内容が被りますが、2010年の読書メーターと云うまとめ機能ができたので、見てみた。何が言いたいかと云うと、一年間で99冊になっていたと云う事。
目指してた訳じゃないんだけど、なんだかもの凄くおっしい気がした。分かってたらもう一がんばりしたのになー!!
2010年の読書メーター
読んだ本の数:99冊
読んだページ数:32857ページ
■キングズ・オブ・コカイン―コロンビア・メデジン・カルテルの全貌〈上〉
☆☆☆☆★ コロンビアのメデシン・カルテルの創成期を追うノンフィクション。不謹慎だがへたな小説なんかよりもずっと面白い。
読了日:12月29日 著者:ガイ グリオッタ,ジェフ リーン
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■聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)
ジャック・オ・ランターン(笑)
読了日:12月25日 著者:中村 光
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■特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ (米軍兵士が見た沖縄特攻戦の真実)
☆☆☆☆★ 600頁と云う長編ですが、ぐいぐいと読ませる。全編緊張感に満ちた一冊でした。
読了日:12月25日 著者:マクスウェル・テイラー・ケネディ
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■キリスト教成立の謎を解く―改竄された新約聖書
☆☆☆☆★ とどのつまり、無信心で信仰心のない僕としては、キリスト教の信者の方、原理主義の人、信仰に篤いと云われている人達が一体何を信じているのか、実は全くわかっていない事があからさまになる本でありました。
読了日:12月17日 著者:バート・D. アーマン
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■土の文明史
☆☆☆★★ ジャレド・ダイアモンドと比較してしまうからかもしれませんが、今ひとつ切れ味が悪くて集中が途切れがちになる本でした。
読了日:12月11日 著者:デイビッド・モントゴメリー
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■ベスト&ブライテスト〈下〉アメリカが目覚めた日 (Nigensha Simultaneous World Issues)
☆☆☆☆☆ 本書は1969年に執筆されたものだが、今だ古びずこれからも輝きを放ち続けるであろう作品でした。しかし、その対局には学ばず、過ちを繰り返す我々の社会がある。
読了日:12月04日 著者:デイヴィッド ハルバースタム
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■ベスト&ブライテスト〈中〉ベトナムに沈む星条旗 (Nigensha Simultaneous World Issues)
☆☆☆☆★ ケネディからジョンソン政権へ。ハルバースタムの切れ味はここでも超鋭利だ。
読了日:11月29日 著者:デイヴィッド ハルバースタム
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■図解・橋の科学 (ブルーバックス)
☆☆☆☆★ 橋の種類と工法について素人の僕にも解りやすく解説されておりました。
読了日:11月24日 著者:田中 輝彦,渡邊 英一
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■東京水路をゆく ―艪付きボートから見上げるTOKYO風景
☆☆☆☆☆ 僕は自転車でですが、心が躍る思いは同じです。こんなワクワクする場所が身近にあったなんて、もっと早く知ってたら良かったと思っています。
読了日:11月23日 著者:石坂善久
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■ベスト&ブライテスト〈上〉栄光と興奮に憑かれて (Nigensha Simultaneous World Issues)
☆☆☆☆☆ 予想を超える切れ味の鋭さに瞠目するのみです。
読了日:11月20日 著者:デイヴィッド ハルバースタム
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■捕食者なき世界
☆☆☆★★ 実態としてそうなんだろうなと思いつつ、確信を持つまでには至らない、今ひとつ手が届き切れてない、料理として未完成な、どこか生煮えな感じが最後までぬぐえず消化不良の一冊でした。
読了日:11月12日 著者:ウィリアム ソウルゼンバーグ,高槻 成紀
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■豊かさの向こうに―グローバリゼーションの暴力
☆☆☆☆★ 想像を超えた不平等。徹底して無慈悲な富の集中化によって拡大する貧困層の悲惨さには目を覆うばかりだ。しかし、残念だが著者が主張する慈悲や信仰心がこうした問題を解決する事を期待するのは難しいと思う。
読了日:11月08日 著者:V.A.ギャラガー
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■天啓を受けた者ども
☆☆☆☆★ 期待以上の素晴らしい出来に夢中で読みました。「天啓を受けた者ども」と傲慢で身勝手な彼らに踏みにじられたアメリカ大陸の姿があぶり出されていく構成は見事だ。
読了日:11月05日 著者:マルコス・アギニス
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■グローバリズムは世界を破壊する
☆☆☆☆☆ 10年以上前の本であるにもかかわらず、その時点でここまで世の中が見通せていたという事も含めてチョムスキーの鋭さは恐ろしいまでに明らかになる本だ。
読了日:10月28日 著者:ノーム チョムスキー,デイヴィッド バーサミアン
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■レックス・ムンディ (集英社文庫)
☆☆☆★★ 着想・構想はあっぱれなんですが、登場人物もストーリーも生かし切れずでしたね。勿体ない。
読了日:10月23日 著者:荒俣 宏
