけで症状が完全になくなるとは言えないケースがあります。特に、統合失調症の幻聴は心理療法ではなくならないと私の経験では思っています。
5. しかし、「間違った思い込み」を多くの精神疾患ではない人たちと同じ考え方や認知に修正すれば精神疾患自体が治ったり大幅に改善します。例えば、統合失調症のケースでは幻聴はなくなりませんでしたが本当の音や声と幻聴を区別する為の考え方や認知の仕方を受け入れて頂く事で日常生活が出来るようになります。


☆結論です。
投薬治療と平行して「間違った思い込み」を正しい考え方や認知に修正する事は精神疾患に最も必要な事です。


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思い込み 神経症

2009年02月09日 | 心理療法ハッピーライフ
思い込み 神経症


2009年2月9日(月)
心理療法(認知行動療法)ハッピーライフ、矢野裕洋


今回はこのブログを検索された方の検索ワード「思い込み 神経症」という題名で書きます。


思い込み=神経症 その通りです。


原理を説明します。
人は暗闇を怖がります。
「百鬼夜行」「疑心暗鬼」
突然、四字熟語を書きましたが、この四字熟語には「夜」「暗」という字が入っています。
人は太古の昔から夜や暗い場所に鬼が隠れているのではないかと恐れる気持ちを持っています。
何故ならば目で見えないからです。
セラピーを開始して最初の頃のクライエントさんによく言う言葉なのですが、
「あなたの自宅の前の道はもう何万回も何十万回も歩いていますよね。しかし、その何万回も何十万回も歩いている何処に何が有るとよく分かっている場所でも真っ暗だったら怖いでしょう。これが、対人恐怖症や神経症、うつ病の原理ですよ。」

暗闇になったら急に鬼が出てくるわけがありません。
暗闇になって違う事は目が見えなくなるという事です。
人間は目から大量の情報を得ています。
その大量の情報がなくなりましたから怖いと感じるのです。

この話は体の話ですが、心に置き換えると、「心の目」は何かというと「洞察力」です。
このブログで何度も読んで欲しいと書いている、
(新入社員のA君B君の話 http://blog.goo.ne.jp/yasuhiro_1959/d/20081011)
A君とB君は同じ大学を卒業して、新入社員として一緒に会社に入り、一緒に仕事をして、一緒に失敗をして、一緒に部長に怒られました。
環境は全く同じなのにストレスの差が出ます。
部長に怒られたA君は胃が痛くなり、再び部長に怒られるのが怖い、と強く感じて会社に行く事が憂鬱になってしまいました。
しかし、一緒に部長に怒られたB君は部長に怒られる事は嫌だけれども怒られる事も給料の一部と考えてほとんど気にしていません。
この差が「洞察力」なのです。

周りの人は何を考えているのか?
自分を含めた自分の環境は客観的に見てどう見えるのか?
過去の経験などから今の問題はどれ位の大きさなのか?
違う方向からこの問題を見るとどのように見えるか?
など自分の人生を多方面から洞察しなければ、目を閉じて歩いているようなもの、ですから怖くて歩けません。

心理療法ハッピーライフで何故、対人恐怖症や神経症、うつ病が治るのかというと、この洞察力(心の目)を養っているからなのです。



結論
対人恐怖症(対人緊張症、社会不安障害)、神経症、うつ病の人たちは「心の目(洞察力)」を閉じたまま人生を歩いているようなものだから、不安や緊張、恐怖心、などが起り、色々な症状や妄想まで発生しているのです。
具体的には、歩き慣れた自宅の近所を目を閉じて歩いていると想像して下さい。
不安や緊張、恐怖心、などが起り、ちょっとした症状や妄想まで出て来そうに思えるでしょう。
同じようなものです。

心の目を開けて、心の目をもっと良く見えるように洞察力を磨く事が、対人恐怖症(対人緊張症、社会不安障害)、神経症、うつ病を治す為に必ず必要な事です。




明日は今日の続きで、具体的に、対人恐怖症(対人緊張症、社会不安障害)、神経症、うつ病、統合失調症に関して書きます。



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土よう親の時間、2/7放送 学校に行きたくないと言われたら、を見て

2009年02月08日 | 心理療法ハッピーライフ
土よう親の時間、2/7放送 学校に行きたくないと言われたら、を見て
(NHK教育放送、不登校、学校に馴染めない子供の問題に関して)


