夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
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熱中症、自宅でも注意 半数が高齢者、医師が助言、高齢者の私は学び、多々教示されて・・。

2018-06-14 15:37:43 | ささやかな古稀からの思い

先程、ネットの【YAHOO! JAPAN】の中にある『ライフ』のニュースを見ている中、
【 熱中症、自宅でも注意 半数が高齢者、医師が助言 】と見出しがあった。

私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であるが、
自宅で熱中症もあるのかょ・・と思いながら記事を精読してしまった。

この記事の原文は、京都新聞が配信して下さった記事であり、
2018年6月13日に配信されていた。

梅雨の時節の今、ときおり晴れ間は30度前後の熱い日々もあり、
やがて梅雨明けには熱い夏の期間を迎え、我ら高齢者は何とかお互いに初秋を迎えたいので、
あえて記事を転載させて頂く。

《・・熱中症、自宅でも注意 半数が高齢者、医師が助言

                  

熱中症による救急搬送者の半数を占める高齢者は、
加齢により体内の保水力が低下し、喉の渇きを感じにくく、要注意だ。

京都市立病院(中京区)の檜垣聡・総合診療科副部長は
「自室であっても、適切な室温調整とこまめな水分補給を」と呼び掛けている。


消防庁の集計によると、2017年(5~9月)の熱中症による救急搬送者数は
5万2984人(京都府1415人、滋賀県603人)だった。

このうち、65歳以上の高齢者は48・9%に上り、毎年5割前後を占める。

さらに、同庁が昨年初めて集計した発生場所別をみると、
自宅での発症が37%で、工事現場などの仕事場や学校、路上といった屋内外で活動中のケースを上回り、最も多かった。


熱中症は、発汗によって体内を循環する水分が減少、塩分のバランスも崩れ、
体内の調整機能がうまく働かなくなることが原因だ。

特に高齢者は、喉の渇きを感じにくく、水分不足を自覚しにくい。
また保水している筋肉の量が加齢で減り、脱水しやすくなる。

自室で数日掛けて、発症することもあるという。
糖尿病や高血圧、心筋梗塞など心臓系の既往症のある人は、なりやすい。


檜垣氏は「高齢者は、冷房が体に良くないと思い込み、嫌がる人が多い。
加齢によって排尿回数が増えるため、就寝前の水分摂取を控える傾向もある」とした上で、
自宅の熱中症予防には、エアコンで室温を28度以下に保つことや、
こまめな水分摂取が必要とする。

大量に発汗する就寝時は、とりわけ注意が必要だ。


一日あたりの水分摂取量が同じでも、小分けにした方が効果が高い、という研究結果がある。

高齢者が自宅で摂取するには、スポーツドリンクでなく、水や茶がよく、
塩分は、みそ汁などで補えば十分という。


          

          高齢者が注意したいポイント ・・京都新聞

湿度の影響も大きい。
毛穴を水分が覆ってしまい、体内に熱がこもりやすくなるためだ。

室温が低めの21度だったにもかかわらず、湿度が98%の環境下で、死亡した事例も報告されているという。
奥行きに細長い「うなぎの寝床」の京町家は、風通しが良く涼しいとされるが、
隣にマンションなどが建てられた場合は、風が遮られるためエアコンが要る。


熱中症は、重症度に応じて3段階に分類される。

初期段階では、足のけいれんや失神、頭痛、嘔吐(おうと)をもよおす。
重症化すると肝臓、腎臓などの臓器に障害が発生し、熱中症による死因の大半が、多臓器不全という。


檜垣氏は「湿度が高くなる梅雨前後の時期に、急激に増えてくる。
自宅では、温度計と湿度計を設置したり、
(熱中症への危険度を気温と湿度などから算出する)『暑さ指数』に気を付けてほしい」と話している。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
                  

私たち夫婦は雑木の多い小庭の中で、築後39年を迎える古ぼけた一軒屋に住み、ささやかに過ごしている。

私は午前中のひととき、殆ど毎日のように

自宅から3キロ範囲にある住宅街、遊歩道、小公園を歩き廻っている。

                     
私は幼年期に農家の児として育てられた為か、寒さには強く、暑さに何よりも苦手な身であり、
家内は寒さに弱いが、夏の暑さは30度ぐらいでは平然としている。
こうした風変わりな夫婦なので、困ったなぁ、と私は幾たびか溜息をしたりしてきた。

