夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『勤労感謝の日』の想いで・・♪

2007-11-23 17:45:00 | 定年後の思い
私は民間会社を定年退職した4年生の身であるが、
年金生活をして折、ともすれば曜日の感覚が薄らいでいる・・。

カレンダーを眺めて、『勤労感謝の日』の祭日であったか、
と当日の朝に気付いたりしている。


私の30代は、会社の販売締切日がたまたま20日であり、
コンピュータの専任者であったので、
『勤労感謝の日』は電算処理の月次作業で追われていた。
経理の決算の担当者と休日出勤務し、
『働けるうちに・・こうしていられるのも・・幸せかも知れない・・』
と私は云いながら、疲れ切っていたが、元気良く社内で働いていた。

40代になると、システムの開発と運営を交差し、
たえず身体も張り、ときには週一回休めれば良い方で、
土日、祭日の休日もなくなって時期が多かった。

50代は他部門に異動したり、後半時期は出向となったりしたが、
相変わらず心身ギリギリまで業務に専念したりし、
サラリーマンを卒業したのである。


昨今、過重労働などと新聞、テレビで視聴すると、
私達の時代も同じであった、と思ったりしている。

ただ、私達の勤めていた40代までは、
日本の経済は躍進していたので、私は幸運な時代に恵まれていた、
と微苦笑しているのは事実でもある。





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お気に入りのウォーキング・シューズは・・♪

2007-11-23 15:30:00 | 定年後の思い
私は定年退職後の年金生活の4年生の身であり、
日常は散策したり、ときおり家内と国内旅行を行ったりしている。

私は現役時代から家内と共通の趣味は国内旅行などで、
日常のヒジネス・シューズから離れて、
色々としたウォーキング・シューズを履いてきた・・。

旅先で街並みを観たり、里山を散策するときには、
ウォーキング・シューズが欠かせないのである。

ここ数年は、アメリカの大衆向けのニューバランスの一連商品を愛用しているが、
国内のアシックスのフィールド・ウォーキング・シューズもフィットしている。

このフィールド・シューズは、踵(カカト)のクッション、加重時の際に安定感などで、
私なりに気に入っている。
その上、ゴアテックス対応なので、私は蒸れの防止、そして小雨程度は防水されるので、
全天候かしら、と微笑んで愛用している。

尚、雪国を訪れる時は、軽登山靴でマイナス20度までの対応した靴で、
雪道を歩いたりしている。
この靴も何故かしらゴアテックスの対応して折、たまたまイタリア製である。





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高齢者の『優しい現代史の大学講座』・・♪

2007-11-23 09:48:00 | 定年後の思い
私は民間のサラリーマンを卒業した63歳の身であるが、
小説、随筆、歴史書、現代史を読むのが、何よりの趣味としている。

昨日、本屋に寄り、新刊本コーナーを見ていたが、私の心の誘う本はなく、
やむえず文庫新書のコーナーで一冊を本に目が止まった。

姜 尚中、小森陽一の共著の『戦後日本は戦争をしてきた』(角川oneテーマ21)である。

本の帯には、

誰も語らなかった日本の戦争史
本当の「戦後」は 朝鮮戦争の終結からはじまる!!

と明示されている。

そして私は、目次を開き、

第一章 「テロ」と「戦争」の21世紀
       ~暴力が弱者に向かう時代~

第二章 「平和国家」の幻影
       ~「戦後日本」の戦争史~

第三章 「虚」から「実」の時代へ
       ~本当の「平和国家」に向けて~

第四章 「戦後日本」の戦争を終わらせるために
      ~この国への提言~

と明示されていた折、
政治学者の姜 尚中と文学者の小森陽一に寄る対談集であるが、
つたない私は余りにも知らない事が多いと思われ、購入した次第である。

姜 尚中は1950年生まれで、
東大の大学院で情報学環の教授をされている方であり、
小森陽一は1953年生まれで、
やはり東大の大学院で総合文化研究科の教授をされている。

昨今、一般人を対象とした夏季、冬季講座が大学のセミナーとして行われているので、
この本からは、高齢者の為の優しい現代史の講座として、
受け止めている。

私は1944年生まれで齢だけは上であるが、
有数な学者のお2人から、私なりの現代史のほころびを補いながら、
素直に学ぶ生徒のひとりと思っている。


尚、新刊の案内書には、

日本は一度として「平和国家」だったことはない!
誰も語らなかった「日本の戦争」が、いまここに明かされる。
知恵と情熱が交錯する白熱の対談!

と明示されている。


私は早朝の3時過ぎから5時頃まで、読みはじめたが、
想像以上に学ぶことが多く、720円の授業料は廉過ぎる、
と生徒のひとりは確信している。




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