2009年2月8日(日)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


昨日放送のNHK教育放送、土よう親の時間を後半だけですが見ました
出演者のコメントで、
「不登校の子や学校に行きたがらない子、学校に馴染めない子は勉強が分からないから学校に行きたがらないのではない。学校の勉強が出来るようになっても不登校は治らない。しかし、生活力を身に付ければ学校に戻ってゆく。この生活力とは一人でも生きて行ける力、例えば、キャンプで自分だけの力で火をおこし料理を作るなど。」
(NHKのホームページを見たのですが具体的に書いていなかった為、私の記憶で書いていますから実際の発言と違っていたらお許し下さい。)

全くその通りだと思います。

私も不登校や学校に馴染めない子をお受けしていますが、多くのこのような学校に馴染めない子の問題はクラスメートとうまく付き合えないという問題です。

私の言い方では、「人生勉強不足の子」が不登校や学校に馴染めていないのです。

個人差はありますが、小学校3年生くらいから心が大人になって行きます。
例えば、5才の子供でしたら大人の世話にならなければ絶対に生きて行けません。
自分一人で生きて行く事は出来ませんから、
「全ての大人に良く思われたい。大人に嫌われる事は怖い。」
という感覚ですが、小学校3年生くらいから子供意識から大人意識が芽生えて来ます。
この心の成長(人生勉強)が順調に他のクラスメートと同じように進めば今までと同じくクラスメートと対等な意識を持ったまま接する事が出来ますから問題はないのですが、うまく心の成長(人生勉強)が進まない場合は、5才の子供が
「全ての大人に良く思われたい。大人に嫌われたら怖い。」
と思う気持ちのままです。
そして、クラスメートが大人になって行きますから、大人になって行くクラスメートに対して、
「全ての大人に良く思われたい。大人に嫌われたら怖い。」
という気持ちがクラスメートに向きます。
「クラスメートに良く思われたい。クラスメートに嫌われたら怖い。」
と感じ始めます。
特にクラスメートは学校という困難を伴った環境で、自分が一番長く接する大人ですから困難を助けてもらわなければいけない大人になっています。
ですから、クラスメートに
「変に思われた、嫌われた」
と感じたら、5才の子供が大人に育ててもらわなければ生きられないのと同様に
「学校という環境で生きられない、怖い」
となり、逃避として不登校を起こします。

例えば、見た目は同じ中学生でも体の成長の差があるのと同じく心の成長の差があります。

ですから、心の成長が十分出来ているクラスメートからすると、たわいのない言葉を恐れるのが奇妙に思え、場合によっては「からかい」の対象になります。

しかし、本人の心は5才の子供のようなものですから「からかい」ではなく「恐怖」そのものなのです。

ちなみに、
「学校裏サイトに悪口を書かれる事は嫌だろうが何故あんなに恐怖を感じるのだろうか?」
と不思議に思っている人は人生勉強が十分に出来ているからそう思うので、恐怖を感じている子は5才の子供のような感じですから、「親に捨てられる」、という気持ちに近いと思って頂くと理解出来ると思います。


生活力を付ける事で、自分は一人でも生きて行く事が出来る、という気持ちが育くまれ、心の成長が促されて行くと思います。

結果、一人で生きて行く事が出来るという気持ちが出来たから、
「嫌われる=怖い」 から 「嫌われる=嫌だ」
に変わって来るのです。


ちなみに、大人の対人恐怖症(対人緊張症、社会不安障害)はこの人生勉強不足の延長です。


心理療法ハッピーライフのケアの方法は「生活力」を身に付ける方法ではなく、自分や自分の回りを多方面から客観的に見る洞察力を身に付けて頂き、
「嫌われる事は嫌だけれども怖い事ではない」
という思考になって頂く事で不登校を解消するお手伝いをしています。
(必要な人生勉強を身に付けて頂く事は同じです。)



明日も書く予定です。



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人は聞いているようでも聞いていない

2009年02月07日 | 心理療法ハッピーライフ
人は聞いているようでも聞いていない
(伝える力と聞いてくれているかを判断する力)


2009年2月7日(土)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


今日のテーマは或るクライエントさんから、自分の例を出しても良いからぜひブログに書いて欲しいとリクエストされたセラピーの内容です。

心理療法ハッピーライフの技法の一つに「6つの洞察力プラス1」という自分を多方面から見る方法があります。
その中の一つに「取材」というものがあります。
新聞記者が取材をするように人に聞いて人はどのように思っていたり判断するかを自分の判断材料の一つにしようとする方法です。