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■暗記力
☆☆☆☆★ 暗記は苦手ですが、ちょっと頑張ってみようかなという気になってきました。今からじゃ遅いですが。
読了日:10月16日 著者:齋藤 孝
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8054363
■一万年の進化爆発 文明が進化を加速した
☆☆☆☆★ 氏か育ちか云う点を突きつけてくる訳だけど、どうしてもどっちか一方だと決めなければいけないのかと云う点で僕は尻込みしてしまいます。
読了日:10月14日 著者:グレゴリー・コクラン,ヘンリー・ハーペンディング
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■フランキー・マシーンの冬 下 (角川文庫)
☆☆☆☆★ 怒濤の一気読み。残念ながら「犬の力」には及ばすって感じでしたが。これはこれで十分楽しめました。
読了日:10月09日 著者:ドン・ウィンズロウ
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■フランキー・マシーンの冬 上 (角川文庫)
☆☆☆☆★ 面白い。やめられないとまれない
読了日:10月09日 著者:ドン・ウィンズロウ
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■進化の運命-孤独な宇宙の必然としての人間
☆☆☆☆★ ドーキンスやグールドと激しく対峙する本書だが、収斂の概念は慧眼。三人の主張に関する評価は今暫く保留します。
読了日:10月05日 著者:サイモン・コンウェイ=モリス
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■テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
☆☆☆☆★ バナナはどうなった?(笑)
読了日:09月30日 著者:ヤマザキマリ
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■マキャベリアンのサル
☆☆☆★★ マキャベリアンの定義も人間社会との対比も踏み込みが足りず、消化不良、欲求不満な本でした。
読了日:09月28日 著者:ダリオ マエストリピエリ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7817780
■死者の舞踏場 (ミステリアス・プレス文庫)
☆☆☆☆★ 何度読んでも、よくできてる本は面白いなぁ。
読了日:09月25日 著者:トニイ ヒラーマン
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■江戸知識人と地図
☆☆☆★★ 一枚の地図から江戸時代の広大な知のネットワークを呼び覚ますアプローチは見事でした。
読了日:09月23日 著者:上杉 和央
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■トロイメライ
☆☆☆☆☆ 池上永一に出会えて良かったよ。
読了日:09月17日 著者:池上 永一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7674294
■テロリズムと戦争
☆☆☆☆☆ 哀悼ハワード・ジン。我々は学び続けなければならない存在ですが、教えを請う師が必要です。我々が愚かな歴史を繰り返さないために導いてくれる師が現れんことを。
読了日:09月14日 著者:ハワード ジン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7635069
■小暮写眞館 (100周年書き下ろし)
☆☆☆★★ 心霊写真かぁ。花菱家の世界観は素敵に居心地がよろしかったです。
読了日:09月12日 著者:宮部 みゆき
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7605495
■ミネラルウォーター・ショック---ペットボトルがもたらす水ビジネスの悪夢
☆☆☆☆★ 由々しき事態なのだが、本書を読んだだけではわからない。水道事業の民営化は何があっても進めちゃだめですよ。
読了日:09月05日 著者:エリザベス・ロイト
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7511309
■まだ科学で解けない13の謎
☆☆☆★★ どのテーマも踏み込み不足でかつ退屈。そもそも問題の立て方が違うんじゃないかというものもありました。
読了日:09月04日 著者:マイケル・ブルックス
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7494274
■ノーザンライツ
☆☆☆☆★ チャトウィンがパタゴニアを目指したようにミチオはアラスカを目指したんですね。思いもよらない展開に涙がでました。
読了日:08月29日 著者:星野 道夫
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7418671
■樅ノ木は残った (下) (新潮文庫)
☆☆☆☆☆ 断腸の思いで読み切りました。ここまで胸に迫る本はありません。
読了日:08月27日 著者:山本 周五郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7393632
■樅ノ木は残った (中) (新潮文庫)
☆☆☆☆☆ もう夢中になって読みました。山本周五郎おそるべし
読了日:08月23日 著者:山本 周五郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7340982
■それでも、日本人は「戦争」を選んだ
戦争に突入したのはやむを得ない事情があったと。仕方なかった、他に道がなかったと言っているとしか読めませんでした。僕は非常に違和感を感じました。受け入れがたいものがありました。
読了日:08月19日 著者:加藤陽子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7283121
■樅ノ木は残った (上) (新潮文庫)
