夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

「酢納豆」の効力、遅ればせながら高齢者の私は初めて学び、やがて微笑みを重ねて・・。

2018-10-30 09:32:42 | ささやかな古稀からの思い

昨夜、ときおり愛読しているネットの【 NEWSポストセブン 】を見たりした中で、
『 「酢納豆」を食す三浦雄一郎氏 84歳で身体測定は20代の数値 』
と題された見出しを見てしまった。

私は東京の調布市の片隅みに住む年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。

私の平素の朝食に関しては、私は幼年期に農家の児として育ったので、齢ばかり重ねた今でも、
ご飯と汁、おかずと香の物で成り立っていた庶民の一汁三菜(いちじゅうさんさい)の真似事をしている。

こうした中、原則として前菜は、タマネギをスライスし、生ワカメとあえて、そしてミッカンぽん酢とお醤油をかけて、
大きな皿に盛大に食べたりしている。

やがて十六穀米の入った白米のご飯を半合ばかり盛ったお茶碗、殆どはインスタントのワカメの味噌汁、
納豆、コブの佃煮、シラス干し、福神漬けを必須として、
これ以外はカブの醤油漬け、カブの葉の塩漬け、焼きノリなどを
加える時もある。
そしてシャケの瓶づめ、或いはサバ缶のミソ煮で頂くことが多い。

このような中で、納豆を頂く時、刻(きざ)んだ長ねぎを少しだけ掛け上に、
醤油(しょうゆ)だけを少し垂(た)らして必ず頂いているが、
「酢納豆」・・って未知の世界であり、どのようなことですか・・と思いながら記事を精読してしまった・・。

この記事の原文は、『女性セブン』の2017年9月14日号に掲載された記事のひとつであり、
関連のネット【 介護ポストセブン 】に2017年9月7日に配信されていて、
無断であるが転載させて頂く。

              

《・・「酢納豆」を食す三浦雄一郎氏 84歳で身体測定は20代の数値中

納豆の市場規模はここ3年、右肩上がりで増え続け、昨年は過去最高の2140億円を記録した。
今や国民食の筆頭ともいえる納豆。

これまでに健康食としても、何度もブームを巻き起こしてきたが、
最近その納豆に「神の一手」を加えると、さらにおいしく、しかも健康になれると話題になっている。

その一手とは、「お酢」だ。

NHK『ガッテン!』で、納豆1パックに醤油(しょうゆ)ではなく、
お酢ひとさじを足す食べ方が「納豆の新ワザ」として紹介され、以来、人気が広がっているのだ。

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うまくてスゴい効能の『酢納豆』


☆酢を加えると納豆の臭みがおさえられ食べやすくなる

「最初は“納豆にお酢? すごい臭(にお)いになりそう”と思ったけど、
実際にお酢を加えてみると、逆に納豆の臭みがおさえられて、すごく食べやすかった。

混ぜると泡立ってフワフワした食感になり、味もまろやか。
病みつきになって、1日1回は食べてます。
なんだか最近、お通じもいい気がするんです」(40代女性)

この「酢納豆」のすごさは、“手軽でおいしい”だけでなく、さまざまな効能が期待できることにある


☆「酢納豆」を20年以上食べ続けてきた三浦雄一郎氏

2013年、80歳にして3度目のエベレスト登頂を果たしたプロスキーヤーで
冒険家の三浦雄一郎さん(84歳)の健康の秘訣も、酢納豆だ。
20年以上前から食べ続けてきたという。

三浦雄一郎さんが語る。
「53歳で一度現役を引退したんですが、
その際、糖尿病や高血圧など生活習慣病を相次いで発症してしまったんです。
トレーニングをしないのに、食べる量や質を変えなかったことが原因です。

ついには入院治療する一歩手前の状態になり、食生活を改善しようと食べ始めたのが、
もともと好きだった納豆でした。

ただ、血圧を考えると、塩分は控えなければならない。
そこで、醤油(しょうゆ)の代わりに、酢をかけて食べることにしたのです。

酢納豆を食べ始めてから、体の調子もよくなりました。
とくにこの20年は体力の衰えを感じず、体感としては65歳のままですよ(笑い)」

他にも女優の藤原紀香(46歳)やフリーアナウンサーの福澤朗(53歳)、
元バレーボール日本代表でスポーツキャスターの大林素子(50歳)など、各界で酢納豆を実践する人が増えている。


☆「酢納豆」の作り方は簡単!

