詩と短歌集/photo poem 雪割一華(ゆきわりいちげ)

写真短歌・写真俳句・写真詩・随筆散文・陶芸の話など自由気ままに書いています。  

吹くな木枯らし

2015-12-21 | 短歌


<吹くな木枯らし>

もうほとんど裸木になった木の枝にまだ数葉の赤い葉が残っていると少しホッと
する。 そうか、まだ身を切る様な木枯らしが吹いていないものなと頑張って細い
枝にしがみついている赤い葉を見上げる。
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月曜日

2015-12-21 | 俳句


<月曜日>

ふっ と目を覚ます。6時15分ふとんから目だけ出して周りの今朝の温度を
うかがう。「さむっ」 目の温度センサーに従ってもいちど暖かい布団にもぐる
起きなきゃの気が布団の中であくびとのびをさせる。半分涙目になって天国
から北極へはいだす。栄養不良のトドのように。
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