このクライエントさんは或る事柄で複数の会社の同僚に取材をしたら全員が
「相手も悪いがお前も悪い」
と言ったので自分も悪いのですがと話されました。
しかし、私がこの話を詳しく傾聴すればする程、このクライエントさんのどこが悪いのかが分からないのです。
この時の私はこのクライエントさんの立場になって見たり相手になって想像して見たり鳥瞰(ちょうかん)して見たり、すればする程このクライエントさんは全く悪くないと思えました。
そして、私は、
「あなたのどこが悪いの? 私から見ると全くあなたは悪いとは思えないのですが。」
と言うとびっくりした顔をするのです。
そして、自分自身は悪い事をしたのではと思い会社の同僚に念の為に確認の意味で相談してみたら全員が「相手も悪いがお前も悪い」と言うので本当に自分は悪い事をしたと思い込んでいたと言うのです。

「取材」
人に相談をして答えを欲しい時は何点かのチェックポイントがあります。
1.最初は伝える力、伝え方です。
人はその人の意を汲み取ろうとしますから、このケースでは自分の主観から見たら悪い事をしたかも知れないと思っていても自分が悪い事をしたというニュアンスを伝えないように努めなければ人は相手の望んでいるだろう答えを話そうとします。
特に浅い間柄ですと「事なかれ主義」的な発想が出ますから自分の意見ではなく相手の望んでいる意見を選びやすいのです。
2.相手との関係
上記しましたが、相手との関係を十二分に考慮しなければいけません。
一般論ですが、相手との関係が浅ければこの話に深く係わりたくない「事なかれ主義」が出ますし、相手との関係がとても深ければどのような状況であろうが「味方」という立場で擁護し続けます。
このケースでは会社の同僚とクライエントの関係がどの程度の関係かという事を十分考慮しなければいけません。
比較的客観的な答えをくれるのは友人ですが友人も多少の立場や深さの差があります。
また、ケースによってはその人の人生観のようなものが影響して来ますから、出来れば、相手と自分の関係を考慮して複数の人に相談をする事が良いです。
3.聞いてくれているかを判断する力
話した内容をどれだけ真剣に聞いてくれているかという事は勿論ですが、相手の話を聞く能力も考慮しなければいけません。
心理療法の用語で「傾聴」という言葉があります。
聞く事にも技術が必要なのです。
皆さんの周りには心理療法を勉強した人は少ないでしょうから勉強として聞く能力を開発した人はいなくても自然に身に付けて来た「聞く能力」の差があります。
このクライエントさんの問題は特殊なケースでしたから聞く側が「聞く能力」と共に「聞く努力」を十分に払わなければ理解できなかったと思います。
しっかり伝える努力をして、相手に自分の意はどれ位伝わったかという事を確認しなければいけません。
場合によっては理解度を質問で確かめる必要もあります。
当然ですが、理解度の低い人からの助言は自分の考え方を決める材料としては重要視出来ません。


まとめですが、
「良く伝える」という努力と「相手と自分の関係の考慮」、「相手の聞く能力と聞く努力、理解度」を判断して、自分の人生の方針決定や考え方を決める材料にしなければ良い取材にはなりません。


「傾聴」
人の話を聞くという能力開発をする事が出来ます。
親子関係、夫婦関係(恋人関係)、友人関係、職場の関係など人は集団生活をする動物ですから「話を聞く」という能力開発はより良い人生にダイレクトにつながります。
親子関係、夫婦関係(恋人関係)では会話は成立しているけれども上っ面だけの会話でしかない、結果、親子や夫婦(恋人関係)の意思の疎通が出来なくなり家庭が上手くいかないという事も起り得ます。
話をしていれば良いのではなく、本当の会話をしなければ、最悪の場合は子供の家出や引きこもり、離婚などにつながります。
また、職場の関係で傾聴技法を使えば特に上司と部下の関係などが上手く行きます。
深く良く聞く事で人間関係の信頼感が深まります。

心理療法ハッピーライフでは傾聴が必要な方にお教えします。
時間は1~2時間です。
(1時間4500円)
お教えする事は技法や考え方などですから、その後の練習、あなたの心構え、応用力が必要です。
傾聴が必要な方はご相談下さい。

ご相談先
〒794-0005愛媛県今治市大新田町5―6―22コーポラス山下Ⅱ-202号
心理療法ハッピーライフ 矢野裕洋
電話、ファックス0898―22―3755
メール a@happylife.jp



明日もブログは書く予定です。



「無料資料」
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トキワ精神保健事務所、2/5放送 NEWS ZEROを見て

2009年02月06日 | 心理療法ハッピーライフ
トキワ精神保健事務所、2/5放送 NEWS ZEROを見て


2009年2月6日(金)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


昨日放送の日本テレビ系列のNEWS ZEROをご覧になった方は多いと思います。
内容は統合失調症の60代の女性を30代の娘さんの依頼でトキワ精神保健事務所の人間が病院に連れて行くまでの内容でした。

