浦安中年期外伝

カミさんを師匠に修行中の週末の料理やポタリング、読み散らしてている本の事など

ようこそ、おいでいただきました。

歳をとると日々が過ぎて行くのがどんどん早くなっていきます。ブログの更新がやや散漫になりつつありますが、しっかり元気でやっております。
いろいろなジャンルの本を読み漁り書き散らしてきたウェブサイトは今年で20年を迎えました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 浦安中年期外伝(読書編)
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仙台びっくり帰省旅

2011-01-10 20:19:00 | 出来事
この三連休はお正月ご挨拶に仙台へ帰省して参りました。親の都合に加えて大きくなってきた子供たちの予定を合わせて出かけるのはだんだん大変になってきますねぇ。

今回は時間的にも金銭的にも車のスタットレスタイヤ購入は手が届かなかったので新幹線で仙台へ。おやじ的には運転しなくて良いので楽といえば楽な訳だけどね。

行きの新幹線に乗り込んだ矢先に施設から電話。何事かと思えば、

「今日の昼間に外食する予定になってましたっけ?」
と言う問い合わせ。

「いえいえ、明日行こうとは思ってましたがまだ連絡もできてなくて。なんででしょう?」

実は表に介護タクシーが向かいに来て、ご本人も今日行くと言っていると云う。

あらら、確かに介護タクシーに予約を入れたのは僕ですが、明日のこの時間のつもりでした。予約の電話でうまく伝わらなかったみたいで、すぐに向に来てくれてしまったのでした。

それに対してうちのじいちゃんは、適当に「今日行くって言ってた」みたいな事を言ってしまった為、必要以上に話しがややこしくなってしまった訳でした。

事情を説明して、介護タクシーには一旦お帰り頂く。

走り出した新幹線でしたが、30分後、突然がくんがくんと減速してついには停止。つばさの客車にある非常通知が発報されて緊急停止したとのアナウンスが。

新幹線で緊急停止ははじめて。確認した結果異常がなかった事から数分後出発。何事もなくてよかったけど、かなりびっくりしました。

今日はいろいろあるねー。きっともう一回なんかあるかもねー。なんて。

翌朝は雪。朝随分と静かだと思ったら、雪だったのね。仙台の雪は僕らにとっては凄く久しぶりで、なんだか懐かしい思いすらしました。

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道路も凍る。

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僕が子供の頃の仙台は、もっともっと寒くて雪も沢山降ってたと思うんだけどなぁ。
冬はふかふかの雪が地面を覆っていて、軒からは大きなつららが下がっているのが普通の景色だったと思う。子供たちにするとこんな風に道路がちょっと凍っているだけでもサプライズなのだ。


夢に見ていた(笑)牡蠣の酢の物。めちゃくちゃ旨かった。

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もちろんお鮨もたらふく頂きました。仙台で食べる鮨は格別ですねぇ。


帰りの新幹線。指定席に行くと、「使用中止中」と云うラベルが貼られてた。

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なんじゃこりゃ一体どうゆう事?

車掌さんと話すと、ガラスにヒビが入ってしまった為なんだという。

指さす方向のガラスをみると、2枚に渡って横にヒビというか亀裂が・・・。

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今日入っちゃったものなのだそうだが、車両を交換できなかったので、テープで補強して走っているのだそうだ。

もちろん代わりの席を用意して頂きましたが、こんな事ももちろんはじめて。

うちの父を食事に連れ出したり、母の墓参りをしたり、と仙台の日々はドタバタと慌ただしく過ぎてしまいましたが、なんとも印象深い出来事が続いた帰省となりました。

さすがにくたくたです。





自転車の事故

2011-01-07 23:57:00 | 自転車
自転車の事故が先進国のなかで突出して起こっているのだそうだ。
年間で千人近い人が事故死していると云うのにはちょっと驚きだ。

ニュースによれば、1980年には1366名が亡くなったものが、約三割減少してこの結果。
一方でフランスでは8割も減少して、昨年の死亡者は年間150人だったという。
フランスの人口は約65百万人、日本は約127百万、自転車人口が仮に同じだったとしたら、事故死者数は3.5倍位という計算になる。