☆☆☆☆☆ 面白し!どうしてもっと早く読まなかったのか悔やまれます。
読了日:08月14日 著者:山本 周五郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7213891
■ハンド・オブ・デス (COLD BLOOD Documentary Series)
☆☆☆☆★ レクターのモデルとなった人物の実話。トンプスンを地で行く上に驚愕の展開。これはほんとびっくりな本でした。
読了日:08月10日 著者:マックス コール
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7168134
■ゾウがすすり泣くとき---動物たちの豊かな感情世界 (河出文庫)
☆☆☆☆★ 動物に心があるのか、それはそもそも疑問を持つこと自体が間違っていると僕は思います。
読了日:08月08日 著者:S・マッカーシー,ジェフリー・M・マッソン
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■会津という神話―“二つの戦後”をめぐる“死者の政治学” (MINERVA人文・社会科学叢書)
☆☆☆☆★ 想像以上にスリリング。近代日本をデザインした人々の思惑が浮き彫りとなってくるような構成は考え抜かれたもので読み応えは十分でした。
読了日:07月29日 著者:田中 悟
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/7012104
■宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体 下
☆☆☆☆★ 上巻以上に下巻は難解。かなり難しかったというのが正直なところです。
読了日:07月26日 著者:ブライアン・グリーン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6978777
■図説 日本の河川
☆☆☆☆★ 紹介される50の河川はどれも特徴的で行ってみたくなるものばかり。しかし、どれも遠いのがなんとも残念でした。
読了日:07月25日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6962199
■宇宙を織りなすもの――時間と空間の正体 上
☆☆☆☆★ もっと総花的な話かと思っていましたが、予想以上に深く時空、時間の概念へ切り込んできて興味深い、文化系の僕として振り落とされないように必死で文脈を追っております。
読了日:07月20日 著者:ブライアン・グリーン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6902496
■砂の本 (集英社文庫)
☆☆☆☆☆ 砂の本、円盤、三十派と想像力を激しく刺激して幻惑の世界を呼び覚ます手練れに酔いました。面白い!!
読了日:07月13日 著者:ボルヘス
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6816160
■第五福竜丸―ビキニ事件を現代に問う (岩波ブックレット)
☆☆☆☆★ 核実験の実態をもっと調べてみようと思いました。
読了日:07月10日 著者:川崎 昭一郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6776995
■ブラックホールを見つけた男
☆☆☆☆☆ 期待以上の深さと広がり!チャンドラセカール、エディントンらの生き様と共に近代の宇宙我々の世界に対する認識の変遷を語って頭一つ飛び抜けた良書でありました。
読了日:07月06日 著者:アーサー I.ミラー
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■闇の奥 (光文社古典新訳文庫)
☆☆☆☆★ コンラッド初挑戦でしたが、黒原さんの解釈は素敵だと思いました。
読了日:06月27日 著者:ジョゼフ コンラッド
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■光るクラゲ 蛍光タンパク質開発物語
☆☆☆☆★ 下村 脩氏生い立ち、偉業には眼を見張るものがあります。しかしGFPの生物への導入はかなり慎重にかかる必要があると思いました。
読了日:06月23日 著者:ヴィンセント・ピエリボン,デヴィッド・F・グルーバー
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■魔術はささやく (新潮文庫)
☆☆☆☆★ いやはや。恐るべし宮部みゆき。お陰でいい週末を過ごせました。
読了日:06月20日 著者:宮部 みゆき
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6541028
■墓標なき草原(下) 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録
☆☆☆☆★ こうした事実に目を背けてはいけない。そして決して忘れてはならない。
読了日:06月19日 著者:楊 海英
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6528738
■四天王寺の鷹 謎の秦氏と物部氏を追って
☆☆☆★★ 四天王寺には仏教推進派の蘇我氏によって誅殺された排仏派の物部氏がともに祀られていると云う。流入してきた渡来人たちの文化的宗教的価値観の衝突であったらしい。興味深いテーマでありましたが、かなり難解でした。
読了日:06月13日 著者:谷川 健一
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6457353
■かくして冥王星は降格された―太陽系第9番惑星をめぐる大論争のすべて
☆☆☆☆★ 予想外に教訓的。物事を曖昧にしてると余計面倒な事になるという事ですね。
読了日:06月07日 著者:ニール・ドグラース タイソン
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6383340
■なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか―記憶と脳の7つの謎 (日経ビジネス人文庫)
☆☆☆★★ 今ひとつ。どこかに辿り着いた感じがないのは何故なんだろう。テーマはいいのに勿体ない感じでした。
