詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

白い世界

2015-05-07 | 俳句


<白い世界>

白い名も知らぬ花に見惚れていると花弁の先へ「てんとう虫の子供」がよじ登って
いる。まだまともな羽もないようなので先端へたどりついても世間を見渡すだけで
飛べやしない。君の世界だとその場の空気を乱さぬようにジッと観察する。
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