五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

消費税増税に思う

2013年10月02日 | 日々のつれづれに
安倍首相が来年4月から消費税を現行の5%から8%へ引き上げるという方針を発表しました。

その差額3%。
どの程度の影響があるのか?

下記の記事によれば、年収500万円4人家族のモデルで、実質可処分所得は約7万円近く減るのだそうです。
 → 消費増税:年収500万円、4人家族の場合は…負担増試算[10/1付け、毎日新聞]

ふーん、我が家はもっと影響が大きいだろうなあ。
首相は企業の給与を上げてもらうつもりでいるらしいけど、企業は内部留保に回すだろうし、連合のトップも「今、賃上げなんてトンデモナイ」と言っているとか。おいおい。
 → 「連合」のジレンマ なぜ彼らは政府の「賃上げ要請」に怒っているのか[9/30付け、アメーバニュース]

法人税減税→給与アップ→消費活性化→企業の業績向上→デフレ脱却

そんなにうまくいくものでしょうか?

引き上げには「景気が上向いたら」という条件が付いていたはずですが、私の身の回りでは一向にその気配か感じられないのですが、首相の身辺では上向いてきたと判断されたのでしょうか。

消費税増税で見込める税収が約8兆円(あくまでも見込み)、対して経済の落ち込みを防ぐための手当て(いわゆる「ばらまき」ですね)が5兆円。
あれれ、税収増分は社会保障に使うという約束では?

約束通りに8兆円を社会保障費につぎ込むとなると、差し引き3兆円分が不足すると思いますが、その財源はどうなるのか?
次から次へと湧いてくる疑問に誰か答えてほしいなあ。