夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

金木犀の咲く前にと、庭の手入れをすれば、小雨降る中、泥まみれになり・・。

2011-09-26 16:54:00 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
朝の8過ぎに、ぼんやりと主庭のテラスに下り立つと、
庭の片隅にある金木犀〈キンモクセイ〉の樹に、枝先の周辺にたわわな実が付け、
まもなく橙黄色の小花が咲くと、時節の到来を教えられた。

私は微(かす)かな匂いが漂う金木犀(キンモクセイ)の芳香は好きであるが、
盛りを過ぎる頃、樹の周辺に橙黄色の小花が黒土の上に落ち、
彩〈いろど〉る情景に幼年期の頃から魅了されている。

このように思っている私は、金木犀の咲く前に庭の手入れをしょう、と決意したのである。


地元の天気情報をネットで確認すれば、
朝の6時は16度、昼下がりは20度前後、そして夕暮れの6時は17度前後で、
曇りの日中となります、と報じていたので、
暑さに苦手な私は、樹木の剪定、草むしりに最適だ、と微笑んだ。

そして9時過ぎから気合いを入れて、枝葉を剪定したり、草むしりを始め、
わずかに汗ばむぐらいで、絶好調ねぇ、と心の中で叫んでいた。

一時間ぐらい過ぎると、なぜかしら霧雨が降りだしてきたので、
どうしてなのょ、と天上の気候の神々に問いながら、空を見たりした。

やむなく大きな樹の下、或いは枝葉の伸びた下の地面などで、
雨宿りのように、ここだったら濡れるのも少ないからねぇ、と孤軍奮闘した。

この後、霧雨から小雨になり、私は濡れた勢いで、
小雨の中、昼食も抜きで、草むしりに専念した。

そして、一時的な雨、と頼りにして、
泥まみれ、そして小雨に濡れながら奮闘していたが、午後3時頃に、
高齢者2年生の私は無念ながら体力困憊となり、断念した。


この後、お風呂に入った後、テラスの片隅みの屋根の下で、
庭の手入れの成果を見たりしていると、
あれぇ、雨が止〈や〉んでいる、と私は気づいて、苦笑したのは午後3時半であった。

そして私は、最近・・何か悪いことをしたのか、と思いめぐらしたのであるが、
思いあたるとすれば、ウォーキングの回数が減り、散策が増えたことぐらいかしら、
と少し肥満体の私は苦笑を重ねしている。


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