事故の内訳をみると、自転車の事故の71%が交差点で、また54%が出会い頭の事故だと云う。

他の先進国では、自転車専用の道路の整備などによって、事故死者数が大きく減少したとニュースでは分析している。
てっきり僕は最近の自転車人口が増えた事から事故が増えたというニュースかなと思ったが、全くの的外れだったようだ。

それにしても、年間千人。30年間で3万人以上が亡くなっているというのはちょっと唖然としてしまう数字だ。

インフラの不整備を原因として捉えたとしても、そんな簡単に整備ができる訳でもなかろう。そうなると今後何年間かは、引き続き毎年千人前後の人の命は消え続ける事になってしまう。

インフラ整備は是非とも進めて頂きたいが、その前に自分で気をつけることで未然に事故を防げるのであればできる限りの事は徹底して実践しておきたいと思う。

何年か前に僕も自転車に乗っていて交差点の横断歩道上を直進中対向してきた左折車にはねられた事がある。幸い大きな怪我もなくすんだけど。

またバイクでも交差点の右直事故に遭った事がある。バイクで直進しているところに真横から右折車が突っ込んできたのだ。
この時は約一ヶ月松葉杖で生活するハメになった。

転んで自損なんて事も勿論何度もあったけど、この二回の事故はどちらも公式には相手の不注意だという事になっているが、
個人的には、避けられないことはなかったもので、直進優先だから自分が先だという慢心に負けたと思っている。
ぶつかって痛い思いをするのはあくまで弱者なのだ。

事故の話しは自慢にもならないが、こうした経験も踏まえ、そして自動車もバイクも自転車にも乗る人目線で、
普段から気をつけたいと思っているところを書き出してみるのは有用じゃないかと思った。

自転車の事故は全く他人事ではなく、一度事故に遭えば自分のみならず、家族の人生も大きく変える事態となってしまうものだ。

加害者にも被害者にもならない為に。

大通りに接続するT字交差点や一般的な十字交差点に進入する際に、横断歩道や歩道を塞ぐ形で一気に入ってくる車がたまにいる。
歩道には走っている人も自転車も通っているので、本来はちゃんと一時停止して注意すべきところだ。
しかし、当たれば痛いのはこっちである以上、こうした無配慮な車もいるという前提を持つのは大事な事だ。

交差点でなくとも、道路脇には建物の出入り口や路地もある。この出入りにも注意が必要だ。周りも見ずに子供が、自転車が、出てくる事だってあるのだ。

車道を走る場合、ありがちなのは駐車車両をかわしながら走る事だ。バイクではこの駐車車両をかわすためにコースを変える場合、車線変更とかライン変更する場合、後方確認が必須。

後方確認は自分の車幅以上にラインを変える場合には絶対だ。

しかし自転車でこれが出来てる人はすごく少ない。というか稀だ。

自動車を運転していて、自転車が急にライン変更して焦る事がある。車もバイクも運転者は周囲が予測しやすく、かつ周りが予測した通りに動く事で相互に事故を防ぐという暗黙の了解がある訳だが自転車には驚かされる事が多いのだ。下手をすると後も見ずにライン変更どころか斜め横断していくような人もいる。

これは自転車の後を自転車で追走している場合にも注意が必要で、追い越そうとしたら不意にラインを変更してきたなんて事もある。

車やバイクの場合には音がするので、自転車の人も気をつけているのかもしれないが、早い自転車が音もなく後から来ている可能性は全く考えていないという人は結構多い。
そういえば先日、小さい交差点にさしかかった時、音で判断して飛び出してきた自転車と衝突しそうになった事があったっけ。

基本的に日本では左側通行な訳だが、自転車で歩道を走る以上、右側の歩道を走るなんて事もある。こんな場合対向してきた自転車とはどっち側通行するべきなのだろう。左側だろうか。全く気にしていない人も実際には大勢いる。出会い頭に右に動く人にも良く出会う。

