先程、何かと愛読しているネットの【 NIKKEI SYELE 】を見たりしている中、
『 注射で治す腰の椎間板ヘルニア 傷跡残らず日帰り可能 』
と題された見出しを見た。
私は若き40代の時に、突然にギックリ腰で、三度も救急車に乗車し、入院してきたことがあり、
この当時は、何かと腰痛で身も心も困苦した体験をしたりしてきた。
この当時の私は、ある会社の情報畑で、コンピュータを活用して、システムの開発、運営に従事して、
平日は15時間ぐらいの勤務は、当然のように感じながら、ときには徹夜勤務して奮戦していた時代であった・・。
こうした中、土曜日も休日出勤した翌日の日曜日、自宅の和室でゴロコロと横たわって休んでいた時、
家内から、掃除機を取って下さい、と言われた私は、
近くの押し入れの下段に収納している掃除機を、かがんで取ろうとした時、
まもなく腰に激痛を感じて、横たわったりした・・。
翌日の月曜日の早朝、相変わらず腰回りに痛み感じていた。
そしてタクシーで病院に行き、治療を受けて出勤しょうか、と思いながら、
二階の寝室の布団から這(は)うようにして、一階の居間の階段をまで這(は)いながら降り、
そしてトイレを終え、何とか洗面所で歯を磨こうとした時、激痛がはしり、くずれ、床に寝転んでしまった・・。
私は家内に声をかけ、
『みっともないけれど、救急車を呼んでくれないか・・』と私は言った。
やがて我が家に救急車が到着して、私はタンカーに乗せられ、生れた初めて救急車に乗車して、
病院に入ったりした。
まもなく入院直後、医師の人から、
『3日ぐらい容態を診ましょう・・』
などと私は言われ、私は多忙時期であったので、焦(あせ)った。
そして私は医師に、『早く・・職場に戻らないと・・痛くても緊急の処置をして下さい・・』
と私は懇願したりした。
結果的には、1泊2日の入院生活を生れて初めて体験した。
この一年過ぎた頃、やはり腰に激痛を感じて、身動きができず、やむえず救急車に、お世話になった。
この時は、私は治療を受けながら担当医師より、
『1週間前後、容態を診ましょう・・それから具体的に・・』
このような意味合いを、私は言われたりした。
やがて私は、看護婦長の姿を見つけて、
『早く・・職場に復帰しないと、会社に影響します・・
担当の先生に、短期決戦のような治療をお願いして欲しい・・』
と私はひたすら懇願したりした。
そして二回目の入院生活は3泊4日で卒業した。
この後、二年過ぎた頃、 やはり腰に激痛を感じて、身動きができず、やむなく救急車に、お世話になった。
さすがに3度目に病院に運ばれた時は、私は 観念し、
担当医師の指示に基づいて、28泊29日間の入院生活となった。
そして翌日から、病室のベットから何とか車椅子に乗り、公衆電話のある室に行き、
テレホンカードで会社に業務の連絡事項を、毎日のようにしたりした。
その後、数回、精密検査を受けた結果、
幸運にも手術で腰を切開することなく、治療薬と腰を懸垂することで、
やがて退院する寸前、特注なコルセットして、病院からお別れできたりした。
こうして私は酷い腰痛で救急車に三回も、お世話になったり、入院生活も三度も体験した。
やがて復帰して、半年過ぎた頃、腰痛を感じたりしたが、この当時は会社間の合併してまもない多忙時期で、
入院した病院に行けば、入院させられることを危惧して、
3週間ぐらい東洋医療のハリ治療に通院して、何とか痛みから解放されたりした。
この時、担当医師に腰痛の原因を訊(き)いても明解な回答も得ず、
ただ医師より、休みの日には、よく歩いて下さい、と助言を受けて、
これ以来、私は忠実に守り、自宅付近にある遊歩道、小公園を歩いたりしている。
このように私は、過ぎ去り40代は、何かと腰痛で身も心も困苦した体験をしてきたこともあり、
今回の記事《・・注射で治す腰の椎間板ヘルニア 傷跡残らず日帰り可能 ・・》、
真摯に学ぼうと思い、精読した・・。
この記事の原文は、『日経ヘルス』の2018年10月号に於いて、
ライターの井上俊明さんが寄稿され、この記事を再構成して、
関連のネットの【 NIKKEI SYELE 】に10月2日に配信され、
無断ながら記事を転載させて頂く。
