詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

寒菊

2013-01-29 | 俳句


<寒菊>

梅林の中はときおり散歩らしき人が通る以外誰もいない。梅もまだ早く蕾が
ふくらんで白いものがちらりと見えるけれど咲くまではまだ時間がかかるよ
うだ。梅の木の下に枯れ菊が残っていた。薄い紫の花が一輪だけ、梅が咲く
までこの林を照らすお陽さまを独り占めするといい。
コメント (2)
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