酢納豆の作り方は、極めて簡単。
納豆に小さじ1杯ほどのお酢を垂らし、よくかき混ぜる。

お酢の量は、好みによって調節してもよい。
多く入れすぎると、粘り気がなくなるので注意。

お酢を足すと、納豆独特のにおいが和らぎ、苦手な人でもおいしく食べられる。

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納豆に小さじ1杯ほどのお酢を垂らす。お酢の量は、好みによって調節してもよい。多く入れすぎると、粘り気がなくなるので注意

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よくかき混ぜる。お酢を足すと、納豆独特のにおいが和らぎ、苦手な人でもおいしく食べられる


☆三浦雄一郎氏の筋肉量、骨密度は20代の数値

三浦雄一郎さんは、「ありがたいことに、身体測定では筋肉量・骨密度ともに20代の数値。
サッカーのJリーガー並みだと言われます」と話す。

84歳になった今も、来年のヒマラヤ登山に向けて、
毎日2kgの靴を履き、背中に15kgの重りを入れたリュックを背負って歩くトレーニングを続けている。

この“驚異の骨密度”を日本薬科大学学長の丁宗鐵先生はこう解説する。
「酢納豆には、骨を丈夫にする成分がたくさん含まれています。
まず納豆には、カルシウムやたんぱく質、ビタミンK、大豆イソフラボンなど、
骨をつくる材料となる栄養素が豊富です。

そして、酢には、カルシウムの吸収を促進する作用があるので、相乗効果で骨が強くなる。
丈夫な骨を持っていれば、骨粗しょう症などの病気も遠ざけてくれます」


☆「酢納豆」には、血糖値、血圧を下げる作用も期待

女性は、男性以上に骨粗鬆症になりやすい。
とくに50代からは患者数が増え始め、80代では60%が、骨粗しょう症になっているというデータもあるほど。

管理栄養士の磯村優貴恵さんもこう語る。
「女性の場合、妊娠や出産、授乳などによってホルモンバランスの変化が大きく、
カルシウムが減りやすい状況が、男性に比べて多くあります。
骨が丈夫だと姿勢もきれいになりますし、女性にこそ酢納豆を食べてほしいですね」

また、三浦雄一郎さんは酢納豆を食べてから、血圧がぐんと下がったそう。
「現在の血圧は、上(収縮期)が140mmHgで、下(拡張期)は80mmHg。
もともとは上が190mmHgで下が120mmHgとかなり高かったので、
今はだいぶ基準値に近づいてきました」

酢納豆が血圧を下げるメカニズムを、前出の丁先生が解説する。
「酢の主成分であるクエン酸や酢酸には、
血圧を上昇させる『レニン・アンジオテンシン系』というホルモンの調整機構を抑制する働きがあります。

また、納豆に含まれるカルシウムは、骨を強くするだけでなく、
高血圧が引き起こす動脈硬化を防ぐことができる。
ナットウキナーゼには血栓を溶かす作用があるので、血流もよくなり、血圧が下がるのです」

さらに酢納豆には、血糖値を下げる効果も期待できる。
納豆に入っているレシチンが血糖値を下げる働きをするのに加え、
お酢にも血糖値の上昇を抑える成分が含まれているのだ。

酢納豆は、目にもいい影響を与える。

松原眼科クリニックの松原令先生が言う。
「視力が下がる原因のひとつである網膜静脈閉塞症は、網膜の血管の詰まりによって起こる。
また高齢者に多い緑内障も血流が悪くなれば進行が早くなります」

酢納豆には、血栓を溶かしたり、血流をよくする効果があるため、
これらの病気の改善に繋がる。

「ぼくは新聞の字も、めがねなしで読めますよ。
これも酢納豆のおかげかもしれません」(三浦雄一郎さん)・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
              

記事を読み終わった後、遅ればせながら「酢納豆」の効力を学び、
体力の衰えを実感している私でも、健康上の問題で日常生活が制限されずに行動できる健康寿命の維持には、
欠かせない大切な食べ物だ、と微笑んだりした。

私は14年前、年金生活を始めた頃、いつものように納豆に醤油(しょうゆ)を多めにかけていたら、
『健康で70歳を迎えたかったら・・お醤油(しょうゆ)掛け過ぎょ・・』
と家内から私は叱咤されたりした。

これ以来、私は納豆を頂く時、醤油(しょうゆ)を少し垂(た)らして、愛食している。

今回、「酢納豆」初めて学び、これだったら塩分も気にせずに、
多彩な効力を学び、何かと単細胞の私は、「酢納豆」を愛食して、
秘かに目標としている80歳まで健康でいられるかしら、と微笑んだりしている。

コメント (2)
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