五十の手習い足払い

五十歳を過ぎて始めたブログももう何年目?
山梨に住む新しモノ好きのオヤジが自分の趣味や日々の暮らしをつづります。

お悔やみ

2014年12月16日 | 日々のつれづれに
朝から雨が降り続き、時には白いものも混じるなど、山梨県地方は一日中、寒さの中に沈んでいました。

実は先週末に近所でご不幸があり、仕事の都合で葬儀に行くことができませんでした。
で今日、雨の中でしたが傘を差して出かけて行きました。

キリスト教のお宅なので、香典袋は「御花料」。
ちなみにキリスト教の世界では天国に召されることは悲しむべきことではないので、お悔やみとは言わないそうです。
当然のことながら「ご愁傷様」という言葉は言わないしきたりなので、最初のあいさつがちょっと難しいですね。

応対してくれたのは私の母より二つ年上の奥様とそのご子息(この方も私より年長)、どちらも昔から私と懇意にしてくれている方です。

お焼香はありません。
奥様から切り花を受け取って、献花をして頭を下げて...。

個人の遺影の前での型通りのあいさつの後は、炬燵にあたりながら三人で昔話をしました。
私の祖父と故人がとても仲が良かったということで、奥様から私の知らない昔の話もたくさんしていただきました。

私の祖父の弟に当たる人と若いころ湯治場(うーん、レトロ!)で出会った話。
もう一人の弟に、愛用のそろばんに名前を彫ってもらったこと(恋愛の話ではなくて、そういう仕事をしていたということですが)。
果ては私の母の思い出...。

普通の葬儀だと通り一遍の会釈だけで済ませてしまいがちなご近所付き合いですが、図らずもこうした形で伺ったおかげで、色々なお話をすることができてとても良かったと思います。
コメント
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