歩行者は歩道を歩くとき、左側を歩く事を意識しているなんて事はあまりないだろう。
公道のルールを歩道に持ち込むと逆に危険なのだ。

僕は基本的に誰もいなけれ真ん中を走るようにしている。どっちから何が飛び出してくるかわからないからだ。
人が歩いている場合は、車側を走る。自転車が対向してきた時には、基本的に左側に行くが、相手の動きをみて、右に出る事は躊躇しないようにしている。


道交法を守る事は大事だけど、本質的には事故を起こさない、無事で走りきる事が何よりだと思う。ルールよりも事故に合わないように運転する事が大事だという事を常に肝に路銘じておきたい。

繰り返すが、自転車の事故は全く他人事ではなく、一度事故に遭えば自分のみならず、家族の人生も大きく変える事態となってしまうものだ。加害者にも被害者にもならない為に。

自分自身として何より慢心せず、これからも無事に自転車に乗れ続けられる事を切に願います。

皆様も呉々もお気をつけ下さい。





スズメが減っているらしい

2011-01-05 20:50:00 | 出来事


先日、近所のスズメが減った気がするなんて何気なくプログに書いたのだけど、因みにその時の記事はこちら、「オナガ」実際にスズメは減っているらしいというようなニュースが出て、ホラやっぱり!なんて膝を打った訳だけど、喜んでる場合ではない話しだ。

日比谷公園のスズメは予測値の3分の1程度しかいなかったというのだ。

ここ新浦安でも、朝の食事時には、沢山のスズメたちが、緑地におりて餌をついばんでいたものだが、最近気がつくと、パッタリ少なくなっている感じがする。

ここ新浦安での印象を書くと、ムクドリやオナガの頻出が起こるようになってから、セキレイも増えた気がする。一方でスズメだけではなく、キジバトやカラスもちょっと減った気がする。

例のムクドリやオナガが飛んでいる時に当のスズメはと探してみたら、枝葉を拡げた樹の中に引っ込んでいた。彼らが別な場所へ飛んでいくのを樹のなかで待っているようなのだ。

長距離を飛べないスズメは頻繁に横行するムクドリやオナガの為に餌が十分に食べられなくなっているのではないだろうか。

これはあくまで新浦安のごく近所の状況の話しなので、全国的にスズメが減っている理由にはならないとも思う。

全国的にスズメが減っている根本的な理由はまた別にあるのだろうと思うけど、いつの間にか、こんな事態が広がっているというのはなんだか怖い気がする。


中国ではスズメを害鳥扱いして、大量に駆逐した事があったのだそうだが、駆除した途端に虫が大量発生して大変な事になったという。

生態系は常に動態でぐらぐらとしているものだと思うが、揺動の震幅が大きくなるとろくな事が起こらない。とっても心配だ。





今日のお散歩

2011-01-04 20:26:00 | 出来事
本日は仕事初め、ご挨拶をすませ、年末に仕込んでおいた作業スケジュールで仕事。目鼻がついたところで早々に退散しました。

年末年始運動らしい事は何もできなかったので、本日はお散歩。築地川、魚河岸そして鉄砲洲川の気配を味わいつつ八丁堀を目指しました。


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築地川から築地市場の魚河岸にそって歩く。道路もじわりと起伏しており、「おお、ここはかつての川であったのねと云う事を主張して止まない場所でありました。


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その奥に構えるのは築地 波除稲荷神社。江戸の拡張に伴い難航したのがこの界隈だったようで、築いた堤防は度々波にさらわれたらしい。その厄災を払う意味をこめて建てられたのがこの波除神社。

プロジェクトの今年一年の大波を乗り切るためにも、しっかりとご挨拶させて頂きました。


波除神社

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おまけ。

築地市場前交番

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こちらは、警察官の帽子を模したと思われる築地交番。形が面白いですよね。

カトリック築地教会

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こちら1927年築の教会です。ライトアップに映える建物はなかなかの見物です。

びっくりしたのは、向かい側の1926年築の明石小学校、その北にある同じく1926年築の中央小学校が建て直しになっていた事でした。

あっさり壊しちゃったのかなー。良い味の建物だったのになー。