こうした中で、現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。
このように7時間前後、私は睡眠しているが、
現役サラリーマン時代は、多くの諸兄と同様に、
睡眠を削り奮闘することが多かったので、年金生活の今、安楽に長く、寝付いている・・。
このように享受しているが、寝る前に、湯飲み茶わん一杯の煎茶を飲み、
我が身の脱水防止を習性としてきた・・。
しかしながら、昨年の12月の寒さが増す時節になると、
恥ずかしながら、夜中の3時前後、オシッコで目覚めてしまい、戸惑いながら、
やむなくトイレに行ったりしているのが、実態となっている。
このような私は、布団に9時間を安楽しているが、、
今回《・・「布団に8時間以上いる人は・・死亡リスクが高い」・・》、
何かと気弱な私は、どうしてですか、と思いながら、記事を読んでしまった。
無断であるが記事の大半を転載させて頂く。
《・・
健康長寿の秘訣は、睡眠時間の長さだけではない・・・。
国内最高峰の研究所、国立精神・神経医療研究センターで、
睡眠・覚醒障害研究部室長を務める吉池卓也氏が明かした、
適切な睡眠の取り方とは?
【画像】睡眠中の脳波などを計測する検査室 ◆◆◆
☆「7時間も寝たのに、体が休まった気がしない」
朝起きて、「昨晩は7時間も寝たのに、体が休まった気がしない」
と感じることがあります。
これを睡眠研究の世界では、「睡眠休養感がない」と表現します。
最近の研究で、健康状態と睡眠休養感が大きく関係していることがわかってきました。
また不思議なことに、長時間寝ても、睡眠休養感が上がるわけでもないのです。
ただし、自分が本当に何時間寝たのか、正確に答えられる人は、実は少ないものです。
「11時に寝て、朝6時に起きたから、7時間寝ました」と答えられても、
それは「11時に布団に入って、6時に床から出た」ということ。
寝付くまで、多少は時間がかかりますし、
本人が気づかないだけで、夜中に眠りから覚めることもあります。
「寝床にいる時間」(床上〔しょうじょう〕時間)=「睡眠時間」ではない、
と理解してください。
前述した通り、睡眠時間は年齢とともに短くなりますが、
55歳くらいから、床上時間が延びていくことがわかっています。
歳をとるほど、実際に眠れる時間よりも、長く寝ようとしているわけです。
☆床上時間8時間以上の人は、死亡リスクが高まる
ところが、シニア世代で床上時間が8時間以上の人は、
死亡リスク(総死亡率)が高まることが、私たちの研究で明らかになったのです。
私が所属する国立精神・神経医療研究センターで、
睡眠の質と量が、寿命と健康にどのように関係しているのか、
約6000人(40歳以上)を平均11年間、追跡調査したデータをもとに分析しました
(結果は、2022年1月にイギリスの科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』で発表)。
着目したのは、実際の睡眠時間、床上時間、睡眠休養感の関係です。
実際の睡眠時間と床上時間を明確に区別するために、
携帯型脳波計を使って、脳波を測定しました。
本当に眠っているのか、横になっているだけなのか、その違いは脳波で区別できます。
加えて、参加者には朝目覚めた時に、睡眠休養感を5段階で申告してもらいました。
起床直後に回答してもらうことで、さまざまなバイアスを避けることができるからです。
☆床上時間が長いのに睡眠休養感がないと死亡リスク増
この調査の結果、わかったのは、シニア世代は、
睡眠時間が短くても、死亡リスクは高まらないが、
床上時間が長いのに、睡眠休養感がないと、死亡リスクが増すということです。
「床上時間が7〜8時間で、睡眠休養感あり」の人を基準にすると、
「床上時間が8時間以上で、睡眠休養感なし」の人は、1.57倍も死亡リスクが高まります。
しかし、「床上時間が8時間以上」でも「睡眠休養感あり」だと、
死亡リスクは、1.14倍に抑えられました。
では、働き盛り世代では、どうでしょうか。
「睡眠時間が5.5〜7時間で、睡眠休養感あり」の人を基準にすると、
「睡眠時間が5.5時間未満」の人では、死亡リスクが明らかに高まっていました。
そのうち「睡眠休養感あり」の人で1.34倍、
「睡眠休養感なし」の人は、1.54倍にも死亡リスクが跳ね上がっていました。
(略)
(構成 石井謙一郎)
※本記事の全文は「文藝春秋 電子版」に掲載されています(「 睡眠休養感を高める 」)。
全文では、シニア世代の平均的な睡眠時間、体内時計の加齢による変化、睡眠休養感の重要性、
良い睡眠のために避けるべき三大物質、
布団の中でしてはいけないことなどについて、詳細に語られています。 ・・》
注)記事の原文に、あえて改行など多くした。
今回、記事より学んだことは、シニア世代は、
睡眠時間が短くても、死亡リスクは高まらないが、
床上時間が長いのに、睡眠休養感がないと、死亡リスクが増す、
と学び、やがて私は微苦笑してしまった・・。
私は、ベットの布団にもぐるのは、
夜の10時過ぎであり、本を読みながら、やがて寝付いて、
目覚めるのは、朝の7時前後が多くなっている。
この間、床上時間は9時間であるが、この間に読書が2時間前後、
老化の為に深夜にオシッコでトイレに一度、
これ以外は睡眠休養感と称せられる熟睡時間・・である。
私としたら、いつの日にか、あの世に旅立つ日まで、
このペースで過ごせることが出来たら、倖せだよねぇ・・と微苦笑している。