トキワ保健事務所は医療関係者ではなく精神病と疑わしい人を家族の要請で説得して病院に行ってもらう事を仕事としている所のようです。
気になる方はトキワ保健事務所をGoogleで検索すると出て来ました。

じつは、昨年、私の所にこのような依頼がありました。
「家族に妄想が出ていてどうも統合失調症ではないかと思うのですが自分は病気ではないと言い張って病院に行ってくれないのです。病院に行く手伝いをして頂けませんか?」
という内容でした。
この時はそのような経験が全くないのでアドバイスをして丁重にお断りをしたのですが、今後はこのような対応もしなければいけないのではと考えております。

統合失調症が疑われる人の多くは、病識というのですが「自分は病気ではないだろうか?」という気持ちを持ちません。
NEWS ZEROで放送されていたように、「電磁波で攻撃をされている」「自分を殺しに来ている」など本人以外の人間からすると明らかに現実ではない事を本当の事だと認識しています。
例えば、「アメリカの大統領がいつも話し掛けて来る」とか「宇宙人が話し掛けて来る」「盗聴器と特殊なスピーカーが全ての場所に仕掛けられていて特殊なスピーカーは自分にしか聞こえない」など多岐に渡ります。
しかし、本人を馬鹿にしたり嘘つき呼ばわりしたりしてはいけません。
私たちも「空耳」を聞きます。
この空耳がよりリアルにずっと聞こえ続けていると思って下さい。
本人には確かに現実に聞こえているのです。
実際は空耳と同じで頭の中の事ですが、皆さんもよく思い出してもらうと空耳を聞いて現実と区別がすぐに出来なくて呆気に取られた事が一度くらいはあるのではと思います。

私はセラピストですから医師ではなく心理学の人間ですが、統合失調症には良い薬があると聞いています。
まずは精神科に連れて行く事です。
この時、頭ごなしに命令をしてはいけません。
本人の言葉に耳を傾けて、本人の恐怖や戸惑いなどを理解しながら信頼関係を結んで、
「自分は病気ではないが、お前がこれだけそう言うのだったら、一度病院に行っても良い」
という風に考えてもらう事です。
ここで重要な事は回りの人間からしたら妄想以外の何物でもないと分かるのですが、本人は頭の中だけですが、しっかりと現実と同じ言葉が聞こえていますから、妄想だと分からせる事は無理だという事です。
また、本人が反発を強めるだけです。
この妄想は病院で投薬治療をしてなくなってゆくもので説得では決してなくならないという事を理解して頂く事です。

私はこのような、病院に行きたがらない家族を説得して病院に行ってもらったという経験はありません。
この事を承知して頂いた上で、お困りでしたらご相談に乗ります。
〒794-0005愛媛県今治市大新田町5―6―22コーポラス山下Ⅱ-202号
心理療法ハッピーライフ 矢野裕洋
電話、ファックス0898―22―3755
メール a@happylife.jp



明日も書く予定です。



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楽になる方法は必ずある(大丈夫です)

2009年02月05日 | 心理療法ハッピーライフ
楽になる方法は必ずある(大丈夫です)
(心理療法ハッピーライフの本当の専門 モデリング)


2009年2月5日(木)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋
(認知行動療法)


前回の続きです。

「奇跡の質問」をもう一度書きます。

想像して下さい。
あなたはとても良く寝て心地良い朝を迎えました。
心地良い朝を迎えたあなたは、ふと気付くと、あなたの困っていた問題は全て解消されています。
さあ、問題が全て解消されているあなたはどんな考え方をするようになったのでしょうか?
そして、どんな事をしたのでしょうか?

皆さん、ぜひこの奇跡の質問を覚えていて下さい。
「自分はもうダメだ。」
「解決する方法などない。」
「死にたい。」
と思い詰めても、自分が楽になる方法は必ずあります。

困っていた問題が、経済的な問題でも体や病気の悩みでも人間関係や異性関係、もちろん、対人緊張症や神経症、うつ病、など何でも大丈夫です。

何故ならば、克服している人がいるのです。
人が出来る事はあなたも出来ます。
克服している人はどのように克服したのかを観察して自分に応用すれば良いのです。

例えば、現在は不況です。
「ダメだ」
「無理だ」
と思うのは簡単ですが、この不況の中でも上手く行っている人たちは存在します。
私達は人の中で生きているのです。
人が出来る事や解決した事はあなたにも必ず解決できる道があります。
大丈夫です(笑)。



