夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京の郊外では、小公園の樹木も色づきはじめて・・♪

2007-11-13 14:42:00 | 定年後の思い
私の住む東京の郊外の調布市は、街路樹、公園、住宅地は、
落葉樹が朱色、黄色と色づきはじめている・・。

昨夜に報じた天気予報に寄れば、
晩秋らしい快晴の陽気であるが、ところによると木枯らしが吹くと、
気象庁は伝えていた。

幸いときおり微風が吹く程度で、おだやかな晩秋の陽射しとなっている。

先程、買物に行った帰り、私の住む近くにある団地の小公園に寄ったが、
風にないのに陽射しを受けた中、はらはらと小さな葉が空を舞いながら、地上に落下している・・。
私は足を止めて、煙草を喫いながら、呆然と見つめていた。

5本程植えられている槐樹(エンジュ)の樹であるが、
わずかに黄色味に染められた葉で、このような色づきで落葉してしまうのか、
と驚きながら見つめていたのである。

春の裸樹から瞬く間に芽吹き、小さな黄味緑色をたわわに付けて、
5月の頃には若緑色の葉は周辺を日陰となし、
この後は淡い黄白色の花色を見せて、
やがて今日のような情景をもたらすのである。

この樹木は、縁起の樹木として、
中国では各戸に必ず一本は植えられていることで有名であるが、
私の住む街では公園、遊歩道で見かける程度である。

こんな思いで、陽射しの中、はらはらと音もたてず、空を舞いながら、落ちていく・・。

私が立ちすくんでいたので、ご年配の80歳前後の女性が足を止めて、
落葉している葉を見つめた。

『このように早目に散るとは・・私は知りませんでした・・』
と私は声を掛けた。

『そうですわね・・でも、陽射しの中・・散り急ぐのも・・素敵ですわね・・』
と私に答えた。

このような形で会話がはじまり、
周辺の欅(けやき)、ドウタン・ツツジ、公孫樹(イチョウ)などの落葉樹の色づくの時節を、
互いに言葉を交わした。

『奥さま・・毎年・・11月の末頃・・街路樹の公孫樹は黄色に染められた後・・
昼下りの陽射しの中で散るのは・・私は毎年見惚れています・・』
などと私は云ったりしていた。

私は見知らぬ女性であったが、こうした季節感のある会話は好きで、
ときおり遊歩道を散策したりしている時などは、
言葉をかけたりしている。

そして、今年も秋の季節のうつろいを確かに受け止めはじめている。








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私の苦手なキムチ・・♪

2007-11-13 08:21:00 | 定年後の思い
私は塩漬けした白菜は、唐辛子を少し掛けて、醤油を足して頂くのは、
晩秋から早春までの好きな食べ物であるが、
なぜかキムチ系の食べ物は苦手である。

家内はキムチを食べながら、
『どうして・・こんなに美味しいのに・・』
とからかわれたりしている。

私は残念ながら幼年期では巡り逢ったことのないキムチであったことが、
主因と思ったりしている。

味、味覚は幼少でその方の一生は決定される、
と料理の著名の方が何かの時に発言されて、
私なりに納得しているひとりである。

これと同様なのか、タラコは好きであるが、
明太子は苦手である。

私はニンニクに関しては、好きな調味のひとつであり、
例えば鶏(ニワトリの肉を焼いたり、煮たりした時、
ニンニクを淹れたりすると、寒さを感じる季節には好感して、食べ過ぎてしまうのである。

人それぞれ食べ物の趣向はあるのは承知しているが、
家内に云わせると、貴方も偏食が多すぎるわ、
と新婚時代に云われたりした。

一番困るのは、九州の博多に近い周辺を観光周遊ツアーを利用した時、
明太子の名店に寄り、販売員の方から見本品の賞味を進められ、
私は避け、横にいる家内が私の分まで頂いたりする。

私はそんなに美味しいの、と数多くの方たちが賞味しているのを、
唖然としながら微苦笑している。


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