夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

菓子やカップ麺 原材料高騰で「値上げ」も、将来の“値下げ”が期待薄な理由、私は学び、微苦笑して・・。

2023-01-29 15:43:08 | 喜寿の頃からの思い
先程、ヤフージャパンから配信された記事を見ている中、
 『 菓子やカップ麺 

     原材料高騰で「値上げ」も、将来の“値下げ”が期待薄なワケ、 』、
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市に住む年金生活の78歳の身であるが、
私より5歳若い家内と共に、雑木の多い小庭の中で、
古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。

こうした中、我が家の平素の買い物に関して、年金生活を始めた当初より、
私は自主宣言をして、家内から依頼された品を求めて、
殆ど毎日のようにスーパー、専門店に独りで行っている買物メール老ボーイとなっている。




私はある民間会社に35年近く奮戦して2004年〈平成16年〉の秋に定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたりした・・。


そして定年前のサラリーマン時代の私は、数多くの人たちと同様に多忙で、
家内は我が家の専守防衛長官のような専業主婦であり、日常の洗濯、買い物、料理、掃除などで、
家内なりの日常ペースがあり、この合間に趣味などのささやかな時間で過ごしてきた。

そして定年後の年金生活を始めた私としては、このペースを崩すのは天敵と確信し、
平素の買物専任者を自主宣言したりした。

          

平素は、朝食後に家内は、いつものように新聞に添付されているスーパーのチラシを見た後、
赤のサインペンで丸印を付けたりする・・。

やがて私は手渡されて、赤丸が付いたのが本日の買物の対象品であり、
そして私が店内で魅せられた品を追加するのが、我が家の鉄則となっている。

このような年金生活をしている私は、
スーパー、コンビニ、専門店のドラック・ストアー、そして本屋に立ち寄って買い求めたりしている。


しかしながら特にここ数カ月、私はスーパーのレジで精算する時、
思ったより支払額が高く、テレビのニュースで報じられた値上げラッシュ、
実感させられたりした・・。




このような心情を秘めてきた私は、
今回の《・・原材料高騰で「値上げ」も、将来の“値下げ”が期待薄なワケ・・》、

こっそりと学びたく、記事を読んでしまった。

この記事は、ときおり愛読している【オトナンサー】に於いて、
1月29日に配信され、無断であるが記事を転載させて頂く。


《・・ 一度「値上げ」すると、「値下げ」するのは難しい?

菓子やカップ麺のように、原材料高騰による値上げが相次いでいます。

「企業努力の限界」という企業側の主張も理解できますが、
原材料の価格が下がっても、値上げした菓子やカップ麺などが、
値下げされなかったことが多いように思います。

値上げした商品は、原材料の価格が下がっても、
値下げを期待できないのでしょうか。

経営コンサルタントの大庭真一郎さんに聞きました。 



☆「再値上げ」反発が怖い

Q.原材料高騰で値上げした商品が、
 原材料の価格が下がっても値下げされないことが多いように思います。 
 実際、値下げされないことが多いのでしょうか。 


経営コンサルタントの大庭真一郎さん
  「値下げされないことが多いです。
  製造や販売に伴うコストが大幅に減少し、
  その後も長期的にコストが安定することが見込めるなど、
  構造的な変化を伴わなければ、原材料の価格が下がっても、
  値下げされないのが一般的です」 



Q.原材料高騰で値上げした商品が、
 原材料の価格が下がっても値下げされないのは、なぜでしょうか。

経営コンサルタントの大庭真一郎さん
  「1つ目の理由は、再度の原材料コストの高騰が想定されるからです。
  原材料コストは、天候や生産国の政治情勢、
  為替などの外部環境要因に左右されやすいです。

  これらの要因は、良くなったり悪くなったりと変化を繰り返すので、
  再度、悪くなったときのことを考え、
  原材料の価格が下がっても商品の販売価格を据え置くケースがあります。

  2つ目は、値上げした価格が消費者に受け入れられているからです。
  値上げを行った後に販売量の減少が見られない場合(あったとしても微量な場合)、
  値下げを行うことは企業の利益を減少させることにつながるため、
  原材料の価格が下がっても商品の販売価格を据え置くケースがあります。

  3つ目は、原材料以外のコストが高騰しているからです。
  原材料コストが下がったとしても、人件費など他のコストが高騰している場合、
  値下げをしてしまうと必要な利益が得られなくなるため、
  原材料の価格が下がっても商品の販売価格を据え置くケースがあります」



 Q.商品の価格が、頻繁に変わることを避けたいことも、
 企業が値下げしない原因でしょうか。

経営コンサルタントの大庭真一郎さん
   「例えば、ホテルの宿泊料金やテーマパークの入園料などは、
  繁忙期には通常よりも価格が高くなることが多く、
  需要量に応じて価格を変動させる『ダイナミックプライシング』が
  消費者に受け入れられています。 

  一方、生活必需品など消費財の価格の場合、
  短期間で価格を変動させる対応は、消費者に悪い印象を与えることが多いです。

  また、一度値下げした商品を再び値上げすることは、
  最初に値上げをした時以上に、消費者から反発を買う可能性が高いです。
   こうしたことが、原材料の価格が下がっても、
  値下げされにくい要因となっています」



 Q.消費者は、原材料高騰で一度値上げした商品は、
 よほどのことがない限り、値下げを期待できないのでしょうか。

経営コンサルタントの大庭真一郎さん
   「価格を下げることは、製造や販売を行う事業者の元に残る
  利益を減らしてしまうことにつながります。

  加えて、前述したように、値下げをした後の再度の値上げは、
  消費者からの反発を買うことが多く、実行へのハードルが高くなります。

  すなわち、値下げを行うことは、
  製造や販売を行う事業者にとってのリスクにつながることなので、
  消費者は一度値上がりしたら、値下げにより以前の価格に戻ることは、
  難しいと認識することが適切と考えます」
                  オトナンサー編集部 ・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



今回、一度「値上げ」すると、「値下げ」するのは難しい理由、
経営コンサルタントの大庭真一郎さんにより、
具体的な理由を学び、私は微苦笑を重ねたりした。

たとえば消費税は、現在は10%であるが、
たとえば経済が活性化して、消費税を8%に下げた後、
やがて税不足の迎えた時、この後に10%に戻す時は、
政府に対して評価は悪化する・・。

このようなことを私は妄想して、微苦笑したりしている。

コメント
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