五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

新ライアンもの

2013年07月19日 | 日々のつれづれに
「デッド・オア・アライヴ」と「ライアンの代価」文庫版各4冊(新潮文庫)を読み終えました。

この8冊は、平成17年8月に刊行された「国際テロ」上下巻(同)に次ぐ新しい「ライアンもの」の続編で、平成23年12月と平成24年12月にそれぞれ刊行されました。
作者は「レッド・オクトーバーを追え」「今そこにある危機」などのトム・クランシー。

新しい「ライアンもの」と書いたのは、おなじみのジャック・ライアン(当然知っているという勝手な前提で書いていますが)の「日米決戦」「合衆国崩壊」「大戦勃発」という三部作のあと、ストーリーがライアンの息子ジャック・ジュニアとその従兄弟たち(ドミニクとブライアン)に引き継がれたからです。

8年前の「国際テロ」は民間の対テロ秘密結社「ザ・キャンパス」が新しく作られるまでの物語で、いわば今回の8冊の序章です。
そして今回の8冊ではアフガニスタンのテロ組織との対決の物語と、大統領を引退した後のジャック・ライアンが再び大統領選を戦うストーリーをからませながら描いているといえるのでしょうか?

あまり詳しいあらすじは書きませんが、8冊で一つのストーリーといえるのではないかと思います。
さすがに少し冗長な気がします。

で、これで完結するのかと思いきや、さらに続編につながるというような終わり方をしているのです。
うーん、なかなか引っ張るなあ。

※トム・クランシーのジャック・ライアン・シリーズについて知りたい方は、こちらを。

ジャック・ライアンものはこれまで4回映画化されており、今年末に第5作が公開されるのだそうです。
ハリソン・フォードが2回ジャック・ライアンに扮していますが、私は最初の「レッド・オクトーバーを追え」に出てくるアレック・ボールドウィンが一番イメージ通りだったような気がします。

今回の第5作は初のオリジナル・ストーリーなのだそうですが、これまでの4作品からして観てみたい気持ちと観たくない気持ちとが半分半分ですねぇ(笑)。
コメント
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