さて、最近
「先生の専門は対人緊張症などで人に好かれるという事は専門ではないのですよね。」
と言われました。
また、少し昔ですが、
「先生は対人恐怖症、神経症、うつ病、ポジティブになるまでが専門ですから幅広くて凄いですね。対人恐怖症一つ取っても赤面症や吃音(きつおん)、手足の振るえなど山ほど有るのですから凄い知識とたくさんの技術や療法を駆使されるのですよね。」
と言われた事もあります。

厳密なお話をすると、私の本当の専門は、原因の考え方のモデリングが専門です。
モデリングとは名前の通り、モデル(自分が理想とする人)を真似る事です。
(モデリングは原因の考え方を真似る方法と結果の行動を真似る方法があります。)

だから以前から書いている通り、私は対人恐怖症や神経症、うつ病を治せませんし、直接治す方法を知りません。
私が知っている事は対人恐怖症や神経症、うつ病の人たちと、そうではない困っていない人たちとの考え方や認知の差です。
そして、どういう方法で対人恐怖症や神経症、うつ病でない人達の考え方や認知の仕方を受け取ってもらうかという方法を知っているのです。
結果、対人恐怖症や神経症、うつ病でない人たちの考え方や認知の仕方を受け取ってもらったら、原因が変われば結果も自動的に変わります、結果として対人恐怖症や神経症、うつ病は治っているのです。
私は原因の考え方や認知の仕方を修正して頂く事で、間接的に、治ってもらっているのです。

ポジティブに関してもポジティブな人の考え方や認知の仕方をお教えして受け取って頂いているだけです。
ポジティブな人の考え方や認知の仕方を身に付けると人生が楽になります。
人間は人間の中で暮らす動物ですから、あなたがポジティブになれば、あなたの回りの多くの人はあなたと一緒にいる事を心地良く感じます。
すると、回りの多くの人はあなたの人生を楽に心地良く生きる協力をしてくれます。


私は対人恐怖症(対人緊張症、社会不安障害)や神経症、うつ病が専門と書いてはいますが、本当の専門は、困っていない人たちの考え方や認知をモデリングする事で偏った考え方を修正し、認知能力を上げるお手伝いをする事が専門です。

偏った考え方を修正し、認知能力を上げる事で、対人恐怖症や神経症、うつ病を治す、という事に応用しているのです。

ですから、上記の質問の答えは、
人に好かれる、という事もモデリングにより出来ますから専門分野になります。
凄い知識は持っていません。
たくさんの技術や療法を駆使もしていません。
原因の考え方や認知する所をモデリングする事で結果的に多くの困った問題の解決につなげているのです。
特に、対人恐怖症や神経症、うつ病のケアは、私自身がやりがいを感じている分野です。
ですから、ここに焦点を当てて行動をしていますが、人の原点は心ですから、経済問題、病気の問題、人間関係、異性関係など全てに応用が効きます。
ただし、人が達成できるものに限ります。
例えば、「死にたくない」と言われても死なない人間は存在しませんから無理です。
人間はいつか死を迎えますが、死に囚われないで、人生を謳歌(おうか)する人にはなれます。
大丈夫です(笑)。


明日も必ず書きます。



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心理療法ハッピーライフは認知行動療法です。

モデリング 楽になる方法は必ずある

2009年02月04日 | 心理療法ハッピーライフ
モデリング 楽になる方法は必ずある
(認知行動療法、困っていない人たちの思考を受け入れる)


2009年2月4日(水)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


想像して下さい。
特に対人恐怖症や神経症、うつ病で困っている人、真剣に想像して下さい。
あなたはとても良く寝て心地良い朝を迎えました。
心地良い朝を迎えたあなたは、ふと気付くと、あなたの困っていた問題は全て解消されています。
さあ、問題が全て解消されているあなたの考え方はどんな考え方をしていますか?

上記は短期療法という心理療法の技法で「奇跡の質問」と呼ばれているものです。
「自分はもうダメだ。」
「解決する方法などない。」
「死にたい。」
と思い詰めても、自分が楽になる方法、は必ずあるという事を気付き受け入れ始めて頂く質問です。

それは例外的に思えるかもしれません。
今までの自分では思いつかない方法かも知れません。
分かってもそれは容易に身に付けられるものではないと思うかも知れません。

しかし、重要なのは、「自分はもうダメだ。」と思っていたけれども解決する方法は、例外的と思えるかも知れませんが、あるという事に気付いて頂く事です。


具体的に、問題が全て解消されたあなたの考え方を見に行きましょう。

対人恐怖症(対人緊張症、社会不安障害)の人でしたら、
「他人の目を必要以上に気にする必要はないという考え方になっている。」
「他人に変に思われても構わないという考え方になっている。」
「人は人、自分は自分と割り切れている考え方になっている。」
等でしょう。