読了日:06月03日 著者:ダニエル・L. シャクター
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6333071
■世界平和はナマコとともに
☆☆☆☆★ 軽妙な語り口に油断してはならない。芯は非常にしたたかでしっかりしているのでありました。まるで海鼠のように。
読了日:05月31日 著者:本川達雄
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6299847
■墓標なき草原(上) 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録
☆☆☆☆★ 毛沢東の文化大革命をモンゴル側からみた陰謀ならぬ陽謀と云う名の迫害と弾圧の歴史。これはかなり重い内容でした。
読了日:05月29日 著者:楊 海英
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6270408
■ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか
☆☆☆☆★ 僕も出エジプトは史実だとばかり思っていたよ。でもユダヤ人側の歴史認識がどうなっているのか、詳しくわからないのでかなり難しかった。
読了日:05月29日 著者:シュロモー サンド
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■聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)
☆☆☆☆★ カンタカかわいかった!!
読了日:05月29日 著者:中村 光
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■テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
☆☆☆☆☆ 笑った!!
読了日:05月27日 著者:ヤマザキマリ
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■お江戸超低山さんぽ
☆☆☆★★ イラストかわいい。愛宕山、待乳山を狙っていた僕としては、都内にはまだまだ超低山があることがわかって大変参考になりました。
読了日:05月23日 著者:中村 みつを
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■「感情」の地政学――恐怖・屈辱・希望はいかにして世界を創り変えるか
☆★★★★ 期待以上に香ばしいネオコンの駄法螺。いまだにブッシュの太鼓持ちしてるのにも呆れ返るばかりだ。この本で引用されているものも含め、こんな奴等がいることを知る上では非常に参考になるでしょう。
読了日:05月23日 著者:ドミニク・モイジ,Dominique Moisi
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■邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)
☆☆☆☆★ 面白かったです。ツイッターで推薦してくれた方ありがとうございました。欲を言えば邪悪なものにもう少し掘り下げて欲しかった。
読了日:05月13日 著者:内田 樹
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■取るに足りない殺人
☆☆☆☆☆ トンプスン最高!!
読了日:05月10日 著者:ジム・トンプスン,三川 基好
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■武蔵野を歩く (旅を歩く旅)
☆☆☆☆★ 新浦安から武蔵野線にのって通ってみたいと思いました。
読了日:05月08日 著者:海野 弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6020256
■差別と日本人 (角川oneテーマ21 A 100)
☆☆☆☆★ 一握りのエリート層がプロパガンダによって民意を操作している点で日本もアメリカと一緒。もっと広く読まれるべき本ですね。
読了日:05月05日 著者:辛 淑玉,野中 広務
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5984948
■エドナ・ウェブスターへの贈り物 故郷に残されていた未発表作品
☆☆☆☆☆ 今まで解っているつもりでいたことが、実はほんの僅かでしかなかった事が解った。最後にでるべくしてでてきたかのようなこの本は驚くべきものでした。
読了日:05月03日 著者:リチャード ブローティガン
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■ジャンゴ・ラインハルトの伝説 音楽に愛されたジプシー・ギタリスト
☆☆☆☆★ 仏のジャズ・ムーヴメントを通じて描かれる戦前・戦後の世相。そしてジャンゴの才能のすばらしさ。
読了日:05月02日 著者:マイケル・ドレーニ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5942207
■東京の戦前 昔恋しい散歩地図
☆☆☆★★ もう少し情報量を、そして地図の表示範囲をもっと正確に合わせて欲しいぞ。それと赤丸白抜きのナンバーは見にくかったですよ。
読了日:04月29日 著者:
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5906788
■われらの獲物は、一滴の光り
☆☆☆☆☆ 時間も場所もないバーカウンターで飲みながらお話をきかせて頂いた気分です。
読了日:04月24日 著者:開高 健
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5845487
■エコー・パーク(下) (講談社文庫)
☆☆☆☆☆ ここまで武骨で直線的だった事に驚いた。怒濤の一気読み。急加速するローラーコースターのような一冊でした。素晴らしい。
読了日:04月21日 著者:マイクル・コナリー
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■エコー・パーク(上) (講談社文庫)
☆☆☆☆☆ どうなるの?どうなるの?