このような状況であり、家内はクーラーの冷風が苦手であり、
私はクーラーの冷風をこよなく愛するタイプであり、
毎年、夏の初め梅雨の時節は、我が家は『冷たい戦争』となってきた・・。
                 
家内からすれば、女の人は冷え症の方が多く、冷風は禁物なのよ、
と天上の神のような声に私には聴こえたので、
これ以来、私なりに多少耐えてきたのが実情となっている。

                  

私が若き40代の当時、サラリーマンで奮闘していた時、
休日の時、テレビで確か主婦連の女性が、
夏のクーラーは程々に倹約して27度を超えたら、体調を配慮してクーラーを、
このような発言をしていた。

我が家は古い温度計しかなかったので、
まもなく私は真夏日の日曜日に渋谷のデパートに出かけて、
西ドイツ(現在・ドイツ)製の堅牢な温度・湿度計を購入したりした。

               
                
我が家の居間にあるが、今回は特別に移動して記念写真とした。

そして、この後の暑い日になると、
『XXちゃん・・30度を超えているょ・・主婦連だって・・体調を配慮してクーラーを・・と言っていたよ』
と私は温度計を指して、家内が見た後、クーラーの冷風をセットするのが、
ここ20数年の我が家の習性となってきた。


年金生活の中、私は平素の買物を家内から依頼された品を求めて、
私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

この後、自宅の付近3キロ範囲にある遊歩道、小公園などを歩いたりしている。

熱い時節になると、ときには扇子を取りだして扇(あお)いだりしているが、
汗がひたたり落ちる・・。

                            

やむなくハンドタオルで顔などを拭いながら、できる限り樹の下にある歩道を歩いているが、
炎天下の道もあるので、高齢者の私でも気合いを入れて、冬の寒さを思い浮かべて、
足早に歩いているのが実情であった。

こうした中でも、34度前後を超えた場合は、やむなく利便性の良い路線バスに乗り、
バスの車内の冷気に甘えて帰宅することもある。

もとより高齢者の私が、熱中症で倒れて救急車、病院に入院するは、
世の中にご迷惑するので、私なりに自己防衛策としている。

そして帰宅後は、洗面所で顔を洗い、エアコンの冷気の中で、衣服を着替えたりしている。

この間、家内は平素の室内の掃除を終えて、
居間のエアコンの冷房を省エネの28度に設定している・・。
やがて居間、玄関の内部、洗面所、トイレ、台所など完全冷房となる。

そして私たち夫婦は、17畳ぐらいの居間で、午後の大半を過ごしている。

                  

こうした中、昼下がりのひととき、私は簡易ベットを敷いて、
横たわりながら本を読んだりし、ときには昼寝をしたりしている。

家内はソファーに座り、本を読んだりし、テレビを視聴したり、
日中のひととき、居間の片隅で夏掛けの布団にくるまり昼寝をしたりしている。

やがて夜の8時過ぎには、2階の寝室に冷房のセットをしたりしている。

このような我が家の夏の陣としているが、もとより熱中症で救急車のお世話になることは避けたく、
冷茶、アイスコーヒー、ときにはペットボトルの麦茶、ウーロン茶を飲んだりして、
私たち夫婦は熱い季節を過ごしたりしている。

こうした生活を残暑が残る秋のお彼岸の頃まで、過ごすが我が家の実態となっている。

                  

今回、記事を読みながら、多々教示された・・。
特に《・・湿度の影響で、毛穴を水分が覆ってしまい、体内に熱がこもりやすくなり、
室温が低めの21度だったにもかかわらず、湿度が98%の環境下で、死亡した・・》
動顛させられた。

或いは《・・熱中症の初期段階として、足のけいれんや失神、頭痛、嘔吐(おうと)・・》は、
もとより困苦するし、
まして《・・重症化すると、肝臓、腎臓などの臓器に障害が発生し、多臓器不全で亡くなる・・》
ことは余りにも、あわれで死痛である。

我ら高齢者は、今回の檜垣聡・総合診療科副部長の熱中症対策を学び、
明るくお互いに初秋を迎えたい、と改めて思いを深めたりしている。

コメント (2)
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