神経症の人でしたら、
「不安の処理が出来る考え方になっている。」
「気持ちの切り替えが早く出来る考え方になっている。」
「細かい事を気にしない考え方になっている。」
等でしょう。

うつ病の人でしたら、
「気分転換のすぐ出来る考え方になっている。」
「未来に希望を持てる考え方になっている。」
「物事に執着しない考え方になっている。」
等でしょう。


まずは、「自分はもうダメだ。」ではなく「楽になる方法はある。」というあなたになる事です。

現実に同じ環境にいても大丈夫な人がいるのですから「楽になる方法」は絶対にあります。
大丈夫です。


心理療法ハッピーライフの認知行動療法は「モデリング」という技法が主です。
あなたにとっては、「そういう考え方をする人は例外だ。」「そういう考え方をする人の考え方を身に付ける事は無理だ。」と最初は思えるでしょう。
しかし、同じ人間同士です。
人に出来てあなたに出来ないわけがありません。

心理療法ハッピーライフは先ほど想像して頂いた、
『心地良い朝を迎えて、ふと気付くと、困っていた問題は全て解消されている、新しいあなたの考え方を身に突けて頂く。』
お手伝いをします。

心理療法ハッピーライフは、あなたの問題が解決したり楽になる考え方を身に付けるお手伝いをする所ですから、決して対人恐怖症や神経症、うつ病を治す所ではないのです。

しかし、あなたが想像した通り、困っていた問題が解消されている新しいあなたの考え方になれば自動的に対人恐怖症や神経症、うつ病は治っています。

ここが医療と心理療法、特に心理療法ハッピーライフの認知行動療法との大きな違いです。


他人に出来る事はあなたにも必ず出来ます。
何故ならば、同じ人間、ですから。
大丈夫です。


続きは明日、必ず書きます。



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対人緊張症を治すのも キャリアアップ

2009年02月03日 | 心理療法ハッピーライフ
対人緊張症を治すのも キャリアアップ


2009年2月3日(火)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


不況になりました。
有効求人倍率が0.XXという感じの報道が続いています。
私の友人も故(ゆえ)あって就職活動をしていますがとても厳しいようです。
しかし、不況というものは不思議なものです。
例えば、台風や地震などの被害というのでしたら被害状況が目に見えますのでよく分かりますが、不況という被害は倒産やリストラ、減給、売上不振などという形では見えますが、それは本当の姿ではなく、本当の被害など何もないのです。
お金が減ったわけでも商品が減ったわけでも何でもないのです。
それなりの理由は有っても、人の心が「お金を使うのをやめよう」「お金が入ってこなくなるかも知れない」などと思ってお金の流通を減らしているだけなのです。
お金の総量が減ったり物がなくなっているのでしたら分かりますが、お金や物は全く減ってはいないのです。
多くの人の心がお金を使うのを減らそうという気分になってお金が回らなくなっているだけなのです。
集団心理、集団恐怖心が作っているのが不況なのです。
その為に物があるのに物が売れなくなり物が余っているのにお金が回って来ないから買えなくなって自殺をする人までいます。
これは本当の被害ではなく二次的な被害でしかありません。
不況は多くの人たちの心理が「お金を使いたい」「お金は順調に回ってくるだろう」という心理になればすぐに終わります。
これからの経済は経済を生き物と見るのではなく心理学者が集団心理の結果として見て、悪い集団心理状態にならないようにしたり、悪い集団心理を改善する事が必要だと思います。


さて、対人緊張症(対人恐怖症、SAD)は集団恐怖心ではなく個人の恐怖心です。
不況と言っても台風や地震のような本当の被害はないという話を書きましたが、対人緊張症も本当の被害はありません。
集団心理か個人心理かの違いはありますがどちらも本当の被害はないのです。
あるのは二次的な被害だけです。
例えば、「対人緊張症で会社をクビになりました」と言う人がいますが対人緊張症でクビになった人などいません。
対人緊張症を苦にして自分で辞表を出したり、無断欠勤や仕事をさぼったりしたから会社を辞めなければいけなくなったので対人緊張症を解雇理由にして解雇など出来ません。
対人緊張症は他人と自分の正しい心の関係が築けていない為、「他人に変に思われたら怖い」「他人に嫌われたら怖い」という間違った恐怖心が起こしている現象でしかありません。