読了日:04月20日 著者:マイクル・コナリー
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■ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争 下
☆☆☆☆☆ 第二次世界大戦後のアジアの歴史を知る上で欠かすことのできない一冊だと思います。
読了日:04月18日 著者:ディヴィッド・ハルバースタム
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■本当は恐ろしいアメリカの真実 反面教師・アメリカから何を学ぶか
☆☆☆☆★ 本書はモーフィアスが差し出すカプセルだ。飲んでもう後戻りできない覚醒を経験するか、マトリックスシティーで何も知らず何も感じず平和に暮らすか。本書は単なる入口に過ぎないのだ。
読了日:04月12日 著者:エリコ・ロウ
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■ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争 上
☆☆☆☆☆ 途轍もなく濃厚。当時の日本はスパイ天国で米軍の動きは中国にだだ漏れしてたなんていう目の覚めるような記述が満載。読み進むのにすごく時間がかかってしまいました。
読了日:04月11日 著者:ディヴィッド・ハルバースタム
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■江戸の川・東京の川
☆☆☆☆☆ 思っていた通り近代東京の成立と運河の歴史は一体としてとらえるべきものでした。その上で鈴木氏が語るウォーターフロントの概念は正座して読むべきものがありました。
読了日:03月30日 著者:鈴木 理生
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■ノモンハンの夏
☆☆☆☆★ 愚かで傲慢で暴走していく上層部の姿は今もよく見かけるパターンである事にガッカリする
読了日:03月28日 著者:半藤 一利
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■イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 2
☆☆☆☆★ 情報量とその分析は素晴らしいのだが、立ち位置が中途半端すぎだな。
読了日:03月20日 著者:J.J. ミアシャイマー,S. ウォルト,副島 隆彦
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5422719
■イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 1
☆☆☆☆★ 議会制民主主義の盲点を突かれている訳で、こうしたことは他の問題でも十分起こりえると云うか既に起こっているのだな。
読了日:03月16日 著者:ジョン・J・ミアシャイマー,スティーヴン・M・ウォルト
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■新型インフルエンザワクチン・タミフルは危ない!!―病気より薬が怖い?
☆☆☆★★ もう少し具体的な内容を示して欲しかった
読了日:03月16日 著者:ワクチントーク全国
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■ダ・ヴィンチ物語 (下)
☆☆☆☆★ 上梓されたのはなんと1900年。全く色褪せずとってもリアルで心に迫るものがありました。
読了日:03月11日 著者:メレシコフスキー
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5308399
■ダ・ヴィンチ物語 (上)
☆☆☆☆★ あの時代に間違って生まれたかのようなダ・ヴィンチの活き活きとした姿がリアルです。
読了日:03月07日 著者:メレシコフスキー
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5250642
■自転車少年記
☆☆☆☆★ いや~。清々しくて気持ちよく読めました。
読了日:03月04日 著者:竹内 真
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5197693
■こうちゃん
ここ数日繰り返し、繰り返し読んでいるのだが、こんなにも難解だとは思わなかった。でもこの答えのない深さこそ、繰り返し読ませる味になっているのだろう。そして絵も素晴らしい。
読了日:02月28日 著者:須賀 敦子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5157522
■東京オブジェ―人と歴史をさがしに (ちくま文庫)
☆☆☆☆★ 大川渉の博識さにはじめて触れて驚いた。そして富田木歩と新井声風の関東大震災での出来事にはもっと驚いた。
読了日:02月27日 著者:大川 渉
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5130593
■毎日かあさん 6 うろうろドサ編
家の外で宿題には爆りました。
読了日:02月27日 著者:西原 理恵子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5126568
■江戸の橋
edoruneさんに教えていただいた鈴木理生は全編に渡って溢れかえる知性と博識に溺れる川の急流のような本でありました。ご教授いただいた事に感謝。感謝であります。この方の著書はじっくりじっとり追っかけていこうと思います。
読了日:02月26日 著者:鈴木 理生
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5125877
■荷風と明治の都市景観
