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Yukiの英語学習、読書記録、日常を書いたブログです。

スマホに「シルバーモード」を導入してもいいかも

2024-06-25 14:57:40 | デジタル・インターネット
現在のスマホの契約には18歳未満だとアプリの制限や親の承諾などが必須だと聞きますが、高齢者になるとそういうものはありません。
特に高齢者の場合、「お試しのつもりが定期購入になっていた」とか、子どもを騙る電話やSMSによる不審メールによるトラブルなどが後を絶たないと聞きます。私だけでなく母のスマホにも不審な電話番号からの着歴が残っている場合が多く、「見覚えのない電話番号には出ない、もしくは折り返し電話をしない」と母にも伝えてあります。
もっと心配なのが老人ホームに住む伯父のこと。マンションに住んでいた時、かなりの頻度で通販で買い物していたそうです。しかもしっかりとした目的のないまま買うことが多かったらしく、通販で買ったお布団など、段ボールに入ったままの商品が幾つもあったそうです。今の老人ホームでは基本的にクレジットカードや銀行の通帳を部屋においてはいけないため気軽に買い物ができないのでまだいいですが、もしあのままマンションに住み続けていたらお金が底をついてしまっていたかもしれません。そうでなくても自分での髭剃りが面倒なのか月に2回も床屋さんにお願いしてもらっているそうですし、ちょっと前には1万円近くも本を買ったようです。数か月前に新聞広告にくっついていた葉書で彼は買い物をしたのですが、その通販会社から月に何度も郵便物が来ているそうで、ホームの人が本人に直接それらを渡さないで、母宛てに纏めて送っています。そんな伯父は「らくらくスマートフォン」を持っているのですが、変な電話に応答しなければいいなと思っています。そのスマホを使って買い物されては困るし、アダルトサイトや架空請求でウン万円払わされる可能性もあるし、Wi-Fi環境でなくて良かったかもしれません。
ある本には、実家へ戻ってみると通販で健康食品や高級品をたくさん買ってしまっている親とか、投資に騙されて何千万も財産を失った話とか、若い人のようにオンライン対戦ゲームに何時間も費やすパターンが紹介されていました。高齢者にとってもスマホは便利なものですが、逆に使い方によってはホント怖いですね。
本当はスマホを持たせないのがいちばんなのでしょうが、各手続きなどスマホからしかできないことも多くなり、そういうわけにはいきません。スマホだけでなく、最近のTVなどもインターネットに繋ぐことが当たり前になっています。SNSやゲームにはまってしまう18歳未満の子どもも多いのは事実ですけれど、やはり高齢者にも仮に「シルバーモード」等、機能を制限できる設定ができればいいなと思っています。