さて、対人緊張症を治すのも キャリアアップ という本題に入りますが、不況ですからキャリアという事を特に意識している人たちは多いと思います。
そして、キャリアというと「資格」や「職歴」を想像する人たちが多いと思います。
それももちろんキャリアですが、対人緊張症を治して人とのコミュニケーション能力をアップさせる事はとても大きなキャリアアップになります。


テレビの報道番組でのコメントですが、
「多くの製造業の派遣社員は人との接触が苦手だから製造業を選んでいるので製造業から人との接触が必要なサービス業に変わる事は難しいのではないか」
という事を聞きました。
私は雇用関係の専門家ではありませんので、この内容が正しいかどうかは分かりませんが、これからの時代ですから、「配置転換」でいつ全く違う職種に変えられるか分からないと思います。
上司になれば「部下」とのコミュニケーションを取らなければいけません。
根本的に、「人との接触が苦手だから、こういう仕事しか出来ない」という「何々をしたい」という選択の仕方ではなく「何々しか出来ない」という職業の選択は虚しいでしょう。


不況だからこそ、「自分への投資」を考える事に価値があると思います。
「潰しの利く人間」「環境適応能力の有る人間」「能力の高い人間」にキャリアアップしませんか?
対人緊張症の原因は勘違いです。
早い人でしたら一ヶ月ほどで目途が出ます。
セラピー料金は5万円程です。
(上記の期間と金額は、人と自分の正しい関係を早く受け入れた人で、個人差があります。)


こういう不況の時ですから対人緊張症を治してコミュニケーション能力の高い「潰しの利く人間」「環境適応能力の有る人間」「能力の高い人間」になりましょう。
自分の能力が上がれば将来の不安も減ります。
「他人が出来る事は自分もたいていの事は出来る」
という能力を持てば人生「鬼に金棒」です。

対人緊張症を治して キャリアアップ しましょう。



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うつ病を自分で治す方法(最終回)

2009年02月02日 | 心理療法ハッピーライフ
うつ病を自分で治す方法(最終回)
(今回は特にうつ病患者のご家族に読んで頂きたいです)


2009年2月2日(月)
心理療法ハッピーライフ、矢野裕洋


うつ病は気分障害とも言われます。
しかし、ただ単に気分が滅入っているだけではなく、身体的な症状も出ています。

このブログを読まれている貴方が、うつ病を体験した事がない人でしたら、失恋した時や入試に失敗した事などを思い出して下さい。
気分がとても落ち込んでいるだけではなく、食欲がない、新聞や雑誌などを読む気力がない、眠れない、テレビを見ても全く面白くない、などを経験した事があるはずです。
うつ病患者はこのような状態がずっと続いているような感じです。
その時、自分のこの嫌な気持ちをなくそうと運動をしたり気をそらそうとしたり(失恋の事や入試に失敗した事を考えないように努めたり)、違う角度からの考え方をしてみようとしたり(異性は山ほどいるとか志望大学に入れなくても人生の挽回は十分出来るなど)したでしょう。
でも、中々うまく自分の気持ちをコントロール出来なかったと思います。
しかし、必要な時間が経過すると、自然に元の状態に戻れていたはずです。
この必要な時間の中で葛藤をあきらめたり代償的な行為や目標を持ったりして何らかの形で自分の心を納得させていたはずです。

うつ病患者はこの自分の心を納得させる事がうまく出来ないのです。

貴方はこの葛藤の最中に「気の持ちようだよ」と誰かに言われても、反発する事はあっても「その通りだ」とは全く納得出来なかったでしょう。
医師が言うようにうつ病患者に「気の持ちようだ」とは自分自身の時は全く受け入れられなかったのですから人に言っても受け入れられません、逆に滅入ってしまうだけですから、決して言ってはいけません。

うつ病は過度なストレスが原因と言われています。
その通りです。
そしてストレスの受け方には、大きな個人差があります。
(新入社員のA君B君の話 http://blog.goo.ne.jp/yasuhiro_1959/d/20081011)
の例の通り、新入社員として一緒に会社に入り、一緒に仕事をして、一緒に失敗をして、一緒に部長に怒られてもA君は胃が痛くなりまた部長に怒られるのが怖いと感じ会社に行く事が憂鬱になっても方やB君は部長に怒られる事は嫌だけれども怒られる事も給料の一部と考えてそんなに苦にしなかったりします。