これまでの消炎鎮痛剤やブロック麻酔で、痛みやしびれを取る方法や、
椎間板から押し出されて神経を圧迫している部分を切除する手術に次ぐ
治療法として注目されている。
「注射による治療は体への負担がとても小さく、医療費も安い」と、
この注射薬の治験にも加わった稲波脊椎・関節病院理事長・院長の稲波弘彦さんはこう評価する。
椎間板ヘルニアは、背骨と背骨の間にある“クッション”の役目を果たしている椎間板から、
その中にある髄核が、飛び出した状態を指す。
近くにある神経が圧迫され炎症を起こすと、痛みやしびれが表れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/12/142fdea3af7fd57398f6dd6aff9107b6.jpg)
注射薬「ヘルニコア」の有効成分コンドリアーゼは、
髄核内の保水成分であるたんぱく質の一種「プロテオグリカン」を分解する酵素。
髄核に適量を注射すると、水分による膨らみを和らげる特徴がある。
その結果、神経への圧迫も軽くなり、症状が改善する。
分解は一時的なもので、椎間板や椎骨の安定性への影響は、認められていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/9a/4c312e8eff32c4d1f58d5de53212c5a0.jpg)
(図版:三弓素青)
腰の椎間板ヘルニアの手術は、全身麻酔で行われ、
内視鏡を用いた場合でも2cm弱の傷が残り、数日の入院が必要だ。
だが、X線で確認しながら椎間板内にヘルニコアを注入する治療では、
皮膚を切開した跡は残らず、入院期間も1日程度で、場合によっては、日帰りも可能とされる。
163人の腰の椎間板ヘルニア患者を対象とした臨床試験では、
投与後13週後の最も脚や足先が痛いときのスコアが、
ヘルニコアを投与した群はプラセボ(偽薬)を投与した群に比べて、低くなるという結果が出た。
「体に傷をつけたくない、1日でも治療にかかる日数を減らしたい患者に、
選択肢を増やすことになるだろう」(稲波さん)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/27/af514fb2c4b6411c6e213cbf7ae4b61e.jpg)
写真:NIKKEI STYLE
ただし、アレルギー体質の人は、注射薬によってアナフィラキシーと呼ばれるショック症状を起こす可能性がある。
そのため、アレルギー検査や問診を受けなければならない。
ヘルニコアによる治療ができる医療機関の条件が定められているので、
日本脊椎脊髄病学会のホームページで確認しよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/26/d02c6cc2dbbcebd311b16054c56b046f.jpg)
写真:NIKKEI STYLE
現在は腰の椎間板ヘルニアのみだが、症例が積み上がり、
首や背中の椎間板ヘルニアにも広がっていくのではないかと期待されている。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c0/f447df0025ae04ac4eb97a845f797139.jpg)
今回の記事を読み終わった後、注射で治す腰の椎間板ヘルニアに関して、
《・・X線で確認しながら椎間板内にヘルニコアを注入する治療では、
皮膚を切開した跡は残らず、入院期間も1日程度で、場合によっては、日帰りも可能とされる。・・》
こうしたことに驚き、医学の多大な進歩だ、と喜んだりした。
過ぎし私が40代のなかば、28泊29日間を入院した中で、
会社の業務から離脱し、病院のベットで牽引などの回復をして、やがて窓辺から、
町の情景を見たりすると、私に関係なく、人々は何事もなく順調に動いていて、
私は社会から取り残されたように悲嘆した心情が、確かにあったりした。
そして私なりに人生観が変わったりした・・。
このような体験を私はしてきたので、悪化した腰痛の御方には、
切開した跡は残らず、入院期間も1日程度であり、朗報ですよねぇ、と私は喜んだりした。