☆☆☆★★ 題材もアプローチも非常に良いものを持ちながら、やや踏み込みが足らない気がしました。
読了日:02月25日 著者:南 明日香
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5103922
■幕末史
☆☆☆☆★ この一冊で解った!と云えるには程遠いと思うが、個人的にかなり勘違いしていた事も含め、かなり当時の事情は飲み込めた気がする。
読了日:02月22日 著者:半藤 一利
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/5071715
■重力の再発見―アインシュタインの相対論を超えて
☆☆☆★★ 宇宙は本当に加速膨張しているのか。肝心な部分の分量は意外に少なかったなぁ。
読了日:02月16日 著者:ジョン・W・モファット,John W. Moffat
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4991963
■ブラッド・メリディアン
☆☆☆☆★ 超スローモーションから超ハイスピード。極端に歪む時空のもとで瞬く間に飛び去っていく命の軌跡は儚くもまた美しい。
読了日:02月13日 著者:コーマック・マッカーシー
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4933531
■進化の存在証明
☆☆☆★★ 読み物としては存分に楽しいのだが、本書を書いた目的そのものが果たせているのかはやや疑問。
読了日:02月07日 著者:リチャード・ドーキンス,Richard Dawkins
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/4851541
■スーパーリッチとスーパープアの国、アメリカ―格差社会アメリカのとんでもない現実
☆☆☆☆★ 盛りだくさんでやや拡散ぎみ。他国であるアメリカの現状を非難するのは容易い話しですが、ではどうあるべきかと云う本質的な議論は非常に難しい話しですね。
読了日:02月02日 著者:バーバラ・エーレンライク
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■浅草弾左衛門〈第3部〉明治苦闘篇
☆☆☆☆☆ いやはやお見事!これほどまでに考え抜かれた物語になっているとは想像も付きませんでした。
読了日:01月31日 著者:塩見 鮮一郎
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■浅草弾左衛門〈第2部〉幕末躍動篇
☆☆☆☆☆ 激震する幕末の江戸。身分返上に執念を燃やす弾左衛門に歴史の大きなうねりが覆い被さってくる。心が震える怒濤の展開です。
読了日:01月27日 著者:塩見 鮮一郎
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■王様は島にひとり
☆☆☆☆★ 水牛が百獣の王というのには吹き出した。加えて、オキナワ論やケータイ小説をしっかり書いてくれたりしているのも嬉しい
読了日:01月24日 著者:池上永一
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■浅草弾左衛門〈第1部〉天保青春篇
☆☆☆☆★ もう期待以上の面白さで夢中で読んでいます
読了日:01月20日 著者:塩見 鮮一郎
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■マールのドア----大自然で暮らしたぼくと犬
☆☆☆☆★ 絶対に泣かされると思っていたが、泣かなかった。何故ならマールはとても幸せな一生を過ごせたのだから。
読了日:01月16日 著者:テッド・ケラソテ
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■荒木経惟つひのはてに
☆☆☆★★ やや期待はずれでした。荒木経惟写真全集をひっぱりだしてきて再読してます
読了日:01月11日 著者:フィリップ フォレスト
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■学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史〈下〉1901~2006年
☆☆☆☆☆ ここまで書かれているにも関わらずここにある事は余りにも知られていないのである
読了日:01月10日 著者:ハワード ジン,レベッカ ステフォフ
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■血塗られた慈悲、笞打つ帝国。-江戸から明治へ、刑罰はいかに権力を変えたのか?
☆☆☆☆☆ 全く知らなかった江戸、そして近代日本の成り立ちに迫る。予想を遙かに越えた面白さでした。
読了日:01月09日 著者:ダニエル・V・ボツマン
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■考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
仕事読み ロジカルシンキングの原点ですね
読了日:01月06日 著者:バーバラ ミント,グロービスマネジメントインスティテュート
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■神社の見方―歴史がわかる、腑に落ちる (ポケットサライ)
☆☆★★★ 物足りない、食い足りない、手掛かり、足掛かりも少ない
読了日:01月04日 著者:
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■孤宿の人〈下〉 (新潮文庫)
☆☆☆☆☆ カミさんに泣くぞ、泣くぞと言われて、そうかなぁ、なんて思っていたら号泣。途轍もない物語でした。
読了日:01月03日 著者:宮部 みゆき
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