先日、近所のスズメが減った気がするなんて何気なくプログに書いたのだけど、因みにその時の記事はこちら、「
オナガ」実際にスズメは減っているらしいというようなニュースが出て、ホラやっぱり!なんて膝を打った訳だけど、喜んでる場合ではない話しだ。
日比谷公園のスズメは予測値の3分の1程度しかいなかったというのだ。
ここ新浦安でも、朝の食事時には、沢山のスズメたちが、緑地におりて餌をついばんでいたものだが、最近気がつくと、パッタリ少なくなっている感じがする。
ここ新浦安での印象を書くと、ムクドリやオナガの頻出が起こるようになってから、セキレイも増えた気がする。一方でスズメだけではなく、キジバトやカラスもちょっと減った気がする。
例のムクドリやオナガが飛んでいる時に当のスズメはと探してみたら、枝葉を拡げた樹の中に引っ込んでいた。彼らが別な場所へ飛んでいくのを樹のなかで待っているようなのだ。
長距離を飛べないスズメは頻繁に横行するムクドリやオナガの為に餌が十分に食べられなくなっているのではないだろうか。
これはあくまで新浦安のごく近所の状況の話しなので、全国的にスズメが減っている理由にはならないとも思う。
全国的にスズメが減っている根本的な理由はまた別にあるのだろうと思うけど、いつの間にか、こんな事態が広がっているというのはなんだか怖い気がする。
中国ではスズメを害鳥扱いして、大量に駆逐した事があったのだそうだが、駆除した途端に虫が大量発生して大変な事になったという。
生態系は常に動態でぐらぐらとしているものだと思うが、揺動の震幅が大きくなるとろくな事が起こらない。とっても心配だ。