この三連休はお正月ご挨拶に仙台へ帰省して参りました。親の都合に加えて大きくなってきた子供たちの予定を合わせて出かけるのはだんだん大変になってきますねぇ。
今回は時間的にも金銭的にも車のスタットレスタイヤ購入は手が届かなかったので新幹線で仙台へ。おやじ的には運転しなくて良いので楽といえば楽な訳だけどね。
行きの新幹線に乗り込んだ矢先に施設から電話。何事かと思えば、
「今日の昼間に外食する予定になってましたっけ?」
と言う問い合わせ。
「いえいえ、明日行こうとは思ってましたがまだ連絡もできてなくて。なんででしょう?」
実は表に介護タクシーが向かいに来て、ご本人も今日行くと言っていると云う。
あらら、確かに介護タクシーに予約を入れたのは僕ですが、明日のこの時間のつもりでした。予約の電話でうまく伝わらなかったみたいで、すぐに向に来てくれてしまったのでした。
それに対してうちのじいちゃんは、適当に「今日行くって言ってた」みたいな事を言ってしまった為、必要以上に話しがややこしくなってしまった訳でした。
事情を説明して、介護タクシーには一旦お帰り頂く。
走り出した新幹線でしたが、30分後、突然がくんがくんと減速してついには停止。つばさの客車にある非常通知が発報されて緊急停止したとのアナウンスが。
新幹線で緊急停止ははじめて。確認した結果異常がなかった事から数分後出発。何事もなくてよかったけど、かなりびっくりしました。
今日はいろいろあるねー。きっともう一回なんかあるかもねー。なんて。
翌朝は雪。朝随分と静かだと思ったら、雪だったのね。仙台の雪は僕らにとっては凄く久しぶりで、なんだか懐かしい思いすらしました。
道路も凍る。
僕が子供の頃の仙台は、もっともっと寒くて雪も沢山降ってたと思うんだけどなぁ。
冬はふかふかの雪が地面を覆っていて、軒からは大きなつららが下がっているのが普通の景色だったと思う。子供たちにするとこんな風に道路がちょっと凍っているだけでもサプライズなのだ。
夢に見ていた(笑)牡蠣の酢の物。めちゃくちゃ旨かった。
もちろんお鮨もたらふく頂きました。仙台で食べる鮨は格別ですねぇ。
帰りの新幹線。指定席に行くと、「使用中止中」と云うラベルが貼られてた。
なんじゃこりゃ一体どうゆう事?
車掌さんと話すと、ガラスにヒビが入ってしまった為なんだという。
指さす方向のガラスをみると、2枚に渡って横にヒビというか亀裂が・・・。
今日入っちゃったものなのだそうだが、車両を交換できなかったので、テープで補強して走っているのだそうだ。
もちろん代わりの席を用意して頂きましたが、こんな事ももちろんはじめて。
うちの父を食事に連れ出したり、母の墓参りをしたり、と仙台の日々はドタバタと慌ただしく過ぎてしまいましたが、なんとも印象深い出来事が続いた帰省となりました。
さすがにくたくたです。