同じストレスでも受ける側の感受性によって感じるストレスの差が大きく違うのです。
これをストレス耐性と言います。

さて、話は戻りますが、最初に失恋した時や入試に失敗した事などを思い出して下さいと書きましたが、貴方が或る程度の年齢の人でしたら、今同じ経験をしても以前ほど落ち込まない、という気持ちが有るはずです。
人間は経験(学習)でストレス耐性を上げる事が出来るのです。
そして、ストレス耐性、言い換えれば人生勉強が良く出来る人はうつ病患者を見て自分だったらストレス耐性が高いですから気の持ちようで大分改善できるという感覚が有るから「気の持ちようだよ」と言いたくなるのです(対人恐怖症や神経症などもほとんど同じ仕組みです)。
しかし、ストレス耐性が違いますから、貴方でしたら気の持ちようで乗り切れますが、うつ病患者は貴方ほどストレス耐性が高くないですからそれが出来ないのです。
また、貴方ほどストレス耐性が高ければうつ病になっていないのです。

医師はうつ病患者に何ヶ月も休みなさいと言います。
休みはとても必要な事です。
そして、休んでいる間に、上記のように、必要な時間の中で葛藤をあきらめたり代償的な行為や目標を持ったりして何らかの形で自分の心を納得させられ、ストレス耐性を上げられた人は良いのですが多くのうつ病患者は基本が出来ていないのでストレス耐性を上げられずに気をそらす事で寛解しているのです。
ですから多くの症例では同じストレスで再発をしてしまいます。

よく「あの人はあんなにしっかりしていたのにうつ病になった」という話を聞きます。
外見はしっかりして見えたけれどもストレス耐性は低かった、もしくは応用が効かなかったという事です。

心理療法ハッピーライフはこのストレス耐性を上げるお手伝いをしています。
多くの困っていない人たちの認知の仕方を見習う事でストレス耐性を上げているのです。

ですから、困っていない人から見たら、「心理療法なんて気の持ちようですよね」となるのですが、そう見えてもそうではないのです。

具体的には多方面から自分や自分の環境、事柄などを洞察する力。
他人と自分の困らない心の人間関係作り。
不安の処理の仕方。
などが基本です。

うつ病ではない貴方は自然に身に付けられた事柄が、うつ病患者は身に付けられていないのです。

また、現代社会は以前よりとても高いストレス耐性が必要です。
ですから勤労者の7割~8割くらいの人がストレスを感じているのです。
全ての人が心理療法を受けてストレス耐性を上げる必要があるとも言えます。


うつ病患者のご家族の人に、
うつ病という事がお分かり頂けましたでしょうか?
まずはうつ病患者を理解する事です。

そして、医師の投薬治療と平行してストレス耐性の向上が必要なのです。
心理療法ハッピーライフでしっかりとお手伝いを致します。
心理療法ハッピーライフの無料資料は本人ではなくご家族のご請求でも構いません。
考えられて下さい。


最後に、うつ病を自分で治す方法、という題名は誤解を招く良くない題名でしたので今回でこのシリーズは終了とさせて頂きますが、うつ病に関してこれからも書いて行きますのでぜひご覧下さい。



この、うつ病を自分で治す方法、という意味は医師の投薬治療だけでは治りません。
医師の投薬治療を受けながら自分でストレス耐性を上げて治すのですよという意味です。



対人緊張症(対人恐怖症)、神経症、うつ病の原因は偏った考え方(おかしな考え方、誤認知)です。
(正しい考え方になればストレスの感受性が大幅に下がります。)
心理療法ハッピーライフはこの偏った考え方(おかしな考え方、誤認知)に、気付く為のお手伝いや修正する為のお手伝いをしています。


心理療法は医学に代わるものではありません。
医学の投薬治療と考え方を修正する心理療法は「両輪の車」です。
投薬治療で症状を抑えながら本当の原因のあなたの偏った考え方を修正しに行きましょう。
必ず病院に通ってください。



今年はハッピーライフの心理療法を世の中に広めるという事に力を置いています。
ぜひ、本、マスコミなどで広めて行きたいと思っておりますので、ご興味が出ましたら、特に出版関係の人やマスコミ関係の人からのご連絡をお待ちしております(熱望)。

このブログを読まれて疑問などありましたらどんどん私にぶつけて来て下さい。
特に今年は広める事を最大の目的にしようと決めておりますから、一般の人を始め、医学関係の人やマスコミ関係の人からの疑問やお問い合わせをぜひお願い致します。
何でしたら、公開討論をしましょう。



本の出版を考えていますが、企画書の段階で中々うまく通りません。
このブログを読まれている出版社の人や出版に詳しい方、宜しかったら、アドバイスをお願い致します。

マスコミ関係の方、ぜひ取材をお願いします。
特にドキュメンタリーの取材をお願いしたいと思います。
今年はこの画期的な方法を世の中に広める事を最大の目的にしております。
よろしくお願い致します。


(無料資料)
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