goo blog サービス終了のお知らせ 

夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

月刊総合誌の『文藝春秋』を愛読して、早や53年かしら、微笑み・・。

2023-02-11 13:46:57 | 喜寿の頃からの思い
私は東京の調布市に住む78歳の年金生活の身で、
5歳若い家内と共に、古ぼけた戸建てに住み、ささやかに過ごしている。


こうした中、昨日の朝は、今年初めて雪が舞っていたが、
午前中のひととき、買物をした帰路、
コンビニに寄り、10日発売の月刊総合誌の『文藝春秋』を買い求めて、
帰宅した。

この後、ブログの投稿文を書き上げて、送信した後、
庭先に初雪の舞い降り情景も良いが、
やはり『文藝春秋』を読みたくて、寝室のベットの布団にもぐりながら、読み始めた・・。




私は月刊総合雑誌の『文藝春秋』を購読を始めたのは、
確か1970年《昭和45年》の4月号からであった。

これ以前、東京オリンピックが開催された1964年《昭和39年》、

私は映画の脚本家になりたくて、大学2年で中退し、
アルバイトをしながら養成所に入り、映画青年の真似事をした後、
契約社員をしながら文学青年の真似事をしたりしたが、

あえなく敗退した・・。

この後、やむなくサラリーマンに転身するため、
あえて苦手な理数系のコンピュータの専門学校に一年通い、
困苦することも多かったが、卒業したりした。

そして1970年《昭和45年》の春の少し前に、
この当時としては大手の音響・映像のメーカーに、
何とか中途入社ができる内定を知ったりした・・。

この当時の私は、映画・文学の世界は少し判っていたが、
漠然としながらも一般社会の常識のことなどが、欠落していた点も判り、
遅ればせながら社会人として恥ずかしく感じ、これ以来、私は購読している。


                                                                

月刊総合誌の『文藝春秋』は、もとより文化をはじめ、社会、経済、政治、外交、軍事の難題、
或いはスポーツ、芸能まで、それぞれの専門分野で活躍されている

御方の多彩な寄稿文などが掲載されている。

そして私は、社会人として多々教示されながら、
大人の知的デパートだよなぁ・・と思いながら、

購読して早や53年となっている。



現役サラリーマン生活をしている間は、数多くのサラリーマンと同様に多忙な生活となり、
特に水上 勉、庄野潤三、城山三郎、松本清張、山口 瞳、向田邦子、宮脇俊三、倉本 聡、浅田次郎の各氏の
小説・随筆、シナリオを読むことが多かった。

そして2004年《平成16年》の秋に35年近く勤務し定年退職した後、

多々の理由で年金生活を始めた。

こうした中で、単行本、新書本、文庫本の書籍に於いては、
特に塩野七生、阿川弘之、佐野眞一、藤原正彦、嵐山光三郎、曽野綾子、三浦朱門、
高峰秀子、松山善三、櫻井よしこ、徳岡孝夫、中西輝政の各氏の作品を中核に購読している・・。

こうした中で、雑誌の月刊総合誌としては、『文藝春秋』は53年購読し、
毎月秘かに逢える心の友のひとりとなっている。

そして月刊総合雑誌の『中央公論』、『新潮45』《4年前の頃、廃刊》は、
特集に魅せられた時は、購読したりしている。




余談であるが、私は定年後の年金生活18年は過ぎている中で、

何かと読書は好きであるが、
小説を読むことは激減して、随筆、ノンフェクション、近現代史を読むことが圧倒的に多い、
と微苦笑したりしているのが、実情となっている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする